魔人探偵脳噛ネウロVS名探偵コナン 魔人と探偵   作:加藤才

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ネウロの意味深な言葉を他所に
怪盗キッドの予告日に
厳重な警備の元キッドが宝石を狙う!
果たしてコナン達は阻止できるのか!




時【じかん】

予告当日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

治郎吉「昨日はすまなかったのう、、、」

 

小五郎「じいさんのせいじゃねえって、、、、」

 

ヤコ「いよいよ今日ですね、、、キッドの予告」

 

蘭「あれ?コナンとネウロさんは?」

 

園子「また二人でどっかいっちゃったわよー」

 

蘭「いつのまに仲良くなったんだろう、、、、、、」

 

ヤコ「ははは、(嫌な予感しかしない、、、、、)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴木邸庭にて

 

 

 

 

コナン「なんでキッドの依頼なんて受けたんだ?

あんたの言う謎なんか、ねーのに、、」

 

ネウロ「なあに我が奴隷の知名度向上の為だ」

 

コナン「ははは、、不敏な探偵だな、、、」

 

ネウロ「貴様のせいでもあるのだぞ??

貴様がどんどん毛利小五郎を使って、

事件を解決してしまうからヤコの知名度が下がるのだ」

 

ネウロ「これで我が輩が餓死してしまったらどうする、、、」ハア、

 

コナン(殺しても死ななそうだけどな、、、)

 

ネウロ「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

吾代「おーい化け物!!!!」

 

SP「なんだ貴様!!!取り押さえろ!!!」

 

吾代「離せって!!知り合いだっていってんだろ!!」

 

コナン「なんだ、?あの人」

 

ネウロ「我が輩の奴隷2号だ」ニヤリ

 

コナン(ゲスイッ!!)

 

SP「知り合いの方ですか??」

 

ネウロ「いえ?知りませんこんな野蛮な人、、、」

 

吾代「てめー!!こらー!!なにがしらねーだ!!

ちゃんと調べて来てやったぞコラ!!」ジタバタ

 

SP「大人しくしろ!!」

 

ネウロ「あ!すいませんやっぱり知ってました!」

 

吾代「ったく!手間取らせやがって、、、」

 

吾代「とにかく調べてやったぜ!!

江戸川コナンってガk…(バキッ!!! 

  あぎゃぁぁぁ!!!!!!」

 

ネウロ「お!そ!い!」笑顔

 

コナン(行動と顔があってねーよ、、、)

 

ネウロ「我が輩が直々に調べたぞ、貴様なにをやっていたのだ」

 

吾代「いや3日なんて、結構早めに終わっt…(グリグリ

いだだだだだだだだ!」

 

ネウロ「3日も我が輩を待たせるなんて言語道断だ」 

 

コナン「お兄さん大丈夫??」

 

吾代「あ?」

 

吾代「!?なんでてめーがこいつと一緒にいんだ!?」

 

コナン「お友達になっちゃったんだ!!ね?ネウロさん!」ニコ

 

ネウロ「ね!コナン君」ニコ

 

吾代「お前!!今のこいつ見てただろが!コラ!」

 

コナン「あ、バレてたか、、、ところでおっさん、俺の正体気付いてんだろ、、?」

 

吾代「誰がおっさんだコラ!!

まあいいお前工藤新一だな??」

 

コナン「その情報どこまで伸びてんだ?」

 

吾代「俺と調べた情報屋だけだ裏のな」

 

コナン「そうか、、」ホッ

 

吾代「安心しな別にてめーのこと売ろうなんざおもっちゃいねえよ」

 

吾代「変な組織に狙われてんだろ???」

 

コナン「…」

 

吾代「俺が情報売ってやるよ」

 

コナン「…」

 

吾代「その組織ってのは敵が多くてなー、ウチの顧客にも商売敵が大勢いんだよ。

だから潰してーってな力になるぜってはなしだ!」

 

コナン「…断る!」

 

吾代「何??」

 

コナン「あくまで俺は法の下であいつらと戦う!そんな違法な手段で集めた情報であいつらを追い詰めても、それはあいつらと変わらねえ」

 

