輝け!パッチワークプリキュア   作:サウザンドピース

11 / 11
タイトルがドライブ風なのは気にするな!

それとこれはのうちさんの作品の話の裏話てきなやつです。


プリキュアバトル編その1 彼女達はどうして巻き込まれたのか?

皆さんこんにちは、キュアソレイユこと、日向恵です。

 

プリキュアクロニクルが見事クリアされ、僕たちは日常へと戻りました。

 

因みに、僕は二年生に進級しました!でも…

 

キュアカイザ、暁 美佳ちゃんは未だプリキュア監獄にいます・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜回想〜〜〜

 

あの時、美佳ちゃんも混ざって僕たちはバーベキューをしていた。

 

そこに突然グランガードの人たちが来た。

 

「キュアカイザ、暁美佳だな。おまえをプリキュア監獄に連行する。」

 

グランガードの人たちは美佳ちゃんを連れて行ってしまいました。

 

僕もスネイルも美佳ちゃんが連れ去られるのを黙って見ていることはできませんでした。

 

すぐにその人たちを追いかけましたが、もういませんでした。

 

あの後美佳ちゃんがどうなったか僕にはわかりません。

 

けど、無事でいてほしい・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜プリキュア監獄〜〜〜

 

雷が轟くある日の夜のプリキュア監獄、

 

暁 美佳は手錠と足枷をかけられた状態で牢屋に入れられていた。

 

腕や足には殴った後がある。

 

「いつまで続くんだろう、これ」

 

彼女は連日看守たちからひどい拷問を受けていた。

 

そして今日も拷問が始まる、そう思った彼女はもう無気力だった。

 

彼女は手錠と足枷を外され、代わりに鎖で縛られる。

 

看守は縛られた彼女を拷問部屋に連れて行く。

 

「(ああ、今日もひどいことされるんだ、私、きっと)」

 

「きっと明日もひどい目に、と思った?」

 

「え?」

 

美佳は足を止めて上を見上げた。

 

そこには魔女のような格好をした少女が頭上にいた。

 

少女は地面に降りると看守を殴り飛ばして気絶させた。

 

「大丈夫?美佳。」

 

「つ、翼大先輩!」

 

少女の名は光 翼、三千万年の眠りから目覚め、

 

パッチワークプリキュアの一員として戦う少女。

 

翼と美佳はガテァブが仕掛けたプリキュア育成計画というデスゲームを止める為に共に戦った中である。

 

「どうしてここに?」

 

「スネイルと一緒に色々調べていたの。そしてここにたどり着いた。」

 

翼は美佳を拘束している鎖を外そうとする。

 

「ちょ、これ南京錠が付いているだけど?」

 

鎖には南京錠が付いていて、簡単には外せなかった。

 

念の為看守の持ち物を調べる翼だったが、鍵は見つけられなかった。

 

「仕方ない」

 

翼はアークブレスを装着し、ハイヤープレートをセットする。

 

『ハイヤー!』

 

「プリキュア!チェンジオブレジェンド!」

 

翼は金髪のロングヘアーに白い瞳を持ち、

 

紫の和風のドレスに身を包んだキュアハイヤーに変身した。

 

ハイヤーは力任せに鎖を壊そうとする。

 

「あのたぶんこの鎖、プリキュア用に作られているので壊せないと思います…」

 

「何!?」

 

ハイヤーが驚いていると看守が起き上がり、メモリを起動した。

 

『オーシャン』

 

彼は異形の怪物に変貌した。

 

「ひ!?」

 

「ドーパントね。ここじゃ戦いにくい!」

 

ハイヤーは美佳を連れて逃走した。

 

「!」

 

しかし、逃走した先にはドーパントが多数いた。

 

「だ、大先輩これは!?」

 

「こいつらかなり前からガイアメモリに手をだしていたの。 だからあなたがここ来た時からすでにやつらは壊れていた。」

 

