Fate/Game Master   作:初手降参

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リクエストあったので作りました。
ここが知りたい、このキャラはどうなんだ等の意見があったら追加していきます
一部のネタバレ注意


Fate/Game Master Material 第一部

 

 

 

 

 

Fate/Game Master Material

 

 

前編 第四特異点までのネタバレあり

 

 

 

マスター……檀黎斗

 

人類最後のマスター。ゲンムコーポレーションCEO。ガシャットを作れる天才であり、己を神と名乗ることを憚らない異常者。

カルデアにやってきてからもそれに変わりはなく、誰の命令もろくに聞くことなく好き勝手の限りを尽くす。

それでも有能であり人理修復に有利なため誰も強く文句を言えない。

 

 

シールダー……マシュ・キリエライト

 

黎斗のサーヴァント一号。

最初の特異点から黎斗に格の違いを見せつけられ絶望する。それでも最初のうちは黎斗を慕おうと努力し、彼の支えであろうとしたが……

……第三特異点にてフランシス・ドレイクが黎斗に消滅させられたときに、それまでのストレスも相俟って爆発、黎斗と交戦する。

 

 

キャスター……ジル・ド・レェ

 

黎斗の信奉者。

黎斗の神の才能に魅せられて彼に心から仕える。具体的にはジャンヌと同じくらいの魅力を感じている。この世に現れた本当の神的なイメージを持っている。

それ故にガシャットへの不快感の類いも持たず、しかも黎斗との戦いで使用したプロトドラゴナイトハンターZを座まで持ち帰った。

プライミッツ・マーダー戦で消滅。

 

 

アサシン……ファントム・オブ・ジ・オペラ

 

黎斗の信奉者。

黎斗をクリスティーヌだと思い込むが、黎斗の一喝によりクリスティーヌからクロスティーヌに言い換える。彼もまた己のマスターに得難い魅力を感じており、彼の言うことは確実に聞く。

彼はプロトドレミファビートを座まで持ち帰った。

プライミッツ・マーダー戦で消滅。

 

 

バーサーカー……カリギュラ

 

黎斗のサーヴァント。

基本的には狂っているが、黎斗の邪悪さを見てその本質を見抜き、それでも彼もまたローマだと宣言する芯の強さを持つ。

プロトゲキトツロボッツを座まで持ち帰った。

プライミッツ・マーダー戦で消滅。

 

 

キャスター……ナーサリー・ライム

 

第四特異点にて、黎斗が魔本だった彼女にバグスターとしての体を与え、バグヴァイザーに収納していたもの。

プライミッツ・マーダー覚醒後、サーヴァントを失い逃亡した黎斗が自ら彼女に感染し、イメージ通りの動きをする力を入手。その後は黎斗は彼女の力をフル活用してプライミッツ・マーダーと殴りあい、更にガンバライジングガシャットを呼び出すことでプライミッツ・マーダーに勝利した。

 

 

ビーストⅣ……フォウ/プライミッツ・マーダー

 

最初からカルデアにいた魔獣。霊長の殺戮者。初めはマシュと共にいたが、黎斗の持つ悪性によって汚染され、第四特異点にてプライミッツ・マーダーに覚醒、黎斗を殺戮しにかかる。また、それを笑いに来たソロモンを名乗る者(ビーストⅠ/ゲーティア)とも交戦。

最終的には、黎斗のガンバライジングガシャットによって、人類に希望を託しながら消滅した。

 

 

カルデア司令……ロマニ・アーキマン

 

カルデアの司令。黎斗の滅茶苦茶さ加減に振り回されるマシュの支え。黎斗に対しては司令としての役目云々を抜きにして苦手意識を持っている。

また彼だけではなく、カルデアのスタッフのほとんどが黎斗に苦手意識を持っていた。

 

 

技術顧問……レオナルド・ダ・ヴィンチ

 

黎斗のせいで引きこもりと化す。しかしサボっていた訳ではなく、黎斗のガシャットやバグヴァイザーを分析し、何とか模造品を作り上げていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後編 第七特異点までのネタバレあり

 

 

 

マスター……檀黎斗

 

ナーサリーに感染したことにより暫くはゲーム病に悩まされながらも、己の才能を最大限発揮してガシャットを生み出し続ける。そのどれもが圧倒的な力を発揮するが、彼は新作を作る度に傲慢になる。

