客員神姫の異世界見聞録   作:天龍神

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これは何というか気晴らしに書いたスピンオフ作品です


プロローグ
客員神姫


「龍音ちゃ~ん‼」

 

「何?」

 

ボクは都立来禅中学に通う背が高いけどこう見えてれっきとした中学二年生なんだけど、知らない人に高校生に間違われるのは日常茶判事なんだよね。

 

あ‼ 名前言うの忘れてた、鳴流神家末妹の鳴流神龍音です。

 

「龍」の「音」って書いて「リオン」って言うんだよ‼

 

実はこう見えて、女なんだけど、他の女子達から憧れの対象になることが多いんだよね。

 

まぁ、実家が武術道場兼喫茶店経営以外は普通かな

 

「龍音!」

 

「あ、和真‼」

 

「アツアツだ~(>_<)‼」

 

「アツアツ?」

 

「礼龍。あなたね(´・ω・`)」

 

「アンタ達は周りを見なさい」

 

で、ボクと同じ黒髪で中性的な顔の所為でボクと一緒にいると女の子に見えちゃうけど、れっきとした幼馴染の男の子で名前は神崎和真。

 

ボクとはある出来事がきっかけで婚約者になったんだ‼

 

今一緒にいるのは、友達で同窓生の「御子神龍琥・礼龍・姫奈太・志澄琥」で所謂四つ子だよ。

 

それと、四人と同じく友達で龍琥達のストッパー役の「神無月あづみ」と「神無月あかね」って言うんだけど、あかねは大人しいからボケ担当寄りだからボクかあづみがツッコミ担当してることが多いんだよ。

 

まだ幼馴染はいるんだけど、噂をすれば、

 

「龍音ちゃ~ん(≧▽≦)‼」

 

「天龍ちゃん。同じクラスなんだし」

 

元気いっぱいで金髪をボクと同じくらいに伸ばしてツインテールに束ねている子は「獅子神天龍」で、ボクとはいつも家が近所ってこともあって一緒にいることが多いんだ。

 

それでも和真も一緒だけど。

 

もう一人の茶髪のショートカットのボクより背は少し低いくらいの子が「神楽堂春龍」

ていうんだけど、「春龍」って書いて「ハルト」って読むから、漢字が苦手な人からよく間違えられるらしいんだ。

 

けど、本人は気に入ってるし。

 

「龍音は今度の土日はどうするんだ?」

 

「いつも通りだね」

 

「龍音ちゃん」

 

「琴里。奈凰海も一緒なんだ」

 

赤髪のツインテールでいつもは白のリボンでツインテールに束ねてるけど黒リボンで束ねるとどういう経緯なのか女王様モードになっちゃう「五河琴里」と、ピンクの髪を猫みたいな髪型に整えている子が「神楽堂奈凰海」って子が合流していつものメンバー全員が揃ったところでボク達はある場所へ行くことにしたんだ。

 

今ちょうど、学校の授業が全て終わって部活が始まってる時間だけど、ボク達全員は部活には入っていないからそのまま下校の準備をして昇降口で靴を履き替えて、ある場所へ行くことにした。

 

 


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