魔人探偵脳噛ネウロVS名探偵コナン 魔人と探偵   作:加藤才

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新な脅威
電子ドラッグ、
光彦を助け出すべく
コナンはある提案を持ちかける、が、、



春【はる】

警視庁

 

 

 

 

 

 

 

コナン「高木刑事!!」

 

高木「えっ!コナン君!!」

 

灰原「円谷くんは!?」

 

高木「今は取り調べ室だけど、、」

 

コナン「そっか、、高木刑事ひぐちさんを呼んで貰いたいんだけど、、」

 

高木「それなら、今から会いに行くから

君たちも来るかい?」

 

灰原「ええ!!」

 

 

 

 

小五郎「ん?あ!コラ小僧!!学校はどうした!!」

 

コナン「ごめんなさい、おじさん、友達が電子ドラッグにって聞いていてもたってもいられなくて、、」

 

小五郎「だからっておまえなぁ!!」

 

目暮「ま、まあいいじゃないか毛利君、」

 

小五郎「ですが警部殿、、」

 

ひぐち「で、俺に用って??」

 

コナン「あー、そうそう、なんで光彦を拘置所に?」

 

ひぐち「んーまあ子供のデータが欲しかったってところかな」

 

灰原「そ、そんな理由で、、」

 

ひぐち「それに、電子ドラッグにかかった奴は

野放しにして置くと危険だからね、、」

 

目暮「コナン君わかってくれ、

光彦君の為でもあるんだ、、、」

 

コナン「ぐっ、、」

 

灰原「あなたがひぐちさん?」

 

ひぐち「そだよ、」

 

灰原「随分若い刑事さんなのね」

 

ひぐち「はは、君に言われると複雑だね、」

 

コナン「ところでひぐちさん、ちょっと、」

 

ひぐち「なんだい??」

 

スタスタ

 

 

小五郎「なに、話してんだ?」

 

笛吹「珍しいな、ひぐちが子供に興味を持つとは」

 

 

 

ひぐち「なんだよこんなところで、」

 

コナン「実はね僕らもあの電子ドラッグについてすこしわかった事があるんだ」

 

ひぐち「」ピクッ

 

ひぐち「聞かせてよ」

 

灰原「まずこのプログラムはある特定の願望を強化することで脳の片隅に徐々に別の人格を作り上げる」

 

ひぐち「なるほどねえ、それが犯罪願望ってわけか」

 

灰原「そして、まだわからないけど

この人格は徐々にこのプログラムの指示を受けて動くようにされている」

 

ひぐち「ん?」

 

コナン「要するにこのプログラムで人を手足のように使えるってこと」

 

ひぐち「なるほどな、、それが君たちのてに入れたデータか、

で、俺にどうしてほしいんだい?そんな情報をくれるってことはなにか企んでるんだろう?」

 

コナン「へへ、バレたか

この子と一緒にあのドラッグのワクチンを作ってほしいんだ!!」

 

灰原「なに、聞いてないわよ」

 

ひぐち「ワクチンねぇでもこんな子供にできるのかい?」

 

コナン「まあ見た目の割にはすげー頭いいんだ、

もしかしたらひぐちさんより上かもよ?」

 

ひぐち「へえ?」ピクッ

 

ひぐち「はは、面白い、やってやろうじゃんか

天才への挑戦燃えるね、、」

 

コナン「機材やプログラムは博士が使わしてくれるから、お願い!光彦を、、」

 

ひぐち「博士が知り合いなのかい?」

 

灰原「まあ、一応ね」

 

ひぐち「はは、お礼にこっちも情報あげるよ」

 

コナン「なに?」

 

ひぐち「今回の事件の犯人像さ、、

プログラムを作れて、、

現在失踪中の天才、、、

あの春川英輔さ、」

 

灰原「春川英輔!?」

 

コナン「知ってるのか?」

 

灰原「脳科学の第一人者よ、お姉ちゃんに連れられて

私も何度か講義を見に行ったわ、、」

 

ひぐち「その歳で春川の講義に!?」

 

コナン「ならそっちは警察にまかせて、

ひぐちさんと灰原はワクチンを、、、」

 

小五郎「なーに話してんだ??」

 

コナン「お、おっちゃん、、」

 

ひぐち「べつにー?」

 

小五郎「なんだなんだ??」

 

ひぐち「ねえ笛吹さん!」

 

笛吹「なんだ、」

 

ひぐち「春川の捜査はそっちに任せるよ」

 

笛吹「それでお前はどうする?」

 

ひぐち「俺はちょっとやることがあるからさ」

 

