ストライクウィッチーズ 鉄の狼の漂流記   作:深山@菊花

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ストライクウィッチーズ編、最終話です。
それではどうぞ!


第三十六話「ストライクウィッチーズ」

坂本とペリーヌを救出し、ひとまず一難去った二人だが、敵であるウォーロックはまだ健在していた。

赤城を守るために急いで飛んできたシュミットは武器を持ってきておらず、攻撃は宮藤に任せきりな状態であり、彼は今防御に専念していた。

しかし、もともと攻撃寄りのシュミットは防御を使用する回数がそう多くないため、宮藤ほどの防御力は無い。それでもウォーロックの注意をひきつけながら彼は懸命にシールドを強化し張る。

 

「くっ…!」

 

ウォーロックの攻撃はすべてひきつけ、その隙を宮藤に攻撃してもらう。これが彼らが即席で組んだ戦術だった。しかし段々ウォーロックも学習をしてきたのか、徐々にシュミットを見なくなってきており、宮藤を狙うようになり始めていた。

それでもシュミットは懸命に食らいつき、宮藤を守る形で前に出る。

 

「こっちを向け!!」

 

シュミットは大声でウォーロックを怒鳴る。その怒鳴り声が聞こえたのか、ウォーロックはその声に応えるかのようにシュミットへ攻撃をする。無論、シュミットもそう来るようにしたのですぐさま防御を張る。しかし、ここでトラブルが起きた。

 

「うわっ!?」

 

シュミットは突如体勢を崩した。すぐさまユニットを見る。すると左足から黒い煙が出ていた。

シュミットは舌打ちをする。ここまでウォーロックに追随するために強化を出し惜しみせず掛けっぱなしにしていた。 そのためユニットにガタが来たのだ。しかし強化を掛けた状態でユニットがここまで持ったのは歴代最長記録かもしれない。それだけユニットもよく持ちこたえたものである。

しかし、体勢を崩した状態では宮藤を完全に守ることはできなかった。初撃をかろうじて防いだ後彼は高度が下がってしまい、残りの攻撃は宮藤に向かってしまう。

宮藤もそれに気づき咄嗟にシールドを張る。しかし完全に分が悪くなってしまった。シュミットはもう高速で飛行ができないので、宮藤は一人で戦うしかない。そしてウォーロックもそれを狙ったかのように宮藤に攻撃を集中させた。まさに万事休すである。

その時だった。攻撃していたウォーロックにどこからか攻撃が飛来。そしてそれはウォーロックを爆散させ、ウォーロックは沈没寸前の赤城に激突。そしてそのまま赤城と共に海中に没した。

一連の流れを見ながらシュミットは攻撃した方向を見る。するとそこには映ったのはかなりの遠方にリーネが装甲ライフルを持ってホバリングしていた。リーネがその位置から狙撃をウォーロックにしたのだ。シュミットはその距離を見て感心した。

 

(あんな芸当私には無理だな…)

 

そう考えながらも、シュミットはこのタイミングで不運に見舞われた。左足のユニットが壊れてしまい右足だけで飛行していたが、なんと今度は右足からも黒煙を噴き出したのだ。

 

「そんな…」

 

彼はここにきて絶望を感じ、ユニットが壊れないことを祈った。しかしシュミットの願いは届かず、ユニットは魔道エンジンが壊れてしまい、完全に飛行する術を失ってしまった。

そして彼は腕を空に伸ばし、そのまま墜落していく。宮藤が落ちていくシュミットに気づく。

 

「シュミットさん…!?」

 

急いで降下するが、すでにシュミットはかなり下まで落ちていく。その時だった。

宮藤を通り越して誰かが高速でシュミットに猛接近する。そしてシュミットの伸ばしている手を海面ギリギリでキャッチした。

宮藤はシュミットを助けた人物を見て驚いた。

 

「サーニャちゃん!」

 

シュミットを助けたのはなんとサーニャだった。サーニャはシュミットの手を取ると、そのまま彼を抱きかかえながら再び上昇をしていく。

宮藤はその光景を見てぽかんとする。その時、後ろから声を掛けられた。

 

「お待たせ!」

「芳佳!」

 

宮藤は呼ばれて振り返ると、なんとウィッチーズのみんながユニットを履いてやって来た。

 

「みんな!」

「よく耐えたな宮藤」

「坂本さん!」

 

宮藤は坂本やウィッチーズが駆けつけてきたことがうれしかった。そしてサーニャとシュミットも集まっている高度にやってくる。

シュミットがサーニャに声を掛ける。

 

「ありがとうサーニャ。おかげで助かったよ」

「うん」

 

シュミットに感謝の言葉を言われサーニャは頬を赤くしながらこくりと頷いた。それを見てシュミットのD型ユニットを抱えたエイラが言う。

 

