大海原の祖なる龍   作:残骸の獣

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読む前にご注意

これから投稿する3話分のお話は若い頃のある悪役キャラが主に登場します、性格改変、原作との乖離が一層激しくなります。過去編だからって好き放題してます。そういうのやだって人はブラウザバック推奨

初めてシリアスに挑戦した結果がコレだよ!

3話分終わったらいつもの調子に戻るので、それまでお付き合いをば…

期間空いて申し訳ないです、仕事が繁忙期ゆえしばらく安定しないと思います。




10 悪役(予備軍)、祖龍と出会う 前

バスターコールから数日経ったある日の昼下がり

 

 

 

「小姓を付けろ?老人共が?」

 

 

海軍本部の自宅、膝で丸まるイルミーナたんの頭を撫でながら本を読んでいた俺は素っ頓狂な声を上げてしまった。

 

 

「小姓って…ワノ国の人みたいな言い方するのね、さっき政府の人がやって来て挨拶だけでもって。

ミラが留守だったからまた訪ねて来るって言ってたわ」

 

政府絡み、嫌な予感しかしねえな

 

 

「分かった、ちょっと聞いてみる。

イルミーナ、頼まれてくれるか?」

 

 

「ん」

 

 

そう言って飛び起きたイルミーナはトテトテと俺の部屋まで歩いていって、俺と五老星専用の電伝虫を抱えて戻ってきた

 

 

「よしよしいい子だ、後でおつるさんの所にお菓子を貰いに行こうな」

 

 

「うん…!」

 

 

顔は無表情だけど尻尾をぶんぶん振って喜んでるの丸わかりなイルミーナ、身体は正直なんやなって

 

そんでもって受話器を取り五老星に繋ぐ、2コールもしないうちに出た。

爺さんたち暇なのかな

 

 

「五老星、ウチに政府の者を寄越したそうだな。何か用か?」

 

 

『そうだ、連絡が遅れて済まない。

実は君の所で暫く預かって貰いたい男がいてね』

 

 

「急だな…一体何があった?」

 

 

『なんでも君の活躍を見て息子を是非弟子入りさせたいと言っている。

我々としても当人に政府の人間としての自覚を持たせると共に将来の優秀な人材を育成する為それに賛同した次第だ』

 

 

政府の役人の卵が俺の所に…?

 

 

おおっと、ややこしい話になってきましたぜ。

 

入隊してから分かったんだが、海軍と世界政府は表っ面は協力しているように見えるが内側でかなり面倒な拗れ方をしてる。

 

表立って海賊をとっちめたり、取り締まったり、場合によっては殺したりする海軍。

裏で秘密裏に調査を行い、裏取りや場合によっては殺しも許可されている政府の諜報員と世界ウン10ヶ国の加盟国を束ねる世界政府。

 

海軍は世界政府の調査による裏付けが無ければ容易には動けないし、世界政府も海軍という『ヒーロー』が表立って動かないと暗躍しにくい。そんな感じでギヴ&テイクの関係を築いている。

でも海軍は政府を快く思っちゃいない、理由は天竜人がいるからだ。

世界の創造主(笑)たる天竜人の支援あって世界政府は動いてる。つまり株主の天竜人の言うことをある程度聞かなきゃならない。

但し天竜人は如何せんオツムが弱くて世界政府に無理難題をふっかける、政府はそれをそのまま海軍へ降ろす訳だから現場の苦労は想像に難くないでしょ?

