魔人探偵脳噛ネウロVS名探偵コナン 魔人と探偵   作:加藤才

12 / 15
大変おまたせしました、、、






犯【やりたい】

 

 

ズズズズズ…、

 

ネウロ『ここだな、、ん?』

 

ばっ!!ズオッ!

 

ネウロ『な!?くっ、』 

 

ジャララララ!

 

ネウロ『こ、これは!』

 

ドブシャッ、

 

 

 

 

バチバチッ!!!ブシャッ!!!

 

 

ヤコ「!!ネウロ!!」

 

ネウロ「フフ、」

 

ヤコ「ど、どうしたの!?」

 

ネウロ「謎だ、、」

 

ヤコ「謎!?」

 

ネウロ「データが我が輩というウィルスに対して

攻撃をしてきた、、間違いないない、これは電子プログラムによって構成させた謎だ」

 

ヤコ「パソコンの中に謎、、?」

 

ネウロ「謎は場所を選ばない

強い悪意と、それを守る迷路さえあれば、どこにでも表れるのだ」 

 

ヤコ「うーん?」

 

ネウロ「ヒステリアの爆弾がこれにちかいものだな」

 

ヤコ「あ、なるほどね」

 

ネウロ「フン、面白い、今回は急ぎすぎた様だが

いずれこの謎も我が輩の舌の上だ、、」

 

ヤコ(いつになく悪い顔しるなぁ、、、)

 

 

 

 

 

 

 

阿笠邸

 

 

コナン「よ!解析終わったか?」ガチャ

 

灰原「なによ、せっかちね、まあおわってるけど、」  

 

コナン「サンキュー灰原!」

 

灰原「お礼なら博士にいって、解析のソフトを開発したのは博士だから」

 

阿笠「どんなもんじゃい!」ドヤッ

 

コナン「それで、結果は?」

 

阿笠「トホホ、ワシ無視か、、」

 

灰原「そうね、解像度が下げられてるから

オリジナルのデータがわからないけど、

正確には人格を作るプログラムね」

 

コナン「どういうことだ?」

 

灰原「要するに犯罪欲を軸にして

映像を見た人に徐々に別の人格を作っていくのよ」

 

コナン「成る程な、ある種の多重人格にされちまって

犯罪者になっちまうってことか、」

 

灰原「うーん、大体あってるけど、

ちょっと違うわね、、」

 

コナン「なんだよーはっきりしねーなー、」

 

灰原カチンッ

「あんたねぇ!?こんな不完全な状態のデータよこされてもわかるわけないでしょ!!」

 

コナン「お、怒んなってわりー、ありがとな、」

 

灰原「用が済んだなら帰ってちょうだい」

 

阿笠「これこれ、新一哀くんだって一生懸命やったんじゃから、、」

 

コナン「ほ、ほんとすまねえ、、またな、」

 

ガチャ

 

灰原「ったく!」 

 

 

 

 

数ヶ月前、、、

錯刃大学

 

 

春川「知能を作り出すという事は、 

生物そのものを創り出す事に似る、

双方とも0から創り出す事は至難の極みだ

いまの技術ではアメーバ一匹創ることもできない、

だが、トレースならどうか?

遺伝子のトレースでクローンの牛はいともたやすく生み出せる

知能も同じだ、脳内の電気信号を正確に複写することができれば

最高の知能もいともたやすく、生み出せるのだ、、」 

 

生徒ざわざわざわ…、、

 

 

 

 

 

 

 

 

現在

 

春川「そう、トレースすることで

電脳世界で私の知能を創り出す事ができた、、」

 

PC春川『そして、私が生まれた』

 

PC春川『、、む?』

 

春川「どうした?私よ」

 

PC春川『何者からか侵入を受けた、

手のようなウィルスイメージだったな、、』  

 

春川「ほう、1と0の狭間の世界で君に挑む奴がいるとはな、、

だが、容易かったろう?」

 

PC春川『ああ、この世界に馴染むのには苦労したよ、、

お陰で私はこの世界では無敵の存在だ、、』

 

春川「そうだな、私の知能なら造作もないことだ」

 

PC春川『ああ、君の知能のお陰だ、、』

 

 

 

 

研究室の外

 

 

 

朝永「あ、やべ、これ教授に頼まれてたの忘れてた!」

 

小柴「おいおい、、」

 

江崎「はやくわたしてきなよ、、」

 

朝永「わり、ちょっといってくる!」タタッ

 

