プロローグ
ーーw高校 休憩時間
俺の名前は宮井卓也。どこにでもいるような高校1年。
別に漫画の主人公のように、成優秀でもなければ、運動神経抜群でもない(でも悪くもない)。
かといって、成績が悪いかと言われたら別にそうでもない。
何の特徴もない、世間一般で言うネクラ(でいいのかな?)である。
特徴があるとしたらただ一つ。
俺の友人は、変人ばっか・・・
俺には、友人と呼べるか分からない人間、話した事があっても、友達と呼べるかどうか分からない人間、そんな奴が何人かいる。そんな奴らとは違い、俺が唯一友人と呼べる奴が二人いる。
一人は隣の席の下川こうきだ。
彼とは、小学校の時からの友人で、中学の時まではフレンドリーな奴だった。
しかし、今はただの軍オタになってしまった。
そしてそんな彼は今日も俺の隣の席で、誰とも話さず話しかけられず、ただただ軍事系の本を読んでいるだけ。
そうしているうちに、休憩終わりのチャイムがなり全員がお疲れムードの中、今日最後の授業が始まった。
ーー放課後
退屈な授業も終わり、ホームルームも終了しみんながわらわらと帰っていく中、自分も帰ろうかとポケットの中からスマホを取りだし、イヤホンをつけて音楽をかけようと画面をつけたとき、珍しい奴からラインが来ていた。
そう、二人目の友人、辻平春樹だ。
彼とは、こうきと同じく小学校からの友人だったが、中学校にあがるなり不登校になった。
そして、テストの日だけやってきて、全部100点というキモすぎる結果を残すという変わり者の極みだ。
そして自称マッドサイエンティストで、物理化学と数学の知識だけだと科学者並みの能力をもつ(しかし文系は・・・)。
そんな彼からラインが来ていたのだ。
用件はこうだった。
『学校が終わり次第、こうきを連れてすぐ私の家にきてくれ。見せたい物がある』
「なぁこうき。春樹からこんなの来たんだけど」
俺は横にいたこうきにメッセージをみせた。
「珍しいな。てか見せたいものって何だよ」
「知らね。取り敢えず行ってみるか」
「あぁ。」
そして俺とこうきは春樹の家に向かった。
彼の家は海辺にあり、この学校のある地域からだと自転車で約20分弱かかる(近っ!)。
ーー春樹の家の前
ピーンポーン♪
インターホンを押し数秒待った。
するとスマホに彼から通知が来た。
『入ってきてくれ』
「だってよ。」
「仕方ない。入るか。」
俺とこうきは、彼の家の中に入った。
すると、
「よく来てくれたな、我が助手たち!」
「「助手になったおぼえはない」」
玄関に入るなり、春樹は白衣姿に頭にゴーグルみたいなのを着けてたっていた。
「んで?俺たちに見せたいものって何だ?」
「フフフ、まぁ取り敢えず私に付いてきなさい。」
「「?」」
訳も分からず、取り敢えず付いていった。
春樹についていくと、階段の下の物置の前で止まった。
そして物置を開けたと思うとそこには何もはいっておらず、こうきと俺は「?」となった。
すると春樹は床に手をかけたと思うとそれを持ち上げた。
そこには階段があり、地下に続いていた。
そして、そこを地下20m位下って行った先にあったものを見て、俺達は唖然とした。
そこには、
「これが私が発明した、
伊404だ
全長122m
全幅12m
機関が私が開発した電子式タービンモーター。
これは、電子の流れをタービンに当てて回転させるというものだ!
万が一のため補助としてディーゼルをつんでいる。
そしてこの船にはなんと
時空移動装置を開発し、搭載したのだ!」
「「え?」」
読んでくださり、ありがとうございます!
文章力が全然なくてすみません。
意見や感想があればどしどし書いてやってください!