輝け!パッチワークプリキュア   作:サウザンドピース

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今回は題名の通り新しいプリキュアが出てきます。
そして太⤴︎鼓の達(クリティカルデストラクション!)


プリキュアクロニクルソレイユ視点その3 新たなプリキュア参上!

ぴぃ〜〜〜!『大貝町〜!大貝町!〜』

「着いた!大貝町!」

恵とサンサン(太陽)は大貝町へと降り立った。

「早速、宿探そう!」

「うん!」

二人は宿を探し始める。しかし、やはり見つかんない。

(すまない、それが自分が書き下してる世界のルールなんだ・・・たまにぶち破るやついるけどな。)

 

「うう・・・見つかんないよう・・・」

「だ、大丈夫!絶対見つかるって!」

落ち込む恵を太陽が励ます。

「サンサン・・・うん!そうだね!よ〜し!頑張るぞ!」

元気を取り戻した恵は再び宿を探す。

すると・・・

「あれ?」

先日超プリキュア大戦で共に戦ったキュアリューゲンこと呉島光、キュアザンゲツこと呉島貴子の姉妹がいた。

「二人共どうしたんですか?」

恵は二人に声をかける。

「ああ、君か、実はちょっと人を探しているんだ」

二人はどうやら貴子の会社の研究者が作った"ゲネシスブレス"を奪って逃げた人を探しているらしい。

「君たちこそどうしてここに?」

光は何故恵達がいるのか聞いた。

恵は前回、ホーク達がカードにされてしまったことを話した。

「なるほど、バグスターか、よし、私たちも彼女達を捜索する。」

「お願いします。出来るだけ早く助けたいので。」

その後、二人と別れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜しばらく経過(ここ一人称視点)〜〜〜

その後、僕達は周辺を散策していた。

そこで影宮レイナという女の子と会った。

お姉さんを探しているらしい。

「バグスターを見かけたって言ってあっちに行っちゃった。」

レイナちゃんは東を指差した。

「そうなんだ、ん〜困ったお姉さんだね・・・」

と、僕が言うと、

「貴方はそのお姉さんと似たようなことしそうだけどね」

「う・・・」

サンサンが皮肉を交えて言ってきた。事実だから言い返せない。

バキイィン!

その時、さっきレイナちゃんが示した方向から何かが壊れる音がした。

「お姉ちゃん!・・・」

レイナちゃんはなんとキュアキラーガに変身して飛び出した。

僕もプリキュアに変身して追いかけた。その先には藍色のコスチュームのプリキュアらしき人と

騎士のような姿のプリキュアとスナイパーのような姿のプリキュアが戦っていました。

なんかよくわからないけど止めに入ります!

けど、どうやら二人の方は藍色の人の実力を試したかっただけみたいです。

その後出てきた”マガリュウドラ”をみんなと協力して倒した。

騎士ようなプリキュアとスナイパーのようなプリキュアさん達はどこかへ行ってしまった。

「ふう・・・」

その場に残った僕達は互いに変身を解く。

「・・・貴方は誰?」

藍色のプリキュアらしき人だった女の子が聞いてきた。

「・・・日向恵」

「恵・・・私覇波龍璃。よろしくね!」

 

・・・・・・・

 

 

 

 

 

〜〜〜ラーメン屋”龍粋”〜〜〜

「ついたよ!」

今僕達はラーメン屋”龍粋”の前にいます。

あの後事情を話したら龍璃ちゃんが「じゃあうちに来る?」って言ってくれたので、

僕とサンサンは龍璃ちゃん家に泊まることにしました。

「ただいま〜剃人!」

「おう、おかえり・・・・」

中に入ると店主と思われる人が僕達を見て青ざめました。まるで”またか”と言わんばかりに。

「龍璃、そこの二人は?」

「日向恵ちゃんと日向太陽ちゃん。ここで居候することになった!」

「・・・・またかああああああああああああああああああああ!!!!

店主さんはやっぱりまたかって叫んだ。

「どうした?叫び声が聞こえたしたんだが・・・」

ニット帽を被った男性が現れた。

「・・・・どこかで会いました?」

何故か僕はこの人のことを知ってる気がした、だから聞いてみた。

「? いや君たちとは初対面のはずだが。」

「そうですか、変な事聞いてすみませんでした。」

多分、この既視感は僕の気のせいだろう。でもやっぱりどこかであった気がするなぁ。

うああああああああああああああああ!!

