クラスメイト K [本編&おまけ完結]   作:ちびっこ

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揺れる体育祭 2

 学校に向かいながら思わず溜息が出る。今日は朝から兄を叱り、少し疲れたのだ。主に精神が。その一方で喜んでる自分も居る。決して兄のバカな行動を喜んでるわけじゃないぞ。今、私が生きていることに喜んでいるのだ。

 

 昨日の夜はこれからのことを考え、私はリボーンが殺しに来る可能性も考えていたのだ。私を調べればマフィアとの関わりがないことがわかる。しかし、マフィアの情報を知っている。……怪しすぎだろ。殺されてもおかしくないという結論になるのは普通だろう。今日は大丈夫だったのは、まだ調べ終わってないと予想する。殺されなくても1、2週間のうちに必ず何か接触があるはずだ。

 

 そこで私はこの1、2週間の過ごし方を考えた。正直、いい案は出なかった。大まかに選択すると、今まで通り過ごす、原作キャラと仲良くなる、原作キャラに嫌われる、だ。

 

 今まで通り過ごす場合はリボーンの判断に任せると言ってもいいだろう。

 

 沢田綱吉達と仲良くなるように努力する場合は、リボーンは殺しにくくなるが、更に警戒されるだろう。そして未来が終わる可能性も高い。なぜなら、私の行動で原作がずれたことは原作を知った初日に証明されてる。つまり仲良くなる場合は、原作がずれないように細心の注意を払わなければならない。それは恐らく難しい。もし仲良くなり白蘭のことを話してたとしても同じようなことを考えた奴が現れれば終わったと思ってもいい。ボンゴレ匣が作られる奇跡の未来に行かなければ沢田綱吉の戦力は大幅に下がるのだから。まぁこの世界が未来に繋がるのかはわからないが……。しかし、私が原作を知ってることを考えれば、繋がると思った方がいいだろう。そう考えると一体何をきっかけで原作ずれるのかわからない。難しすぎる。そして何より、私は人と仲良くすることが出来るほどの能力はない。今まで友達というものがいなかったのだ……。

 

 沢田綱吉達に嫌われるというのは……厳しいと判断した。もう私は目をつけられたのだ。悪い方向で。これ以上、悪い方向で目をつけられれば死ぬ。それに私の心理的に負担がかかる。もちろん今まで1人だったので嫌われるのは負担とは思わない。ただ、ボンゴレ狩りが始まるとわかっていれば……彼らと仲良くしていれば死なないのでは?という心理がどうしても働いてしまうのだ。

 

 最終的に私が死ぬのが1番いいのではないのか……という結論になってしまった時に兄が部屋に入ってきて考えることをやめたのだ。

 

「はぁ……」

 

 思わず溜息が出てしまう。何度も死にたくはないと思ってる私にすればこの結論はきつい。そして、この世界のために死ぬという選択が出来るほど私は出来た人物ではないのだ。いっそのこと、リボーンに殺してくれと言うべきだろうか……。自殺する勇気はないしな……。

 

「かっ神崎さん!!!」

 

 ふいに名前を呼ばれ意識が戻れば、私は校門前に居た。無意識に歩いて辿りついたのだろう。そして、名前を呼ばれたことを思い出し辺りを見渡せば、沢田綱吉と獄寺隼人、山本武が居た。相変わらず仲がいい。

 

「昨日はリボーンが……その……ごめん!! あいつもオレが悪いから謝りたいって言ってるんだ……」

 

 沢田綱吉の言葉に思わず首をひねる。彼らの反応を見ると私の声が聞こえなかったのだろう。しかし、リボーンが悪いとはどういうことなのだろうか。私が言った通りで巻き込んだことを謝ってるならば……沢田綱吉が私に謝ってるのはおかしい気がする。そもそも熱が出て保健室に行く原作はどうした?