「サーニャに感謝しろヨ。オマエが怪我したら、サーニャが悲しむんだゾ!」

「エ、エイラ…」

「…ああ、そうだな。私がしっかりしていないと駄目だな」

 

エイラに指摘されサーニャは少し狼狽える。シュミットもその言葉に驚くが、指摘していることは当たり前のことであると彼も認識し、甘んじてその言葉を受け入れ、そしてしっかりとしないといけないと再び決意する。

そんな中、バルクホルンが抱えている宮藤の零式を見ながら呟く。

 

「これは必要なくなったようだな」

 

彼女たちの目的は宮藤とシュミットの支援に行くことが目的であり、そのためにシュミットと宮藤のユニットを持ってきていたが、攻撃目標であるウォーロックは既に海中に沈んでしまったため、必要が無くなってしまった。

しかし、それを聞いていたエイラはサーニャに抱えられているシュミットにユニットを履かせた後、タロットを引いた。

 

「…そうでもないかも」

「えっ?」

 

エイラの言葉に聞いていた者たちは驚き見る。そしてエイラのカードをシュミットが覗き見て、そこにあったカードを見て固まった。

そこに書かれていたのは塔のイラスト――つまり「タワー」のカードだ。タロットではどう転んでもろくな事が無いカードとして有名だ。

 

「おい…嘘だよな?」

「ほら見て」

 

シュミットはエイラに聞くが、エイラは海面を指さした。

そこは赤城の沈没した地点。しかしそこには渦潮が発生していた。そして次の瞬間、その渦潮から大きな水柱が上がる。ウィッチーズ他、退艦し救命ボートに避難していた赤城乗組員たちは驚く。

 

「なんだあれは!」

「まさか…」

 

赤城の乗組員たちは口々にその正体を探ろうとする。その中で、艦長の杉田は水柱の正体に思い当たるものがあったようであり、まるであり得ないと言わんばかりに言う。

そして水柱は収まり、今度そこから現れたのは沈んだはずの赤城だった。

 

「赤城だと…!」

 

ありえない物を見ている気分だった。沈んだ船が自力で戻ってくることなどない。その時、坂本は赤城の艦首を見て驚く。そこには先ほど撃墜したウォーロックがまるでフィギュアヘッドのように艦首にくっついているではないか。そして赤城の外観は黒色に変色し、所々に赤い斑点模様がついていた。その姿はまるで赤城の形をしたネウロイだった。

 

「ウォーロックが赤城と…!」

 

その間にも、宮藤と坂本のユニット交換作業は行われており、ペリーヌが坂本の足にユニットを履かせる。

 

「少佐!これで…」

「ありがとう、ペリーヌ」

 

ユニットを装着し終え、坂本は礼を言いそしてユニットを始動させる。

 

「動くなよ宮藤」

 

同じ頃、宮藤もシャーリーに抱えられた状態で、バルクホルンにユニットを履かせてもらっていた。

そして宮藤のユニットも装着し終える。

 

「よし、いけるぞ。これで全員だ!シュミット!」

「なんだ!」

「これを!」

 

バルクホルンは気合を入れ直したと同時に、背中に掛けていた機関砲を一つシュミットに持たせる。それは彼の愛用しているMG151であった。

シュミットはそれを受け取る。

 

「MG151…助かる!」

 

シュミットは礼を言う。それと同時に、赤城は海面から離れ始める。そしてそのまま上空へ飛翔し、シュミット達に向けて攻撃を開始する。それはネウロイのビームだった。

シュミット達は一斉に散開し、そして赤城を取り囲む。

坂本はミーナと共に飛行していた。

 

「美緒、できる?」

「ああ、やるぞ!」

 

二人は互いの手を取り魔法を発動させる。これは坂本とミーナの複合技であり、ミーナの空間把握と坂本の魔眼で飛行している赤城を見る。

すると、驚くべき状況が分かった。

 

「な、何だこれは!?」

「ウォーロックと赤城が融合している!これじゃあ手の付けようが無いわね…」

 

なんと、ウォーロックは轟沈した赤城と融合していたのだ。その様子を見てミーナは手の付けようがないと考える。しかし、坂本はそう思っていなかった。

 

「だが、やるしかない!あれはもうウォーロックでもネウロイでもない。別の存在だ。我々ウィッチーズが止めなければ、誰もあれを止める者はいない!」

 

坂本の言葉に全員が頷く。彼らの攻撃目標と覚悟は決まった。

サーニャが魔道針で感知する。

 

「来ます!」

 

その声と同時に、ネウロイ化した赤城は攻撃を再開する。

 

「ストライクウィッチーズ、全機攻撃態勢に移れ!目標、赤城及びウォーロック!」

『了解!』

 

ミーナの攻撃命令に全員が大きく返事をする。その間にもミーナと坂本は分析をする。

 

