魔人探偵脳噛ネウロVS名探偵コナン 魔人と探偵   作:加藤才

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続編です!!!
怪盗Xの事件からしばらくたち、
コナンとネウロ達の前に新たな影が、


再【さいかい】

ジン「てめー、望月ってじじいの会社クビになったそうじゃねえか」

 

早坂「まあな、今はユキと細々とながら繁盛しているよ」

 

ジン「ふん、府抜けたもんだな」

 

ユキ「…」スッ

 

早坂「よさないかユキ」

 

ユキ「しかし兄貴、、」

 

ジン「その拳、微かだが火薬の臭いがするぞ、暗機か?」

 

早坂「流石は黒の組織の幹部だな、」

 

ジン「ところで、近頃怪盗Xの野郎が現れた話は知ってるか」 

 

早坂「ああ、まだ怪盗Xを追っているのか?」

 

ジン「ボス直々の命令だ」

 

ユキ「は!昔同僚が箱にされてほんとはビビってんじゃねえのか?」

 

早坂「コラ、ユキ、、」

 

ジン「フン、てめーはあのお方の恐ろしさをわかっちゃいねーさ、ほざえてなヒヨっこが」

 

ユキ「なに?、、」

 

早坂「いい加減にしないかユキ、、

ところで、こんな雑談をしにきたわけじゃないだろう?」

 

ジン「まあな、」ジャキッ

 

ユキ「!?」

 

早坂「…」

 

ジン「怪盗Xを見破ったって言う桂木弥子って女のこと洗いざらい吐いてもらおうか」

 

ユキ「てめえ!」

 

早坂「下がっていろユキ、いいだろう、

話してやる、その物騒な物をしまえ」

 

ジン「聞かせてもらおうか」スッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一ヶ月後、、、

 

 

 

桂木探偵事務所

ネウロ「む?」ピクッ 

 

ヤコ「どうしたの?」

 

ネウロ「行くぞヤコ」

 

ヤコ「え!どこに?」

 

ネウロ「吾代から取り寄せた情報に謎の気配がしたのだ」

 

ヤコ「うん、わかった」

 

ネウロ「この様子だとそろそろだな、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「はぁ~、、、家たん燃え、、、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毛利探偵事務所

 

コナン「連続放火事件、、、」

 

蘭「なんか最近ここらで無差別に放火してるそうよ、」

 

小五郎「最近やたら犯罪が増えているな、」

 

コナン「そうなんだ、」

 

蘭「気をつけないとね、」

 

小五郎「たまには外にでも飯食いにいくか!」

 

蘭「いいわね!行こ!お父さん!コナン君!」  

 

コナン「わーい!」 

 

小五郎「確か駅前に新しいレストランがオープンしたらしいじゃねえか」

 

蘭「あー!知ってるそこ!できたばっかりなのに話題なのよ!」

 

コナン「ならそこにしよーよ!」

 

小五郎「よし支度できたら行くぞ!」

 

蘭「はーい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅に向かう途中

 

 

 

 

高木「あれ!毛利さんじゃないですか!」

 

小五郎「おー!」 

 

蘭「あ!高木刑事!」

 

コナン「傷はもう大丈夫なの??」

 

高木「この通りピンピンしてるよ!ほら!」ズキン!

 

高木「ひぐっ!」

 

蘭「だ、大丈夫!?」

 

佐藤「ほら、調子に乗るから、」

 

高木「はは、すんません、」

 

蘭「今日はデート??」ニヤニヤ

 

高木「え!?デ、デ、デートなんかじゃあ!」

 

佐藤「最近ここらで無差別放火事件が起きてるからその見回りよ」

 

コナン「なーんだ、、」

 

高木「それに最近犯罪が急増してるからね、」

 

佐藤「しかもみんな初犯ばっかりで、ほんとどうなってるのやら、、」

 

コナン「へえー、そうなんだー、」

 

高木「毛利さん達はどこへ?」

 

小五郎「いやー、駅前の新しいレストランにこれからいこうと思ってだな、、」

 

佐藤「そうなんですか!私もあそこ行きたかったんですよ!」チラッ

 

高木「?」

 

コナン(ほらほら高木刑事 )

 

高木(な、なんだい?)ニヤニヤ

 

蘭(佐藤刑事アピールしてるよ??)ニヤニヤ

 

高木(お、大人をからかうな~、!)ヒヤヒヤ

 

モブ「か、火事だー!!」

 

一同「!?」

 

高木「なんだって!?」

 

コナン「ほらみてあそこ!!」

 

 

 

ゴォォォォ、、、、

 

 

ダッ

 

 

 

高木「あ、コラ!コナン君!!!」

 

消防士「は、早く消せ!!!」

 