吾代「…ほう、いい目してんじゃねえか!!おもしれえ、やってみろや!!」

 

コナン「お前のこともいつか捕まえやるからな!!」

 

吾代「いつでもきな!名探偵!!」

 

ネウロ「下僕の分際で何を格好つけているのだ貴様」

 

吾代「うっ、、、」  

 

ネウロ「まあいい、、とりあえずご苦労だった吾代」

 

吾代「お、おう!またな探偵坊主!」

 

 

 

 

 

コナン「あんた案外慕われてんだな、、、へへ」 

 

ネウロ「よかったら貴様も立候補するか?」ニヤリ

 

コナン「え、遠慮しときます、、、、」 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪斗(さてと、どいつにしようかな??

こないだは探偵に化けてたら助手にばれたしなー、

誰に変装してもばれるんじゃねーかな?

そしたら工藤新一に化けるしかねーけどなー、、、

でもご本人いらっしゃるしなー、、、

考えろー、、、考えろー、、俺、、)

 

青子「なにを一人でブツブツ言ってるの??」

 

怪斗「うわ!?なんだいつの間に!!青子!!」

 

青子「なに考えてたの?」

 

怪斗「へ?あはははなんでもねーって笑」

 

青子「あーどーせまたやらしいこと考えてんでしょ?」

 

怪斗「バ、バーロー!そんなんじゃねーよ!」

 

青子「ったく!今日こそお父さんがキッドを捕まえるんだから!!」

 

怪斗「お、おう!捕まるといいな!!(捕まるもんか)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中森「よーし!!各地配置の再確認だ!!

今日こそキッドを捕らえるぞ!」

 

警察官一同「おう!!!」

 

治郎吉「お主は行かぬのか??」

 

笹塚「あー、、俺はそういうんじゃないんで、、、」

 

治郎吉「ではお主は何をしにここへ?」

 

笹塚「まあ、キッドが逃走したときの妨害役かな?」

 

中森「そいつには銃で妨害してもらうんだ」

 

治郎吉「なに!?奴を撃つのか!??」

 

中森「なあにちょっとあのこそ泥をビビらずだけだ!」

 

治郎吉「もし下手でもしてキッドに当たったら、、、」

 

中森「安心しなじいさんそいつの銃の腕は本物だ」

 

笹塚「まあ、そうゆうことなんで、、まかしときな、」

 

小五郎「ほう、射撃が得意だって??」

 

笹塚「まあ、、わりと、」 

 

小五郎「俺と勝負しないか?笹塚くん!」

 

笹塚「やめときます、」

 

小五郎「ありゃ、なんで?」

 

笹塚「俺、人を守る時にしか撃たないって決めているんで、」

 

小五郎「ほう、いい心掛けだな、、」

 

笹塚(そして…人を殺す時しか、、)

 

小五郎「なにかいった?」

 

笹塚「いや、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園子の部屋

 

 

 

園子「キッド様~!早く来ないかしら~!!」

 

蘭「ちょっとあんた、京極さんはどうしたのよ、」

 

園子「えっと、それはそれ、これはこれ、」テヘッ

 

ヤコ(なんか、、叶絵にどこか親近感が、、、、、)

 

園子「ヤコちゃんはネウロさんとやっぱりできちゃってるわけ??」 

 

ヤコ「んなわけないでしょ!?」

 

園子「そ、そんなに否定しなくても、、、」

 

ヤコ「悪魔ですよあんな男!!」

 

蘭「で、でもネウロさんすっごく優しそうよ???」

 

ヤコ「いや、確かに蘭さん達の前ではイイ人ですけどね、ドSって言葉が良く似合いますよ」

 

園子「いいじゃないSっけの強い男!」

 

ヤコ「ホントに地獄ですよー、」

 

蘭「ヤコちゃんいいすぎだよ~ネウロさんに怒られちゃうよ?笑」 

 

ヤコ「怒られるっていうより既に拷問されてます」

 

園子・蘭「え」

 

