仮面ライダーアマゾンズ -ϘuinϘuennium- 作:エクシ
コッパはコウモリアマゾンとカニアマゾンの噛みつき攻撃によって冷気を発しながら商の姿に戻った。
体のあちこちから出血している商に遠慮なく攻撃を続ける2体のアマゾンに弾丸を撃ち込んでいく三崎だが敵はそれを気にも留めない。
「くっそ!効いてるはずなのに!」
「我々はマモルにコッパタイプを必ず仕留めると約束した!人間にかまっている猶予はない!」
「コッパタイプって…一体…?」
やがてサブマシンガンの弾丸が切れ、後は武器がサバイバルナイフだけとなった。
(俺は物理は苦手だから…くそ!)
アマゾンズインジェクターを手にし何とか商の手に届くようにそれを投げるもカニアマゾンによって弾かれ中から液体が飛び出した。
「まじかよ…!」
その時、駆除班の輸送用バンが教会の前に急停止しそこから駆除班の制服にショットガンとスナイパーライフル、レガースとメリケンサックを装備した3人の男たちが飛び出してきてアマゾンたちに攻撃を加える。
「志藤さん!」
三崎が呼んだのはかつて駆除班のリーダーとしてアマゾンを狩ってきた男 志藤真。今はショットガンを手にカニアマゾンの心臓部を狙い撃ちしている。
「三崎!車ん中にある銃使え!」
「さっすが!」
三崎はすぐにバンの中からサブマシンガンを手に取りコウモリアマゾンに発砲する。血だらけの商から引き離すと、商が気絶しているのが見えた。
志藤と共に来た男の一人が腰につけていた手榴弾を取ってピンを抜く。
「伏せろ!」
三崎が伏せたと共に手榴弾はコウモリアマゾンの近くに落とされ爆発した。コウモリアマゾンは爆散し、カニアマゾンも志藤が放った銃弾が心臓を貫き倒れた。
「ふう、何とか間に合ったな。」
「助かったぜ、志藤さん。えーっとこの人たちは…?」
「まっ、新生駆除班ってとこだな。加藤と若槻だ。」
加藤は黒ぶちの眼鏡をかけたいかにも知的な雰囲気を出している。背の高さを始めスタイルの良さは似ても似つかないが福田の役割を果たしているのだろうか。
一方の若槻は三崎に似て陽気そうな雰囲気を漂わせてるがどこか幼さも感じる。手にしている武器がナイフやレガースであることから三崎、望そしてかつてのマモルの雰囲気を感じさせた。
「とにかくお前もこい。そいつも連れてくるんだ。本部長の命令だ。」
「令華様の…。りょーかい。」
加藤と若槻は気絶している商に肩を貸し、バンの中へ4人は入っていった。
青山は出来たばかりの4Cのビルの排水溝に落ちた最後のゴミを拾ってゴミ袋に入れた。
ため息をつきながら腰を叩いているとビジネススーツを着た美月がビルの中から出てきた。
「あれ、えーっと…美月…さん?」
「あ、えっと…青山さん、あの時はご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。」
「とんでもない…。それで…なんでここに?」
アマゾン駆除がしたいと美月が4Cの前に現れた冬が明けて今は春。新入生、新入社員の時期であるのは確かではあるがなぜまた4Cに彼女が来たのか…?
