ひだまりしんちゃん   作:影山明

100 / 122
ゆのさんとケンカだゾ

ある日の野原家

 

 

ゆのは復学した時のための勉強をする

 

 

沙英は2階で執筆

 

 

宮子はシロと遊ぶ

 

 

ヒロは流しで洗い物

 

 

 

しんのすけはアクション仮面

 

 

『覚悟しろ!アクション仮面!今日こそ貴様の息の根を止めてやる』

 

 

『そうはいかないぞ!パズル怪人キュービック』

 

 

『このパズルを解いてみろ!』

 

 

『望むところだ』

 

 

 

ゆの:あの~しんちゃ~ん?もう少し音下げてもらっていい?

 

 

しんのすけ:ほーい

 

 

ゆの:ありがとう

 

 

ゆのは問題を解いていく

 

 

しんのすけは小さくてセリフがあまり聞こえなないため少し上げる

 

 

ゆの:…………

 

 

 

ゆのはビキッと青筋が出るが堪える

 

 

しんのすけはリモコンを下に置きアクション仮面を見る

 

 

しんのすけ:面白かったゾ~さーておつやおつや~

 

 

おやつを取りに行こうとしたとき

 

 

しんのすけの足が音量アップボタンを踏み一気に音量が上がる

 

 

 

『ニュースの時間です!!!今日午前8時頃〇〇市のコンビニに強盗が入りました!!!』

 

 

 

しんのすけは急いで下げる

 

 

しんのすけ:やれやれ~んも~お兄さん声がデカいゾ~ん?

 

 

しんのすけがゆのの方を見るとゆのはワナワナと震える

 

 

 

ゆの:………ねえ、しんちゃん……私はなんて言った?

 

 

 

しんのすけ:んっと~テレビの音量を下げて~って言ったゾ

 

 

ゆの:うん、そうだよ……そう言った……なのに

 

 

 

ゆのは立ち上がりしんのすけの方に行く

 

 

 

ゆの:音量上げたよね!?私は下げてって言ったのに!1度目は100歩譲って許すとしても2度目の大音量は許せないよ!!

 

 

しんのすけ:に、2度目はわざとじゃないゾ!うっかりだもん!

 

 

ゆの:フンッ、どうだかね、最近私に怒られるからわざと踏みやすいところに置いたんじゃないの?

 

 

しんのすけ:ち、違うゾ!何言ってんの!オラは無実だゾ!

 

 

沙英:ん~?どしたん?

 

 

ゆの:信用ならないね!

 

 

しんのすけ:そんなに音が嫌なら家から出ていって外でやればいいんだゾ!!

 

 

沙英:ちょっ!それ言い過ぎ!

 

 

ヒロ:2人とも落ち着いて!

 

 

 

ゆの:ああわかったよ!出てくよ!出てってやるよ!!お前なんか大っ嫌いだバーーーーカ!!

 

 

しんのすけ:お、オラも嫌いだゾ!んべー!

 

 

しんのすけは顔を伸ばして舌を出す

 

 

ゆの:………チッ、クソガキめ!

 

 

ゆのは舌打ちをして玄関のドアを強く閉めて出て行く

 

 

 

宮子:お!ゆのっちどちらへ?

 

 

ゆの:うるさい!私に構うな!!

 

 

 

イライラしてるため宮子に八つ当たり

 

 

 

ゆのはしばらくしても帰ってこない

 

 

 

しんのすけ:ひま、お兄ちゃんと散歩行くか?

 

 

ひまわり:たい!

 

 

しんのすけはひまわりを背中に背負い、紐で固定

 

 

そして出かける

 

 

 

沙英:………おやおや、散歩なんて誤魔化して

 

 

宮子:うむ、素直じゃないですな

 

 

ヒロ:似たもの同士かしらね

 

 

 

そう、しんのすけはゆのを探しに行ったのだ

 

 

 

【その頃のゆの】

 

 

 

ゆの:あーあ、やっちゃった……はあ、子供相手になにやってんだろ

 

 

 

公園のブランコに座り俯く

 

 

ゆの:お腹空いたなぁ……帰ろ……後のことは後で考えよ

 

 

 

ゆのは立ち上がり帰ろうと歩き出す

 

 

 

途中、赤ん坊の泣き声みたいなのが聞こえてきたゆのは少し早歩きになる

 

 

そこには

 

 

不良:うるせーんだよ!ガキ!

