エレンがキュアビートに変身して木のネガトーンを倒したまでは良かったが、そのまま、走り去ってから数日が経とうとしていたのであった。
「さてと、小雪の初仕事だよ」
「うん」
「ボクがフォローに入るからリラックスしてね」
「ありがとう」
今日から一緒にメンバー入りをすることになった、以前の魔法少女となった者達によるライダーバトルならぬ魔法少女バトルに巻き込まれたが龍音に助け出されたがそれに引き換えに魔法少女に変身できなくなってしまったのだが、プロトプリキュアと言うことでスノーホワイトに変身できることになった姫河小雪と天龍と龍音は加音町が見渡せる丘から今日の仕事に向かう場所を小雪に教えていたのであった。
そして、
「来たよ‼」
「セットアップ‼」
ネガトーンの気配を察知した龍音達は一斉にバリアジャケット装着と神姫化を済ませて、現場へ急行したのであった。
「みんな、悲しんでる」
「これがあの人形部隊の仕業だ」
「その通りだ(まさかと思うが、あの三人がこの街に来てるのか?)」
現場へ向かっていると、加音町には悲しみのオーラを出している住民たちが居り、それに気付いたスノーホワイトはプリキュアの相手にしている存在の仕業と理解したのであった。
殺し合いに巻き込まれた所為なのか、こういった騒動に巻き込まれても多少驚くことがあるが、動じないようになっている自分がいることにスノーホワイトは内心では悩んでいたのであった。
「あいつ‼」
「このままだと、メロディ達が危ない‼ 最悪、死ぬ‼」
「わたしは、いつでも回復できる準備を‼」
現場に到着した龍音達はプリキュアに変身している響達がネガトーンになった人形部隊を元に戻したところで、メフィストが音符を吸収して自らをパワーアップしてネガトーンと同様になったのであった。
それを見た龍音達は一瞬で、メロディ達が危ないと察知して、スノーホワイトは回復の準備に入り、
「うぉぉおおおおおおお‼」
「うわぁぁっぁぁ‼」
メフィストがどこぞの少年漫画よろしくの光弾を連射してきたのであった。
キュアビートのバリアも簡単に突破されてしまった瞬間にメロディ達は悲鳴を上げてしまったが、
「いつ見ても、貴様らは(*'ω'*)」
「全くだ」
「アスナ‼ メイル‼」
「あなたは?」
「え~と(プリキュア扱いになるから)ひらひら降り積もる粉雪‼ キュアスノーホワイト‼」
「ホワイトは外した方がいいわよ」
「じゃあ、キュアスノー」
「え~い‼ また貴様らか‼」
「メフィスト」
ベルカ式らしき魔法陣の防御壁がメフィストの光弾を防いで、神姫化した龍音と天龍が立っていたのであった。
三人の横に、スノーホワイトが立っており、名前を聞かれたので、即興で「キュアスノーホワイト」と名乗ったが、リズムからホワイトは取った方がいいと言われたので、キュアスノーに改名したのであった。
「此処は六人バージョンで行くか?」
「そうね」
全員「さぁ、おまえ(あなた)の罪を数えろ(なさい)‼」