 

とまあこんな感じで政府は半ば一方的に海軍へ権力を行使できるわけよ。

天竜人殴ったら大将が来るのもその一つ、「俺を殴ると海軍大将来っから」とまさに虎の威を借る狐、ジャイア〇に引っ付くス〇夫って所だ。

本当に護衛したいならウワサの『0』にでも任せりゃいい。元々天竜人専用の組織なんだから。

 

 

政府「天竜人サマのご意向だ、馬車馬のように働け海軍共」

 

海軍「現場の苦労も少しは考えろやゴラァ」

 

政府「マリージョアの護衛足りねえぞ、海兵から徴収してこい」

 

海軍「そっちに人割いたら海賊捕まえる海兵が足りなくなるんだよハゲ」

 

文句たらたらの海軍なのでした、コング元帥が執務室で唸ってる原因の80%はこれだろう。

 

管理職は現場の苦労なんて分からんもんね、社会の縮図かな?

 

そんなコインの裏表、決して混ざることない水と油、新〇組と〇廻組…これは違うか、の様な関係を保つ中、政府の役人の卵を海軍である俺が受け持ったらどうなるか……

 

絶対怪しい目で見られるよね、具体的にはスパイじゃね?って思うんですよハイ

 

 

でもなあ、五老星にはあの件があるからなあ…よし

 

 

「………………分かった、お前達にはステラの件もある。

その話に乗ってやろう」

 

 

実はちょっと前にステラたんの奴隷だった記録を抹消するように五老星に頼んでいた。流石世界最高のハイスペック老人達、次の日にはステラたんの奴隷だった記録は書類から何から綺麗さっぱり無くなっていた。

これでステラが再びマリージョアへ連れ出されることはないだろう、あっても俺がマリージョアごと消し炭に変えてやる(真顔)

 

 

『ああ、助かる。

では名を伝えておこう、我々の返事も待たずに彼はそちらへ飛び出して行ってしまったが…』

 

 

「随分せっかちな奴なんだな。で、名は?」

 

 

『彼の名はスパンダム。

嘗て君が消したオハラの島でバスターコールを発動したCP役人、スパンダインの息子だ。』

 

 

すぱんだむ…?

客寄せパンダみたいな名前だな、それにどっかで聞いたことあるような…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今、海軍のある将官の家の前に立っている。

親父が取り付けてくれたこの機会、海軍とのパイプを太く保つ為俺はこの家にやってきた。

 

 

 

 

事の始まりはバスターコールを終えてオハラから帰ってきた親父の一言だった。

 

「お前に相応しい仕事がある、五老星と連絡が取れ次第海軍に向かえ」

 

 

聞けば今海軍で話題の女准将を口説いてマリージョアへ連れてこい、だそうだ。

 

 

なるほど、容姿端麗(当社比)、頭脳明晰(自称)、文武両道(笑)の俺に相応しい仕事じゃ………て、コラ( )を付けるな!全部ホントの事だろうが!

 

 

\ええ〜ホントで御座るかあ〜?/

 

やかまっしゃあッッ!!

 

 

 

ご…ゴホン…!そんな訳で海軍とのパイプを作る為、俺はミラと呼ばれる准将の家へやって来ている。

小綺麗な家に住んでるじゃないか、ウチの豪邸とは比べ物にならないが庭も広いしなかなかいい所だ。

 

意を決してチャイムを鳴らそうと呼び鈴に手をかけた時

 

 

 

バーンッ!

 

 

「ドッッブェアァ!?!?」メシャァッ

 

 

ゴンッ!ガンッ!ザリザリザリ…ドカーンッ!

 

急に開け放たれた扉が迫ってきて顔面に激突し、俺は思いっきり後方に吹き飛ばされて頭から地面をスライド移動した後向かいの壁に激突した

 

 

「あ、やっぱり誰かいた。賊か?」

 

 

「ちょっ!?この人さっき訪ねてきた人よ!」

 

 

「マジか、じゃあコイツが五老星の言ってた……メディック!メディぃぃぃぃック!!」

 

 

「ォォォォ………」ピクピク

 

 

意識が途絶える直前、そんな感じの女の声が聞こえた気がした………ガクッ

 

 

 

……

………

…………

 

 

 

「………ん………ここは……?」

 

 

目を覚ました、ここは何処だ

 

 