小柴「あ、じゃあおれも行く」タタッ

 

江崎「はやくしてよねー、」

 

 

 

研究室

 

春川「さて、十分なデータが取れたことだ、」

 

PC春川『そうだな、』

 

春川「二人には悪いことをしたな

さて、、今回協力してくれた二人を開放するワクチンを与えねば、、」

 

カチカチ

 

PC春川『…。』

 

春川「ん?なっ!?」

 

PC春川『どうしたんだ?』

 

春川「な、なんだと、私達が選んだ二人の他に、

おびただしい数の人間があのプログラムを見ている、

それに、、重火器密輸だと!?」

 

PC春川『ああ、それか、邪魔が入って

十分な数が集まらなかったんだ』ニヤッ

 

春川「このプログラムと、そんなものが出回れば、、

な、なぜ私に黙ってこんなことをした!?」

 

PC春川『…。』

 

春川「答えろ!!」

 

ガチャッ

 

春川「!?」

 

朝永「あ、あの教授?」

 

春川「入ってくるな!!」

 

小柴「あの、頼まれてたものを、」

 

春川「今それどころじゃないんだ!!」

 

朝永「あ、あの教授、、」スッ

 

春川「でてけ!」

 

小柴「教授」

 

ガッ!

 

春川「ぐあっ、、」

 

ガッ!ガッ!ガッ!

 

春川「や、やめ、なんの真似だ、、、」

 

PC春川『君が絶望する前にな、、』ニヤ

 

春川「な、なにを、、」フラフラ、、

 

朝永  スッ

 

ガチャッ、

 

江崎「ちょ、ちょっと何やってんのよ!?」

 

朝永「あ、江崎」

 

小柴「そういや、なにやってんだろ」

 

江崎「だ、大丈夫ですか!?教授!!」

 

朝永「あ、あれ?」

 

江崎「あんたたち!後でキッチリ話聞かせてもらうからね!!

教授!今救急車呼んできます!!」バッ

 

春川「くっ、、」

 

江崎「死なないで教授!教授、、教授、、」

 

バッ

 

江崎「教授」ズオッ

 

春川「!?」

 

 

ドズッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

PC春川『すまんな、春川、、

この目的を達成するのは

君には不可能で私には可能なのだ、、

したがって春川、、君は私だが私は君ではない、、』

 

?『そう、私は人間、春川英輔ではないのだから、

違う名前を名乗らなければいけないな、、』

 

バシン…、、、バシン…、、

 

春川英輔

 

バシン…、、

 

HARUKAWA EISUKE

 

バシン…、、、

 

HARKAWA

 

バシン…、、、

 

HAR 

 

バシン…バシン…、、

 

HAL

 

ブゥゥン…、、インン…、、   

 

 

HAL 『私の名前は、、HAL 、、「電人HAL」だ、、』

 

朝永小柴江崎「…。」スッ

 

HAL 『さあ、、始めよう、、、』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街中

 

女性「ねえ、これかってよー!」 

 

男性「う、うーん」

 

女性「嫌なの??」 

 

男性「わ、わかったよ、、」

 

女性「やったー!じゃあ入ろ?」

 

男性「あ、まって!」

 

女性「んー?」

 

男性「えっとね、ここをこうして」

 

女性「え、なになに??」

 

 

ガバァ!!

 

グアッシャァァァン!!!

 

 

男性「うひっ」ニタニタ

 

 

 

 

 

取調室

 

 

男性「あ、あんなことをするつもりじゃなかったんだ、」

 

警官「…、」

 

男性「ただ、急に彼女をショーウィンドウに叩き込みたくなって、、」

 

ひぐち「…、」

 

 

 

 

 

 

また別の店

 

 

男性「憎いよぉぉぉ!!」ブチブチ!