店主さんはまだ叫んでいました。

「違反チケットスパーキング!」

「ふべらっ!?」

そして吹き飛んだ。

 

 

 

 

〜〜〜次の日(最初一人称途中から三人称)〜〜〜

次の日、僕とサンサンは龍璃ちゃんと一緒に出かけています。

皆のカードを持っているキュアコキュートスを探す為に。

「なかなか、見つかんないね。」

「はい・・・」

恵は思わずうつむいた。それを見ていたサンサンは・・・

「(あんな悲しそうな恵、見てられない、けど私に何ができるの?)」

一人思考の迷路を彷徨っていた。

その時、

「ドドンガドン!太鼓くんとマガサタラクラくんただいま登場!なんちゃって。」

太鼓の達人のバグスター、ドラムスバグスターとマガサタラクラが現れた。

「バグスター!?それと一番最初にオメガシャウトモンに殺られた人!?」

龍璃はサタラクラの声優さんネタでぼけた。

「違ーう!!」

「そ、そうだよ、龍璃ちゃん!あの仮面おばかさんは・・・」

「ちょっと君!?さらっと人の悪口言うんじゃないよ!」

「あ、そうかあのマントヒヒの・・」

「それでもなーーーーーい!!もうやっちゃえ!ドラムスくん!」

「太鼓勝負だドン!」

恵はキュアソレイユ、龍璃はキュアプレイヤールリに変身した。

「ドンドドン!ドドンガドン!」

ドラムスはリズムよく火の玉を打ち出した。

ルリはリズムに乗って火の玉を交わす。

ソレイユもリズムに乗って回避する、だがそれはいつもの調子だった場合の話。

「きゃあ!?」

今の彼女は仲間を失った事により精神が若干不安定、

リズムを読み取る能力も下がってしまっている。

「! ソレイユ!」

「あははは!行かせないよ!クトゥルフェル!」

サタラクラの命で現れたクトゥルフェルは自らの力を使い地面から触手を多数出現させる。

その触手でルリを縛り上げる。

「う・・しまった・・・」

「そこであの子が殺られる所を見ててよ!だ〜はっはははっっはっははは!」

マガサタラクラは不適に、高らかに笑う。

「うう・・うあ!?」

一方のソレイユもドラムスの攻撃に防戦一方だった。

「ん〜つまんないなぁ〜よし!クトゥルフェル!あの子も縛っちゃって!」

「kiiiiinbbbbbacccc!」

クトゥルフェルは触手でソレイユを地面に縛り付ける。

身動きの取れなくなったソレイユに向かってドラムスは至近距離から火の玉で攻撃する。

「く、とりゃ!」

ソレイユは頭突きでドラムスを吹き飛ばし、ソルレイピアで触手を斬る。

しかしすぐにドラムスの火の玉によって吹き飛ばされてしまう。

そこにドラムスは追撃と言わんばかりに鉢でソレイユを殴る。

「う、うう、」

ソレイユは痛みに耐えようと蹲り頭を抱える。

「だ〜はっはっはっはっは!愉快愉快!」

「ソレイユ・・・」

その様子をサンサンは物陰から見ていた。

否、見ているしかなかった。

「どうしよう、助けないと・・・でも私に何ができるの?

