個性『桃球』 作:猫好き
回答者も2人も答えて下さりありがとうございます。まだ正解者がいない為、そのまま続けますね。
個性に関しての質問も受け付けています。答えは次回の前書きにて発表とさせていただきますので、よろしくお願いします。
今日は特別な日だ。何故なら雄英高校の入学試験の日がやってきたのです。そして当然ながらかなり目立ってます。
それもそうか皆制服を着ているのに、1人だけ白のワンピースだもんな…でもさ1つ言わして欲しい。
これめっちゃ薄いからめっちゃ寒い。というか寒すぎません?この服しか着られない=上着も着られないだから辛いです。
誰だ!この個性が強いからいいやと思っていた奴!怒らないから出てきなさい!あ、私だ。
個性を使えばそれも解消出来るけど、試験の時に使える訳がないので、我慢するしかない。
せめて暖房か当たる場所で受けられますように…
………
筆記試験はまずまずの結果だったと思う。最初のヒーロー名を答える問題で躓いた事以外は上手い事言ったと思う。
こういう問題が出されたのはかなり意外だったけど、そこで躓くとも思ってもなかった…誰だよ吸盤ヒーローって?
そして、続いての実技試験の前に講堂に集められた。そこにはプレゼント・マイク?がいた。あいにく私はラジオ聞いた事がないのでそこまで嬉しくない。
だから後ろの人小声で何か言わないでください。ちょっと怖いです。そして、その隣の人頼むから人を殺せそうな目をしないでください。怖いです((((;゚Д゚)))))))
先生の話を纏めると演習市街地に放たれたポイントのついたロボットを破壊し、ポイントの多い順に合格するそうだ…それでいいのか雄英高校。
ヒーローは力だけ強い者がなれる職業ではないし、大体ヒーローはピンチの者を助けるのが仕事な筈……
成る程…ポイントだけじゃなさそうだねこの試験…流石雄英と言っておこう。
「そして前にいる君!ここは栄誉ある雄英高校の入試会場だぞ!それを私服で来るのは如何なものか!」
声に反応していると2つ後ろに座っていた真面目そうな奴が私を見ながら駄目出しをしていた。あっ眼鏡だ。眼鏡=真面目キャラって法則でもあるのか?
「言わせて貰うけど、これは個性による弊害のようなものよ。貴方が言っている事は異能系個性の方に普通の人間じゃ無いから帰れ!と言っているようなものよ?」
「それは…すまなかった。」
「OKOK!喧嘩も一段落したし、俺の疑問も解消した所で早速演習市街地にGOGOだぜ!」
あんたも疑問に思っていたのかよ!まあ絶対絡まれるとは思っていたからこの程度で終わって良かった。
さて、実技試験頑張るか…
………
『はいスタート!』
それから絡まれる事なく始める事ができた。そしてスタートダッシュを成功させた私は素早く個性を発動させる。
ここで私の個性の1つの使い方を教えしよう。手の平から個7色の玉を作り出していく。
それらは決して私から離れることなく、私の周りを8の字を描くように周り始める。
その中で赤色を掴んで私の個性の2段階目を発動する。その7つの玉にはそれぞれ違った特質があり、赤色は『ファイア』炎を纏う事で戦闘能力を上げる個性だ。
それでやる事は勿論…
『目標を排除します。』
「バーニングバースト!」
敵として出現するロボットを破壊する。でもいい事ばかりでは無い。この状態だと個性を使い続ければ自分の中の体温が上昇していくのだ。
勿論上昇し続けていくと高熱を出している時のような感じになるので、攻撃力が下がり判断力も下がる。別の方法でで個性を使えばその問題もなくなるが、体力の消費が半端なく多いため下手に使えない。
『目標を排除します。』
「バーニングバースト!」
15回目の個性使用で解除する。正直もっと稼げると思うけど残り半分に差し掛かるな…そろそろあれが来るかもしれない。
お邪魔ロボ0p。今まで倒したロボットより強いらしい。そんな時に判断力が落ちている状態で戦うのは危険だ。体内に溜まっている熱を逃がす為、次は水色の玉を掴み個性を発動する。
水色は『アイス』。氷を生み出す事ができる個性。氷を生み出すには自身の熱を奪う必要がある為、赤色と水色はセットで使う事が多い。
勿論使いすぎると低体温症になる為、使える回数は決まっている。また赤色と違い攻撃より防御の個性である。
『目標を排除します。』
「カチコチブリザード!」
まあ、ロボが来たら凍らせてしまうんですけどね…そして、その凍らせたロボットを思いっきり押し込む。するとロボットが凍ったまま滑り出して、その先にいた別のロボットを巻き込み何体か再起不能にする。
『さあさあ!残り5分を切ったぞ!』
そして、そこで残り5分を切ったらしい。このまま何もなければ7つ全部を使う事なくいけそうだが、未だ0pロボットは出ていない。
このまま何もなければいいけど…そうはならないよね…少し遠くの方で音が聞こえた。目を向けるとそこにはここからでも分かるくらいでかいロボットが出現していた。
そのロボットは周りの建物を破壊しながら暴れまわっているようだ。その姿はまるでどこかの怪獣の姿を思い出すが、そうは言ってられない。
あれだけ大きければここからでも狙えそうだ。そう判断し個性を解除する。次に使うのは発動するまでに時間がかかるが威力、射程距離共に強くこの状態での最後の切り札的個性だ。
私は残りの5つの玉を使い、五芒星の形になるよう配置し、両手を指先だけ合わせ唱える。(唱える必要はありません。)
「聖なる力よ我に力を与え敵を滅ぼさん。悪を絶ち迷いなき道を歩まん。全ての命に感謝し、日々を過ごさん。」
唱えていくと、手の中に物体が現れていく。その姿は徐々に目に見えているロボットの姿へと変わっていく。そして、その物体を包み両手を合わせるように狭めていく。
ロボットも何かの異変に気が付き暴れまわっているようだけど、こうなってしまえばもうどうする事もできない。
「さあ、終わりにしましょう?ラストクラッシュ!」
両手を合わた瞬間遠くにあったロボットがまるで横からプレス機で潰されたかのようになったのを確認し、個性を解除する。
それと同時に自分に物凄い疲れが湧き上がり、そのまま座り込んでしまった。
「やっぱりこの技は連発は出来ないな…ちょっと休憩しよう。流石に疲れた。」
その後私はその場から1歩も動けず実技試験は終わりを迎えた。まあポイントもそれなりに稼いだし、0pロボを破壊した事で多分付くはずだ。
ヒーローはヴィランを倒すのも必要だが、多くは救助活動が多いはず…なのに雄英は力だけで入試をしているか?
答えはNOだ。多分それも加わればいい成績で入学できるだろう。結果発表が楽しみだな…
うーん。上手い事書けているか心配になってきた。今回使った個性は元ネタでは一切していません。というか元ネタを出すとすぐ分かりそうだから下手に書けない。
ではヒントです。
○八月 桃 身長152cm 体重変動する為測定不可
全身白のロングワンピースしか着られず、特に冬は上着も着れない為かなり嫌い。髪の毛も白く肩に少しかかる程度。目だけ薄い緑色をしている。
また、個性を使う時全身の色がそれ相当の色に変わる。青色ならば髪も服も青色になる。今回使った2つ以外にも多くの色が存在し、その中から7つを選んでいる。
今回はここまで(・ω・)ノ