ヤコ「はっ!じょ、冗談ですよ~!!(あぶねーつい本音が)」

 

 

 

 

 

 

 

 

庭にて

 

 

 

 

コナン「そろそろだな、、、」

 

ネウロ「小僧、今日はもっと楽しいことが起きるぞ」

 

コナン「えっ?」

 

ネウロ「まあみていろ、、、」

 

 

 

 

 

 

怪盗キッドの予告時間まであと5分

 

 

 

 

中森「よし!配置につけ!!キッドめ今度こそ取っ捕まえてやるぞ~!!!!」

 

コナン「治郎吉おじちゃん!宝石は??」

 

治郎吉「おお!こわっぱやっときたか!

うしろのガラスのケースの中じゃ」

 

コナン「布かぶってるけど大丈夫??」

 

治郎吉「布??そんなもんかけた覚えないが」

 

コナン「ほらあれだよ!」指差し

 

中森「誰だこんないたずらをしたのは、」バサッ

 

一同「っっっっ!!!!????」

 

 

 

予告時刻

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警視庁

 

 

Prrrrrrr!

高木「はい高木です、はい、はい、なにっ!??」

 

高木「目暮警部!!!!!!」

 

目暮「どうしたんだね声をあらげて、、」

 

高木「大変ですっ!!!」

 

佐藤「どうしたのよ一体、」

 

高木「昨日の鈴木邸での事件、、覚えていますか??」

 

目暮「もちろんだ、、、」

 

高木「そのときの被害者のメイドさんの遺体が、、」

 

目暮「遺体がどうかしたのかね?」

 

高木「い、遺体が消えたそうです、、、!」

 

目暮「なんだって!!!!???」

 

高木「先ほど確認したら遺体保管庫からなくなっていたそうです!」

 

佐藤「高木君!!バカな事を言わないで!!!!」

 

千葉「そうですよ!!死体が勝手に動くわけ、、はっ!」

 

高木「そうですよ、、恐らくは、、」

 

目暮「ま、まさか、、、」ギリッ

 

千葉「あ、あいつが、、、」ガタガタ

 

佐藤「こ、この町にいるというの、、、」ゾクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪盗Xが、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴木邸

 

 

 

 

 

中森「な、なんでこんなとこに、、、」ガタガタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「赤い箱が、、、っ!?!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔人の涙が展示されていたガラスケースは

赤い箱にすりかわっていた。

会場内に悲鳴が吹き荒れるなかネウロは笑っていた

 

 

 

 

 

ヤコ「ネウロ!!いつからXが潜んでいるって気付いたの!?」

 

ネウロ「昨日だ」

 

ヤコ「昨日ってどういうこと!?」

 

ネウロ「謎が変わったといったであろう?」

 

ヤコ「うん確かに」

 

ネウロ「昨日殺されていたメイドがXだ」

 

ヤコ「!?」

 

ネウロ「恐らく、あのシロタというシェフに殺される前にメイドは既にX殺されていたのだろう。

そして、Xが化けたと知らずにシロタが犯行を行った為に、謎の性質が少し変わったのだ、、迷惑な話だ、、」

 

ヤコ「成る程ね、、材料が変わったってそういうことね、」

 

コナン(怪盗Xっ!?なんでこんなとこに、、、

キッドのやつはどうした!!)

 

キッド(おい探偵坊主、、)

 

コナン(おめえ!!おっちゃんに化けてたのか!!)

 

キッド(とりあえず今日の予告は中止だ。一次休戦といこうぜ?)

 

コナン(ああ賛成だ。とりあえず全員をここから出さねーと)

 

小五郎(キッド)「みなさん一度この部屋から出てください!」

 

笹塚(…Xっ!!)

 

園子「ひ、」ガタガタ

 

ヤコ「大丈夫?園子ちゃん、」

 

蘭「あれが、赤い箱、、あの中に人が、、」ゾクッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?(X)「さあネウロ、今度こそあんたの正体、、見せてもらうよ、、」

 

 

 

 

 

第4話 完


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