第六特異点にて、山の翁に死の概念を付与される。変身中だったので即死はしないが苦しみ続け、ゲーム病で消滅。

しかしそこで終わる訳がなく、その後完全体となったナーサリーによって、マイティアクションNEXTを利用して復活。その後はカルデアの魔力=ゲンムのライフという状況になる。

 

 

シールダー……マシュ・キリエライト

 

最初はダ・ヴィンチから得たバグヴァイザーL・D・Vで仮面ライダーシールダーに変身する。この時から黎斗を越えようと思い始める。

第五特異点にて、黎斗からブリテンウォーリアーズを奪取、レベル50に。更に他のガシャットも利用するようになるが、反動で一時期意識不明になる。

第六特異点では、黎斗のいない状況で山の翁と交渉し、山の翁への三回分の命令権を得る。その後、これまでの戦いで死期が近いと悟り、抑止力と契約。また、戦死したベディヴィエールからエクスカリバーを譲り受ける。その後獅子王に対して盾で壊れた幻想発動、自爆。

しかし抑止力として再びカルデアに呼び出され、託された聖剣とブリテンウォーリアーズの真の力を扱えるようになる。また、抑止力の力をフル活用することでカルデアの魔力を消費して擬似コンティニューが可能。

第七特異点ではマーリンと会話、己の体にフォウの毛を入れられる。その頃には人理を救うことしか考えなくなるが、同時に自分が救おうとしている人間を信じることも出来ず、大きな歪みを抱える。

第七特異点攻略時にはもうマシュ・キリエライト自身が人理を救うと言うことしか脳内にない。始まりは黎斗と協力しようとしていたのが、いつの間にか黎斗を越えたいになり、黎斗に任せていては人々は不幸になるから、誰でもない自分がその前にやらなければならないという歪みを孕んでしまった。

 

 

キャスター……ナーサリー・ライム

 

黎斗に感染したことで彼とかなり近しくなる。黎斗と同じ布団に入ったりする。

第六特異点にて完全体になる。それによって黎斗の記憶を断片だが思い出し、それを利用して黎斗を復活させる。

第七特異点で黎斗の才能が覚醒。バグヴァイザーを完成させたり、黎斗と共にグガランナを作り上げるなど多大な功績を積むが、作業中には黎斗と同じような悲惨な状態になるようになってしまった。

 

 

セイバー……ジークフリート

 

黎斗が意識を失っているときに呼び出されたサーヴァント。

最初は彼を理解することが出来ず悶々としていたが、彼の理想が人々を幸せにすることだと感じ、元々正義の味方を目指していたこともあって黎斗に尊敬の念を抱く。

 

 

ランサー……エリザベート・バートリー

 

第五特異点攻略後に呼び出されたサーヴァント。歌を好みアイドルであろうとするのは変わりがないが、その面はいくらか抑制され、代わりに人々を守るべきではないかという感情が脳内にこびりついている。

エリザベート自身も他の面子も、彼女がマジックザウィザードのゲーマ……操真晴人と関わりが深いことと、抑止力がエリザベートに人理を救わせようとバイアスをかけていることが原因だと考えている。

操真晴人とは、初めて出会ったときに何となく自分の部屋に置いておいたことから関係が始まった。彼自身がエリザベートのよく使うガシャットのゲーマだったためずるずると関係が長引いたこともあり、結果的に二人は基本的に一緒にいる。晴人の方は、あくまで自身はコピーではあるがそれでも伴侶(大門凛子)の記憶があるため、エリザベートに対してはあくまで兄のように接している。エリザベートの方は、彼を子ブタ(非人間)として扱ってはいるものの気に入ってはいる。

 

 

アーチャー……織田信長

 

マシュが『ぐだぐだ本能寺』をクリアした後に召喚した、カルデアにとっては初めての女性のサーヴァント。

新しいものが好きな性質であり、ガシャットやそれを生み出す檀黎斗には興味を強く抱いている。黎斗の性格が厄介だとは知っているが、生前の記憶もあり大した苦ではない。

 

 

アヴェンジャー……エドモン・ダンテス

 

黎斗が第四特異点後に迷いこんだ監獄塔にて出会ったサーヴァント。

彼は黎斗と共に監獄塔の七つの間を巡り檀黎斗という存在の異常さ、そして彼の中に確かに存在する復讐すべき悪の存在を知り、それでも彼と共にあろうと決断した。

聡明で察しがよく、人理を焼き払った者の正体にもいち早く気付く。

 