「コアは赤城の機関部だ!」

「外からは破壊できそうにないわね。内部から辿り着くしか…」

「内部を知っている私が行く!」

 

分析するさなか、坂本は自分が赤城内部に侵入し、コアを破壊すると言った。しかし、いくらユニットを履いているからと言っても彼女は本調子ではない。

 

「美緒!あなたは…!」

 

案の定ミーナが坂本を止めるが、坂本はそれでも内部に侵入する気だ。その時、別の所から声が上がった。

 

「私が行きます!」

「私も!」

「私も内部なら多少は分かりますわ」

 

宮藤とリーネ、そしてペリーヌが志願をする。宮藤とリーネはペリーヌも来てくれると言って驚く。

 

「ありがとう、ペリーヌさん!」

「べ、別にあなたのためじゃありませんわ!」

「ペリーヌ、オマエが付いていてくれれば心強い」

「は、はい!」

 

ペリーヌはツンとした態度をとるが、坂本のエールを言われ途端に表情が変わる。わかりやすいものだ。

 

「では、その他の隊員は三人の突入を援護!突破口を開いて!」

『了解!』

 

ミーナが即座に命令を下す。それを受け全員が応をする。赤城は急上昇しながら雲の上に出る。高度は5000m、ついに戦闘が開始された。

 

「攻撃開始!」

 

そして全員攻撃を始める。先に動いたのはハルトマンだった。

 

「先に行くよ!」

 

そう言ってハルトマンは赤城に急接近していき、固有魔法「疾風」を使い、赤城の船体を削る。

 

「私の仕事を!」

 

それを見てバルクホルンも感化され、両手に持つMG42を赤城に向け引き金を引く。

急接近しながら戦うハルトマンとバルクホルンのペア。それとは逆に遠方から攻撃をするペアもいた。

 

「右だな」

「うん」

 

エイラは固有魔法「未来予知」を使い、サーニャを抱きかかえながら赤城からの攻撃を最適なタイミングとコースで避ける。そして避けた後、サーニャがフリーガーハマーで攻撃を加える。

 

「上だな」

「うん」

 

今度は上昇をする二人。そして上昇した直後、先程居た位置に赤城からの攻撃が通り過ぎる。

所変わって、シュミットは赤城の前方部分でホバリングしていた。

 

「軍艦にフィギュアヘッドは似合わないな」

 

そう言ってシュミットは眼前に見える融合したウォーロックに向けてMG151を構える。異変に気付いたのかウォーロックはシュミットに攻撃を始めるが、シュミットはそれを避けたりシールドを張ったりしながら接近していく。

 

「さっきのお返しだ、喰らえ!」

 

そして彼は固有魔法「強化」を掛けMG151の引き金を引く。飛び出した弾丸は艦首についていたウォーロックのオブジェクトに命中後、それを粉砕し更に後ろの装甲まで削る勢いで突き進んでいく。

そして、完全にウォーロックの姿が消えた後、シュミットは上空を見る。

 

「シャーリー!ルッキーニ!今だ!」

 

彼が呼ぶと、待っていたと言わんばかりにシャーリーがルッキーニを抱えながら急降下をしていく。シュミットによって安全に降下した後、今度はシャーリーが抱いていたルッキーニを投げ飛ばす。

 

「いっけーッ、ルッキーニ!」

 

シャーリーの固有魔法「超加速」は、ルッキーニをカタパルトのように打ち出す。ルッキーニはその速度を維持したまま自身の前方にシールドを張る。それと同時に、彼女の固有魔法「光熱攻撃」を展開する。これにより、ルッキーニは自らが光熱の弾丸となり、物凄い加速で赤城の艦首に接近、そしてその艦首を粉々に粉砕した。

 

「芳佳、やっちゃえー!」

 

ルッキーニが宮藤に合図を送る。これにより赤城内部に侵入が可能となった。

 

「行きますわよ!」

「はい!」

 

三人の中でペリーヌがリーダーとなり、二人に指示を出す。そして三人は艦首から赤城内部に侵攻した。

しかし、三人にはいきなり壁が立ちはだかる。

 

「隔壁が…!」

「リーネちゃん!」

「はい!」

 

ペリーヌは隔壁を見て驚くが、すぐさま宮藤がリーネに救援を求める。そしてリーネは装甲ライフルを隔壁に向けて放つ。それにより、隔壁は粉々になり三人は進行を再開する。

そしてしばらく艦内を飛行するが、突然、奇襲攻撃に遭遇する。

 

「あッ!」

「しまっ…!」

「武器を失うなんて、なんてこと!」

 

その奇襲攻撃は艦内の小さな窓から放たれ、リーネと宮藤の持つ武器に命中した。二人はその武器を捨てるが、これで武器持ちはペリーヌだけになった。

そしてさらに進行していき、三人はコアのあるであろう機関部前に差し掛かる。

 

