7月13日編集しました。
結局あの後祥乃に早く来いと口酸っぱく言われ一方的に電話を切られたサイタマは仕方なく準備を始めていた。
サイタマ「あ、そういえば…………」
準備をしてから気づいたのだが、あの高校の制服は家の中にも置くには邪魔だしもう着ることは無いだろうと言うことで
捨ててしまったのだった。
サイタマ「やべーな。 どうするかな、また口うるさく言われそうだな…まぁ、でも、あっちの方から突然来たからな。」
仕方ないよな、うん。と自分に言い聞かせるように言いながら支度を続けるのだった。
そうして、支度が終わったサイタマは駅に向かって歩いていると路地裏から3mはありそうなブーメランパンツの大男が出てきた。
大男「こんな所にまだただの人間が居るとはな! 余程のアホか実力者かぁ?」
サイタマを馬鹿にしながら無駄に大きな声で喋りかけてきた大男にサイタマは
声でけーな、コイツ
と思っていたが祥乃からかなり急かされたのを思い出し少し急いでそいつの横を通ろうとした。
大男「おいおい、無視はねぇだろう? それとも、俺様のこのボディに恐れをなして逃げようとしたのかぁ?」
ポージングを決めながらドヤ顔でそう言いつつサイタマの前に立ちふさがる大男。それでもサイタマは特に何も言わずそのまま行こうとした時だった。
大男「一度ならず二度までも俺を無視するとは、お前は相当なアホのようだなぁ!
良いだろう! そこまで言うのなら貴様に俺の真の姿を見せてやろう!! すぅぅぅぅ…はぁぁぁ…」
そんな迷惑な事を言いながら大男は深呼吸のようなものを繰り返していると筋肉が段々大きくなっていき、呼吸か終わると先程よりも大きな体になっていた。
大男「グハハハハ!! どうだぁ! これが俺の真の姿!! この姿を見せるのはお前が初めてだ! だから、貴様には俺の名を教えてやろう!!」
大男「俺の名はマッスル肉男《にくお》!!」
肉男はドヤ顔でそう言いながらポージングを決めた。
男の体が急に肥大化したので見ていたサイタマだったがさっきからポージングばかり決めている肉男にだんだん苛立っていた。
サイタマ「もう分かったからさ、来るなら早くかかってこいよ。 時間ねぇんだよ、こっちは」
肉男「………そうか、なら今からお望みどおりてめぇもプロテイン漬けしてやるぜぇぇ!!」
そう言いながら、その無駄に太い腕でサイタマに渾身の一撃を叩きつけるがはサイタマは無表情のままだった。
(なんだとっ!? ならばっ!…)
ともう片方の腕を振りあげようとするが突然自分の腹に鈍い痛みが走り何が起きたのか分からないまま意識がなくなった。
サイタマはただ、軽く殴っただけなのだが肉男には見えていないので理解できるはずがなかった。
サイタマ「何だったんだ、コイツ。って、ヤベぇ!! 早く駅に向かわないと! また、うるさい事言われちまう!」
肉男に時間を割いてしまったサイタマは時間が無いことに気づきそのまま急いで駅の方に走っていった。
学園サイド
納村は増子寺と会話を終えたあと職員室へとより先生から軽く話を聞いたあと何か少し引き止められた気がしたが、気にせずそのまま自身のクラスの2年13組へと足を運びそこからは楽しい学校生活が始まる……と思っていたが何故かクラスの武装女子達から武器を向けられて黒板の前に立たされていた。
輪「貴様は天下五剣が1人、この鬼瓦 輪が矯正してやる!」
納村「どうなってんだこれ……」
特に何かをしたわけでもないのに武器をむけられひたすら困惑する納村だった 。
戦闘描写難しいです…
解りにくかったらすみませんm(_ _)m
悩んだ挙句怪人は出さないことにしました。
ご指摘下さった方ありがとうございました!