バカとテストと緋想天   作:coka/

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※WARNING※
今回、前半部分において人によっては不快に感じる表現や描写があります。
予めご了承ください。

そういうのが嫌な人は、職員室での話を飛ばしてください!
もしくは、今回の話を見ないでください。

それでは、よろしくお願いします。


幕間 職員室とお昼ご飯

現在、私は職員室にいる。

目の前には鉄人先生と、もう一人の教師。

鉄人先生は睨みながらも疲れたような顔をしており、少し申し訳なく思ってしまう。

一方、もう一人の教師は膝を付き、とても絶望したような顔をしていた。

 

 

 

ドウシテコウナッタノカシラ。

 

 

 

 

 

 

遡ること一時間前。

 

 

試召戦争の会議が終わり、一時限目も終わった休み時間。

今は、特にやる事もないからのんびりしてたんだけど……

 

「比那名居!」

「っ!」

 

急に名前を呼ばれ、少しビックリした。

声のしたを見ると鉄人先生が教室の入口にいた。

私は立ち上がり、先生のところまで行く。

 

「どうかしたんですか鉄人先生?」

「だから、西村先生と呼べと……いや、今はそんなことはいい」

 

あら? よっぽどお急ぎみたいね。いつもの返しが来ないなんて。

………ちょっと寂しいわね。

 

「比那名居。お前がEクラスの生徒を急にホウキで殴ったと報告を受けたんだが、本当か?」

 

………ああ、あの時のことを誰かが言ったのね。

まったく、これはEクラスの策略ってことかしら?

 

「ええ、事実ですよ。色々と言葉足らずな気もしますけどね?」

「ふむ、そうか。なら今すぐ職員室に来い。詳しいことはそこで聞く」

「はい。わかりました」

「ちょ、ちょっと天子!」

 

私が先生について行こうとすると、明久から声がかかる。

 

ああもう、そんな心配そうな顔しないでよ。

私は大丈夫だから。

貴方は心配しないで待ってなさい?

 

なんて、そんな思いを込めながら明久に微笑みかける。

そして先生のあとを追った。

 

 

 

 

 

 

職員室についた鉄人先生は、Eクラスの担任教諭を呼んだ。

そして、私のいる鉄人先生の机の前にその教師が来る。

あら? この人って確か……?

 

「西村先生、その生徒が我がEクラスの生徒に暴行を働いた、比那名居さんかね?」

「ええ、そうです」

 

その先生は白髪(しらが)頭をオールバックにし、ナイロールタイプのメガネをかけた男性教師だった。

なんと言うか、いかにも私賢いですみたいな感じの人ね。

 

「まったく、これだからFクラスの生徒は。こちらにまで問題を持って来ないで欲しいものですね」

 

ああ、思い出したわ。

振り分け試験の時に試験管役の一人だった()()()()先生ね。

あのブツブツと偉そうなこと言っていた。

 

「まあまあ、落ち着いてください。比那名居にもなにか理由があるようですし」

「理由ですか。どうせくだらないことでしょう。聞く価値もありませんね」

 

うわ~

あの時にも思ったけど、やっぱりこの先生もうダメね。

まぁ、あまり良い()も無かったし。

 

「いや、ですから……」

「黙っていてください。それとも、西村先生はこんな最底辺のクズであるFクラスの生徒を庇うとでも? はっ、貴方も地に落ちたものだ」

「教師である貴方が、そんな差別発言をしてもいいのかしら?」

「なに?」

 

流石の私でもカチンときて、声を出す。

私にクズって言ったのもそうだけど、何よりも鉄人先生にそんなこと言うなんてね。

コイツ、先生がどれだけ良い人なのか知らないでしょ!

 

 

「だから、教師がそんな態度で良いのかって言ってるのよ」

「おい、比那名居!」

 

先生が何か言っているが、私はもう止まらない。

 

「偉そうな態度で人を見下すことしかできない貴方の方こそクズよ!」

「なんです? 誰に口を聞いているんですか?」

「貴方に決まっているでしょ? 二重の意味で生徒に手を出した人間のクズが!!」

『!?』

 

その場にいた教師全員が驚いていた。

やっぱり、先生達は知らなかったみたいね。

 

「な、何を言っているんですか?」

「とぼけても無駄よ? 大学教授になれなくて仕方なく教師になったSラン大学出身者さん? 貴方のことは色々調べたもの」

 

私は、あの振り分け試験以降この教師のことを調べた。

基本的なデータは康太が知っていたし、噂集めは私の十八番だからね。

 

「聞いたわよ? 貴方、自分に突っかかって来る生徒がいたから病院送りにしたんですってね? しかも、その生徒は喧嘩ばっかりしている不良だったから病院送りにされても親は何も言わなかった。あと、これは聞いた話だけれど、警察にも手を回していたみたいじゃない? これ、相当な問題よね?」

「なっ!?」

 

教師はなぜ知っていると言うように驚いていた。

あらあら、ポーカーフェイスもできないのかしら?