 

 ……タオルを兄のカバンに入れたのを忘れていた。なぜ私はタオルを入れたのだ?原作がずれるのは危険だとわかっていたはずなのに……。

 

「おい! 10代目が謝ってるんだぞ! 何か言えよ!」

「まーまー落ち着けって」

 

 獄寺隼人は何でついてきたんだ。恐らく沢田綱吉も似たことを思ってるだろう。顔に出てるしな。そして顔を見て気付いた。少し赤い……。タオルを入れたが熱は出たのだろう。

 

 ……昨日のことで彼の中では学校に来ないという選択肢がなくなったのかもしれない。しょうがないのでカバンの中から救急箱を出す。救急箱といいながらただのポーチだが。

 

「あの……神崎さん……?」

 

 急にポーチを出した私に疑問を感じたらしい。もう少し待て。確か冷却ジェルシートがあるはずなのだ。保健室に行きたくないからいろいろ準備したからな。

 

「ん」

「ええ!?」

 

 見つかったので彼に冷却ジェルシートを渡した。……押し付けたと言ってもいいが。とにかく渡したので用事が終わりと思い教室に向かうことにしたが、腕を掴まれる。獄寺隼人と思ったが意外にも沢田綱吉だった。彼は死ぬ気モードじゃなくても女子に触れることができるのか……。

 

「……なに?」

「どうして……これを――」

「昨日、川に入った。……顔が赤い。今は大丈夫でも熱が出るかもしれないと思ったから」

「え…………。ありが――」

「熱!? 大丈夫ですか!! 10代目!!」

 

 沢田綱吉が何か言おうとした気がする。しかし彼は獄寺隼人に揺さぶられて話せない。もう私は教室に向かってもいいのだろうか。腕も離してもらえたしな。ただ、山本武の言うとおりそれ以上はやめてやれ。どんどん顔が真っ青になってるぞ。

 

「オ、オレは大丈夫だから……」

 

 その一言で獄寺隼人の動き止まった。安堵したらしい。沢田綱吉が目を回しながら答えたことに気付かない獄寺隼人に私は――ドン引きした。今日の彼は呪われてるのだろう。棒倒しでも散々だしな。

 

「……棒倒し頑張れ」

「あ、ありがとう……」

 

 彼が不憫すぎて思わず応援してしまった。そして彼は私に礼を言って棒倒しのことを思い出したらしい。頭を抱え始めたからな。なんて彼は不憫なのだ。

 

「気負わなくていい。負けて当たり前。――1年だし」

 

 「1対2だし」と言いそうになった。沢田綱吉が顔をあげたので少し気を持ち直したらしい。ただ、私の言葉を聞いて獄寺隼人が「10代目が負けるわけがねぇだろ!」と叫んだので意味はなかったかもしれないが。彼はもう沢田綱吉の体調を忘れてるのか。不憫すぎる……。

 

 ……ちょっと待て。彼が不憫すぎて関わってるではないか。なぜ1番難しいルートを選んでるんだ。思わず自身をドン引きした。今すぐこの場から離れよう。

 

 静かに去れば気付かれなかった。私は暗歩を取得したかもしれない。……冗談だ。暗殺術を取得してしまえば殺し屋と勘違いされリボーンに殺されてしまうからな。

 

 

 

 

 

 

 

 平和だ。

 

 兄の応援を聞きながら綱引きをし、保護者参加の二人三脚も普通に終わった。もちろん相手は兄だった。兄との二人三脚は普通と言ってもいいのか少し悩むところだが――。

 

 兄は完璧に私にあわせてくれたので、倒れることもなく1位だった。ゴールした途端「僕達の愛の結果だよ」と、わけのわからないことを大声で言い抱きつかれた。これが許容範囲内という私の考えがおかしいのかもしれない……。

 

