輝け!パッチワークプリキュア   作:サウザンドピース

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今回はマイスイートザナディウムさんのキュアオーブ達が出てきます。


プリキュアクロニクルソレイユ視点その4 キュアオーブ降臨!

こんにちは皆さん、日向恵です。僕とサンサンはいつもの制服を着て、学校へ行きます。

 

けど、学校はいつものところじゃありません。大貝第一中学校です。

 

コッチに居る間はこの学校に行くことになりました。

 

天十郎さんが”グランガード”という人たちに頼んで手配してくれたみたいです。

 

「ひ、日向恵です!少しの間だけどよろしくお願いします!」

 

「日向太陽です!よろしく!」

 

恵と太陽(サンサン)は軽く挨拶をした。

 

「ちょっとサンサン、テキトーすぎない?」

 

「恵は逆に固すぎ。」

 

二人は席に座ると挨拶がどうだったか互いに話し始める。

 

その傍らで、このクラスの男子達はひそひそと談合していた。

 

「あの二人、めっちゃかわいいぞ」

 

「声もいい感じだ」

 

「そして制服もいい味を出している!」

 

「まさにどストライク!」

 

(完全にこいつら狙ってる。)←作者の声

 

「おっし、聞いてみようぜ、好み」

 

「お前大丈夫か?下手したら死ぬぞ」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

完全に死亡フラグなセリフを言ったあと、男子生徒の一人は二人に近づく。

 

「え〜短刀直流に言います、どういうタイプの人が好きですか!」

 

そして率直に聞いた。

 

「「ん〜少なくとも貴方ではない(です)。」」

 

「(あ、死のう)」

 

男子生徒は多大なダメージを受けた。

 

「あ、今死のうと思いましたよね?」

 

「え?」

 

「ダメですよ、いくら好みじゃないと言われても。じゃないと自分を好きなってくれる人と出会えませんよ。」

 

恵は優しい言葉を投げかけ、微笑む。

 

「(あ、神だ)」

 

男子生徒は復活した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜学校近く〜〜〜

 

学校付近のトンネルでそいつと18〜20くらいのスーツ姿の少女と小学生くらいの少女二人が話していた。

 

「グランガードだったらその二人預けてもいいと思うが」

 

「それでもこの子達は私が預かる。それは変えるつもりは無いわ。」

 

「・・・・ま、別にそれでもいいさ。そいつらが普通に生きれるなら。」

 

サウスはそう言って姿を消した。

 

「桃子さん・・・」

 

「心配しないで、貴方達は私が守るから。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『メビウスガシャット! ♪〜(待機音) 』

 

『ガッシャット!』

 

『『ガチャーーーーー!』』『メビウスオーバー『レベルアップ!』』

 

『マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション X!』

 

『ア ガチャ! マイティエキサイトサンシャインズDXMAX!燃上がっれぇ〜!!運命変えやがっれ〜!!メビウスオーバーエグゼイド!』

 

「ふう、で、どういう風の吹きまわしだ?エグゼイド?」

 

サウスはアクションゲーマーの足がムテキゲーマーに、

 

両手にダブルアクションゲーマーの肩アーマーの顔、胸にマキシマムゲーマーのアーマー、

 

頭部に燃えるようなバイザーがある仮面ライダーエグゼイド サンシャインアクションゲーマーL.V.00-O(メビウスオーバー)

 

に話しかける。

 

 

『『ガシューン・・・』』

 

エグゼイドは変身を解き、18歳くらいの青年に戻る。

 

「これ、本当にこの世界のエグゼイドは使えんのか?」

 

青年はそう言ってガシャットをサウスに渡す。

 

「一様同一の存在、使えるはずだ。」

 

「ふ〜ん、ま、世界を救えるならそれでいいか。」

 

青年は灰色のオーラを通って元の世界に帰って行った。

 

「これまさか一人づつ渡しに来るのか?だとするとあと四つ・・・」

 

「いや、これで三つになるぜ」

 

『ガチャーーーー! ランクアップ!』

 

『スクランブルだ!(デデデデン!)バンババン防衛バンバンウォーリアーズ・・・・決戦! ♪ー!』

 

足にキャタピラがつき、肩に多数の砲台とガトリングキャノン、背中にウィングとスクリューを装備し、

 

頭部に水色の艦長が被りそうな帽子を被った仮面ライダースナイプ ウォーリアーズゲーマーL.V.Ωが現れ、

 

