私が比企谷君を選んだのは間違っていない。   作:ぱぶぃーる

4 / 9
どうも。ぱぶぃーるです。
短めですすいません。












第3話 猫

 

今、私は彼の家に泊まっている。

私が頼むと意外なことかあっさりOKしてくれた。

初お泊まり。男の人の家に1人で泊まること自体初めてのこと。

お風呂を借りたあと服を着て、何となく鏡を眺める。

 

 

彼と初デートした時。

ゆきにゃん可愛いと彼が言っていたことを思い出し、

 

 

 

 

「......にゃあ.....にゃんにゃん......みゃー」

 

一人、猫の真似をする。

 

「雪乃ー入るぞー」

 

「にゃんにゃ........ふぁっ!?」

 

「すっ、すまん」

 

見られた。ゆきにゃん。見られてしまった。

バタンと即座に扉を閉め、バタバタと走り去る彼。

別に裸を見たわけでもないのに。猫のまねしてるところ見られて恥ずかしいけど。恥ずかしいけど。

 

「お風呂、ありがとう。」

 

「おっ、おう。その、すまん。」

 

「何を謝っているのかしら?

 

「いや、そのな?猫のまねしてる所とかさ、、、見ちゃまずかったくね?」

 

「いいわよ。そのくらい気にしないわ。」

 

「......さいですか。で、なんで猫のまねしてたの?」

 

「そっ、それは、、、、内緒よ。」

 

「なんだよ。気になるじゃねえか。」

 

「秘密は女を美しくするのよ。」

 

「あーはいはい。」

 

「ふふっ。」

 

____________________

 

「さて、いい時間だし寝るか。」

 

猫のまねを見られたあと、2人でゲームをしたのだけれど、予想以上に彼が強かったので私が勝つまで付き合ってもらったわ。

 

「そうね。一緒にベットに行きましょうか。」

 

「おいまて、俺は布団引いてあるからそこで寝るぞ?ベットは譲ってやるよ。」

 

「.......は?」

 

「怖ぇよ。一緒に寝るとか、俺の理性が吹っ飛ぶぞ。」

 

「良いじゃない?恋人なのだし。」

 

「まだ大学生だろ。何かあっても責任が取れんぞ」

 

「.......へたれ」

 

「んなっ、、。まあホントのことだけどさ。」

 

「まあいいわ、ベットは借りるわね。おやすみなさい」

 

「おう。おやすみ。」

 

 

___________________

 

さて、そろそろ深夜3時。彼も寝たことだろう。

 

ここで私の考えを明かすと、寝ている彼の布団に忍び込み、添い寝をしてやろう、という所。

 

さて、いこうかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音を立てないように彼の布団の目の前まで来た。気持ちよさそうに眠っているので起こしたくはない。慎重に布団をめくり、彼の横に寝転がろうと思った時だった。

 

 

「ん?ゆきの?.......?何してんのお前?」

 

起こしてしまったようだ。

仕方ない最終手段だ。あらかじめ用意しておいた猫耳カチューシャを装備。

 

「にゃっ、にゃぁー。にゃんにゃん」

 

「ぐっはぁ!!!!お前、それ反則。可愛すぎるから。」

 

そう言うと彼は私を抱きしめた。

寝ぼけていたのかそのまま寝てしまい、私は1晩彼の胸の中で過ごした。猫耳のままで。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな日がいつまでも続けばいいのに。




休校だからかけると言ったのはどこのどいつだ。
ごめんなさい許してください。
かけませんでしたぁ!!
さて、今回もありがとうございました。
ゆきにゃん。俺の布団にも来ていいよ。(白目)


それでは、また次回お会いしましょう。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。