 少し遠い目になったが、概ね平和である。もちろんいいことだが、リボーンからのアクションがないのが怖い。保護者席を見ればリボーンは居るのだが……。リボーンを見ていたが思わず彼の近くに居る人物に目を奪われる。私の密かな野望は一体いつ実現できるのか。実現できなければ、本を買い勉強をした意味がない。買いに行ったときに雲雀恭弥に出会ったしまったしな……。

 

 また遠い目をしてる間にお昼休みになり、兄が弁当を持ちクルクルと回りながら私の前に来た。

 

「恋はいつでもハリケーン」

 

 恐らく今日は兄が料理を作ったのでコックつながりのボケをしたのだろう。しかし私の中ではイマイチだったのでスルーをし両親のところに向かった。兄は私に無視されてネガティブホロウ状態になってるがこれもスルーする。禁句を言っていないので復活は数秒だし、お弁当は器用に背中の上に乗せて落ち込んでるからな。ちなみに兄は生まれ変わったら私の弟になって甘えたいらしい。欲望が駄々漏れだったので、私がドン引きしたのは言うまでもないだろう。

 

 私が両親のところに着いたときには兄は復活しウキウキとお弁当をあけていた。私の方が着くのが遅かったのは謎だが、兄だからと納得することにした。お弁当を見れば、キャラ弁だった。おにぎりが鬼斬りの技を使うキャラの顔だった。ボケが細かすぎるのでツッコミはしないが、食べる前に写真を撮ることにする。

 

 もぐもぐと食べていると沢田綱吉の周りがうるさい。恐らく原作通り進んでるのだろう。リボーンは私の意見を聞いてくれたのか?と、安易な考えが一瞬浮かんだが、私に被害はないとしても周りを巻き込んでるので反省はしていないのだろう。現に兄が気になり行こうとしてるしな。

 

「騒動を生徒達で抑えるのも勉強になる。危ないと判断すれば見守っている先生が手を出すよ」

「……ふむ。サクラの言うとおりだね!」

 

 兄が単純で助かると思いながら、食後のデザートのヨーグルトを食べ始めた。

 

 しばらくすれば原作通りに棒倒しが1対2になる放送が流れた。

 

「サクラちゃんは出ないのよね?」

「ん」

「そうか。でもサクラは危ないから念のためにここに居なさい。桂は……行くんだろ?」

 

 両親は私が怪我をしなければいいらしい。2人とものほほんとお茶を飲んでるので勝負事には興味がないのだろう。

 

「もちろんさ。父上。しかし、このままだとサクラのチームが勝てないではないか――」

 

 兄は意外と冷静に言った。「1対2がなんだ!」と、言いそうと思っていたのだが。

 

「私は勝てなくてもいいから。ただ、怪我しないで」

 

 急に兄が下を向きながら震えだした。私が兄を心配したから感動して泣いたとかではないと願いたい……。

 

「……まかせたまえ! 僕がサクラの期待に応え必ず優勝させるよ!」

 

 違うことを願ったが、これは想定外だ。一体どこをどう間違えばそうなるんだ。ハリセンを使うか、ヅラと言って暴走を止めようとしたが、猛スピードで兄は走っていってしまった。もう兄は関わっているので放置してもいいかもしれないが、何が原作を壊すかわからない。仕方がないと思いながら、棒倒しが始まるまでに戻ってくると両親に約束して私は兄を追いかけたのだった。

 

 

 

 

 

 急いで追いかけてる時にふと疑問に思った。……原作では1対2の放送が流れてすぐ棒倒しが始まっていた。しかし、兄を追いかけてる時間がある。これはマンガが現実になったからのズレなのか。私がいるからのズレなのかがわからない。根津の時に思った『私はイレギュラーな存在』という言葉が頭から離れなくなり足が止まってしまった……。

 

 私はどうすればいいのだろうか……。兄を止めるべきだというのはわかってる。しかし、兄が暴走する理由は全て私が居るからじゃないのか……?

