客員神姫の異世界見聞録   作:天龍神

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暗躍する影

無事にトリオ・ザ・マイナーが嗾けてきたジャック・オー・ランタンのネガトーンを浄化することに成功した一行は変身したままトリオ・ザ・マイナーの方を向いたのであった。

 

「くそ~‼」

 

「ベターな行動だな?」

 

「聞いてた通り、あなた達が、「スイートプリキュア」なのね?」

 

「はい・・・まさか」

 

「知ってましたよ。北条響さん 南野奏さんに、メジャーランドの歌姫、黒川エレンさん、メジャーランドの姫君、アコ様」

 

「どうして、知ってるんですか?」

 

ジャック・オー・ランタンのネガトーンが浄化された瞬間、尻尾を巻いて逃げることしか手段が残されてなかったトリオ・ザ・マイナーの三人は一目散に逃げて行ったのであった。

 

天夏達は、態と泳がす形で追うことをしない変身を解除して、それを見たメロディ達も変身を解除していたのであった。

 

そして、スミレは響達がプリキュアであることを前もって知っていたことを告げたのであった。

 

龍音達の親友となれば情報の出所くらいはいくらでもあるのだ。

 

龍音辺りがおしえたのであろう

 

頭に人魚姫のようなカチューシャを付けている所為で説得力に欠けるが待ち前の分析力と洞察力で響達プリキュアであり、エレンとアコの身分まで言い当ててしまったのであった。

 

流石にセドナに見破られてしまっては何も言えない響達は、どうして自分達の事を知っているのかと聞いてしまったのであった。

 

天夏達は、次元武偵と言う、武装を許可された探偵、つまり、簡単に言えば、「二人で一人の探偵にして仮面ライダー」が該当するが、向こうは縁の下の力持ちとしての活躍しているが、龍姫達は旅客機以外なら研修を受けさえすれば高校生以上で運転する免許が許されているのである。

 

職業柄あまり教えるわけにはいかないのだが、

 

「簡単なことだ。わたし達以外で、さっきの精神的の攻撃に耐性を持っている者がいるならば」

 

響達「あ」

 

と言った感じでばれていたのであった。

 

その時だった。

 

「ドン‼」

 

響達「え・・・ええぇえっぇぇぇ(゚д゚)!‼ 人が(゚д゚)!‼」

 

「どういうことニャ('ω')?」

 

「こいつら、さっきの戦闘で疲労しきった瞬間に、プリキュアを拉致しようとしてたらしい、詳しいことはこちらに任せてくれ」

 

「はい・・・」

 

なんとどっからともなくバリアジャケットを纏った数人の男たちが地面に横たわった状態で現れたのであった。

 

流石のプリキュアである響達もこの状況驚いてしまったようで、アホ毛と前髪が金色のメッシュが入ったハイブリッドツインテールの黒紫色の軽鎧を身につけている神姫化した龍姫が事情を説明して、そのまま転移したのであった。

 

そして、天夏達は、響達共に加音町のハロウィンイベントを楽しむのであった。




今更ながらの龍姫の神姫化状態について

龍姫の軽鎧は「仮面ライダーダークキバ」と同じくらいの強度を持ち、属性攻撃に対して吸収又は半減(全神姫達)と言うものである

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