笛吹「フン、いいだろう

よし!!春川を徹底的に探せ!!」

 

警官一同「はっ!!」

 

コナン(待ってろよ、、光彦、、、)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錯刃大学

 

 

 

 

ネウロ「ここだな、」

 

ヤコ「うん、そうだと思う、、」

 

 

 

 

 

 

 

回想

 

 

 

ヤコ「錯刃大学?」

 

吾代「ああ、早坂の野郎がそう言ってたぜ」

 

ヤコ「どっかで聞いたことある、、」

 

ネウロ「成る程な」

 

吾代「俺らがぶっ潰した取引の相手が

その大学生で、ちょうどその後から一般人銃事件が増えたらしいぜ」

 

ヤコ「あ!!そうだ!!ここだよネウロ!!温泉のときの!」

 

ピラッ

 

ネウロ「ほう、面白い、行くぞヤコ

貴様は留守番だ吾代」

 

吾代「へいへい、」

 

 

 

 

 

回想終わり

 

 

ヤコ「あの、春川教授はいらっしゃいますか?」

 

受付「春川教授は休まれてますね」

 

ヤコ「そうですか、、」

 

江崎「教授に用?彼ならどこか旅行行ってると思うよ?」 

 

ヤコ「あ、あなたは?」

 

江崎「私は江崎!、よかったら少しよってく?」

 

ヤコ「あ、はい、」

 

 

 

 

 

朝永「あれ?誰すか?その人ら」

 

江崎「教授の知り合いみたいよ」

 

小柴「今いないからなー見学してきなよ!」

 

ネウロ「あの教授はどんな研究を?」

 

朝永「んーまあなんでもやるわなあの人、」

 

江崎「最近なんか研究室こもりっきりでなに考えてるやら、」

 

ネウロ「ぜひとも研究室をみたいのですが」

 

ヤコ「ちょっと、ネウロ、」

 

小柴「ああいいよ」

 

ヤコ「え、ほんとですか!?」

 

江崎「でも内緒よ?怒られちゃうから」

 

ネウロ「ありがとうございます!」

 

 

ギィ、、

 

ヤコ「ひろいんですね、、」

 

朝永「まあ、だだっ広いだけだけどね、」

 

ネウロ「ここの場所、最近なにか動かしましたか?」

 

小柴「ん?あ!スパコンがあったはずなのに、」

 

江崎「いつなくなったのかな?」

 

朝永「まあ問い合わせればわかるでしょ、」

 

江崎「とりあえず好きに見てていいから!」 

 

小柴「俺らは上にいるよー」

 

朝永「なんかあったら呼んでね!」

 

ヤコ「あ、はい、」

 

ネウロ「やはりあの男が関与してるのは間違いないだろう、恐らく勘づかれるのを危惧して移動したようだ、」

 

ヤコ「やっぱり、」

 

 

小柴「そういやさあの子達、」

 

江崎「ん?」

 

朝永「どした?」

 

 

 

 

小柴「思いっきり殴り殺したいんだ、、」

 

ガパァ

 

グォォォ!!

 

ガァァァァン!!

 

朝永「あらら」

 

江崎「まあ人それぞれだしね!」

 

 

ヤコ「ネウロ!!」

 

ネウロ「フハハ、やはり貴様奴の手先か、、」

 

小柴「俺さぁ、スイカ割りとか好きでさ、、

なんだろ、物が壊れるのが好きなのかな、、」

 

ネウロ「騒がない様子を見ると、上の二人も同じ様だな、

貴様らの素振りを見る限り隠し事をしてるいるような様子はなかった、

やるではないか、我が輩をここまで欺くとは」

 

小柴「まあ、とりあえず死んでよ、

そいつらの餌食になって、」

 

 

ガチャ…

 

ゾロゾロゾロゾロ、、、

 

ロッカーのなかから鈍器を持った男達が表れた、、

 

 

ヤコ「!?」

 

ネウロ「フム、これは困った、」

 

小柴「さあ見せてくれよ、お前らが壊れるとこ」

 

 

 

 

ババババババッ!!

