ゆのさんの葛藤だゾ
ある日の野原家
ひだまり荘の皆はテスト勉強をしていた
翌日に期末試験があるからである
沙英、ヒロ、そして何故か宮子が先に終わり、茶の間を後にする
ヒロは買い物へ、沙英はそれに付いていく
宮子も面白そうだからと付いていった
家にはゆのとしんのすけだけになった
ゆのは頭を掻きつつ勉強をする
しんのすけは退屈だった
しんのすけ:うーむ、ヒマですなぁ……
ゆの:そんなにヒマならどっか遊びにでも行ってきたら?
振り向きはせずにそう提案するゆの
しんのすけ:おお!そうしますか!ゆのさんナスアイチヤ!
ゆの:それを言うならナイスアイディア、いいから行ってきなよ
しんのすけ:あう~ん、冷たいゾ~
ゆのの背中にぴたっと張り付き指でスリスリする
ゆの:ええい!鬱陶しい!さっさと行ってこい!さもないとぶっ飛ばすぞこのクソガキが!
背中に違和感を感じたゆのはイライラして立ち上がりそう言った
しんのすけ:ほ、ほ~い
しんのすけはしずしずと出て行った
ゆの:まったくもう、あーイライラする
ゆのはペンをクルクル回して考え、書いていく
しかし、イライラしてるため集中力が続かない
ビキビキと青筋が出てくる
ゆの(くそぉ!イライラして集中できない!)
しばらく頑張っていたが限界が来てペンをテーブルに叩きつける
ゆの:んあぁ~!ちくしょう!やめだやめだ!
大声でそういうと立ち上がりコップ一杯の水をグイッと飲み干す
ゆの:ふぅ~!あーあ、やる気なくしちゃったぁ、もうやーめたっと、トイレ行こ
トイレに行き用を済ますが
ゆの(げ!ゲゲゲ!か、紙が……トイレットペーパーが!ない!)
ゆのは座ったまま動けなくなった
ゆの:な、なんたる仕打ち……どうしよう……探しに行くにしてもどうやって出る……このまま出たら確実に私は変態だ!そんなことをするのは吉野屋先生だけで十分だ!
ゆのは現在便座に腰掛けている状態
ジーパンと下着は下ろしているため下はほぼ裸
である
ゆの:……くっ、どうする……いっそのことこのまま2つとも上げて出るか……それとも誰かの助けを待つか……弱ったなぁ
ゆのは腕を組み考える
かれこれ一時間経った
ゆの:は……は……っくしゅん!くそぉ、寒くなってきた……下がスースーして気持ち悪い……しかし、出られない……出るには拭かなければ……そうだ、いっそのことこの手で!
ゴクリッ
ゆの:拭くのは片手でだ、そして逆の手でカギとドアを開けて素早く手を洗う!それしかない!!
ゆのは足を開き股に手を入れようと近付ける
ゆの:もうこれしかないんだ、覚悟を決めろ木村ゆの!いざ!
【しばらくお待ちください】
そして逆の手でカギとドアを開けて手を洗いタオルで拭き洗面所から出るゆの
ヒロ:ただいまーゆのさん
ゆの:あ、ヒロさん!お帰りなさい!
沙英:よっ!ゆの!
ゆの:沙英さん!
宮子:ゆのっちー!はいこれ
ゆの:ん?
ヒロ:トイレットペーパーよ、予備なかったから買ってきたのよ
ゆの:はあ!?
ゆのは膝から崩れ落ちた
ゆの:わ、私のバカ……待っていれば……もう少し……待っていれば……あんなバカなマネはぁ!しなかったのに!
ヒロ:ゆ、ゆのさん!?
沙英:どうしたん?
宮子(何したんだろー)
ゆの:ち、ちくしょォォォォォォ!!!
ちょ~ギリッギリなお話!
でも書いてて楽しかった(笑)
そりゃあ覚悟しますよね(笑)
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