ハーメルンに投稿し忘れたあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!
「そのいかにも頭の悪そうな雰囲気を出している感じは!」
「そのいかにも無趣味って雰囲気を出している感じは!」
「快人だな!?」「郷だな!?」
「…仲良いなお前ら」
と赤海君のツッコミが入る。
そう、医務室のベッドで横たわっていたのは紛れもなく私の親友、日下部快人であった。
そしてさっきから気になっていてどうしても知りたかったことが一つ…
「長走先生は無事だったのか!?」
「ああ。あの魔法陣?みたいなところも長走先生から教えてもらったんだ。ってか、ピンピンしてたぞ?長走先生。」
良かった…長走先生は無事だったのか…。でもピンピンしてたって…?あの時確かに腹部を打ち抜かれていたはず。そして…
「長走先生に会ったってことは適正道具検査室に行ったのか?」
「ああ。避難の指令が出たときちょっと…トイレに居てな。遅れちまったから、適正検査室に誰かいないかなーと思って行ったんだ。そこに長走先生がいたぞ。」
と快人はちょっと恥ずかしそうな顔で言う。なるほど、大か。
「そこに称山先生はいなかったか?」
「いなかったぞ?」
という事は称山先生はあの後逃げたか…?
「ってよりその時ここを教えてもらったならここまで来る間何をしていたんだ?」
「まぁ両親とか心配になってさ…燃え盛る街の中、指定の避難所まで行ってきたんだぜ?で、そこで家族を見つけて、まぁちょっと数泊してだな…。長走先生から言われたことを思い出してここに来た。傷はその時のもんだな。」
長走先生がこの場所を教えた意味とは…って避難所まで行ってきた…?ってことは…
「快人!他の皆の両親はいたか!?」
「他の皆て…俺はお前の後ろにいる人たちとは約一名を除いて初対面だぞ。あ、でもお前の親はいた。」僕の親は無事だったか…良かった。そういえば、赤海たちとは初対面か…そっか忘れてた。とそこに…
「やぁ桜庭。うちの生徒を色々とありがとうな。」
と医務室のドアが開いた。あれは…長走先生!?
「長走先生!生きてたんですね!!」
と智東さん。
「あぁ。まぁ、私の適正道具は包帯…どんな傷でも治せる能力だからな。まぁあの程度じゃ死にはしないさ。」
「あれ?適正道具検査室は燃えてなかったの?」
「燃えてないな。あそこには水場がないからな…」
ん?水場がない?それが火事とどう関係が?
「それにしても称山の奴…私の適正能力を知ってるはずなのに、止めを刺していかないとは相当焦っていたな。」
「あれ?なんで称山先生が長走先生の適正能力を知ってるの?」
「あー…。それがな、元クラスメイトだったんだ。」
「「「マジで!?」」」
と宮内さん以外の三人の声が重なる。まさかクラスメイトだったとは…
「…で、今まで何をしていた。」
と桜庭さんが聞いた。
「ああ…それはだな…」
本当にすみません許してください何でもしますから