 

 

 

一瞬で男達は壁へ叩きつけられた

 

 

 

ネウロ「だが生憎ここで寄り道をするわけにはいかないのでな、」

 

小柴「なんだと?」

 

ネウロ「貴様らの主に伝えろ、

貴様の謎は我が輩が残さず喰い尽くしてやるとな、」

 

小柴「ッチ!!」ダッ、、

 

 

 

 

 

ヤコ「て、手際がよろしいことで、、」ヒヤヒヤ

 

ネウロ「さて帰るぞ、、」

 

ヤコ「追わないの!?」

 

ネウロ「我が輩が興味があるのは謎だけだ、

あのような雑魚を追い回すだけ無駄だ、」

 

ヤコ「あら、そう、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阿笠邸

 

ひぐち「意外とプログラムは最先端だね、

市販のものよりも全然つかえるよ」

 

阿笠「ま、まあの、」

 

ひぐち「あんた結構やるんだね、」

 

灰原「ちょっと、手動かしてよ」

 

カタカタカタカタ

 

ひぐち「はいはい、でももう原型はできてるよ」

 

灰原「まあ、そうだけども、これではまだ、、」

 

ひぐち「そうだな、まだデータが不十分、、」

 

灰原「これは手こずるわね、、、」

 

カタカタカタカタ

 

コナン「あんたらやっぱスゲーな、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HAL 『ふふ面白い、私に挑む輩がいるとは、、

ネウロ、、、ふふ、脳髄にふさわしい名前だな、、

いいだろう受けて立とう、、

ニューロンの申し子よ、、、』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阿笠邸

 

ピンポーン

 

灰原「?誰かしら」ガチャ

 

ヤコ「こ、こんばんわー、」

 

コナン「や、ヤコ姉ちゃん!!ってことは、、」

 

ネウロ「やっ!」

 

コナン「や、やっぱり、」

 

灰原「あら噂の探偵さんじゃない」

 

コナン「ど、どうしたの、、」

 

ネウロ「いやー毛利さんの所に行ったら、

君がここにいるって聞いてね、、」

 

コナン「はは、まあ上がってよ」

 

ヤコ「お、お邪魔します、、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

コナン「で、どうしたの?」

 

ネウロ「春川の大学へ行き、調査しようと試みたのだが、襲われてな」

 

コナン「!?やっぱり、」

 

ネウロ「ん?貴様も春川と睨んでいたのか、」

 

コナン「警察の調査の結果ね、」

 

ネウロ「驚いたぞ、奴等我が輩を襲うまで全く殺気を見せなかった」

 

コナン「なるほど、、」

 

ネウロ「おかげで我が輩、襲われたときは、

肝を冷やして、、もうダメかと思ったぞ、」ニヤ

 

コナン(絶対返り討ちにしたろ、、)

 

ヤコ「あんた、軽々返り討ちにしたじゃない、、」

 

コナン「はは、やっぱり、、」

 

ネウロ「ところで貴様らは何をしているのだ?」

 

コナン「あのデータを元にワクチンを作ってるところなんだ、、」

 

ネウロ「ほう、」

 

コナン「友達が被害にあってさ、、」

 

ヤコ「ひ、ひどい、、」

 

ひぐち「あれ?桂木じゃん」

 

ヤコ「ひ、ひぐちさん!!?」

 

ひぐち「なにやってんの?こんなとこで」

 

ヤコ「いやいやこっちのセリフだよ、、何をやってるの??こんなとこで」

 

阿笠「こんなとこで悪かったな、、」ボソッ

 

ひぐち「俺ー?この小さい探偵君に頼まれてね

一緒にワクチンを開発してるんだよねー」

 

ヤコ「な、なるほどね、、」

 

 

 

 

TV「ワーッ!ワーッ!」

 

 

 

コナン「やべ!?サッカー!!」

 

ネウロ「見ない方がいいと思うぞ」ニヤ

 

コナン「えっ?」

 

ひぐち「じいさん!!TV録画してる!?」

 

阿笠「え?まぁ、、」

 

ひぐち「上出来だよ、、」ニッ

 

 

 

 

TV「…」

 

ギュィィィィィィィィ!!!

 

 

 

 

コナン、ヤコ、灰原、阿笠「!?」

 

ネウロ「フッ」

 

コナン「お、おい、まさか、」

 

ひぐち「ああ、電子ドラッグだよ、」

 

灰原「こんなところで!!!」

 

ヤコ「あ、危なかった、、、」

 

ネウロ「さて、、パソコンを借りるぞ、、」

 

コナン「じゃあ研究室に!!」

 

阿笠「ここにもあるじゃろう、」

 

コナン「え?まあ色々とあるんだよ!」

(魔人なんて口が避けても言えねえ、、)

 

ダッ!!

 

 

 

 

 

ネウロ「さて、2回戦目だ、、、、」ググ、、

 

ズズズズズズズズ、、、、

 

 

 

 

 

HAL 『ふっ来るがいい、、、、ニューロンの申し子よ、、、』

 

 

 

 

 

 

 

第13話       完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




阿笠博士達の前でネウロは素の状態の話し方ですが
魔人と言うことは明かしてない設定です


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