Twitterには何度か浮上していたものの、小説を書く時間が無く、しかもネタがあまり思い浮かばなくなっていたのですが、ある友達からヒントを得まして、続けることに成功(?)しました。
時期が現実とは違う状態になってしまいましたが、頑張ってこの春休みの間に現実と時期が同じになるように頑張ります!
途中でまた止まってしまうこともあるかもしれませんが、頑張ります!
さて!そんな私の今回の話は部活の話です!
…では本編どーぞ!
オリエンテーション合宿が終わって2週間ほど経った頃である。
この学校では4月末に体育祭があり、私達はクラス対抗の競技である大縄跳びとムカデ競走を練習し始めた。
私は大縄跳びは小学校以来1度もしていなかったため、クラスの皆に迷惑をかけない様に必死に飛んでいた。
カオルは運動神経がとても良く、皆を引っ張って行っている様な存在と化していた。
私はそんなカオルを見て羨ましくも思いつつ、練習に励む。
何分か練習をして、休憩時間がやってきた。
私は体力が無いので物凄く疲れていて、すぐにベンチに座り込んでいた。
そこへやたらと元気なカオルがやってきた。
「よっ、頑張ってるじゃん!」
「お、おおう、カオルはこんなに運動して疲れないの?」
私がそう言うと、カオルはニコッと笑い、
「全然、これくらいなら疲れないよ~」
と言った。
オリエンテーション合宿が終わってからカオルと話す機会が多くなり、中学時代の話もした。
その時の話で、元々卓球部に居たという共通点が見つかり、ものすごくテンションが上がったことがあった。
だが実力的に考えても私の方が(あまり大きな声で言う事ではないが)上だった。
…それなのに体力の違いは一目瞭然、カオルの方が上なのだ。。。
そこで私はカオルに聞いてみることにした。
「何でカオルはそんなに体力があるの?」
…まあ、何故と聞いたとしても特に意味が無いことはよく分かっているのだが。
すると、こんな答えが返ってきた。
「え、だって私ソフトボール部に入りたいんだもん。」
この高校では、部活動は五月から入ることができ、今はどこの部活動に入るのかを悩んでいる時期だった。
カオルはこの話によると、ソフトボール部に入ると決めているみたいだ。
ちなみにこの高校では卓球部が無い。
私はとりあえず「そうなんだ」と返事をした。
すると、カオルが私に
「一緒にソフトボール部入ろう?」
と言ってきた。
私はすかさず、
「いや、今私こんな軽い運動で疲れてるんだよ?できるわけがないじゃん(笑)」
と言ったが、今度はカオルが
「いやいや、これから鍛えて体力を増やすんだよ!」
とキラキラした目で言われた。
しかし私は元々中学の部活を選ぶときに母に「運動部に入らないと太るよ」と言われなかったら即、美術部に入っていたであろう私だった且つ、高校では文化部に入ると決めていたため、私は「やめとく」と言った。
…しかしカオルは懲りずに次の日も、そのまた次の日もソフトボール部に勧誘してきた。。。
私もカオルに負けないくらい懲りずに拒否を続けていた。
そのうち体育祭本番の日がきた。
私達のクラスは一致団結し、二、三年生には負けたが一年生にはスポーツ科のクラス以外にはほとんど負けずに頑張ることができ、楽しい体育祭で終わった。
さすがに体育祭も終わったのでカオルの勧誘は無くなるだろうと思っていたが、未だに懲りずに勧誘してくる。
そこで私はカオルに「私、軽音楽部に入る」と言ってみた。
すると、まだそれでも勧誘すると思っていたがカオルは
「おお!それなら良いじゃん!頑張れ!」
と言った。
私は予想外の返事に驚いたが、その勢いで私は軽音楽部に入ることにしたのだった。
元々演奏したことのない楽器を触りたいという思いもあったためドラムを担当することにした。
カオルはというと、ソフトボール部に無事に入った様だった。
次回もおたのしみに!