時空間からミラクルローディングロッドを取り出す?いや、

それじゃ何も状況は変わらない。どうすれば、どうすればあの子を、

恵を助けられるの!どうしたいいの!私は!」

サンサンは一人自問自答を繰り返す、当然答えは出ない、いや出てはいるがそれを彼女は実行できない。

自分が行けばいい、それが一番いい手、それはわかっている、だがそれで状況を変えるのは無理だ。力がないのだから。

「ああ、ああああ・・」

彼女は泣いた。無力な自分を責めながら泣いた。

そこに誰かが現れた。

「おいおい、何やってんだ?さっさとあいつを助けろよ」

「無理だよ、私に力はないから!」

「じゃあ、やるよ」

そいつは”ナイルズブレス”と”バステスプレート”を取り出す。

「え・・・」

「ただし、条件がある、この力は大事な者のために使え、いいな」

そいつはサンサンにそれらを渡す。

「・・・・分かった、恵や皆の為に使う!」

「・・・もう大丈夫そうだな、それじゃあな」

そいつ、”サウス”は風のように消えた。

「…よし!」

サンサンはナイルズブレスを装着し、バステスプレートをセットする。

『バステス!』

「プリキュア!エボリューションサン!」

サンサンの髪が金色、瞳が水色に変化。

金色と白の和風のドレスに身を包んだ、”キュアバステス”に変身する。

「断罪と守護の太陽!キュアバステス!救ってあげるよ!その魂!」

バステスは白いクロー型の武器、”サンジャッジクロー”でルリを縛っていた触手を切り裂く。

更にドラムスを蹴り飛ばす。

「大丈夫!恵!」

「う、うん・・・」

ソレイユはバステスの手を借りて立ち上がる。

「恵、貴方は一人じゃない、私やみんながいる。だから俯かずに戦おう!」

「サンサン・・・わかった!もう落ち込まない!」

バステスの励ましにより、ソレイユはいつもの調子を取り戻す。

「なんかよく解らないけど良かったね!」

ルリも一緒に喜んでいる。

「ちょっとーーーーーーー!?無視してんじゃないよ!」

マガサタラクラは激昂していた。

「サンサン!ミラクルローディングロッドを!」

「わかった!」

バステスは時空間から回転版がついたロッド、”ミラクルローディングロッド”を取り出し、ソレイユにパス。

「そんなんでどうにかなるわけないだろーーーーー!やっちゃえドラムス!」

「ドドンガドン!」

ドラムスは火の玉を打ち出す。

「は!」

ソレイユは二つの武器を使って火の玉をリズムよく叩き落とす。

「何!?」

「は〜〜〜!や!!」

「ふ、フルコンボだドン!?」

ソレイユはフルコンボをたたき出した。(太鼓の達人だからね)

そしてミラクルローディングロッドの回転版を水色の星が描かれた部分まで回し、それから逆に回した。

「プリキュア!ダブルサークルサンシャイン!」

二つの武器でそれぞれ円を描き、それをドラムスにぶつけた。

「クリアだドン!」

ドラムスは浄化、消滅し、ガシャットが出現した。

「こ、こんの〜〜!!」

マガサタラクラが動こうとした時、”魔獣パラクードル”が現れた。

「後はバラクードルに任せて戻るよ。」

召喚したのはスネイルだった。

「ああもう余計な事を!まあいいや、今日は帰る!」

マガサタラクラ達は消えた。

「あ!待って・・・」

「ギェェェェェェェェェェッ!」

バラクードルがソレイユに突っ込む。

「プリキュア!サンシャインジャッジメント!」

ソレイユの前に立ったバステスはサンジャッジクロー ハンマーモードを巨大化させてぶっ叩く”サンシャインジャッジメント”でバラクードルを吹き飛ばす。

「ギェェェェェェェェェェッ!?」

「違反チケットスパーキング!」

ルリはバラクードルに違反チケットを貼り付ける。

「ギェェェェェェェェェェッ!?(びゃあ゛ぁ゛うまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛ってこんなんで死ぬか!)」

断末魔を上げて消滅、かと思われたがダメージを喰らっただけだった。

「「「プリキュア!トリプルこぶしパンチ!」」」

「ギェェェェェェェェェェッ!?(ごめんなさーーい)」

三人のこぶしパンチによりバラクードルは爆発した。

 

 

 

 

 

〜〜〜謎の場所〜〜〜

「・・・・これだったらもう大丈夫だな」

戦いの様子を見ていたサウスは安堵した。

「さてこの世界の状況をいつ伝えるかねぇ・・・・」

そいつが見る先には多数の世界が一つに重なっている絵があった・・・

 

 

to be continued




今回は覇王龍さんのキュアカオスこと覇波龍璃に登場してもらいました。
それとバラクードルは覇王龍さんのアイディアです。
次回はペドレオンGQ再来!?・・・・・・

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