シルヴァリオシリーズ短編集   作:ライアン

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                        ヘ(^o^)ヘ いいぜ
                         |∧  
                    /  
                 (^o^)/ てめえがクリスマス前だから
                /(  ) クリスマスネタが来ると思っているなら
       (^o^) 三  / / >
 \     (\\ 三
 (/o^)  < \ 三 
 ( /
 / く  俺はバレンタインネタを投稿して
       その幻想をぶち殺す



クリスマスネタはナギサ・奏・アマツ・サンタ・リリィとサンタハイペリオン仮面だとか
ヘリオスサンタとケルベロストナカイとかいう一発ネタしか浮かばなかったため、バレンタインネタになります。


乙女にとっての勝負、男にとっての審判の日(前)

 バレンタインデー。それは旧西暦において当時戦地に赴く兵士の結婚式が禁じられているローマ帝国において結婚式を執り行ったため死刑となった聖バレンティヌス司祭にちなんだ恋人たちの祝祭。大和においては女性が気になる異性にチョコレートを渡してその想いを伝える日とされており、新西暦においてもその文化は受け継がれる事となった。そして、そんな乙女にとっての決戦の日がここアドラーでも刻一刻と近づいていた……

 

 

「ねぇレインちゃん、レインちゃんはアッシュ君にはどういうチョコを贈るつもりなの?」

 

 ニヤケ顔でアリス・L・ミラーは己が妹へと問いかける

 

「ど、どうって普通に手作りのを渡すつもりだけど……と、というか何で私があいつにさも特別なチョコを贈る事前提なのさ!あ、あくまで義理!幼馴染で長い付き合いだから義理としてであって!!!」

 

 そんなアリスの問いにレインも顔を赤くして答えた後に、急に取り繕うように慌てて言い訳を行なう。もはや彼女がアシュレイ・ホライゾンのことが好きなのは地球は回っているみたいな当たり前の周知の事実のため無駄な努力以外の何者でもないのだが。

 

「はいはい、義理としてうちの子達には何か5円チョコみたいなちっちゃな切れ端みたいなものだけど、アッシュ君には特別サイズの気合はいりまくりのチョコを贈るつもりなのよね~~」

 

「う、うぐぅ………」

 

 レインは毎年交流のあった暁の海洋の団員たちにも一応チョコを贈っている。はっきりとわかるように切れ端のようなちっちゃなものではあるのだが。一方のアッシュにはそれはもうはっきりと本命とわかる特別サイズで綺麗にラッピングと面と向かってはいえないような事を綴ったメッセージカードが送られる。それはもう明らかに本命だとわかる様子で。

 屋敷時代彼女の父親は娘からの心の篭ったチョコレートと日頃の感謝が綴られたプレゼントに喜びの涙を流した後、明らかに自分よりも気合の入ったチョコレートをはにかみながらアシュレイ・ホライゾンへと渡す娘の姿に哀しみの涙を流したものであった。

 

「でもそうね~私もアッシュ君は中々の好みだし~ちょっと色をつけちゃおうかな。ホワイトデーのお礼はもちろんホワイトデーなだけに彼の白くて濃いので」

 

「ね・え・さ・ん」

 

「もうやだな~レインちゃんったら。そんなに怒らないでよ。ちょっとした冗談じゃない。可愛い義妹がぞっこんんな相手を寝取るような事はしないわよ」

 

 テヘペロと舌を出しながらおどけた後に一転アリスはニヤリとした笑みを浮かべて

 

「でも、ただの幼馴染(・・・・・・)だって言うなら別に遠慮する義理はないわよね~。だってただの幼馴染なんだもん。私がアッシュ君を篭絡したってそれは寝取りじゃないでしょ~」

 

「そ、それは……」

 

「ですね~アッシュさんは何せ三国公認の外交官。婚活女子にとっては垂涎のターゲット。それを狙いにかかるのは当然の事ですし」

 

「イケメン、優しい、高収入。おお、なんという優良物件!」

 

「う、うう……」

 

 アッシュを取られるのではないかという心配、それによってレインは慌てる。実際のところ彼女がアッシュにぞっこんなように彼は彼の方でレインにとことんぞっこんなのでそんな心配など杞憂というべきものだが、それでも不安になるのが乙女心というものだろうか。

 

「ただの幼馴染じゃないです……私の一番大好きな人です……だから……とっちゃやだ」

 

 真っ赤に顔を染めて俯むきながらポツリと呟かれた己が義妹のその言葉にアリスは

 

「はい。良く出来ました~可愛い義妹が勇気を出してそこまで言うからにはこのアリスちゃんも野暮はしないでおきましょう」

 

「毎年思っていることだけど勿体無いよね~レインちゃんは。バレンタインデーなんてちょこっとグレード上げて「もしかしてこの娘は俺の事が……」なんて思わせれば後で3倍以上になって返ってくるボーナスタイムなのに本命一直線って感じでさ」