ガシャコンマグナムで撃ってきた。

 

『ステンバイ』

 

サウスはサディスティックネクロムゴーストアイコンを起動する。

 

『イエッサー!ローディング・・・♪〜 』

 

ネオメガウルオウダーにセットし、待機ボタンを押す。すると待機音声が流れ始める。

 

「変身」

 

腕をたて、ネオメガウルオウダーを垂直にし、変身ボタンを押す。

 

『テンガン!サディスティックネクロム! メガウルオウド・・・・バイオレンスインベイダー!』

 

仮面ライダーサディスティックネクロムに変身する。

 

武器であるガンガンブレイバーをネオメガウルオウダーにかざす。

 

『ダイカイガン!』

 

スナイプもバンバンタンクガシャットをガシャコンマグナムにセットする。

 

『ガッシャット!キメワザ!』

 

互いにトリガーを押す。

 

『オメガ!ショット!』

 

『バンバンクリティカルフィニッシュ!』

 

両者の必殺技はぶつかり合い、相殺する。

 

『オメガ!ブレイブ!』

 

サウスは更に必殺技を発動、だがスナイプそれをたやすく受け止める。

 

サウスは距離を置くとルイ13世ゴーストアイコンを起動する。

 

『テンガン!ルイ13! メガウルオウド・・・ジャッジメントロード・・・』

 

ルイ13魂に変身し、必殺技を発動、スナイプを蹴り上げ、ガンガンハンドから放つビームで攻撃する。

 

が、全く効かず、スナイプはサウスのガンガンハンドを破壊する。

 

『テンガン!ヨシツネ!メガウルオウド・・・トゥルー・ザ・キング!』

 

今度はヨシツネ魂にチェンジし、サングラススラッシャーにルイ13アイコンとサディスティックネクロムアイコンをセットし、

 

サングラスを下げる。更にネオメガウルオウダーの待機ボタンを二回押す。

 

『闘魂ダイカイガン!』

 

『デストロイ!』

 

『ガチャ・・・キメワザ!』

 

スナイプはレバーを閉じる。

 

そして再度開く。サウスもトリガーを引き、ネオメガウルオウダーの変身ボタンを押す。

 

『ガチャーーーー!バンバンクリティカルフルブラスト!』

 

『メガ!オメガフラッシュ!』

 

『ダイテンガン!ヨシツネ!メガオメガウルオウド・・・』

 

スナイプは”バンバンクリティカルフルブラスト”を発動、

 

全砲台とガトリングキャノン、ガシャコンマグナムライフルモードからエネルギー弾を撃ちまくる。

 

サウスは青と白と緑のビームを放つ。

 

ドオオオオオオオオオオオオオオンンンンン!!

 

両者の必殺技は相殺された。

 

「これ意味あるか?」

 

サウスは変身を解く。

 

『ガチャ・・・ガシューン!・・・』

 

「これをやんねえとL.V.Ωがどれだけの強さかわかんないだろ。」

 

スナイプも変身を解き、ガシャットを渡す。

 

「そんじゃあな」

 

スナイプに変身していた男は灰色のオーラの中に消えた。

 

「・・・・とりあえずこれで後三つ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜本編に戻る〜〜〜

 

昼休み、僕とサンサンは龍璃ちゃん、それと”(くれない)(ひかり)”という女の子と一緒に屋上に来ました。

 

”ドキドキプリキュア”と呼ばれる人達も一緒です!

 

「ところで最近マナちゃん見ないけどどうしたの?」

 

龍璃ちゃんが言った一言に光さんとドキドキプリキュアの菱川六花さん、剣崎真琴さん、円レジーナさんが反応した。

 

「・・・マナはなめくじみたいなやつに連れ去られてしまったの・・・」

 

「そんな・・・」

 

龍璃が驚いてる中、恵はなめくじみたいなやつについて覚えがあった。

 

「ペドレオンGQ・・・」

 

「その通り♪」

 

空から青い光とともにペドレオンGQが現れた。その隣には・・・

 

「マナ!」

 

ドキドキプリキュアのリーダー、キュアハートこと相田マナがいた。

 

しかし、その目に光はなかった。

 

「プリキュア、ラブリンク」

 

マナはプリキュアに変身した。だが、髪はボサボサで、

 

胸のプシュケーがあった部分には紫のクリスタルが付いていて、

 

コスチュームも暗い色になっている。

 

「マガ化してる・・・」

 

「更に!ダークフィールドGQ発動!」

 

突如赤紫の渦が発生し、辺りは紫の空の砂漠の世界に変わった。

 

「これは一体・・・」

 

「ここはダークフィールドGQ、僕が作り出した世界さ ♪ 」

 

驚いてる恵たちにペドレオンは簡単に、楽しそうに言った。

 

「ここでは君たちはプリキュアにはなれない!」

 

「そんな!?」

 

「ふふふふ、驚いたろう?絶望しただろう!?あっははははは、はははっははははっはははっはははは!!

