個性が毒のヒーローアカデミア   作:バックス

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初投稿です!

がんばるぞい!


雄英入試
毒島レン プロローグ


【個性】

 

それは突如として発生した

 

始まりは中国の軽慶市のとある病院で生まれた赤ん坊から始まった

 

何と発光した赤ん坊が生まれたのだ。中国はこれを『発光する赤ん坊』として世界にニュースとして伝えた

 

その発光する赤ん坊が生まれて以降、世界の様々な国や村、各地で「超常」は発見されていった。ある者は“炎”を宿し…ある者は“異形な姿”に変身できるようになっていった。なぜこのような事が起こり始めたのかは判明しないまま時間は過ぎていった

 

そして、世界の人口の約八割がこのまま“特異体質”とも言える力を身につけ超人社会となった現在(いま)かつて幼かった人々が憧れたものが職業として誕生した

 

 

 

 

それが

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーヒーローである

 

 

 

 

 

 

 

「レ〜ン!!朝ご飯早く食べなさい!」

 

「そんなに急かさなくてもいいんじゃないか?」

 

「あの子いつも遅いからこれくらいやらなきゃダメよ」

 

「…悪りぃな母さんいつも」

 

「やっと起きたねレン。早く食べないと遅刻するよ」

 

あ、もうこんな時間か…急がないと…

 

「うい」

 

「あなたも遅刻するわよ」

 

「ん〜!」

 

親父…パンくわえながら返事するのはどうかと思うぞ。顔が大変なことになってるぞ

 

朝、母さんから起こされた俺は朝食を食べ学校へ行くため準備をして、いま玄関にいた

 

「んじゃ行って来る」

 

「気をつけてな」

 

「ん、親父もな」

 

「行ってらっしゃーい」

 

母に見送られ俺は自分の通う学校へと向かって歩き出した

 

 

紹介が遅れたな

 

俺の名前は毒島レン

 

性格は自分で言うのもあれだが普段は寝てたいと思うがでやる時はキッチリやらないと気が済まない性格だ

 

個性は【毒】

 

様々な毒を身体から出し自在に操る事ができ、毒を固めて武器にすることもできる。そのままだと自分で思うがこれはこれで大変な個性だ。気を許すと直ぐに毒の霧が発生して周囲に吐き気や目眩を起こさせてしまうため制御するのが大変なのだ

 

って俺は誰に話してんだ?

 

…まぁいいや

 

ん?何だ?周りがざわざわしてるな…何かあったのか

 

「怪物化?とかすげーな。あいつ何やらかしたんだ?」

 

「引ったくりだとよ。逃げられなくて追い詰められたみたいでな。んで今の状況だ」

 

(ヴィラン)が出てしまいまして…えぇ電車も使えません」

 

騒いでいる人々が見ている方向を見ると怪物化を個性とした(ヴィラン)が暴れているとこだった。近くにはカムイと言われている全身が木でできた鎧のようなものを纏ったヒーローが相手している

 

「「「「キャー!!頑張って!カムイー!!」」」」

 

…お前ら応援する前にまず避難しろよ。ほら、カムイってヒーローがこっちチラチラ見ながら戦ってんじゃねぇかよ

 

 

俺がそんなことを考えているとカムイの腕が木になって個性で怪物化した敵を木で拘束しようとするが…

 

「キャニオンカノン!!」

 

突如横槍が入った

 

怪物化した敵を巨大化した女性が蹴っ飛ばし倒した

 

あれか?最近流行ってる進◯の巨人か何んかか?周りにいた若い奴らが(主に男子)キタコレ!!と言いながら写真を撮り始めた

 

個性によって犯罪件数が跳ね上がった今、勇気あるものが漫画さながらのヒーロー活動を始めた。ヒーローが活躍することにより個性を使った犯罪にも対処できるようになった。これによりヒーローは国が認める職業となった

 

おっとこんなことしてる場合じゃなかったな…急がねば遅刻する

 

 

ーーーーーー

 

 

なんとか遅刻せずに学校につく事ができた

 

教室に着いて直ぐに座ると同時にチャイムがなり担任が教室に来てホームルームが始まった

 

担任の特徴としては完全にスラダンの安◯先生だ。

 

「皆さん三年生にとって本格的に将来を考えなくてはいけない時期になりました。今から進路希望のプリント配りますが…ホッホッホ。皆さんはだいたいヒーロー科志望になるのかな?」

 

先生が進路希望のことについて話すと皆は一斉に個性を使い出した。水を出すやつ、全身から針を出すやつ、動物に変化するやつなど様々だ

 

「ホッホッホ。コラコラ…学校では個性の発動は原則禁止ですよ」

 

「「「「すんませーん」」」」

 

先生から言われた言葉に個性を発動させた奴らは素直に謝った。何んで直ぐに謝るのか…それはこの先生が超怖いからだ。この前、個性を発動させた生徒が教員に殴りかかろうとしたところを先生が生徒の顔を掴み床に叩きつけたのだ。持ちろん叩きつけた生徒は無事だったが一発で気を失った

 

先生曰く…

 

『ホッホッホ…軽くしたつもりなんですがね』

 

と言ったのだ…笑顔で

 

…思い出しただけで震えて来るな。だが、根は優しい先生なのだ

 

「あぁ、そういえば毒島くんは『雄英』志望でしたね」

 

先生が俺の志望校を言うと周りは騒ぎ出した

 

「雄英って言うとあの!?今年の偏差値は確か79だって聞いたぞ!?」

 

「倍率も毎度やべーくらい上がるんだろ!?」

 

偏差値79?また上がったのか…競争厳しいな

 

「毒島。正直な話…受かる自信あんのか?」

 

隣のやつが聞いてくるが…

 

「やって見なきゃわからないだろう?」

 

としか言えない

 

俺がそう答えるとクラス連中は席に座った

 

「さて、静かになったことですので1限目を始めます」

 

ホームルームの時間が終わり、一限目が始まった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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