 

カップル……ラーマ、シータ

 

第五特異点にて黎斗とラーマは邂逅した。その後シータが捕らえられている監獄へと向かった際、ラーマの傷を癒して消えていこうとするシータを黎斗が無理矢理バグヴァイザーに回収し、人質にする。

その後黎斗はシータの霊基を改造しラーマに感染させた。それによって、サーヴァントてあるラーマはサーヴァントではなくなったシータを身に宿す。ラーマとシータが出会えない理由は霊基の共有であった為、最早別の存在となった二人を黎斗が強引に接着した結果、ラーマとシータは二人で一人のサーヴァントとなった。

念願叶ってとうとう夫婦で一緒になれ、その後カルデアに揃って召喚された二人は黎斗に深く感謝し、彼に忠誠を誓う。

 

 

バグスター……ネロ

 

魔法少女の特異点にて黎斗の元に飛び込んできたサーヴァントだったものを、黎斗が退去際にバグヴァイザーに回収、霊基を改造してマシュに感染させたもの。

クラスを当てはめるならキャスター。格好は水着。心身ともに疲れはてていたマシュと共にいて彼女の支えとなり、最終的に獅子王を相手にマシュの盾となって消滅した。

マシュが守護者として再召喚された時には、微弱なバグスターウィルスとして彼女とセットで呼び出される。しかしそれは体内に少しとどまっている程度で表面に出られるのは白く薄い外套だけ。マシュがガシャット内に引きずり込まれた時のみ、ガシャット内にて漸く戦うことが出来る。

 

 

バグスター……織田信勝

 

魔法少女の特異点にて最後の敵となった信勝を黎斗が打ち倒した後に回収し、霊基を弄って信長に感染させたもの。

元々はサーヴァントですらない存在だった。姉である信長が傷つくところを見たくない一心で彼女と共にいたが、第六特異点、第七特異点にて多くの人の在り方を学び、人に感謝される歓びを知ったことで心情に変化が起こり、最終的にティアマトを足止めして消滅する。

消滅した後もティアマトに感染した状態であり、信長がティアマトを冥界に引きずり込む際にはバグスターとしての全力を用いてゲーム病を引き起こし、ティアマトの隙を生み出した。

 

 

カルデア司令……ロマニ・アーキマン

 

マシュ・キリエライトの心の支であり続けようとしたが、黎斗に振り回され続けた結果マシュは歪んでしまい、自分の無力さにうちひしがれる。

マシュとの関わりはなるべく保とうとしているが、それでもマシュが守護者になった後は少し会話の頻度が減った。戦うマシュを見るたびに心を痛め、彼女を救えない自分自身に殺意を覚える。

 

 

技術顧問……レオナルド・ダ・ヴィンチ

 

初めはガシャットやバグヴァイザーの解析、開発に勤しんでいたが、ある程度以上のところまで解析すると突然頭痛に襲われ倒れ付し、かつ頭痛に襲われた前後の記憶を失うようになる。

暫くは努力したがどうしようもなく、黎斗にガシャットで勝つことは出来ないと諦めた。彼は頭痛の原因は抑止力だと考えている。

 

 

キャスター……マーリン

 

第七特異点で出会った野良サーヴァント。ビーストⅣのかつての飼い主であり、ベディヴィエールを送り出した存在。マシュ・キリエライトが守護者になる過程も千里眼で見抜いていて、彼女にビーストⅣの毛玉を埋め込む。

また黎斗に対して注目しており、彼のことを覗き見ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真・第一部編 終局特異点までのネタバレあり

 

 

 

 

ガシャット……Fate/Grand Order

 

檀黎斗が仮面ライダークロニクルと同時に考案したもう一つの究極のゲーム。

仮面ライダークロニクルが『ゲームを現実に引っ張り出し』『多くのプレイヤーと競い合う』ゲームであるのに対し、Fate/Grand Orderは『ゲームの中の仮想空間に飛び込み』『NPCと共に世界を救う』ゲーム。

ゲームオーバーになったら死亡、痛みも興奮も二つの間に代わりはないが、最終的には仮面ライダークロニクルの方を主に展開することになった。

 