 

「うわああ!?」

 

 ふいに肩に何かがのった感触がしたので思わず手で振り払った。

 

「ご、ごめん!」

 

 振り返ってみると沢田綱吉が謝っていたので安堵の溜息が出た。彼が私の肩に触れたのだろう。情けない声が出たのは恥ずかしいが安堵の気持ちの方が強かった。

 

「……なに?」

 

 彼が用もなく女子に触れることはない。必ず何かあるのだろう。触れながら「爆弾魔に気をつけろ」とかは言わないでくれよ。

 

「本当にごめん! えっと……ここは棒倒しの集合場所だから……女子は――」

 

 棒倒しの集合場所に兄が居ると思ったからここに来たのだが。と、言おうと思ったがやめた。沢田綱吉の足元にコスプレしたリボーンが居たからである。昨日もような恐怖はないが、警戒はして話す気にならないのだ。そういえば、彼が逃げずに集合場所にいるのはリボーンに見張られてるからなのか。よく考えればわかることだったな。

 

「あっ! リボーン! 神崎さんに謝れよ!!」

「何を言ってるんだ? オレはタイからきたパオパオ老師だぞ」

 

 沢田綱吉がリボーンに向かって怒っているが、何が何でもリボーンはパオパオ老師で通すらしい。私は気付かないフリをするべきなのだろう。原作キャラでもわからないのだから。

 

 ただ、私は普段通りに話せるとは思えない。このまま離れてもいいだろうか。しかし、離れるということは正体を見破ったと思われる気がする。……リボーンは私を試しているのか……?だから原作通りに周りを巻き込んだのか……?

 

「サクラ!!」

 

 声が聞こえた方を見れば兄が居た。近くには笹川了平と山本武、獄寺隼人が居た。もしかすると兄は頭がいいので彼らに戦術を教えていたのかもしれない。笹川了平が「さっぱりわからーん!」と叫んでいるし、その横で獄寺隼人は兄にキレているしく山本武に抑えられてるからな。獄寺隼人は沢田綱吉の命令以外は聞かないし、偉そうに話す兄に腹が立ったのだろう。気持ちは凄くわかる。

 

 ちょうどいいタイミングに声をかけてくれたと思いながら兄のところへ向かう。原作キャラの隣に居ないほうが良かったが、それは妥協しよう。……沢田綱吉達も着いてこなくていいのだが。ここは彼がいることに気付かないフリをしよう。

 

 兄のところに辿りついて大事なことに気付く。もう私は原作キャラとは関わりを持ってしまっている。だが、兄は応援団の代表者とA組みの総大将が話をしたレベルとして助かるかもしれない。泣いた時に同じようなことを思ったのになぜ私は忘れていたのだろうか……。

 

 もちろんボンゴレ狩りが始まれば私のせいで家族は危険な目にあうだろう。しかしそれは私を探してるから危険にあうレベルではないのか?つまり……もし私が死んだ時は兄は対象外になる。

 

 正直、私はもういつ殺されてもおかしくはないのだ。だが、兄は違う。私は沢田綱吉達とこれからどうするかと考えている自体が間違っていた。

 

 関わらないというのが当たり前だ。

 

「サクラ?」

 

 考え事をしていて黙った私を兄は心配していたらしい。兄が私の顔を覗き込んでいる。

 

「……棒倒しを家族で一緒にみよう」

「それは嬉しい誘いなのだが、僕は応援団の代表者だからね」

 

 兄は責任感の強いので断られるのは予想の範囲だった。しかし、これは譲れない。少し恥ずかしいがしょうがない

 

「二人三脚の時以外はずっと応援してる。……1度ぐらい一緒に見たかったな……」

 

 クソっ!と叫びたい。思わず顔が赤くなる……。

 

「……っ! 応援団と少し話をしてくるよ! だからサクラ、一緒に見よう!」

 

 ……うん。もの凄い勢いで走っていった兄を見て思った。騙した私が言うのもなんだが、もう少し落ち着け。

 

