音楽の街
ボクは今お母さんからお仕事を受けるかどうかを聞かれていた。
そんな決まっている、もちろん、
「やるよ。だって、ボクはそのために次元武偵になったんだから」
「龍音ちゃん」
「そういうところは似るんだから。でも無茶をしないこと。それと、この前の女の子、少しずつだけど、更生して行ってるわよ」
「そうなんだ。それじゃあ、行く準備するね‼」
「待って‼ 龍音ちゃん‼」
「奈凰海も馴染んだようね。あの子があのメンバー全員を引っ張る大将としての力量を見させてもらうわね」
いつも通りに承諾しちゃったけど、ボク達にとってとんでもない出会いになるなんて思ってなかった。
そんなことを知る由もなったボクは明日に現場に向かう用意をしに家に帰ったんだ。
そして、
「龍音。流石にこんだけのメンバー全員でいくのは目立つわよ」
「うん・・・」
決行の日になったんだけど、ボク達「流星の絆 白光」のメンバー全員だと目立つちゃうんだった。
ていうことでボクは、
「このメンバーで行くのか」
「そんじゃあ。行こうか‼」
行くメンバーは、和真と天龍とボクと言う完全に幼馴染で構成になっちゃったけど、いつも通りだしね。
和真はこの仕事の際は「キリト」というコードネームで通してるんだ。
なぜって、
「あ、初めまして、オレ、神崎和真って言います」
「君もカズマなのか、オレは剣崎一真だ」
「一文字違いですね」
「でしたら、キリトって呼んでください。ここではそういえば通りますので」
ってことで仮面ライダーブレイドの変身者でボク達にとっては尊敬できる人になるけど世界と友達の為にジョーカーアンデッドになったらしいけど、当の本人は受け入れてるようで、名前は剣崎一真さんって言う人なんだ。
ボクはインテリジェントデバイスがあるから仮面ライダーになることはないかもしれないけど、一応候補でライダーシステムの変身者も視野に入れてる。
そんな出会いもありながら今の仕事に取り掛かることになったんだ。
ボク達はいつも通りに転送ルームからゲートを通って現場に向かったんだ。
そして、着いた場所は、
「加音町?」
「音楽家が多そうな町だね」
『マスター。どうやらこの街には「プリキュア」と呼ばれる人物がいるようですね』
「プリキュア?」
『はい』
「プリキュアか、どんな人達だろう?」
ボク達が住んでる町より西洋風な建造物が立ち並んでる町ボクも一度来たことのある街でたしか音楽が好きな人達が生活してる場所「加音町」って言う町に来たんだ。
ボクの相棒のインテリジェントデバイス「玄武」がどうやらプリキュアと呼ばれる存在がいるって、ボク達はプリキュアに会うのが楽しみになったんだ。