 

変身できないという事実を突きつけられ、たじろぐ彼女達を見て高らかに笑うペドレオンGQ。

 

「(ムーンランサーが、ムーンランサーがあれば!・・・・)」

 

恵はムーンランサーがあれば変身できると考えた。

 

あれには闇の力がある為、ここでも変身ができるだろう、

 

だがそれはあればの話、ムーンランサーはペドレオンGQ達に壊されてしまっている。

 

恵は悔しさから無意識の内に拳を握り締める。

 

「はっっっっっははははははははは!・・・・死ね」

 

ペドレオンが炎を纏った触手を恵に向けて飛ばした。

 

「は!しま・・・」

 

触手は反応が遅れた恵の心臓を貫く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことはできず、膨大なエネルギーをもった赤のような青のような色のビームによって消滅した。

 

「何!? どこから!?」

 

その主は何もないところから磁場を発生させながら勢いよく現れた。

 

「サウスさん!?」

 

そう、そいつは戦闘形態”機龍神”になったサウスだった。

 

「え、だ、誰!?なんで空に浮かんでるの!?原理はどうなってるの!?」

 

六花はサウスが何故浮かんでるのかに驚いていた。それもそのはずである。

 

なんの推力もなしに浮かんでいるのだから。そんな六花にサウスはこう答えた。

 

「重力操作。」

 

本人は事実をいっているがそれだけでは説明不足である。

 

「よっと」

 

そんなことを気にせずにサウスは地上に降り立ち、戦闘形態を解除する。

 

「さて、この世界ぶっ壊すか」

 

サウスはペドレオンを方を向くと無双ドライバーを装着、ロックシードを取り出す。

 

「そ、それは?」

 

「・・・俺の、最強のライダーになる為のロックシードだ!てなわけでちょっと離れて伏せとけ!」

 

「は、はい!」

 

サウスとペドレオン、マガキュアハート以外は全員少し離れたところに移動し、しゃがんだ。

 

「なんで伏せろなんて言ったんだろう?」

 

恵はサウスが伏せろと言ったことに疑問を持った。

 

ロックシードを解錠するだけならその必要はないはずだからだ。

 

セイバァアアアアアア!!・・・フルーツ!!

 

ロックシードが解錠された瞬間、

 

おわあああああああああああああ!?

 

ペドレオンGQがロックシードから放たれる緑の波動に吹き飛ばされた。

 

恵達も吹き飛ばされかける。

 

「こ、これがあるから伏せろって・・・」

 

波動が治ると陽炎と暴風、雷が発生する。

 

 

『ロックオン!』

 

サウスはロックシードを左手に持ち替えてドライバーにセットする。

 

すると和風アレンジの待機音声が流れ始める。

 

「変身!」

 

『ガシィイイイン!!セイヤ!』

 

両手でブレードを倒した。

 

『セイバーアームズ!救うのは我が願い!』

 

緑色と金色の波動が交互に発生しながらアームズが落下変形し、

 

サウスは緑と金色三日月頭のライダー”仮面ライダー千神(ちのがみ)”に変身した。

 

サウスはドライバーのブレードを四回倒す。

 

『セイバーフルーツフォース!』

 

無双セイバーとアームズウェポンのセイバーブレイカーで円を描き、その円から小刀を無数に発生させる、

 

”千本鉄菊”を上空に向けて発動、小刀は空間に刺さり、ダークフィールドGQに亀裂が走る。

 

「何!?」

 

更にブレードを二回倒す。

 

『セイバーオーレ!』

 

無双セイバーから弾丸を放ち、その弾丸に向けてセイバーブレイカーから光刃を飛ばして

 

弾丸を加速させる”神滅斬り 二段の型”で亀裂が一番でかい部分に攻撃する。

 

ダークフィールドGQは消滅し、辺りは元の風景に戻った。

 