コナン「くっそー!こんな真っ昼間から!!」

 

ネウロ「奇遇だな小僧」

 

コナン「!?ね、ネウロさん!!どうしてここに!?」

 

ネウロ「謎の気配がしたのでここに来たのだ」 

 

ヤコ「久しぶりだね、コナン君」

 

ネウロ「しかしこうも火の手が多いと入るに入れないな」

 

ヤコ「ネウロなら入れるんじゃないの?」

 

ネウロ「人間を偽っている身分ではそうもいくまい」

 

蘭「ちょっとー、、コナン君!!」

 

蘭「あれ?弥子ちゃん!」

 

ヤコ「あ、お久しぶりですー、」

 

小五郎「なんだ、お前らもいたのか」

 

佐藤「またしてもこうも事件現場に、、」

 

高木「コナン君に負けない死神ぶりだね、、」

 

ヤコ「あはは(死神っていうより魔人だけどね、、)」

 

ネウロ(貴様なかなか素質あるな、)こそこそ

 

コナン「あはは、(ちっともうれしくねえ、)」

 

小五郎「火が収まったみたいだな、」

 

高木「なかに入りましょう、」

 

ネウロ「僕たちもご一緒してもいいですか??」

 

佐藤「しかたないわね、、」

 

ヤコ「あ、ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 

現場

 

 

高木「ふむふむ、通報したときには既に火の手は回っており、現場はほぼ焼け焦げた状態、」

 

佐藤「そして幸運にもあの三人は火から逃れた部屋にいた、、」

 

小五郎「なら犯人は外部犯、、」

 

ネウロ「それはありえませんよ!」

 

小五郎「な、なに!?」

 

ネウロ「考えてみてください、火は中から燃えていたんです、

そして店の出口には防犯カメラがついています、」

 

ヤコ「でも非常階段からにげれば、、」

 

コナン「それもないとおもうよ!」

 

ヤコ「えっ!?」

 

コナン「だって非常階段は外にあるんだよ?

そんな火事と同時に出てくる人なんて目立つから、誰か見てると思うよ」

 

高木「な、なるほど、」

 

佐藤(この二人名探偵なのに、、助手達にダメ出しくらってるわ、、)

 

ネウロ「以上の事から踏まえて、」

 

コナン「犯人は、」

 

ネウロ・コナン「あの三人のなかにいる!」

 

ネウロ「ん?」ピクッ

 

コナン「どうしたの?ネウロさん?」

 

ネウロ「なんでもないよ!」

 

ネウロ(ほう、、面白い今日はついてるぞ、、、

ここの近くでさらに謎の気配がする、、、)

 

コナン(笑ってる?、)

 

佐藤「わかったわ、私は三人に事情聴取してくるから、

高木君は現場の検証をお願い、、」

 

高木「はい!わかりました!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事情聴取

 

穂村「はあー!?俺ら疑われてんのかよ!」

 

比田「いや僕はたまたまあの席になって助かっただけで、」

 

サラリーマン「わ、私も運良く助かっただけです、これから仕事があるのに、」

 

佐藤「とりあえず可能性があると言うだけなので、、」

 

 

 

 

 

検証

 

小五郎「ほんとにあのなかに犯人がいるのかー?」

 

高木「とりあえず、一通りはしらべたけど、、」

 

コナン「あれれー?なんだろこれ」

 

蘭「どうしたの?コナンくん」

 

コナン「ここの床の隙間なにか挟まってるよ?」

 

小五郎「どうせなにかの燃えカスだろ」

 

ネウロ「ん?これって、」

 

高木「とりあえず鑑定してみよう」

 

ネウロ「その必要はありませんよ、」

 

ネウロ(さっさとこの事件を片付けなくてはな)

 

コナン「読めたぜ、、あとは」

 

ネウロ「刑事さん!さっきの三人を事件当時の席に座らせてください!」

 

高木「ええ?わかった!」

 

ネウロ(この謎はもう、我が輩の、、いや、)

 

コナン ニッ

 

ネウロ(我々の舌の上だ、、)ニヤッ

 

 

 

 

 

推理

 

佐藤「もう!わかったの!?」

 

ネウロ「ええ、では先生」

 

コナン(今回は譲ってやるか、、)ニヤッ

 

蘭「お、お父さんわかんなかったの、?」

 

小五郎「えっ!いやぁ、」

 

コナン「きっとおじさんはわかってるけど

ヤコお姉さんに譲ってあげたんだよ!」

 

小五郎「え!ああ!そうだ!たまには若い世代にも花をもたせてやらんもな!ガーハッハッハッ!」アセアセ

 

ネウロ「ありがとうございます!それでは遠慮なく、、」

 

