英雄と恋する少女の魔法学園   作:土人勇谷

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100UAありがとうございます。
今回初めての…です。
ちなみにオリ主の外見はキリトみたいなやつです。
それでは2話どうぞ。


初めての……

「さてと。作る料理は、ハンバーグだ。」

 

「何度か作ったことがあるのでわかります。」

 

「それは、よかった。じゃあ作ろうか。」

 

「何個作るんですか?」

 

「フュルは何個食べたい?」

 

「私は一個で充分ですよ。」

 

「そうなのか?じゃあ、俺が2つ食うから3個だな。あっ、フュルは箸の

使い方知らないよな?」

 

「箸とはなんですか?」

 

「日本のご飯を食べる道具だよ。じゃあ、フォークとナイフ

持ってこないと。」

 

あんまり迷惑は掛けたくないしここは

「あの、拳助様。よかったら、箸の使い方を教えてくれませんか?」

 

「良いけど、難しいよ。俺は物心ついた頃から使ってるけど、

今から覚えるのはかなり大変だけどいい?」

 

「はい。拳助様と同じように生活できるように頑張ります。」やったぁ教えてもらえる。

 

「あぁ、あんまり合わせようとしなくていいぞ。俺はフュルに楽しく

暮らしてほしいから。」

 

「はい。でもこれは私がやりたいことなんです。」

 

(熱心だなぁ。)

「あっ、もう出来るからお皿用意して。」

 

「わかりました。」

 

『いただきます。』

 

「ん〜、フュルが作ったやつうまいなー。」

 

「ほっ、本当ですか?あ、ありがとうございます」

やったぁ褒められちゃった。

 

「フュルも食えよ。」

 

「はい。いただきます。あれっ、あれ?」

 

フュルは初めての箸に苦戦していた。なっ、なんかかわいいな。

 

「難しいです〜」むぅ〜

 

「こうやって持つんだよ。」フュルの後ろに行って教えてあげる。

 

「はい。頑張ります。」

(いっ、いつの間にこんな近くに!うぅ〜なんかどきどきする〜)

 

フュルが食い終わるまで30分以上はたっただろう。

 

「うっ、うぅ〜、すいません遅くなってしまって。」

 

「初めてなんだし仕方ないよ。慣れるまで頑張ろう。」

 

「拳助様は、優しいですね。」

 

「そうかなー?それより明日街に行って服を買いに行こうか。」

 

「はい、わかりました。」(服?拳助様のかなぁ〜)

 

「じゃあ、もう遅いし寝ようか?」

 

「はっ、はい。そうですね。」(まっ、まだ心の準備がぁ〜)

 

「まだフュルのベットが無いんだよ。だから今日は俺のベットで寝て。

俺はソファーで寝るから。」

 

「いっ、いえ。いけません!!私がソファーで寝ますから、拳助様はベットで寝てください!」

 

「いやフュルがベットで寝てくれ。俺はソファーでいいからさ。気にしなくていいよ。」

 

「ダメです!それなら私は床で寝ます。」

 

「何を行ってるんだ。そんなことしちゃダメだよ!」

 

「でっ、でも………………………………」

 

拳助side…

 

結局は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(どうしてこうなった?)

 

フュルと拳助は一緒のベットで背中を向けあいながら寝ている。あの後フュルが「なっ、なら一緒に寝ましょう。」「えっ、本気で言ってるの?」

「本気です。それなら2人平等でしょ。」とフュルの提案で決定だった。

とはいえ、こんな美少女がすぐ近くで寝ていて眠れるわけが無い。

そのまま2時間ほどたった頃(そろそろ寝たかな?)そう思いベットから抜け出そうとすると「拳助様?どこへ行かれるのですか?」っと顔は笑っているが後ろに狂気を感じるので大人しくベットに戻った。ふと俺は思った………

(あれ?なんで俺は尻に敷かれてるのだ?)そんなことを思いつつ俺は意識を手放した。

 

フュルside…

 

(拳助様寝たかな?そう思って顔を覗くと…完全に寝ていた。

かっこいいなぁ〜)っと思っていると、

 

「えっ!?」

拳助が寝返りをうってきたのだ。

(ちっ、近いよぉ〜。でもかっこいいなぁ。抱きついてもいいかなぁ?

ちょっとだけだしいいか?)

そう決心して寝返りをうってきた拳助の腕にしがみつくように抱きついた。

そこで限界が来ていたフュルの意識が眠りについた。

 

三人称視点…

 

朝起きると

 

(なっ、なんでフュルが俺の腕にしがみついている?取り敢えず

抜け出さないと。)抜け出そうとするが…ガッチリホールドされてました。

少々強引にでも…「んっ、ん〜、拳助さまぁ〜。」

(ねっ、寝言?やばいこのままじゃ理性が持たない。)

 

「起きろフュル。朝だぞ。」

 

「んっ、ん〜。え?キャッ!!」

フュルは、目を覚ました瞬間自分が何をしているか気づき急いでホールドを

解除した。

 

「これは、無意識のうちにやったんだよね?」

 

「えっ、あっ、あぁそうです!無意識です!!」(自分の意思でやったなんて言えないよぉ〜。)

 

「そっ、そうか。」(この反応……まさか!!)

 

しばらく2人はそのままフリーズして10分くらいたった頃

 

「あっ、朝飯にするか?」(取り敢えずこの雰囲気をどうにかないと)

 

「そっ、そそそそそそうですね。」(うぅ〜、やっぱりまだ恥ずかしいよぉ〜)

 

そして2人が朝食を終えた頃。

【ちなみに朝食は、パンだったので苦戦しなかった。】

 

「そろそろ街に出かけるか。」

 

「そうですね。」




初めてのアレだと思った人…

残念初めての箸にでしたー。
次回はお買い物回です。拳助のかっこいいところが見れるかも。
次回もよろしくお願いします。

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