 

「笑顔など所詮はプライスレス。サービスでつけてもいくらでも懐は痛みません。レインさんはパッと見クールなタイプに見えますから、特に勘違いさせる効果は十分でしょう」

 

「男の子って馬鹿で単純だからね~特に狙うべきは色々と見栄っ張りで羽振りの良いタイプよね~グレイ君みたいな」

 

「ええ、グレイ様は近年まれに見る最高のカモ……もとい羽振りの良い殿方でした」

 

「にししし、ちょこっと煽ててその気にさせれば財布毎!いや~あそこまでボロい相手……もとい気前の良い人は初めてだったなぁ」

 

 悪魔は皆優しいのだ、そんな事を言ったのは誰だっただろうか。そこには男を翻弄する3体の小悪魔がいた。そんな三人に引きつった笑みを浮かべながらレインは

 

「勘違い……してもらったら困るよ。だって私が好きなのはアッシュだけなんだもん。アッシュに勘違いされたら

……嫌だもん」

 

 そう俯いて顔を赤く染めながらポツリと呟く。数分前にアッシュの事なんてただの幼馴染だと言った事をこの娘は覚えているのだろうか。覚えていないのかもしれない

 

「おおう……これはまたずいぶんと破壊力が……」

 

「ま、まるでこれでは我々の方こそが邪悪なのだと錯覚させられるかのような純真さですね……」

 

 錯覚ではなく真実邪悪である。

 

「なるほど~これが特別外交官なんて高給取りを射止める秘訣なんだね!!!」

 

 無欲の勝利を謳う逸話や御伽噺の例は多い。創作等でも王族や貴族といった貴種の少女が、そういったことを気にしないで接してきてくれた少年になどというケースは多い。社会的なステータスの高い人間ほどそういった色眼鏡で見られる事に辟易としているものだからである。

 ナギサ・奏・アマツが好きになったのは彼が三国公認の特別外交官などというエリートだったからではない、彼がアシュレイ・ホライゾンだったからなのだ。それはアッシュの方にしても同様であろう。金や地位目当てで近づいてくるような人間などに、それを持っている人間は振り向かない。自分自身を見て欲しいという欲求、それは古今東西変わる事のない人間の本能的な願いだろう。

 

「う~んでもでも、毎年手作りのチョコってのも味気ないと想わない?」

 

「ですね。マンネリ化は倦怠期へと繋がりかねないものです。たまにはサプライズにもよろしいかと」

 

「うんうん、こう身体にチョコを塗りたくって「これが今年のチョコレートだよ。優しく食・べ・て・ね」と言うとか」

 

 ノリノリな様子で三体の小悪魔はそんな事を言うが……

 

「……三人とも、それチトセさんと同じ発想だよ」

 

「「「ぐふっ」」」

 

 アドラーの誇る無敵ゴリラ。おそらくは誕生前に恋愛面の機微とかに向ける分を全て戦闘力とかにつぎ込んだと推測されるアマツの生んだゴリラオブゴリラ、人として生まれてしまったゴリラ。おっぱいのついているイケメン、等と称(?)される女傑と同レベルだといわれた屈辱に三人はその場に突っ伏す。 

 ただし、これは行なったのがチトセだったために恥じらいなど脱ぎ捨てたその様子で見えている地雷もとい追尾式のミサイルにしか見えなかったが、この色々とあざとい少女が恥らいながら行なった日にはかなり効果的だろう。アッシュの股間のセイファートもハイペリオンである。

 

「心を込めた手作りのチョコ……やっぱりそれが一番かなって。……アヤやミステルに負けないように練習しないと行けないけど」

 

 家事万能なアヤ・キリガクレと孤児院の子ども達相手でいつの間にかすっかり菓子作りが得意となったミステル・バレンタインその二人に負けないようにとナギサ・奏・アマツは本番に向けて練習を決意する。

 

(そ、それともしもの時に備えてやっぱり下着も普段よりは気合入れて……って何を考えているんだ私はぁ!)