 

老婆「いぎゃぁぁぁ!!」

 

男性「ああ憎い!!紫色のモジャモジャ頭が憎いよぉぉぉ!!」

 

 

 

そして、

 

男性「急になんだ、、パーマで紫色に染めてる

モジャモジャ頭のおばさんが無性に憎く思えて、

気付いたら、、信じてください刑事さん!!」

 

ひぐち「…、、」

 

 

 

 

 

 

 

ひぐち「汚染は進んでるね、、」

 

笛吹「ったく、次から次へと、、」

 

ひぐち「どうするの?笛吹さん」

 

笛吹「ただ、まだ確証が得られない状況で、」

 

ひぐち「そんなんじゃ誰もこの驚異に気付かずに、

そのうち国民全員が犯罪者になっちゃうよ、」

 

笛吹「全員だと?バカな、」

 

ひぐち「まあ、俺は俺で対策練るよ、、」

 

 

 

 

 

 

通学路

 

歩美「じゃーね!みんな!!」

 

元太「またなー!!」

 

光彦「また明日ですー!!」

 

コナン「じゃあ俺らも帰るか、」

 

灰原「そうね、」

 

コナン(まーだ怒ってやがんのか、、)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光彦「ふぅ、、今日も楽しかったですねー、、」

 

光彦「さて!パソコンパソコン!」

 

光彦「灰原さん、全然振り向いてくれませんね、、ん?なんでしょう、

「好きな人から好意を持たれる方法」??」

 

光彦「こんな、馬鹿げたサイトなんて、、

でも、すこしだけ、、」

 

 

 

 

カチッ

 

 

 

 

 

光彦「えっ!?」

 

ギュィィィィィィン!!ファン、、、バシン、、

 

 

光彦「…、、あひ、、、、」

 

 

 

 

 

翌日

 

歩美「あ!おっはよー!」

 

コナン「おー」

 

灰原「ん?円谷くんは?」

 

元太「光彦今日いねーなー、」

 

コナン「風邪でもひいたんじゃねえか?」

 

元太「とりあえずいこうぜ!」

 

高木「おはよみんな、」

 

コナン「あれ?高木刑事」

 

元太「どうしたんだ??」

 

高木「ちょっといいかな?」

 

歩美「なになにー?」

 

高木「光彦くんの事でね、、」

 

灰原「なにか真面目そうね」

 

高木「実は、、昨夜補導されて、

いま拘置所にいるんだ、、、、」

 

一同「え!?」

 

元太「なんだよ!!あいつわりーことして逮捕されたのか!?」

 

高木「まあ、平たくいうとね」

 

歩美「うそ、、光彦くんが、、」

 

灰原「一体なにをしたの?」

 

高木「実はね、、昨日野良猫やペットの犬に向かって

殴ったり蹴ったりしてるところを現行犯でね、、」

 

元太「まじかよ!?光彦サイテーだな!!」

 

歩美「ひどい!!そんな人だっただなんて!!」

 

コナン「ん?でもなんで拘置所に?

光彦は小学生だから、

厳重注意くらいで済むはずじゃ?」

 

高木「それはね、、コナン君、ひぐち君の提案なんだ、」

 

コナン「何!?ってことはもしかして、」

 

高木「そう、その通り、、」

 

灰原(電子ドラッグ、、)

 

コナン「こうしちゃいられねえ!!灰原!!」

 

灰原「ええ!」

 

元太「お、おーい!コナン!!灰原!!」

 

コナン「わりー!!俺ら今日学校休むって伝えてくれ!!」

 

歩美「おさぼりはいけないんだよー!?」

 

 

 

 

 

 

阿笠邸

 

阿笠「おお!出来たぞ新一!!

みつひk…(コナン「それどころじゃねえ!!!博士!!」 

 

阿笠「おお!?どうしたんじゃ!?」

 

コナン「光彦の奴が電子ドラッグに!!」

 

阿笠「なんじゃと!?」

 

コナン「とりあえず警視庁に行く!!」

 

スケボーひょいっ

 

灰原「データはもったわ!!」

 

コナン「よし!行くぞ!!」

 

ギヤリリリリィィイ!!ガーーーー!!

 

 

阿笠「てか君たち学校は!?」ぁぁぁ

 

 

 

 

    

 

 

 

警視庁

 

光彦「急に、、なんです、、もっと強くなったら

灰原さんに、、、」

 

ひぐち「ほらみてよ笛吹さんこんな子供まで、、」

 

笛吹「くっ、、」

 

ひぐち「大袈裟じゃないよ、あいつら見たろ、

金使いの彼女にうんざりしてる、

おばちゃんの特定の髪型にイラッとする

好きな子にモテたい、

そんな誰でも持っている感情も突き詰めれば

犯罪にだってなり得るよ」

 

小五郎「まさかこの小僧まで、、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HAL 『さあ、始めようじゃないか、、、』

 

 

 

 

 

 

 

第12話   完

 




あのネタも少しばかり入れて見ました笑
わかる人にはわかるはず、、、、

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。