二人が話している間に、やつらは飛び上がった。

 

「大先輩!」

 

「大丈夫、どうにかできる。強化!スカイスキル!」

 

ハイヤーは青い光を纏い、飛び上がる、そのスピードは桁違いに上がっていた。

 

彼女は青い光を纏って素早さとジャンプ力を上げたのだ。

 

徐々に徐々にドーパントを倒していくハイヤー。だが、

 

「きゃ!? しょ、触手!?」

 

突然触手が飛んできて彼女の両手に巻きつく。

 

ハイヤーは振りほどこうとするなかなか振りほどくことができず、

 

更に別のドーパントが触手を足に巻きつけた。

 

「うわ!?」

 

ハイヤーはバランスを崩し、転倒。

 

その隙に触手は彼女の両手を後ろに持っていき、

 

器用に両手を縛り、攻撃と動きを封じた。

 

「しまった…」

 

「大先輩!? こ、このままじゃ・・・」

 

美佳はどうにかハイヤーを助けようと辺りを見回す。

 

しかし、そんな彼女にも触手の魔の手が。

 

「ひゃ!?」

 

触手は足に巻きつき、彼女を触手の持ち主のドーパントの元へ引っ張った。

 

ドーパントは彼女の首に銃を突きつける。

 

「美佳!」

 

「こいつを助けたクヴァ、君もここの囚人とナレ!」

 

「ちっ・・・」

 

ドーパントは美佳を人質にハイヤーを脅す。

 

為す術がないハイヤーはどうすべきか思考する最適な答えはでない。

 

「・・・仕方がない」

 

仕方なく承諾しようとした時、銃弾が南京錠にあたり鎖が外れ、美佳は自由になる。

 

「ヌアニ!?」

 

ドーパントが驚いてる間に美佳はドーパントから離れる。

 

「大丈夫か、美佳」

 

「キザニ!」

 

銃弾が飛んできた方からカイザバグスターに変身したキザニが。

 

彼は妖精状態に戻ると美佳のアークブレスに憑依する。

 

するとアークブレスはデーモンブレスχになり、美佳はカイザプレートをセットする。

 

『カイザ、スタンバイ』

 

「プリキュア!リンクスデーモン!」

 

美佳はキュアカイザに変身した。

 

「やあ!」

 

カイザはブラストクロスエッジでハイヤーを捕らえていた触手を斬り、

 

ハイヤーを拘束から解放する。

 

「ありがとう! それじゃ、強化、パワースキル!」

 

ハイヤーは今度は赤い光を纏い、ドーパント達を力強く吹き飛ばす。

 

「く、」

 

先ほど美佳を人質にしようとしたドーパントがその場から逃げようとしていた。

 

「「逃がさない!」」

 

二人はドーパントを挟みうちする形で立ち、必殺技の構えを取る。

 

「プリキュア!シャイニングシュート!」

 

「プリキュア!ブレイクスラッシュ!」

 

二人の技を喰らったドーパントは爆発を起こし、

 

人間とメモリに分かれ、メモリは砕け散った。

 

「さ、ここから出るわよ!」

 

「はい!」

 

ハイヤーとカイザは出口に向かおうとする。

 

「残念でした〜」

 

だがその瞬間ドーパントに変身した人たちが黒い霧に変わり、

 

霧は二人の前に集まって形を為し、現れたのは…

 

「ガテァブ!?」

 

「はははは!戻ってきました〜!」

 

二人にとって因縁の相手、ガテァブだった。

 

「お久しぶり、そして死ね!」

 

ガテァブは触手を二人に伸ばしてきた。

 

ガテァブが出てきた事に驚いていた二人は避ける事ができずに捕まってしまった。

 

ガテァブの触手は二人を締め上げる。

 

「くっ! な、なんで貴方が…」

 

「確か・・・黎斗さんに倒されたはずじゃ・・・」

 