「この奥ね!」

 

ペリーヌはブレン軽機関銃を壁に向けて撃つが、彼女の機関銃では壁を打ち抜くことはできなかった。

 

「この銃じゃ無理ですわね…」

「そんな…」

「ここまで来たのに…」

 

ペリーヌの言葉に宮藤とリーネはショックを受ける。しかし、ただペリーヌも言うだけでは無かった。彼女にはまだ奥の手があった。

 

「最後に取っておくつもりでしたのに…」

 

そう言ってペリーヌは弾の切れた機関銃を捨て壁に近づいていく。そして右手を出し、壁に向けて固有魔法「雷撃」を使った。

 

「tonnerre!」

 

雷撃により、最後の壁は崩壊した。そして壊れた壁から三人は中を見る。

 

「これは…」

 

そこにあったのは、巨大なネウロイのコアだった。しかしここで問題が起きた。

 

「これだけの大きなコア…一体どうやって破壊すれば…!」

 

しかし、既に三人は攻撃手段を失った。目の前のコアを破壊するものを持っていなかった。

しかし、宮藤は覚悟を決めたのか、先導してコアの部屋に入り、そしてコアの真上で立ち止まる。

 

「芳佳ちゃん!」

「宮藤さん。何をする気ですの?」

 

リーネとペリーヌはそんな宮藤の行動に疑問を持つが、宮藤は二人に声を掛けた。

 

「リーネちゃん、ペリーヌさん。私を支えて!」

 

宮藤に言われ、二人は両腕を取り空中で宮藤を支えた。

 

「――ありがとう」

 

宮藤はリーネとペリーヌにそう言うと、突然足に履いていたユニットのプロペラを逆回転させた。そして、そのままユニットは宮藤の足からスルりと離れる。

 

「えっ!?」

 

二人が驚く中、ユニットはそのまま落下していき、そして部屋の中央にあったネウロイのコアに直撃、そしてコアを破壊した。

外で戦闘していた者たちは、突然攻撃が止んだため戦闘をストップした。赤城に浮かんでいた黒い模様と赤い斑点が突如消えたのだ。そしてそのまま支えを失ったかのように赤城は落ちていくが、雲を少し抜けた辺りから、その大きな船体をボロボロと破片に変え、ついには消滅した。

そして全員が、その光景に見とれている中、ルッキーニが気付く。

 

「あっ!芳佳だ!」

「やったな!」

 

先に気づいたのはルッキーニだった。そこにはリーネとペリーヌに支えられた宮藤が居た。ルッキーニは喜びながら真っ先に宮藤の下に飛んでいく。ルッキーニと一緒に、シャーリーもついていく。それを区切りに、他の隊員も一斉に宮藤の下に集まっていく。

 

「やった!やったよ芳佳ちゃん!!」

 

リーネは大はしゃぎしながら宮藤を抱く。ペリーヌはそんな光景を相変わらずだと言わんばかりの表情で後ろを向く。しかし、近づいてきたシュミットは、そんなペリーヌが笑顔だった姿を見て、彼女も同じ思いなんだと思った。

そんな風に思っていた時、シュミットはあるものが目についた。

 

「あれは…!」

 

シュミットの声に全員がその方向を見る。なんとそこにはネウロイの巣となっている雲がちぎれるように拡散していく光景だった。そしてしばらくして、その雲はそこにはなかったかのように姿をまるで消した。

 

「ネウロイの巣が…」

「消えていくぞ!」

「ガリアが…私の故郷が解放された…」

 

皆が口々に言う。それぞれが喜びの声を上げる。中でも一番嬉しかったのはペリーヌであり、ついに彼女は自分の愛する祖国が解放されていく姿を見て、心の中から抑えきれない感情が湧き上がり、目に涙を浮かべた。

そんな光景を見ながらシュミットは考える。

 

(これは欧州奪還の貴重な第一歩だ。そして、それを区切りに私達はネウロイを倒していくんだ…!)

 

シュミットも、ついにやったと言わんばかりの感情があった。今まで奪還することのできなかったヨーロッパの一国をついに奪還したことに、そして、彼の愛するこのウィッチーズで為せたことに、心の中から喜んだのだった。

そして、ストライクウィッチーズの役目はこれで終了した。ミーナがウィッチーズに命令を下す。

 

「ストライクウィッチーズ、全機帰還します!」

『了解!』

 

こうして、第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」は正式に役目を終え、解散したのだった。

しかし、彼らの戦いはまだ終わっていない。これからが、彼らの本当の戦いの始まりなのだ。




どうも、深山です。いやぁ、書いてみると長いのなんの。1期編がここまでかかるとは正直予想外ではありました。これにより、1期編は終了します。
さて次回、シュミット君は一体どこに行くのでしょうか?
誤字、脱字報告お待ちしております。それでは次回!

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