落書きみたいな背景にクレヨンで書きなぐったような花がフワフワ浮いていてえらく子供っぽい空間だった

 

 

『此処はお前の夢の中だスパンダム』

 

 

「夢だとォ?巫山戯たこと抜かしてんじゃ…ね…ぇ…」

 

声のする方向へ振り向いて……激しく後悔した

 

背中に羽を生やした中肉中背の禿げたオッサンが歯ぎしりしながらパタパタと浮いていたのだから

 

 

「どおああああああああああああああああああっ!?!?!?」

 

 

『ああ逃げないで!ていうか引かないで、お願いだから引かないで!』

 

 

一目散に逃げ出した!

変態!変態だ!俺の夢に変態が出てきた!これはきっと悪夢だ!

覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ………

 

 

「ぎゃああああああああああああ変態だ!親父!親父ィ!不敬罪でコイツを縛り首にしてくれ!ていうかもうこの場で首を切り落としてくれ!」

 

 

『誰が変態か!落ち着きなっさい…おち…落ち着…イダッ!?

落ち着けっつってんだろうがッッ!!』

 

 

「どへぅッッ!?」

 

 

オッサンに顔面を殴られた、流石に平静を取り戻す

 

 

「ぐおおお…」

 

 

『やっと静かになったのっさ。

私はお前の刀、象剣ファンクフリードの精なのっさ』

 

 

「ファンク…フリードォ?

ざっけんな!ファンクフリードは俺の可愛い相棒だ!決してこんな加齢臭に塗れてそうな汚ぇオッサンじゃねえよ!」

 

 

『失礼なご主人様なのっさ!

…まあいい、私はこの場を借りて伝えたいことがあるのっさ』

 

 

「ああ?伝えたいことだァ?」

 

 

『ケモミミ幼女は大事にしろっさ。

ご主人様にはゴイスーなデンジャーが迫っているのっさ!』

 

 

何言ってんだこいつ

 

 

「何言ってんだこいつ」

 

 

『見事に気持ちと言葉が重なってるのっさ。

とにかく気をつけるのっさ!

政府の都合や親の意向なんかは今は忘れて、素直に彼女達に従うのっさ!

そうすればご主人様は………』

 

 

ああ!?最後の方が聞こえなかったぞ!もう1回言え!

 

 

……………

…………

………

……

 

 

 

「おい、おーい。大丈夫か?」

 

 

女の声…

 

今度こそ俺は目を覚ましたようだ、目の前には俺の顔を覗き込む美女が3人

 

 

「こ…此処は…」

 

 

「我が家の中だよ、さっきはすまんかったな。いつまで経っても入ってこないから賊かと思った。」

 

 

「泥棒だったら困るわよ…」

 

 

「どあ、すごい音した。壊れてないかな…」

 

 

オイ、俺よりドアの心配か幼女よ

 

 

 

「お前が五老星の言っていたスパンダムで間違いないな?」

 

 

「ああ…そうだ…そうです。

俺がスパンダムです…貴女は一体…」

 

 

「私はミラ、准将ミラだ。お前が弟子入りしたいと言った女だよ」

 

 

「あ…貴女が…ミラ……准将ォ…?」

 

マジか…この女が…

 

シミ一つないまっさらな肌に白い髪、整った顔立ちに真紅の瞳が印象的だ。

超絶美人じゃねえか!王族の娘にもこんなに綺麗な女はそうそういない、大層な上玉だ。

海軍の准将だっていうからてっきりゴリラみたいな女だと思ってたぜ

 

 

「なんか凄く馬鹿にされた気がするんだが…」

 

 

「エェッ!?き、気のせいですよ気のせい!」

 

 

 

 

 

 

「では改めて…自分は先日連絡したスパンダムと申します!これから宜しくお願いします」

 

 

斜め45度の完璧なお辞儀だった

 

 

「なんだ、随分体育会系なんだな…」

 

 

差し出した手をスパンダムも握り返す、やけに腰低いなぁ…

 

