ひだまりしんちゃん   作:影山明

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ノッハラ・ウエスタンだゾ③

ヒーロシ:おい!ユノー!もう逃げられねぇぞ!観念しやがれ!

 

 

ユノー:まあ、落ち着けよ、リンゴジュースくらいゆっくり飲ませてくれ……しかしよくここまで来れたモンだ、おバカそうだと言ったのは取り消すよ

 

 

シンノー:おねいさん、それ美味しい?

 

 

 

ユノー:ん、美味いけど?それが何か?

 

 

シンノー:ううん、お?そろそろ無くなるんじゃない?オラがついであげるゾ

 

 

ユノ:お、すまないね……じゃあ頼むよ

 

 

シンノー:ほーい

 

 

ヒーロシ:あのバカ、何敵と親しくしてんだよ!

 

 

シンノーはビンを持つがあまりにも重いためバランスを崩し、中身をすべてこぼしてしまった

 

 

 

ユノー:こ、こぉのジャガイモヤロー!よくも私の楽しみのリンゴジュースをこぼしたな~!!蜂の巣にしてくれるわー!!

 

 

 

ユノーは立ち上がり、マシンガンをぶっ放す

 

 

ヒーロシ:あぶねっ!伏せろ!

 

 

しばらく撃ちつづけ弾切れになる

 

 

ユノー:チッ!弾切れか

 

 

ユノーは銃を投げ捨てた

 

 

そこにシンノーが仁王立ちをする

 

 

シンノー:おねいさん、オラと早撃ちで勝負だゾ

 

 

ユノー:ほっほ~う、いいだろう……受けて立つ

 

 

 

2人とも足を開き両手を広げ、右手の指をピクピクと動かして撃つスキをうかがう

 

 

Ready

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

fire!!

 

 

 

ユノー:もらった!あ、あれ?

 

 

ユノーが引き金を引いても弾は出ない

 

 

 

ユノー:あー!!弾込めるの忘れてたー!!

 

 

シンノー:スキありー!

 

 

シンノーのは実は水鉄砲だった

 

 

水鉄砲からは白い液体が飛び出しユノーの右目に入ってしまった

 

 

シンノーはさらに左目にも撃つ

 

 

ユノー:いたたたた!目!目が!目が痛いよー!!!

 

 

シンノー:フッ、中身は母ちゃんのシャンプーだゾ

 

 

ミッサエ:でええええ!?私の高級シャンプー!?あれ高かったのよー!!

 

 

ヒーロシ:お前また買ったのか、先月も買っただろ

 

 

ユノー:わあああん!!痛いよー!!ごめんなさーい!!もうしないから許してー!!

 

 

ヒーロシ:こいつ、やっぱりお子様じゃねぇか

 

 

 

ブヒスタン:フッ、仕方の無いボスだ、許してやろう

 

 

 

ヒーロシ・ミッサエ:おめぇは何もしてねぇだろ!!

 

 

 

こうして、ユノー率いる軍団は逮捕された

 

 

ヤマッブキには平和が戻った

 

 

 

ノリッペー:ありがとうございます!何とお礼を言っていいやら

 

 

ナズーナ:感謝します!

 

 

シンノー:いやーそれほどでもー

 

 

ヒーロシ:また、何かあったらカスッカベにきな

 

 

ミッサエ:私達が解決してあげるわよ

 

 

ヒマー:たや!

 

 

そして馬車に戻るヒーロシ達

 

 

シロー:クゥ~ン

 

 

 

3人:あ、降ろすの忘れてた

 

 

 

 

ノッハラ・ウエスタンだゾ

 

━おわり━




何故か思いついた西部劇

といっても西部劇らしいことはしてないが(笑)

ちなみにユノーが使ってる銃はワルサーP38(笑)

そして役立たずのブヒスタン

なぜか憎めない(笑)

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