ネウロ「犯人は火をつける際にある細工を施して

自分の所に火の手が回らないように計算をしたのです、」

 

高木「そんなむちゃな!?」

 

佐藤「そんな魔法みたいたことが、」

 

ネウロ「ええ、できます!」

 

高木「一体どうやって、」

 

ネウロ「毛細現象ってわかりますか?」 

 

佐藤「??」

 

コナン「僕知ってる!床とかの細い隙間に水を垂らすと、隅々まで水が流れるんだよね!!」

 

蘭「ど、どこで知ったの?」

 

コナン「えへへ、たまたまテレビで見ただけだよ!」

 

ネウロ「その通りだよコナン君!そしてこのフローリングの床はそれに適している、そして見てください

この隙間の所々になにか詰まっている、これは不燃性の石綿です、」

 

高木「な、なるほど」

 

ネウロ「以下のことを踏まえて

犯人はこのフローリングの床を利用し、

炎の軌道を操ったのです」

 

ネウロ「そして、あそこの燃料から編みだの要領で

辿っていくと犯人へと辿り着くはじえます」

 

?「ま、まずい!!この席にいては!

で、でも目の前で燃え燃えしたくてここを選んだんだ!

大丈夫、ばれるわけない、、、」

 

コツッコツッコツッ

 

 

ギィ~、、、

 

 

ネウロニタァ~

 

?「!?」

 

ヤコ「犯人は、、、お前だ!!」

 

穂村「!!?」

 

穂村「ふ、ふざけんな!!俺はたまたまここで命拾いしたんだ!!」

 

ネウロ「いいえ、それはありえませんよ!」

 

コナン「犯人だって自分の命は大事だもんね!」

 

ネウロ「その通り、あなたは他の二人とは違い

自分の席から着火しつつ逃走経路をつくらなければならない、あなたのいちから出口までは燃料が届かないようになっていた。その条件を満たすのはあなただけだ」

 

コナン「でも全部が全部思い通りに訳じゃないから燃えないとこもあったんだね!」

 

ネウロ「そう!その位置に座っていたあの二人はまさに幸運、さあ?もう逃げられませんよ??」

 

穂村「…」

 

穂村「ちょっと離れてくれないか?大丈夫、逃げないから、」

 

穂村「急になんだ、バンダナの巻き方をかえたくなった、」ギュッ

 

穂村「急にシャツをズボンにしまいたくなった、」しまい

 

穂村「急にニキビを生やしたくなった」ぶつぶつ

 

穂村「そして、急に全て燃やしたくなったんだ、」ゴォォォォ、

 

穂村「燃え燃えしてえ!!!メラメラ燃える炎の中でハアハアしてえよ!!」ボオォォォォ

 

警官「ぎゃぁぁあぁぁ!!」

 

佐藤「!?」

 

高木「はやく!消すんだ!!」

 

穂村「ああ、、人たん燃え~、、」

 

蘭「燃えッて、、漢字違うし、」

 

穂村「ほんと、急になんだメラメラ燃える炎がエロかわいく思えてきたんだ、、」

 

ヤコ「なんで!急に燃やしたくなっちゃうの!?」

 

穂村「なぜかって!?そりゃあ俺が燃やす理由はなんといっても!!」

 

 

 

 

穂村「なんで、だっけ?」

 

 

 

ヤコ「??」

 

 

 

穂村「え、まって、まじでわかんない、なんで俺が炎が好きなんだっけ??」

 

穂村「おい、あんた!あんたならわかるだろ!?

俺が炎を好きな理由!!」

 

ネウロ「…」

 

小五郎「むちゃくちゃいってやがる、、」

 

穂村「教えてくれないとあんたも燃えキャラに、」ボオォォォォ!!

 

蘭「ネウロさん!!はぁぁぁ!でいや!」

 

穂村「ふげっ!」バキャッ!

 

ネウロ「知るか、だが貴様の謎だけは喰ってやる」

 

穂村「ひ、ひい!?」

 

ネウロ「いただきます、、」ガブッ

 

穂村「ぐぁぁぁ!」

 

ネウロ「ごちそうさま、」ケプッ

 

 

 

 

 

 

 

高木「つれてけ!」

 

警察官「ほら!さっさと歩け!!」

 

 

コナン「なんなんださっきの違和感、、、」

 

ネウロ「さあな」

 

 

 

蘭「もう、早くご飯いこ、、」

 

コナン「そうだね、またね!ネウロさん!」

 

ヤコ「ばいばーい」

 

ネウロ「喜べヤコよ」

 

ヤコ「え?」

 

ネウロ「今日はもうひとつ謎が喰えるのだ」ニヤリ

 

ヤコ「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

第9話     完

 

 

 

 

 


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