よく今まで隠してこれたわね?

 

 

「それだけじゃないわよ? どんな勘違いをしたのか、自分を慕っていた生徒を無理矢理襲ったんですってね?」

「そ、それは質の悪いの噂です!」

「いいえ? 私は本人に聞いたもの」

 

これはハッタリだ。

実際に聞いたのは、襲われた生徒の元友人だ。

今、本人は精神病院に入院しているらしく、親ですら殆んど面会もできない状態らしい。

元友人の人が言うには、病院に入る前に一度、虚ろな目で「先生、ドウシテ」と呟いていたのを聞いてしまったらしい。

よっぽどショックだったのね………

 

「そんな馬鹿な! あの子が言う訳が無い!」

「へぇ、何故ですか?」

「何故もなにもこっちには写真が……っ!!」

 

ああ、ついに墓穴を掘ったわね。

というか、本当によく今まで隠してこれたわね。

軽く突っついただけで簡単にボロを出すじゃないの。

 

「ふ~ん、写真ねぇ。本当にゲスね」

「先生、詳しくお聞かせいただけますかな?」

 

鉄人先生が、このゴミクズでゲスな犯罪者教師を思いっきり睨みつけながら言う。

こんなに怒った先生始めたみたわ。

流石の私も怖いわね。

 

クズなゲス教師は諦めたように膝を付き、絶望していた。

それを、先生は疲れたように睨みつけていた。

 

 

まぁ、明久を痛い目に合わせようなんて呟いたのが、貴方の運の尽きだったわね♪

 

 

 

 

 

 

はい、回想終わり!

 

ということで、今私は困っていた。

もう二時限始まってるから戻りたいのよね~

 

 

そう、私がクズゲス教師、略してクゲ教の行いを暴露していたらかなりの時間が経ってしまっていた。

………クゲ教ってどっかの宗教みたいね。

公家教…………止めよう、この教師が公家の子孫みたいに思えるわ。

 

まぁ、何が言いたいのかというと

 

「先生、私教室に戻りたいんですけど」

「……はぁ。ちょっと待て比那名居。まだお前から事情を聴いていないからな」

「ふむ、つまり合法的に授業をサボれると……」

「馬鹿な事を言っていないで、早く説明をしろ!」

 

あら、怒られちゃったわね。

まぁ、流石にいろいろやりすぎた感があるしね。

 

「Eクラスに宣戦布告に行った明久が、Eクラスの生徒から暴行をされそうだったので助けました。素手では勝てないと思ったので、近くの掃除用のロッカーからホウキを持ってきて応戦しました。確かにホウキで殴ったのは悪かったけれど、先に殴ろうとしてきたのは向こうなので、れっきとした正当防衛だと思います。私の言い分は以上です。後はEクラスと、必要があれば明久にも確認してもらえばわかると思います」

 

私は一言一言しっかりと、それでも捲し立てる様に言った。

どうやら、自分で思っていたよりも鬱憤が溜まっていたみたいね。

 

「……ハァァ。最初からそうしていれば、こんな面倒なことにはならなかったと思うんだが?」

 

先生は、呆れたように私に言ってきた。

私はクズゲス野郎を指さして言う。

 

「ソイツを野放しにておいたほうが良かったですか?」

「いや、そうは言わんが。だが、ほかにもやり方はあっただろ」

 

確かにやろうと思えばいろいろ出来たわね。

普通に証拠を集めて先生達に伝えるとか、被害者には少し酷だけどネットで暴露するとか。

でも、やっぱりこういうのが一番手っ取り早いのよね~

 

「とりあえず、事情は解った。後はEクラスの生徒に確認する。お前は教室に戻れ」

「は~い。あ、先生。ソイツ、他にも余罪があるそうなので徹底的に調べてくださいね?」

「わかったわかった、早く戻れ」

「はい、失礼します」

 

そして、私は職員室を出た。

………ああ、そうだ。

 

「西村先生」

「ん、なんだ? 忘れ物か?」

 

どうやら、私が名前で呼んだことに気がついていないようだ。

 

「すっごく余計なお世話だと思いますが―――――」

「うん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソイツみたいな、底の浅い教師にならないでくださいね? 私、先生のこと信頼してますから」

 

 

 

 

 

 ―――――side西村(鉄人)―――――

 

 

比那名居の奴は言いたいことだけを言って、今度こそ職員室を出て行った。

まったく、あいつは……

俺は比那名居の言葉を思い出す。

 

 