 兄が完全に走り去ったので彼らを見れば兄の行動に唖然としていた。その姿を見て私は気合をいれる。唖然としてる彼らに言うことが大事なのだ。特に彼が――獄寺隼人が居るときに。彼は1番危険だが、1番重要なのだ。

 

 息を吸う。心臓の音がうるさい。しかし、不思議と迷いはない。

 

「……私はボンゴレ10代目――沢田綱吉に死を与えるものだ」

 

 私の言葉で空気が変わったのは3人。

 

「私が直接彼に何かするわけではない。それに……お互いだ。私は君に死を与える存在であり、君は私に死を与える存在だ。私と沢田綱吉は交わってはいけない。対処方法はお互いに関わらない努力をする。もしくは……片方を殺す」

 

 息を呑んだのは……誰だろう。沢田綱吉か、獄寺隼人の殺気にあたった私なのかもしれない。……どこか遠い世界のような気がする。だからこそ冷静に話せているのかもしれない。

 

「リボーン。君ならば雲雀恭弥に話を通して私を転校させることが出来るか? 彼は納得する理由もなく転校を認めると思えなくて、困ってるんだ」

「……………」

 

 返事はなしか。殺さないという甘い選択は彼に残ってないのか、逆にもっと私に興味を持ったか、答えはわからない。だが、例え興味を持ったとしても、私の存在を許さない人物がいる。殺される可能性は……低いと思いたい。彼の行動は沢田綱吉の判断に任せるしかない。彼を止めれるのは沢田綱吉だけだからな。

 

「……私に関わろうとするな。……呪われた赤ん坊、いい返事を期待している」

 

 危険度をわからせるために言ったのだが、少しやりすぎだったかもしれない。「呪われた」と言った瞬間に私はリボーンに殺されてもおかしくないのだから……。ふと見れば、獄寺隼人がダイナマイトの準備をしていた。

 

「神崎っておもっしれーのな!」

「さっきから何言ってるのだ? これも作戦か?」

 

 ずれた言葉が耳に入ってきた。しかし、その天然ぶりに安堵して呼吸が出来た気がする。そういえば……もう彼らから話しかけられることはないのか……。彼はよくわかっていないが、周りが防ぐだろう。

 

 ……思わず笑ってしまった。少し残念な自分がいる。

 

「……何度も話しかけてくれて本当は少し嬉しかったのか……」

「ん? なんていったんだ?」

「棒倒し頑張って。先輩も頑張ってください」

「ああ! もちろんだぜ!」

「任せておけ! 沢田! 勝つぞーー!!」

 

 つぶやいてしまったが、彼らには聞こえなかったらしい。聞こえなくて良かった。私は彼らに嫌われる存在でちょうどいいのだ。……リボーンには聞こえたかもしれないが。まぁ聞こえていれば……転校が出来るようにしてくれるかもしれないといい方向で考えることにする。

 

 棒倒しの入場が始まると先生が注意したので私はその場から離れた。彼らが棒倒しに集中できるかはリボーンの腕に任せよう。

 

「さようなら……」

 

 姿が見えなくなくなったが、今度は彼らに向かって言った。……返事はなかった。

 

 

 

 

 

 棒倒しは原作と違い、沢田綱吉が死ぬ気弾に撃たれることなく棒から落ちて終わった。私は棒倒しの結果を見届けた後、体調が悪いといい早退した。

 

 原作がずれたが、私が居なければまた戻ることを願って2週間ほどズル休みをした。そして何度も見舞いに来た兄に「バカでゴメン。勢いで行動してしまった……。あの時はこれが正解と思ったんだ。私のせいで終わっちゃうかもしれない……ゴメン」と謝り続け困らせてしまった。

 




題名の「揺れる」は主人公の心のことでした
あっち行きーこっち行きーというイメージで書きました
そして勢いで行動しちゃいましたww
だから多分普段の主人公とぶれてる印象になると思います

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