 

 

ひまわり:びえええ~!!

 

 

しんのすけ:お兄さん達!どいてよ!

 

 

道を塞いでいた不良に注意したところ絡んできてひまわりにさえ絡んだ

 

 

不良:おい!そのガキ黙らせろ!

 

 

しんのすけ:ひまわりが泣いたのはお兄さん達のせいだゾ!黙らせたかったらあやしてみろ!

 

 

不良:なにー!?よし!黙らせてやる!

 

 

不良はしんのすけ達に殴りかかろうとする

 

 

 

そこに

 

 

ゆの:やめなよ、やるなら私が相手になってやるよ

 

 

 

不良:なんだお前、コイツを助けるつもりか?コイツのナイトってか?

 

 

ゆの:べ~つに?イタズラするし、イラつかせてくれるし、勉強の邪魔はするし……あげくの果てに水着を剥ぎ取るし

 

 

不良:…………

 

 

不良達は突然二へ~ッとなる

 

 

ゆの:何想像してんだよスケベ!

 

 

不良:おう、なんでもねえよ

 

 

ゆの:だけどね、そんなこの子でも……家族なんだよ、困ってる時に見過ごすなんて出来ないんだよ、例えケンカしてたとしてもね

 

 

 

ゆのは指を鳴らす

 

 

ゆの:来いよ、足だけで全員倒してやる

 

 

 

不良:舐めんなよオラァ!

 

 

 

不良達はゆのに飛びかかる

 

 

ゆの:フンッ、動きが丸見えだよ!

 

 

 

ゆのはあっという間に返り討ちにする

 

 

ゆの:お帰りはあちらで~す、さっさと失せてくださーい

 

 

ゆのは逆方向を指さして言った

 

 

不良達はその方へ逃げていく

 

 

しんのすけ:ゆのさん

 

 

ゆの:………

 

 

しんのすけ:オラを助けてくれたの?

 

 

ゆの:………ああ、そうだよ

 

 

しんのすけ:何で?オラ、ゆのさんに酷いことを

 

 

ゆの:……バカだね……家族を助けるのに理由なんかいらないよ、困ってるから助ける、それだけだよ

 

 

しんのすけ:…………

 

 

ゆの:………さっきは言い過ぎた、ゴメン……嫌いだなんて嘘だよ、ホントは大好き

 

 

しんのすけ:……オラも好きだゾ!

 

 

ゆの:じゃあお互い好きだってわかったところで帰ろっか……よいしょっと

 

 

しんのすけ:おお!

 

 

ゆのはしんのすけを抱き上げて肩車をする

 

 

ゆの:重っ!そうかひまちゃんもいるのか、ふふふ……しっかり掴まっててねしんちゃん

 

 

しんのすけ:ほーい

 

 

ゆのは歩き出す

 

 

ゆの:夕日が綺麗だね

 

 

しんのすけ:きっとお日様もお家に帰るんだゾ

 

 

ひまわり:たや?

 

 

ゆの:そうだね、そしたらお月様と交代だね

 

 

しんのすけ:その前に帰りたいゾ

 

 

ゆの:よぉ~し!じゃあスピードアップだ~!

 

 

しんのすけ:おおー!いけ~!

 

 

ひまわり:キャッキャッ!

 

 

ゆのは家に向かって走り出した

 

 

ゆのとしんのすけは無事に仲直りをした

 

 

しかし、またいつものようにイタズラをしお仕置きを受けるしんのすけと

 

 

イタズラをされて、キレてお仕置きをするゆのであった




なんとゆのとしんのすけの言い合いがついに勃発!

1度書いてみたかったネタ

ノリ過ぎて長くなってます

ちなみにゆのの服装はワイシャツジーパン

ゆのとしんのすけばっかで飽きられてないかな

ゆのの服も

気になるところ(笑)

でも着せる(笑)

どれを投稿してほしいですか?(最後の回答のキャラは活動報告へ書いてください)

  • 日常的なほんわか話
  • 涙涙の感動話
  • 色んな世界観、スペシャル編
  • クレしんと言えばのドタバタ話
  • しんのすけとひだまりスケッチの誰かとのコンビ話

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。