個性『桃球』   作:猫好き

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遊英に関する衝撃の事実が明らかに!!(作者の勝手な改変です。実際では違いますのでご了承下さい。)

UAが2万を突破しました。ありがとうございます。これで20話になりましたが第1期分も終わってないんだよね…
USJの事とか、体育祭の事、ヒーロー殺しの事、期末テスト林間合宿…考えることはまだまだ多いけど失踪しないよう頑張りますのでよろしくお願いします。


衝撃の事実

「さて、そろそろ時間だけど全員いるね。」

 

八月道場での訓練が終わり、朝皆を連れてきた所に戻ってきた。生徒達の顔を見れば死んだ魚のような顔をしている人もいれば、やり切り成し遂げたような顔をしている人もいる。一部は悔しそうな顔をしている人もいる。

 

そして、

 

「八月…1つ聞きたいんだけどよ。峰田と上鳴が泡に捕まっているのはなんでだ?」

 

馬鹿な2人は私のバブルの中に入っている。そしてその2人共気絶しているように見える。

 

「ああ、馬鹿な事(女湯を覗き見)アホな事(個性使用の限界突破)をしたからだよ。回収する私の身にもなってよ」

 

2人には私の方から泡飛行のプレゼントをしたところこの状態になっている。この程度で根をあげるなんて何と情けないのだろう。

 

「すまないが私はもう少しここにいさせてはくれないだろうか?もう少しで何かを掴めそうなのだ。」

 

「あ、俺も俺も。やっぱここはスゲェよ。俺では思いつかない事やいろんな個性を持った奴がいてよ。もっと俺は強くなりてぇ。」

 

「ふむ。俺も足技だけではやはり戦い方にムラがある事や、俺の速さはプロではあまり早く無い事が改めて知れて良かったよ。出来ればもっと学びたい。」

 

そうくると思っていたよ。

 

「そうだよね。でも皆んなはとっくにここに来た事があるんだよ。思い出してみて遊英で最初に何をした?」

 

「模擬市街地での入学試験…まさかあれは!」

 

「まじかよあれもパロラマの中だっていうのかよ!」

 

「でも待って!それじゃ外部からパロラマをつたって…」

 

その心配も分かるけど、そんな事対策していない遊英では無い筈だと思うのが普通だろうけど…

 

「パロラマの作者が違うから大丈夫だよ。ちなみに遊英のパロラマを作っているのは校長なんだけどね。」

 

「「校長があれを作った!!」」

 

そうなんだよな。あのネズミ意外と手先器用だからパロラマ作成に向いているだよね。

 

他の高校でも専門の作る人がいて、父はそこへ繋げる狭間を作っているに過ぎない。

 

「考えてもみてよ。遊英が日本一のヒーロー育成高校だとしても予算がある。全部を維持するのは大変だよね?屋内戦闘訓練の時みたいに建物が壊れる事も多いそれを修繕するお金は馬鹿にならない。」

 

「で、でもちょっと持って!遊英高校に掛けているお金が減ったなんてニュースではそんなこと一度も!」

 

「言える訳無いよね?実際はこのパロラマが導入する前のやく半分は削られている。そして余ったお金は農業や畜産の支援に使われているよ。」

 

「そういえばある時から国産の野菜や加工品が安くなった親が言っていたな。」

 

「遊英の実習がパロラマなのは分かった。が、それがどう繋がるんだ?遊英にパロラマおけば遊英に直接乗り込めるんだろう?」

 

確かに私はそう言った。同じ作者のパロラマをおけばそこから外に行くことは可能だ。ちなみに八月道場の場合同じ場所に出るからいいとしても遊英に無断で出入りが出来るのはとてつも無い強みになる。

 

「確かに同じ作者ならば入ることもできるけど、作者が違えば入れないって言ったよね?でも出来るでしょう。目の前にいるのは誰?」

 

「美しいマド「八月道場次期当主!」

 

「つまり、八月君の作ったパロラマから八月道場に行けるとかいうことか…」

 

「そういう事。まあ入る事ができても私がいないと帰れないから気をつけてね。一応確認はするけと誰かが足りないなんて事にならないようにしてね。」

 

あれ?本当にこれで全員か?影の薄い人がいるから分からないし、話を聞かなそうな暴走馬が1人いるけど…

 

「そういや瀬呂がいねぇぞ!」

 

「いやいやいやいるから!ここにいるから!」

 

「葉隠はいるのか?」

 

「見えていないけどいるよ。」

 

「メカ女は?」

 

「発目さんなら先に帰ったよ。新たな作品(ベイビー)を作るって意気込んでいたよ。」

 

取り敢えずは危ない3人は大丈夫だな。発目さんが父に帰されていたとはな…

 

「うっ、おいらは…」

 

「峰田今回は未遂のだから良かったけど、本当は警察の厄介になっていたかもしれないんだからね。馬鹿な事はやめなさい。それからあんたに惚れたという女性からお誘いがあるのだけど、この後「ありません!」じゃあ男ならそこで待ってなさい。」

 

峰田のを包んでいる泡を地面に降ろし泡を解除する。峰田が皆んなに親指を立てている姿はどこか輝いて見えた。ごめん峰田君。君に言ったことは半分嘘なんだ。

 

峰田君に惚れたとは確かにその女性は言った。声も可愛らしい声をしているし、若く美しく女性ではある。

 

だけど、その女性を知っているものは全てこう言う。

 

「み〜ね〜だ君。好きです付き合って下さい。」

 

「お、おい。八月こ、これが俺に惚れた女なのか?」

 

「ごめんね。峰田君。私ではどうしようもできないから諦めてお持ち帰りされて…さあ皆帰るよ。」

 

「待てって!お、おい!」

 

「逃がさないんだからね。み〜ね〜だ君。」

 

「ぎゃーー」

 

ピンクの悪魔と…その姿は女にしてはオールマイト並みの筋肉を持ちその肉体美は美しくボディビルダー界で男性と張り合う程である。

 

私もあの人にはいい思い出が…思い出しただけで鳥肌が…彼には悪いがここで一度痛い目を見ておかないとこの後絶対いけないことをする。

 

あの女性がショタ好きで良かった。峰田君はどストライクらしいので可愛がって貰いなさい。

 

「峰田骨だけは拾ってやるからな。」

 

「裏切り者!」

 

峰田の叫び声が響く中私達は先に遊英へと戻ってきた。後日峰田がげっそりとした顔でフラフラと教室にやってきたことは言うまでも無い。




これで当分峰田が大人しくなるでしょう。何せトラウマがありますからねw峰田は最大の難点である女性への心の持ち方を治せば中々いいヒーローになると思う。

きっとアニメ版の峰田は何歳になってもあんな感じになりそうな感じがする。次回から原作に戻り委員長決めかな…


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