『ソイツみたいな、底の浅い教師にならないでくださいね? 私、先生のこと信頼してますから』

 

 

「……たくっ、確かに余計なお世話だ」

 

 

 

今だ項垂れている犯罪者の方を見る。

俺はパキポキと指を鳴らしながら、その男に近づいた。

 

 

 

さて、事情聴取の時間だな。

 

 

 

 ―――――sideout―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

あれから、数時間後。

今、四時限が終わった。

 

さてと、お弁当食べて試召戦争に備えないとね。

私は鞄から弁当箱を二つ取り出し、後ろを向いた。

 

「はい、明久。今日のお弁当」

「ありがとう、天子!」

 

明久は嬉しそうにそれを受け取った。

 

「明久、天子。作戦会議も兼ねて屋上で食おうと思うんだが」

「ああ、なら私飲み物買ってくるわ。何かいる?」

「「お茶」」

「了解。先食べてていいからね~」

 

私はお弁当を明久に預け、財布を持って一階の売店を目指した。

 

 

 

 

 

 

「おお、比那名居。ここに居たのか」

 

私が、売店の自販機で人数分のお茶を買って歩いていると、鉄人先生に会った。

私の事探してたみたいだけど……

 

「………襲う気ですか?」

「お前はなんてことを言うんだ!!」

「ふふ、冗談ですよ。それで、何か御用です?」

「今、その冗談は質が悪いぞ。あの男は懲戒免職処分になった。お前の言った通り、色々と余罪も見つかったからな。職員会議の結果、即日解雇になるそうだ」

 

あら、早かったわね。

こ~ゆうのってもっと時間がかかると思ってたんだけど。

まぁ、問題を残しておきたくないだけでしょうね。

 

「そうですか。それは安心しました……それで、本題はなんですか?」

「……はぁ。その件も含めて、放課後に学園長室に来てくれとのことだ。例の腕輪の点検と調整が終わったそうでな」

 

と疲れたように言う鉄人先生。

今日何回ため息をついたのかしら?

それにしても、放課後ねぇ。

 

「それって放課後じゃないとダメなんですか? 私としては、この後の戦争で使いたいんですど……」

「ああ、調整後の試験運転がしたいらしい。時間がかかると言っていたから放課後の方が都合が良いのだろう」

 

なるほど。

てことは、私は武器無しで戦う事になりそうね。

ちょっと不安だわ。まぁ、それはあとで相談するとしましょうか。

 

「わかりました。放課後ですね」

「ああ、すまんな」

「いえいえ、私の方こそすいません。お手数をおかけして」

「……いつもそうだと、俺としてはありがたいんだがな」

「あら、それは無理な相談ですね」

 

私は私だからね。

敬語や丁寧な口調は使うけれど、殊勝な態度を取るつもりまではないもの。

 

「まったく、吉井や坂本だけでも手一杯だというのに」

「いつもお疲れ様です………お詫びと言ってはなんですけど、お茶いります?」

 

今回は私のせいだから、せめてものお詫びに。

 

「ん? いいのか?」

「ええ、間違って一本余分に買ってしまったので。良かったらどうぞ」

 

ごめんなさい先生。嘘です。

だってこう言わないと、先生受け取らないでしょ?

 

「む、そうか。ではありがたくいただこう」

「はい、どうぞ」

 

私は腕に抱えていたお茶を一本、先生に渡した。

 

「では、気をつけて戻れよ?」

「は~い」

 

私は返事をして先生と別れ、屋上に向かった。

………一本減ったとはいえ、やっぱり歩きづらいわねこの格好。

誰かについてきてもらえば良かったかしら?

 

 

 

 

 

 

「おまたせ~」

 

私は屋上に着き、そう声をかけた。

お茶抱えてたから扉開けにくかったけどね。

 

「あ、おかえり――って、そんなに買ってきたの!?」

「一応全員分買ってきたつもりなんだけど」

「おいおい、よく一人で運べたな。てっきり俺と明久の分含めた三本だけ買ってくると思ってたんだが、通りで来るのが遅い訳だ」

「ついでよ、ついで」

 

そう言って私は、円になって座っている皆の真ん中にお茶を置いた。

それを、皆がお礼を言いながら取っていく。

さて、お弁当食べましょうか。

 

「いただきま~す」

 

 

モグモグ。

 

うんうん。我ながら美味しいわね。

まぁ、まだ明久や康太には負けるんだけどね~

 

「さっき吉井君のお弁当見たときにも話してたんですけど、比那名居さんてお料理上手なんですね」

「そう? 普通だと思うけど?」

 

言いながらまた一口食べる。

 

「謙遜することはないぞい? ワシなんか料理自体そんなに得意ではないしのう」

「あら、でも簡単なものなら作れるじゃない。それだけでも十分マシよ」

 

