調べの館に到着して早々に如何にも鳥と西洋の竜が合わさった異形らしき存在こそ、調辺音吉が昔に封印したはずだったが、響達が集めた音符を吸収したことで封印が解除されて、調べの館が浮遊要塞と化している状態での戦闘になっていたのであった。
龍音達が到着した時はまだ地上にあったのだが、ノイズが空中に移動したのでそれに伴って調べの館を浮遊要塞と化していたというのだが、そんなことを言っている場合ではない。
「ピーちゃん‼」
「我が名は「ノイズ」だ」
「必ず、あなたを」
「こざかしい‼」
傷だらけになりながらも復活したノイズと戦いを繰り広げているメロディ達は必死にノイズを「倒す」のではなく「救う」ことにしていたのであった。
彼女たちは知らないが、ここにはいないが仮面ライダーブレイドこと剣崎一真が親友にして同じく仮面ライダーとして戦った戦友しかし正体は勝利すれば世界が崩壊する存在「ジョーカー」である相川始ごと世界を救うべく取った行動が「自らもアンデットと化して勝敗を無にするという」方法で仲間達の元から離れたが、鳴滝か時空管理局辺りがしでかしたのであろう、伊坂ことピーコックアンデッドなどが出現したことでバトルファイトは終わらなくなってしまったのと伊坂が全くと言って自由奔放に旅をし始めたので、どうやらある程度の人間との共存が出来そうな状況になってしまったのだが。
閑話休題
アコにピーちゃんと呼ばれたがもう既に戦闘態勢に入ってしまったためか、光弾を放ってきたのであった。
それを、
「させるかよ‼」
「そ・・う・・た・・・えぇっぇぇぇぇぇ(゚д゚)!!‼‼‼‼」
【スゴイ、もう無意識に防御結界まで無詠唱で、あの白き魔王より飲み込みが早いかもしれない】
「よ、姉ちゃん」
「よ、じゃないわよ‼ って‼ なんでわたしだって気づいてるのよ(゚д゚)!‼ 」
「奏‼ そんなことを言っている場合じゃないよ‼ 奏太、あとで話してね‼」
「あれ? 仮面の龍剣士は?」
「忘れてきた」
「もう‼ って言ってる場合じゃない‼」
無意識なのだろう白銀の軽装の鎧を身に纏った奏太がメロディ達の前に立ってビートの防御技を真似た感じでミッド式の魔法陣がノイズが放った光弾を防いでいたのであった。
リズムはまさか、助けに来てくれたのが実弟であることに驚いたが、今の状況でそんなことを言っている場合ではないのだ。
気持ちを持ちなおして、メロディ達プリキュア達ともにノイズを救うための戦いが始まったのであった。