 

 「チョコも良いけど俺にはもっと食べたいものがあるんだ」そんな風に笑みを浮かべながら積極的な様子で迫ってくる愛しい青年の姿を妄想してナギサは必死にその妄想を振り切るべくブンブンと頭を振る。これではまるで自分が期待してしまっているかのようではないか、自分はそんないやらしくなどはないのだと言い聞かせながら雑念を追いやりチョコ作りの練習へと赴く。

 

(で、でも身だしなみとして、そう身だしなみとして着ておこう。……アッシュにがっかりされたくないし)

 

「ど、同レベル……あのアドラーの誇る無敵ゴリラと私が同レベル……」

 

 気合を入れるナギサを他所にいつになくショックを受けた様子でアリス・L・ミラーはその場にしばらく突っ伏していた。

 

 

 

 

「え?こ、告白?」

 

「はい、ミリィ様もせっかくの機会ですのでゼファー様にその想いを告げるというのは如何でしょうか?」

 

 バレンタインデーを控えてチョコ作りの練習に一緒に励んでいる中でミリアルテ・ブランシェへとアヤ・キリガクレはそんな風に提案していた。

 

「で、でも……」

 

「断られたらどうしようか、告白する事で今の関係が壊れてしまったらどうしようか……とその思いは理解できますとも、ええ」

 

 なまじ今の関係が心地良いからそれに甘んじていたいという気持ち、それはアヤ自身にもいたいほど理解できる。自分達四人もそんな関係だったのだろうか。

 

「ですが、ミリィ様はそれで本当によろしいのですか?チトセ様やヴェンデッタ様と結ばれたとしてもミリィ様だったら痛みを感じながらもきっと祝福できると思ってはいます」

 

 ミリアルテ・ブランシェは大切な人の幸せを自分の事のように喜ぶ優しい少女だから。

 

「ですが、その時になってあの時告白していればあるいは今隣にいたのは自分だったかもしれないという後悔、そんな想いをミリィ様に抱いて欲しくないとも私は思って居るのです」

 

 今は色々と空回りしているがチトセ・朧・アマツのゼファー・コールレインの抱いている愛は紛れもない真実である。どこかでその空回りが解消されればゼファーとて満更ではなくなる可能性はある。加えてチトセ以外にも、もう一人強力なライバルがミリィにはいるのだ。だからこそと、アヤ・キリガクレは大切な友人の背中をそっと押す。

 もちろんそういった想いを秘めて兄妹のような関係のままで終わる、それもそれで一つの選択肢だろう。だがどちらにするにせよ、それは流されるのではなく自らの意志で選んで欲しいと、アヤはそう願うのだ。そんな友人からの言葉を受けてミリィは静かな決意を瞳に宿らせて……

 

「うん、そうだね。アヤちゃんの言うとおりだよ、私バレンタインの日に兄さんに告白してみる!」

 

「心より応援させてもらいます。私もミリィ様に負けぬように、アッシュ様にこの想いを伝えますので」

 

 そういって二人の少女は互いに頑張ろうと笑顔で言い合うのであった……

 

 

 

「何故だ、何故こうも悉く失敗に終わるのだ」

 

 チトセ・朧・アマツは憮然とした表情でそう呟く。色々と自分の気持ちに言い訳したために一度手酷い失敗をした。だからこそ、もうそんな失敗は繰り返さないようにしようと素直になる事を決めた。だからこそ一切想いを隠す事無くとことん真っ向勝負でこの思いを伝えてきた。されど何故か想い人はそれに対して逃げるばかり。それ故にならば方法を変えてみるかとばかりに、色々とあざとい親戚を参考にして迫っても見たがそれも失敗に終わってしまった。一体何が悪いのかと若干チトセは途方に暮れる。

 

「やはりお姉さまはお姉さまらしくするのが一番ではないでしょうか?」

 

 そんな悩める主が見ていられなくてサヤ・キリガクレは思わずと言った様子で呟やいていた

 

「む、どういう事だサヤ」

 

 溺れるものは藁をも掴む、まさにそんな心境でチトセ・朧・アマツは己が副官の言葉に食いついていた。

 

「ナギサ様にはナギサ様の、そしてお姉さまにはお姉さまの良さがあります。故にナギサ様の行なうことをお姉様が真似をしても当然無理があるかと」

 

「ふむ」

 

 チトセ・朧・アマツはどこまで行っても肉食動物。可愛く愛らしい誘いうけの達人であるナギサ・奏・アマツの真似など最初から無理があったのである。

 

「かといってあの駄犬……もといコールレイン副隊長はどうしようもないヘタレです。一応客観的にお姉さまと自分が不釣合いだという程度の自己分析が出来る故にお姉さまからの好意にしり込みしてしまいます。故にあまりに強く迫りすぎるとそれに気後れを抱くのでしょう」

 

「私としてはそんなところも愛しく思っているのだがなぁ」

 

 普段は嫉妬によって曇るその優秀さをサヤ・キリガクレは今チトセに対する忠誠心からフルに発揮して、傍から見た客観的かつ的確な分析を述べていた。

 

「ですのでお姉さま、ここは如何でしょうか。あくまでお姉さまらしく正面から、それでいて少しだけ控えめにお姉さまのその思いを伝えるというのは?おそらくは思いを伝えたらすぐに肉体関係を迫ろうとするのが引かれている要因の一つかと」

 