「みんな!」

 

恵たちはそれぞれ変身アイテムを取り出す。

 

「「プリキュア!ラブリンク!」」

 

「プリキュア!ラブリンクツヴァイ!」

 

『『『 L . O . V . E ! 』』』

 

六花、美琴、レジーナはキュアダイヤモンド、キュアソード、キュアジョーカーに変身した。

 

「キュアフローラさん!」

 

光はオーブリングにキュアフローラのカードをリード、

 

カードはキュアフローラとなり、光の左横に立つ。

 

「キュアレオンさん!」

 

次にキュアレオンのカードをリード、

 

カードはキュアレオンとなり光の右横に立つ。

 

そして光はオーブリングを掲げ叫ぶ。

 

「動植物の力、お借りします!」

 

『プリキュア・フュージョンアップ!』

 

両側にいたプリキュア達が光に重なり、

 

『キュアオーブ!フローラルファング!』

 

彼女はキュアオーブに変身した。

 

「マスト!」

 

「マス〜!」

 

シャチのような妖精”マスト”がカオスリングと合体し、カオスコミューンになる。

 

そしてキュアラビーズをセットする。

 

「プリキュア!カオスリンク!」

 

『 L . O . V . E ! 』

 

龍璃はキュアカオスに変身した。

 

『ソレイユ!』

 

『バステス!』

 

恵はアークブレスにソレイユプレートを、

 

サンサンはナイルズブレスにバステスプレートをセットする。

 

「プリキュア!チェンジオブワールド!」

 

「プリキュア!エボリューションサン!」

 

恵はキュアソレイユに、サンサンはキュアバステスに変身した。

 

「こんちくしょーめ!」

 

ペドレオンが叫びながらジャンプする。

 

「それはこっちのセリフだ!」

 

「じぇぱ!?」

 

サウスは先ほどの戦闘形態に戻りペドレオンGQを引き裂く。

 

サウスは一枚のカードをオーブに投げる。

 

「これは?」

 

「それはウルトラマンニウガのカード、そいつをキュアハートに撃ち込め!」

 

「分かった!」

 

オーブはオーブリングをキュアハートの方へ向ける。

 

狙うはキュアハートについている紫のクリスタル。

 

「させるかああああああああああああああ!!」

 

ペドレオンは邪魔しようと飛びかかる。

 

「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!」

 

「プリキュア!スパークルソード!」

 

ダイヤモンドとソードの技をガードし、ペドレオンがバランスを崩す。

 

「プリキュア!サンシャインヒール!」

 

そこにソレイユの必殺技が炸裂、ペドレオンGQは吹っ飛ぶ。

 

「今だ!」

 

オーブはニウガのカードをリングに通す、カードはキュアハートに向かい、

 

胸のクリスタルを破壊、その後光となって彼女の腕にあったビッグバンブレスを復活させる。

 

「あれ、ここは?」

 

キュアハートは元の姿に戻った。

 

「マナ!」

 

オーブ、ダイヤモンド、ソード、ジョーカー、カオスがハートの元に駆け寄る。

 

「みんな!」

 

「元に戻ったみたいですね。」

 

「そうみたい」

 

それを見ていたソレイユとバステスは互いに笑いあう。

 

「この!いい雰囲気になってんじゃねぐは!?」

 

ペドレオンをサウスが殴る。

 

サウスが追撃しようとするが、それをオーブが止める。

 

「ここは私に任せて。」

 

「…了解。」

 

サウスは了承した。

 

「さ、取っておき、見せてあげる!」

 

オーブはオーブリングを出すと、キュアハートのカードをリードする。

 

『キュアハート』

 

光の左隣にキュアハートが出現する。

 

更に、キュアエックスのカードをリードする。

 

『キュア エックス』

 

今度は右隣にキュアエックスが出現する。

 

「重なり合う愛の力、お借りします!」

 

『プリキュア・フュージョンアップ! マイスイートザナディウム!』

 

光がオーブリングを天に掲げると隣にいたプリキュア達が彼女に重なり、

 

光はコスチュームが一部機械的になったキュアオーブ マイスイートザナディウムになった。

 

「行くわよ!」

 

オーブは素早い動きでペドレオンに迫る。

 

「く!?」

 

ペドレオンは触手に炎を纏わせ、オーブを攻撃する。

 

「はっ!」

 

オーブは触手を弾き、ペドレオンの懐に飛び込むと蹴りを入れ、

 