 

「で、お前は何故私の弟子になりたいだなどと言い出したんだ?お前は政府の役人なんだろう?」

 

 

「いえ、まだ役人ではありません。

半人前の身ですので。

将来の為、そして父を超える立派な諜報員になる為に五老星に掛け合い志願しました!」

 

 

キラキラと屈託の無い笑みを浮かべながら言うスパンダムは何故だか凄く胡散臭い。

…ん〜どうしよう、五老星の頼みだしなあ。ここまで来てもらってまた返すのもアレだし…海軍と政府の因縁とか色々面倒臭そうだしあまり気は乗らないけどこれも人間らしいおこないだ。

 

 

「分かった。ではスパンダム、これからお前は私の下で小姓…小間使いをやって貰う。

見たところお前はかなりナヨッとしているし、イルミーナと一緒に鍛えてやるから覚悟しておけ」

 

 

「はい!宜しくお願いします!」

 

 

「敬語はいい、面倒だろう。

一時とはいえ家族になるんだ、これから宜しくな」

 

 

「わかりまし…分かった。

ヨロシク、ミラさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうそう。昨日ラクロワ准将と一緒に巡回に出かけた時なんだが、エレファントホンマグロが市に並んでいたよ、間近で見るとデカかったなあ」

 

 

「凄いわね、エレファントホンマグロなんて滅多に見る事が出来ないのに」

 

 

「まぐろ…?美味しい?」

 

 

3人はガールズトークに花が咲いてる

 

 

 

予想外の初対面だったが…無事俺はミラ准将の弟子になれたようだ。

 

部屋を与えられ、ステラっつー家政婦の作った飯を食卓を囲って食いながら今後の方針を考える。取り敢えずは下手に出る事にしたワケなんだが…あの女はあまりそういうの(上下関係)は気にしないらしい。

これからはあの人の傍で雑務をやらされるようだ。

正直この俺が雑務なんて堪ったもんじゃないが…これも将来の為だ、上に立つ人間は下の苦労も知らなきゃならねえ。

 

 

「それでな、ヤマカジ少将とオニグモ少将がしょうもない理由でいきなり斬り合い初めて……縦セーターと裸エプロンだったかな」

 

 

「……海軍の今後が心配になってきたわ…」

 

 

「からあげ…うま……」

 

 

俺は親父を尊敬しているし親父の様な偉い人間になりたいが()()()()()()()()()()()()()()()()()、俺は上手くやってやる…

 

 

「よし、腹も膨れたし表にでろスパンダム。稽古を付けてやる」

 

 

「…え?わ、分かった」

 

やべ全然話の内容聞いてなかった、とりあえず頷いとけ!

 

ミラさんに言われるまま満腹になった腹を擦りながら庭へ出たのが俺の運の尽きだった。

 

 

 

……………

 

 

 

 

「クハハハハハハハッどうしどうした人間ども!この程度では我に指1本触れられんぞ!」

 

 

「くっ…なんて気迫…」

 

 

迸る赤い雷がミラさんの周りを駆け巡る。

食後の運動と称した稽古だったんだが…なんだこれ

 

テンション上がったミラさんの前に俺とイルミーナっつー幼女は竹刀を片手に立ちはだかっていた

 

 

「海兵っつーかもう悪の大魔王みたいになってんじゃじゃねえか!

どーしてこーなった!?」

 

 

「無駄口はだめ…ほんきでいかないとみらは倒せない…!」

 

 

そう言って飛び出したイルミーナは手に持った竹刀で果敢にミラさんへ飛び込んでいく、雷光と斬撃飛び交う人間離れした剣戟を繰り返したあと打ち負けたのかこちらに弾き出されてきた。

 

 

「あう……次、すぱんだむの番」

 

 

「はぁ!?アレに飛び込めと!?」

 

 

「?そうだよ」

 

 

え?行かないの?って感じでキョトンとこっちを見てるがこんなのオカシイだろ!?なんでさも当たり前のように大魔王に挑み掛かって行くんだ、こちとら始まりの街を出たばかりの1道力村人だぞ!