世の中には料理とも言えないような、ダークマターを作り出す人もいるしね。

 

「ん? おい、天子。今気付いたがお茶、一本足りないぞ?」

「あら? 買い間違えたかしら?」

 

実際は鉄人先生にあげたんだけどね~

 

「比那名居が本数を間違えるなんて……」

「…………珍しい」

「あら、私だって人間なんだから間違えるわよ」

「そうそう。天子って意外と抜けてる時があるからね~」

 

普段から抜けっぱなしの明久には言われたくないわ。

 

「まぁ、いいわ。買い忘れたなら仕方ないし」

「良かったら、僕の飲む?」

「「っ!?」」

「いいの? じゃあ、ちょっと貰うわ」

 

そう言って、明久からお茶を受け取り飲む。

 

「ふ、二人とも何やってるのよ!」

「ふ、不潔です!」

「え?」

「あっ」

 

島田さんと姫路さんが立ち上がって声を荒げる。

し、しまった、ついいつもの癖で!

そんなことを考えていると、島田さんが明久に関節技を決めようとしていた。

 

「ちょ、ちょっと待って島田さん!」

「問答無用よ!」

「吉井君! どうして、比那名居さんと間接キスなんてするんですか!」

「そうよ! このスケベ!!」

「いや、誤解だってば!」

「ふ、二人共落ち着きなさいって! 雄二、笑ってないで抑えるの手伝ってよ!」

 

因みに康太は鼻血を出しており、秀吉がそれを心配している。

康太、貴方間接キスでもダメなの!?

いつもより酷くはないけど、それどうにかしないと今後不便よ!?

 

「と、とにかく落ち着きなさい! 今回は私も不用意だったから私の責任でもあるわ!」

「そ、それに天子とはたまにコップを間違えたりして何度もそういうのはしてるし! 今更そんなの何の問題にも―――――」

「なんですって!?」

「それ本当ですか!?」

 

ああ、もう!!

なんで明久は話をややこしくするようなこと言うのよ!!

そんなの、火に油どころか核爆弾でも落とすようなものじゃないの!!

どうすればいいのよこれ!?

 

「お前らそろそろ落ち着け。もう昼休みも終わっちまうぞ?」

「「でも!!」」

「ああもう、私が言うのもなんだけど、今から二人もすればそれでいいでしょ?」

「「え!?」」

 

二人が顔を真っ赤にして固まる。

視線はお茶に行ってるけど。

 

「明久、さっきのお茶飲みなさい」

「へ? なんで?」

「いいから早く!」

「は、はい!」

 

まったく、このバカの鈍感さには呆れを通り越して感心するわよ。

 

「天子、飲んだけど」

「じゃあそれを――って貴方なんで全部飲んでるのよ!」

「いや、だってあとちょっとしか残ってなかったし」

「「ガーン」」

 

あ、二人が地面に膝をついちゃった。

期待した分ショックが大きかったみたいね……

 

「あ~、そろそろ教室戻らないと本当にヤバイんだが……」

 

雄二がそんな事を言ってくる。

………まだ私食べ終わってないんだけど。

仕方ない。残りは教室で食べよう。

 

 

 

色々あったけど、私達は急いで片付けを済まして、昼休み終了前に教室に戻ったのだった。

 

 

 

 

 

今度からは気を付けないとね。

 




なんか、前半すっごい筆が乗った!!

はい、ということでいかかがだったでしょうか?
不快に感じた人にはごめんなさい。
それと、30分遅刻したのも合わせてすみません。
後半でほっこりしてくれれば幸いです。

まぁ今回の話は後半がやりたかっただけの話でもあるので、メインは昼食です。
その割には短くなってしまいましたが……


あの教師はプロローグに出てきた教師です。
今後出てくることはないでしょう。(多分)

一応裏設定として、『自分はAクラスやBクラスの担任になれるだろうと勝手に思っていたのに、実際は下から二番目のEクラスだったことが理解できず、腹を立てていた』というのがあります。
マジでどうしようもないカスです。

天子は、明久に危険が及ぶんじゃないかと心配して色々と調べていました。
あまりにもクズすぎて、殆んど興味を無くしていましたがね。


因みにですが、あのカスは原作のカラー絵に何度か出てくる七三分けでメガネの化学教師ではありません。
実際、あの先生って誰なんでしょうね?
二年の化学担当教師は布施先生と五十嵐先生で、布施先生は君やさん付けで呼んでいたし、明久を吉井と呼んでいたことから五十嵐先生の可能性が高いと思いますが……

と言ったところで、今回はここまで!
次回は『天子、学園長室に行く(仮)』をお送りします。
オリジナル腕輪が出る予定ですので、よければ楽しみにしていてください。

それでは、また~


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