仕組みとしては、黎斗がサーバー内に生み出した巨大仮想空間をガシャットに落とし込んでその中にアクセスし、意識だけゲーム内に飛び込んでプレイする。故に黎斗は簡単にアクセスが可能であり、サーヴァントの数も増やすことが容易。

現に黎斗の中では既に何百ものサーヴァントの構想が存在し、システムも整えてある。更に言えば、各プレーヤーのグランドオーダー内で生まれたサーヴァントはサーバー内に受け入れられ召喚可能になる。つまり、一度水着イベントが起これば、全プレーヤーのカルデアで生まれた思い思いの水着の思い思いのサーヴァントが同時に生まれ座に登録されることになるはずだった。

 

しかしそうはならず、Fate/Game Masterは封印された。その後ガシャットは衛生省に没収され、安全かどうか一月ほどかけて解析された後、社長が小星作となったゲンムコーポレーションに向けて郵送される──

 

 

マスター……檀黎斗

 

Fate/Grand Orderのテストプレーヤーにして開発者。本当はパラドにプレイさせようとしたが、パラドはクロニクルに向けて一種のゲーム絶ちを敢行中だったため仕方なく自分でデバッグ作業を開始した。つまり人理焼却の原因。

 

最初からこの世界がゲームであると知っていたため、非人間的な行いも躊躇しない。内心ではサーヴァント達は自分の生み出したモノと認識していたため、彼ら彼女らを軽視する。しかし誉められればそれでも気持ちはいい。

また、一度ガンバライジングガシャットを引き出した後はこのゲームの実験室としての一面に気がつき、これまで思い付いても実際には出来なかった数多くの新作を好き放題に作り出している。

 

 

シールダー……マシュ・キリエライト

 

Fate/Grand Orderのメインヒロイン。黎斗は彼女の基本心理に『何かを守る』『純粋無垢』の二つをイメージしキャラクターを構成した。

黎斗の計画だとマスターを守るという意思を芽生えさせるつもりだったが、黎斗がマスターになった今回の旅では黎斗を守ろうというつもりにはなれなかったようで人理を守ることに固執し、最初は純粋無垢だったマシュの心の水晶は砕け散った。

しかしまあそれは黎斗にとっては予想外だが、発展性という意味では寧ろ歓迎すべき物だったので彼は笑って受け入れた。

 

 

バーサーカー……カリギュラ

 

ローマ第三皇帝を根底に置いて作ったサーヴァント。基本的には叫んでいるだけなので余りはっきりとした台詞は考えなかったが、それでも月がなければ聡明になるという設定を黎斗が生やした。

その設定は果たして生かされ、カリギュラはあの監獄塔にて正気を取り戻し、同時に黎斗が何者なのかをはっきりとではないが察した。

 

 

キャスター……ナーサリー・ライム

 

子供の夢から生まれたサーヴァントであると同時に、Fate/Grand Orderの安全装置、バックアッププログラムの一つ。黎斗がテストプレイをする際に隠しコマンドとして組み込んだシステム。

これにより、ナーサリーの中の安全装置に気づいたプレーヤーは外の世界のサーバーと繋がることが出来る。また、黎斗以外が万が一気づいた場合は、ゲームマスターからのサービスとしてガシャットと簡易的なドライバーが一つ与えられる。

 

 

ランサー……エリザベート・バートリー

 

ハンガリーに存在し恐れられた貴族エリザベート、それを弄りに弄って黎斗が生み出したサーヴァント。彼としてもここまで常識のないキャラにするつもりはなかったが、深夜テンションでやってしまった。そのつけと言わんばかりに、旅の中では何度も面倒な目に遭う。

しかし、彼は別にエリザベートの中に確とした良心を埋め込んでいた訳ではない。故に、操真晴人と出逢い浄化されていく彼女もまたマシュのように変化しているのだと考えている。

 

 

アヴェンジャー……エドモン・ダンテス

 

復讐者、岩窟王をモチーフに作り上げたキャラクター。しかしただ忠実なだけではかなりの雑魚になりかねないため、設定を増し増しにし、超高速思考やらそれを肉体に反映するやら付け加えた。

それが祟って、アヴェンジャー自身は黎斗のテストプレイ中に己と黎斗の真実を察してしまった。故にこそ、幼い無垢な少女として作られたイリヤを真実から遠ざけ、自分自身の良くできた作り物の命を味わいながら旅を終えた。