 

 

「はやく、はやく」キラキラ

 

 

ヤメロォ!そんな純粋無垢な視線で俺を見てくるんじゃねェよイルミーナぁ……ちくしょう…ままよ!

 

 

「クソォ…やってやらああああッッ!!」

 

 

俺は形を成した絶望へと決死の覚悟で挑んだ

 

 

 

5秒後

 

 

 

「ぷ……ぷげら…ァァ………」

 

 

俺は全身打ちのめされて腫れまくった状態で庭に大の字にノびていた

 

……なんか遠い未来で同じ目に会いそうな気がする

 

 

 

 

 

 

「いでででででっ!も、もっと優しく…」

 

 

「痛いくらいが丁度いい、治ってる証拠だ。

まったく…イルミーナを見習え、あの程度じゃ息も切れんぞ」

 

 

あのぶつかり稽古を終えて、俺はボロボロになった(した)スパンダムを部屋に連れて介抱し、祖龍式電撃マッサージをして癒してやっている。

 

ワンピ時空なのに思ったより打たれ弱かったなコイツ。ワンピ時空なのに

 

 

「そりゃあの子は動物系の実を食ったんでしょ?身体能力が上がってて当然だ。」

 

 

「悪魔の実云々じゃない、気合いの問題だ。

とにかくお前は基礎体力が無いな、毎朝ランニングしているイルミーナに付いていくといい。いい運動になるぞ」

 

 

「へいへい…」

 

 

渋々と言った感じで答えるスパンダム

 

……ていうか俺、気付いちゃった。というか思い出した。

スパンダム、コイツ原作に出てきた悪役キャラだ。

古代兵器の力を得るためにCP9をウオーターセブンに送り込み、非道な手段を使って1人の船大工を陥れ死に追いやった卑劣漢。権力の権化みたいなゲッスい野郎。

 

ニコ・ロビンの件にも関わっててボコボコにされてた記憶がある、とにかく未来の重要人物(ゲスキャラ)だ。

 

だけど見た感じまだ権力に染まりきってないというか、青二才というか、原作ほどゲスくない。隠してるだけかもしれんが…

 

暫く様子を見た方がいいかなぁ、万一ステラやイルミーナを人質に取られたら困るし。

 

とにかく、弟子にすると言ってしまったものは仕方ない。面倒をみてやろう

 

 

 

「…そういやミラさん、俺の相棒…ファンクフリードはどこ行ったんだ?」

 

 

「お前の持っていた剣の事か?

確かお前が玄関でふっ飛ばされた時にイルミーナが拾ったハズだが」

 

 

ファンクフリードって言ったら…前に技術班にお邪魔した時実験してた「悪魔の実を物に食わせる」アレで生まれた象剣だったか、スパンダムの所有物になってたんだ。

 

 

「ファンクフリード?彼、イルミーナと一緒に庭で水を浴びてるわよ」

 

 

包帯の替えを持ってきてくれたステラがそんなことを言ってた、ファンクフリードはどうやらイルミーナに懐いたらしい。

ていうかまーたイルミーナはシャツとパンツ着たまま外で水浴びしてるのか、野生児過ぎんだろ。夜だからいいけど昼間だったらどうなってたことか…

 

表に出てみるとファンクフリードとイルミーナがキャッキャ言いながら水浴びを楽しんでた。

象と幼女が水の掛け合う、ファンクフリードの鼻から噴水みたいに水が噴き出してイルミーナは上機嫌

 

 

濡れ透けケモミミ幼女とか犯罪臭がヤバイ、アタッチャン来んなよ?絶対だぞ?

 

念のため見聞色で索敵索敵………よしっ異常なし

 

 

そんなわけで、スパンダムが仲間になった。

 


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