『私は殴られウサギ……桜田ネネちゃんやもえ子さんに殴られ続けている』
『だから痛みを知っている』
『だから何であろうと痛みを与えるマネは許さない』
『あの家に行ってみましょう』
野原家に入り込む殴られウサギ
そして2階へ上がり込んだ
そこには沙英が小説を書いていた
沙英(えーっと……ここで咲子が……っと)
頭をポリポリと掻きながら小説を書く
沙英:あーダメだダメだぁ、ボツ
紙をくしゃくしゃに丸めて捨てる
それは殴られウサギに当たった
『痛いなぁ……』
沙英:はいはい、ごめんごめん……ん?今何か声が……私一人だけだよね
他の3人は邪魔にならないよう茶の間で寝ている
なので彼女以外いないはず
その時、沙英の首に何かが巻き付き締め付ける
沙英(うっ!く、苦しい!)
『紙をあんなにぐしゃぐしゃにして……しかも投げ捨てて……痛いだろうねぇ』
沙英:う、ウサギの耳!?
『ねぇ、あなたもくしゃくしゃになってみる?』
沙英:ぐ!ぐふっ!
空中に締め上げられる沙英
『苦しいでしょう?これが紙の痛み』
ヒロ:ん~さーえー?
トイレに起きたヒロが沙英の様子を見にやってきた
ヒロ:!?沙英!どうしたの!
『紙の痛みを味あわせてるの……あなたも味わってみる?』
ヒロ:沙英を降ろしなさい!さもないとその耳ちょん切っちゃうわよ!
沙英は机の上のペン立てからハサミを取り出しチョキチョキとしてみせる
『フフフ、痛いでしょうね………じゃああなたにもお仕置き』
沙英を降ろした殴られウサギは今度はヒロの左足に耳を巻き付け振り上げてから思いっきり振り下ろす
叩きつけられたショックでハサミを手放し気を失うヒロ
沙英もショックで気絶する
宮子:およ?何ドシーンって聞こえたなぁ
宮子は様子を見に玄関へ向かう
『フフフ、何もしてないのに悪いけどあなたにもお仕置きしときましょうね』
耳を宮子の首に巻き付け、キッチンの方に投げ捨てる
宮子も気を失う
ゆの:………うぅん……宮ちゃん……トイレ?
音を聞いたゆのが目を覚まして玄関へ行くとキッチンの方で宮子が気を失っているのを目撃する
ゆの:み、宮ちゃん!誰にやられたの!?
『私よ、殴られウサギ……お仕置きしてるの』
ゆのは殴られウサギをキッと睨みつける
ゆの:何をバカなことを言ってるの!それより他の2人には手を出していないでしょうね
『メガネの子とお団子の子の事ね……それなら大丈夫、もう十分痛めつけたから』
ゆの:………やってくれたね、好き勝手に……絶対許さない……
ゆのはスッと立ち上がり身構える
ゆの:さあ!かかって来い!この木村ゆのが相手をしてやる!
『容赦はしないわ』
殴られウサギは耳をゆのに伸ばすがゆのはそれを掴んだ
ゆの:えっへっへっへ~もらったぁ!めちゃくちゃに結んでくれる!
ゆのは両耳をキツく、しかも無造作に結んだ
そしてゆのは殴られウサギを踏みつけて足をグリグリとこすりつける
ゆの:ほらほら、どーしたの……その耳、伸ばしてみなよ
ニヤニヤしながらたっぷりいたぶった後ゆのは外へ投げ捨てた
ゆの:2度と来るな!バーカ!!
そう吐き捨ててゆのはドアを閉め鍵をかける
しんのすけ:………どうしたの
ゆの:ん?何でもないよ……ほら、トイレ行って来なよ、漏れちゃうよ?
ゆのは優しい笑顔で言う
ゆの(何とか勝てた……ふぅ……さて、私も済ませて寝よっと)
しんのすけが出た後ゆのも入り、済ませた後お互いに眠りにつく
『私は殴られウサギ……次に行くのはあなたの家かもしれないわね……フフフフ』
感想でアドバイスを貰って書いたネタ(退会前ね)
昔、有吉とマツコデラックスの怒り新党の新三大で特集されてたのを覚えているなぁ
ゆのはここでも格好良い
どれを投稿してほしいですか?(最後の回答のキャラは活動報告へ書いてください)
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日常的なほんわか話
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涙涙の感動話
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色んな世界観、スペシャル編
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クレしんと言えばのドタバタ話
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しんのすけとひだまりスケッチの誰かとのコンビ話