「確かに死んだ、だが人間達を糧にこうして戻ってきた!」

 

「「くう!・・・」」

 

ガテァブは二人を締め付ける力を強める。

 

二人は苦悶の声をだし、なんとか触手から逃れようと足をばたつかせる。

 

「無意味だ!」

 

ガテァブは触手を通じて力を奪い、二人の変身を解除させる。

 

「はははっは!・・・ん?」

 

もはや抵抗できなくなった翼と美佳にとどめを刺そうとしたガテァブだが、

 

視線を感じ、触手を飛ばしてみる。

 

すると触手が壁にあたったかのように止まると、

 

光の粒子となって消滅した。

 

「そいつらを始末するのは待ってもらおうか」

 

「おお、君は確か神崎シロナだっけ?」

 

視線の主は”神崎シロナ”、かつてプリキュアバトルを執り行った人物。

 

「なるほど、この二人も参加させるのか。じゃあ」

 

ガテァブは何かを察したのか、触手を二人の首に当てた。

 

「ふ!」

 

「「ああああああ!?」」

 

そして闇のエネルギーを流し込むと、二人はうめき声を上げた。

 

数秒後、二人の首には刻印が刻まれていた。

 

「これで二人は僕の命令には逆らえない。」

 

「ありがとう、これで手間をかけずに済んだ。」

 

ガテァブとシロナは不敵に笑いあう。

 

「(や、やばい、多分こいつら殺し合いさせる気だ・・・)」

 

翼は二人の目的に気づいたが、触手に捕まってる為どうする事もできなかった。

 

「ていうのはさすがにまずい」

 

マイティブレイカーズ クリティカルフィニッシュ!!

 

突如虹色の光刃が二人を捕らえていた触手を切り裂いた。

 

「あーまた邪魔しに来たの?創造主さん」

 

光刃が飛んできた方にはサウスがいた。

 

「だ、誰!?」

 

「前に助けてくれた人です!」

 

サウスは”はよ逃げな”と書かれたプラカードを出した。

 

「わかった!」

 

二人はそれに従って逃げた。

 

「さて、どうする?」

 

サウスはセイバーフルーツロックシードを構える。

 

「さすがに相手にはできないな」

 

「そうだね」

 

シロナとガテァブは消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜別の場所〜〜〜

 

プリキュア監獄より離れた場所で、ガテァブとシロナは新たな参加者にあっていた。

 

「つまり、世界を作り変える力を手に入れる為参加すると?」

 

「ああ」

 

その参加者の名はキュアバロネスこと駆紋豊美だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜日向恵視点〜〜〜

 

その翌日、僕は美佳ちゃんが連れて行かれたプリキュア監獄が消えたニュースを見た。

 

その首謀者がなんと翼さんとなっているんです。

 

更に驚くことが起きました。

 

豊美さんの行方がわからなくなってしまったんです。

 

実さんはそれを知って探し行ってしまいました・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どこにいるんだ? 豊美!!」

 

俺は葛葉実、今仲間の豊美を探している。

 

「お困りのようですね、お嬢さん」

 

突然声をかけられた。振り向くとガテァブと誰か一緒にいた。

 

「 私は神崎シロナ、君にはプリキュアバトルに参加してもらう。」

 

「何? そんなもの出るわけないだろう!」

 

「出るさ、何故なら」

 

そう言ってシロナは一枚の写真を俺に見せた。

 

「な・・・」

 

写っていたのは豊美がプリキュアと戦っている様子だった。

 

「彼女は既に参加している。止めるには君も参加するしかない」

 

「さあ、どうする?」

 

二人は選択をせまる。そんなの決まってる。

 

「参加・・・する」

 

こうして、四人のプリキュアはプリキュアバトルに参加することになった。

 

 

 

 

to be continued




ちょっと巻き目に作ったのでミスがあるかもしれません。


*追記*
光 翼のイメージ声優は川澄綾子さんになりました。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。