英雄と恋する少女の魔法学園 作:土人勇谷
まぁとりあえずどうぞ。
「「「えーー!!」」」
クラス全員が大声を上げる理由は、
「言ってなかったか?俺たちが結婚してること。」
「「「聞いてねぇよ‼︎」」」
(仲良いなぁ〜、このクラス。)拳助は、そんな呑気なことを考えていた。
それから色々説明して今日は、解散した。
「いや〜、今日は疲れたな〜。」
「そうだね〜。家帰ったら、私にする?それとも私にする?」
「一択じゃねぇか‼︎」
「文句は?」
「ありません。」
(あれ〜おっかしいぞ〜。)
「なら良し。」
それから国王から用意された家に帰って
「すげー建物だな。」
「ここが私達の家?」
「そうらしい。」
拳助達に用意された家は、学校から30分くらい歩いた所にあるとてつもない豪邸だ。全体的に真っ白な二階建てのThe豪邸みたいな感じだ。
「とりあえず、入るか?」
「そうだね。」
2人は、豪邸の中に入って行く。庭の真ん中には噴水があり、その周りは、花畑になっている。そして豪邸のドアを開けると真ん中に階段があり左右に分かれている。一階は、お風呂とリビングとキッチンがある。二階は、自室が2部屋と寝室と倉庫がある。そして倉庫のある装置を起動させると地下室に行ける。地下室は、どんなに暴れても神の力さえ使わなければ、防音で壊れない。
家の中を一通り見た2人は、風呂に入ってご飯を食べて✖︎✖︎✖︎をして寝た。
そして次の日の朝
2人は、朝ごはんを食べて学校の教室に着いた。
「おはよー。」
「おはよございます」
「おはよう拳助、フュル昨日は本当に凄かったな。」
マークとミュウがこっちに向かって来た。
「そうか?ところでマーク、お願いがあるんだが。」
「どうした?」
「お前の家鍛冶屋だったよな?素材は、集めるから剣を作ってくれないか?」
「別にいいがなんでだ?」
「やっぱりあれじゃん。愛剣って欲しいじゃん?頼むよ一つだけなら言うこと聞くから。」
「え、じゃあフュ「それを本気で言ってるならいまここでお前を殺す。」冗談だよ。」
「相変わらずですね〜。」とミュウが言う。
「やだー、拳助ったら。」フュルが嬉しそうにしている。
「で俺が本当に頼みたいのは、魔法を使った剣術を教えてくれ。」
「そんなんで良いなら。」
「じゃあ放課後に俺の工房にな。」
「あのわたしも行って良いですか?フュルちゃんとも喋りたいし。」
「わかった。じゃあ放課後な。」
そうして放課後マークの工房に行った。
「かなり立派な工房だな。」
「まぁ、入ってくれ。」
「「「お邪魔しまーす。」」」
中には、色んな武器が飾ってあった。その奥にマークの父らしき人がいた。
「親父、工房借りて良いか?友達の剣を打つから。」
「良いぜ、好きに使いな。なんなら手伝ってやろうか?」
(なんて良い人なんだ。)拳助はそう思った。
「ああ、頼むよ。俺1人じゃできそうにないからな。」
そうして3人でアイデアを出しあって決まった案が、刃渡り80センチ程の海賊が使ってそうな片刃の形にしたことと持ち手の部分にトリガーを付けることにした。トリガーは魔力の消費を抑える為だ。刀身の色は薄い黒で切る刃の部分は、銀色だ。そうして着々と話を進めている間に女子2人はガールズトークに華を咲かせていた。
「…それで拳助に惚れちゃったの〜。」
「へ〜、なんかロマンチックだね〜。良いな〜。」
どうやら恋バナをしている様だ。
「ミュウちゃんは好きな人いないの?」
そう質問するとミュウの顔が一気に真っ赤になった。
(あぁ〜ミュウちゃんは好きな人いるんだ〜。誰だろ〜?)
「わ、わわわわわわたし?いるけど〜///」
「教えてよ〜。」(可愛いなぁ〜。)
「誰にも言わないでね?」
「もちろん。」
「わたしが好きな人は……マークくんです。」
「ええ!!そうなの?なんで〜?」
フュルは、テンションMAXだ。
「だ、だって〜男らしくてカッコイイし〜//恥ずかしいよ!!」
ミュウは、顔を真っ赤にしながらそう答えた。そうしている間にも拳助達の話し合いは、終わり剣は明日にはできるそうだ。
「ありがとうございました。」
「気にすんなよ。あんなすげぇ素材は年に数回見れるかわからないのに沢山貰ったしな。」
「じゃあ明日から頼むぜ拳助。剣術の話。」
「おう、任せとけ。フュル帰るぞ。」
「うん、お邪魔しましたー。」
2人は帰って行った。
「ミュウは、俺が送ろうか?もう遅いし。」
「いや、でも悪いよ〜。」
ミュウは、まんざらでもない顔をしている。
「気にするな。クラスの仲間だろ?」
「そ、それじゃ〜お言葉に甘えて〜」
(やったー。なんかドキドキするな〜。)とミュウが思っている時マークは、
(俺のこと苦手なのかな〜。)クソ鈍感だった。
今回は、以上。次でマークとミュウの話は、終わりでこうゆう風に全員紹介していきます。
そして次回からタイトルを英雄と恋する少女の魔法学園に変えます。
ではまた次回。