 強い想いは客観性を失わせる。クリストファー・ヴァルゼライドの事を誰よりも的確に評価しているのが彼の熱烈なシンパで知られるアオイ・漣・アマツでもギルベルト・ハーヴェスではなく、チトセ・朧・アマツのように。ゼファー・コールレインに対して的確な分析をしているのはチトセ・朧・アマツではなく、彼を嫌いながらもその実力自体は評価せざるを得ない立場にあるサヤ・キリガクレ大尉であった。

 

「なるほど……確かに言われて見ればあのような小細工は私らしくなかった。あくまで堂々と正面から、だが焦らずに想いだけを伝える……か。難しそうだがやってみるとしよう。ふふ、サヤよ、助言感謝するぞ。やはりお前は私の自慢の副官だ」

 

 そう笑みを浮かべながら告げられる言葉にサヤ・キリガクレは天にも昇らん心地となる。

 彼女が何故恋敵に塩を送るような真似をしてしまったのかと後悔するのはそれから数十分後の事であった。

 

 

 

 

 

 

「ブラザー今年のバレンタインなんだけど……」

 

「む?あの少年とイチャラヴするために今年はいけぬといったところか?構わん構わん、生めよ増やせよ地に満ちよ。愛する者が出来たのなら、その者と一緒に過ごすことこそが大和の望みよ。子ども達に対する愛の手はこのブラザー・ガラハッドが引き受けよう」

 

 どこか気まずそうな様子で告げようとしたミステル・バレンタインの気持ちを見透かしたかのようにブラザー・ガラハッドは豪快な笑みを浮かべて応じる。

 

「その……良いのかしら、私一応仮にもシスターだっていうのに自分を優先させて」

 

「何を言っておるシスターミステル。誰かを愛おしく想って一緒に居たいと願う気持ちが間違っているはずがないであろうが。小生のような寂しき独り身ならともかく、イチャラヴしたいという相手が出来たなら存分にそうするが良い。その想いにふたをして無理をして一緒にいても子ども達は喜ぶまい」

 

 自分を優先させることを後ろめたく思って居るかのようなミステルにブラザーはそれは違うと優しく諭す

 

「また別の機会にでも訪ねてやればよい。それこそおぬしの大切な相手も一緒に連れてな」

 

「うん、わかった。その時はあの子達にも紹介するわ。あなたのお姉ちゃん達はこんなにも良い男を捕まえたんだぞってね」

 

 太陽のような笑顔でそっと背中を押すブラザーの言葉にミステルもまた笑顔で答えるのであった。

 

 

 

 

 

 

「もう少しでバレンタインね、ふふふ一時期はずいぶんたくさん貰っていた様だけど最近はめっきり減ってしまったわね」

 

 そうヴェンデッタは傍らにいる男へと語りかける。ゼファー・コールレインはそうは見えないが列記としたエリートである。軍事帝国アドラーにおいても最精鋭とされる裁剣天秤、その副隊長を務めている。それ故一時期はそんなステータスに群がる女性が多数いたのだが……

 

「へいへい、わるうございましたね。肩書きとは裏腹に地位に見合わない冴えない男で」

 

 如何せん実態はコレである。勝手に憧れて勝手に幻滅してそういった女性は去っていた。

 

「いいじゃない、そんな貴方が好きな女がこうしているのだから」

 

 クスリと笑いながら告げられる言葉にゼファーは照れくさそうにそっぽを向く。

 蓼食う虫も好き好きというか、ダメンズというか、そんな駄目人間のゼファー・コールレインこそが良いという女性がこの世に三人はいる辺り、世の中捨てたものではないのかもしれない。

 

「それで、ゼファーとしてはどんなチョコレートが良いのかしら?」

 

「ぶっちゃけチョコよりも酒の方がいいな俺としては。後は美味いつまみでもあれば最高だ」

 

 どこぞのドMロリコンの御曹司ならば歓喜にむせび泣きながら、「貴方様から頂けるなら例え切れ端だろうとそれは僕にとって黄金よりもはるかに価値のあるものです!」等と告げるであろう言葉にも、ゼファーは気だる気に返事する。そんな乙女心を踏みにじるような言葉にもヴェンデッタは怒らない、ただため息をついてしょうがない子とでも言いた気に

 

「全くもう、貴方って子は。私相手だから良いけど、ちゃんと貴方への好意からくれたものにまでそんな態度をとったら駄目よ」

 

「わーってるよ、流石にお前相手以外にはそんな事言わないっての」

 

 そうしてさながら熟年夫婦のような雰囲気をかもし出しながらゼファーとヴェンデッタの二人はバレンタインを間近に控え、彩られた商店街を歩きながら家へと帰宅するのであった……

 

 

 

 

 




ナギサちゃんだけ文量が他に比べて多いのは作者の贔屓によるものです。
予め言っておきますが、今回のチトセネキはオチ要員ではありません。

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