はるか上空へと打ち上げた。

 

「のおおおおおおお!?」

 

更にジャンプで、ペドレオンを追い越し、踵落としで屋上に落とす。

 

「プリキュア!アタッカーハートX!」

 

そしてペドレオンに向かってピンクのハートをXの字を作るように多数打ち出す必殺技

 

”アタッカーハートX”を飛ばす。

 

「ぐあああああああああああ!?」

 

それの直撃をくらったペドレオンは動きを止める。

 

「今よ!」

 

「わかった! 行くよ! ソレイユ!」

 

「うん!」

 

ソレイユとバステスはそれぞれの武器を使って円を描き、光を放った。

 

「「プリキュア!ダブルサンシャインウェーブ!」」

 

ドオオオオオオオオオオオオオオンンンンン!!

 

光はペドレオンにあたり、爆発を起こす。

 

「やった?」

 

「・・・いない」

 

しかし、ペドレオンはいなかった。

 

全員変身を解除する。

 

「・・・・・」

 

サウスは無言で帰ろうとする。

 

「あの・・・」

 

恵が声をかける。

 

サウスは「あんまムーンランサーに頼んなよ」と書かれたプラカードをだした。

 

「!・・・・・はい」

 

恵はそれがどんな意味か理解した。

 

ムーンランサーは今はない、今ない物に頼ってはいけない、と。

 

プラカードを反転させ、「はっはっははははは」と書かれた面を彼女たちに見せながら、

 

サウスは去っていっ

 

ガン!

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

プラカードがドアにあたる。

 

サウスはプラカードをぶん投げて去って行った。

 

「・・・・・」

 

『メビウスバグルアップ!』

 

『デーストロイブレイカーデンジャー!(ジェノサイド!)エンドオブクライシス!ゴッドキラー!

 

デッドデッドデンジャラスアンデッド!(woooooooooooooooo!!)』

 

去って行った先にはゾンビゲーマーに羽とマントがつき、

 

色が紫と白になった仮面ライダーゲンム アンデッドゲーマーL.V.00(メビウス)がいた。

 

ゲンムはバグルドライバーIIIのABボタンを同時に押す。

 

『キメワザ!』

 

そして変身ボタンを押す。

 

『デンジャラス!クリティカルイレイサー!』

 

ゲンムは飛び上がり黒い瘴気を纏いながら飛び蹴りを放ってきた。

 

『デンジャラスエンドオブワールド』

 

サウスは左手でガシャットを起動、バグルドライバー0にセットし、

 

右手でBボタンを押して待機音を発動、そして右手で変身ボタンを押す。

 

『デンジャデンジャラスゾンビ!』

 

仮面ライダーゴッドゲンムに変身した。

 

『エンドオブデンジャラスクリティカルフィニッシュ!』

 

必殺技でゲンムを引き裂いた。

 

ゲンムは気味の悪い動きで復活した。

 

「だからこれ意味あるの?」

 

サウスは変身を解除する。

 

ゲンムも変身を解除、ドライバーとガシャットをサウスに渡す。

 

「意味など ナイ!」

 

彼は灰色のオーロラに入っていった。

 

「後二つ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜恵達の帰り道〜〜〜

 

「やっぱり謎ですよね。あの人。」

 

「確かに、あの後追いかけてももういなかったし放り投げたプラカードもいつの間にか消えてたし。」

 

「どこからともなく現れカッコ悪くもなくカッコよくもなく、本当、何者なの? あの緑パーカー男。」

 

僕たちはあのサウスっていう人のことについて話しています。

 

あの人は本当に謎が多過ぎる。名前も偽名感ハンパない。でも…

 

「それでも、多分僕たちの味方です!」

 

恵は空を見上げた。そこには夕焼け空が広がっていた。

 

彼女達の未来を表すかのように。

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜おまけ〜〜〜

 

「ん、なんだろうこれ?」

 

太陽は制服のポケットに入っていた謎の紙を発見した。

 

「えっと…日向恵は妖精と人間の間の子、世界滅ぼす危険あり、注意せよ。

・・・・・・・・・な、なに?これ?」

 

その紙に書かれていたのは彼女にとって信じたくないものだった。




いつの間にか覇王龍さんのプリキュアクロニクルが終わって結構経ってる。
後途中で出てきたエグゼイド達は絵夢達ではありません。


キュアオーブの新形態の技の名称を変えました。

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