彼が黎斗に復讐しなかった理由は、黎斗が主だからではない。彼が最終的に何処へ向かうのか、単純に気になったからだ。だからこそ彼は、黎斗にある種の忠誠を誓う。

 

 

カップル……ラーマ、シータ

 

本来は別の存在として黎斗は二人を作り上げたが、自分の旅の際に調子にのって才能を発揮したところ二人セットになり更に(サーバー)にも登録された。

本来ならラーマを呼んだ場合二分の一の確率でラーマを呼ぶプレーヤーとシータを呼ぶプレーヤーが生まれる筈だったが、黎斗の暴走によってごく希にお得なセットで呼び出されるようになった。

 

 

カルデア指揮官……ロマニ・アーキマン

 

人間になったソロモン。ゲーティアの元となる72の悪魔を使役した者……と、黎斗が設定したもの。

本来は己の第一宝具でゲーティアを道連れに自爆する筈だったが、黎斗が最後にネタバラシをしてゲーティアを倒してしまったためガシャットに残っている。

 

 

技術顧問……レオナルド・ダ・ヴィンチ

 

黎斗がサーヴァント内で最も才能に恵まれたサーヴァントとして設計した存在。ただし、最も自由な存在ということにもしてしまったため、何の躊躇いもなくバグヴァイザーの複製に取りかかるなど制御の効かない動きをし始めた。

黎斗としては、自分の神の才能の欠片が新作を生み出したのだから、宝生永夢にガシャットを勝手に作られるよりかはずっと良いが……それでも複雑だった為抑止力を起動、ダ・ヴィンチの行動が黎斗の正体の核心に触れそうになった時点でその前後の記憶を消去するようにした。

 

 

ビーストⅠ……ゲーティア

 

第一部ラスボス。というか黎斗はまだ第一部までしか作っていなかったので実質ラスボス。

黎斗の煽りの通り、抑止力に邪魔されなかったのはそもそも抑止力もゲーティアも黎斗が作ったものだからであり、魔神柱も黎斗のデザインであり、レフ・ライノールが節穴なのも黎斗がキャラメイクをしたからである。

ゲーティアの方は黎斗を最初の方から嫌い、憎んでいたが、黎斗の方はそもそも人理焼却自体起こることを察していたので、ゲーティアのこともワクワクしながら観察するだけだった。しかも、ゲーティアはほぼ変化はなかったため、微妙に失望していた。

 

 

バーサーカー……ナイチンゲール

 

クリミアの白衣の天使。黎斗が彼女をキャラメイクした際には、史実の苛烈さをイメージして性格を作っていたが、それだけでは足りない。

という訳で、他にもある人物の性格を彼女に混ぜた……他でもない、宝生永夢である。黎斗はナイチンゲールを作る際には、宝生永夢の性格 (ただし黎斗が永夢に抱く私怨を丸出しにした、いわば神の考えた宝生永夢オルタ的なモノ) を根底に置いている。

黎斗は宝生永夢も十分バーサーカーだと思っている。

 

 

キャスター……マーリン

 

ブリテンの魔術師。黎斗は彼をグランドキャスターという一つ上の枠に据えようと考えたため、この世界の全てを見渡す千里眼を与えた。

厳密にはグランドキャスターには設定の都合上なれなかったが、それでも千里眼は健在で彼は黎斗の旅を見透し、その真実を見抜いた数少ない存在の一人となった。

しかし彼は感情に乏しいという特質も与えられていたため、騒ぎ立てることなく、与えられた役に準じた。

 









人類史全てを用いた彼方への旅

逆行運河/創生光年のために引き起こされた人理焼却

しかしその正体は、真の人類悪、檀黎斗によって作られたもう一つの究極のゲームだった

攻略した彼の手によってこのゲームは封印され、本来なら、日の目を見ることなく忘れ去られるはずだった



──だが、檀黎斗は、そして現実の彼と共にいたドクター達は致命的な見落としをしていた……

この男こそ、全ての悪の根元であることを――



──Fate/Game Master
   覚醒特異点 名医奔走病棟CR
    デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの理不尽)
     12月下旬配信──



その戦いの、果てに至るは──



ブェァーハハハハ!! ブゥンッ!!



神か、獣か。

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