「4月からここで働かせてもらってるんです。駆除班じゃないんですけど…。」
話を聞けば駆除班の戦闘を見たショックで倒れてしまったことからすぐに自分がアマゾンを駆除することは出来ないと気が付いたらしい。
そこで4Cの駆除以外の業務をすることで少しでもアマゾンに関わる仕事を…と考え今に至るようだ。
「なんでそこまでしてアマゾンにこだわるんです?」
「彼に私がなにをしてあげられるのかわからなくて。でも何かしてあげたいんです。」
彼女が言っているのは水澤悠のことだろう。いじめられていた上に母親から相手にされなかった彼女にとって悠は唯一の居場所だったのだ。目の前からいなくなった今も美月は悠を追い求めている…。
美月は深々と頭を下げて駅の方へ歩いていった。その背中は弱弱しくまだ自立できない雛のような印象を青山に抱かせた。
気絶した商は畳の部屋に置かれたベッドの上に横にされ、様々な装置に繋がれた状態になっていた。その横で令華と研究者が作業を行っている。
志藤と三崎、そして後から合流した望は令華に呼ばれその部屋に通される。
「まさか尾宿商がイースヘブンを飛び出すとは思いもしませんでしたが、かえって好都合です。」
「どういうことです?」
「アマゾンは人間に無理やり指示をされて動いてもいつかは飼いきれなくなくなる。それを嫌というほど味わったでしょう。」
令華の言っていることはマモルのことなのか、悠のことなのか、それとも両方なのか3人ともわからない。
「だからイースヘブンという管理しにくい組織にいることも黙認していました。偶然イースヘブンの潜入をしていたあなたに見張りを任せて。」
三崎は頭をポリポリ掻きつつ「どうも。」と一言告げた。
「しかしそのイースヘブンを抜けてここに来てくれたことで彼の唯一の居場所はここになりました。彼が嫌がらなければ私たちで彼を管理できます。それに彼の身体情報も今明らかになりました。4Cにも伝わっているでしょうが。」
「橘はコイツの情報を使ってまた何かするつもりなんですか?」
志藤の質問に令華は「恐らく。」とだけ答えた。
「しかし先ほど情報流出のプログラムを消しました。これ以上は
「ハカちゃんの体…どうなってたんすか?その左手の傷…見たことなかったし…。」
「その傷…鷹山仁の顔の傷に似てねえか?」
望の言葉にハッとする三崎。そうだ、あの爛れた傷、トラロックによって精神に異常を来した仁の傷にそっくりだ。つまり商はトラロックのせいでアマゾンを喰らう体になったのか。
「鷹山仁同様尾宿商はアマゾンが負った傷口などからトラロックの成分が侵入し影響を受けて何らかの異常が発生したコッパタイプであることは確実です。コッパタイプは個体によって異常が異なります。実験体で多かったのは発狂死するものや身体構造が変化する個体ですが、尾宿商は私の予想通り鷹山仁と同様、闘争本能の上昇と精神異常です。」
「精神異常?人間のたんぱく質でなくアマゾンのたんぱく質を求める体質変化じゃないのか?」
志藤は初めて商のことを聞いた時、”人間のたんぱく質を求める”というアマゾン本来の性質が変わって”アマゾンのたんぱく質を求める”ものになったと考えていた。それならば真の意味で人間の仲間になれると。
「違います。錯覚という一種の精神異常に過ぎません。彼は”アマゾンを喰いたい”と錯覚しているんです。彼の体は本当は今でも人を口にしたいと求めています。」
アマゾンの体は人間のたんぱく質に比べ養分が少ない。商はアマゾンを喰らっても大して栄養を取る事は出来ないのだ。
「じゃあアンタはそれを予想してたからたんぱく質入りのアマゾンズインジェクターの定期接種をイースヘブンに推奨してたってわけか。」
「そうです。人のたんぱく質を求めるというアマゾン細胞の本能を簡単に変えることなど出来ないと思ってましたから。恐らく橘本部…いえ局長も気がついたでしょう。4Cの研究機関に潜入している私の部下にもこれまで以上に情報を流すよう伝えておきます。」
4Cがどうなど関係ない。今まで一緒にアマゾンを狩ってきた商は本当は人間を喰いたがっている。彼もその事に気が付いてはいない。
マモルもあの時喰いたくないという理性に負けて自分の腕を喰ってしまった。いずれ商の本当の本能が目覚めてしまったら自分は食われてしまうのか…。
三崎は眠り続けている商を見てから部屋を黙って出ていった。
「三崎…。」
志藤も三崎の後を追いかけていく。
「おい、大丈夫か?」
「マコさん…。はい、大丈夫っす。それよりマコさん今まで何してたんすか?」
「関東以外のアマゾンを狩ってたんだ。野座間製薬の事故が起きてからすぐに政府は秘密義にアマゾンが国外逃亡しないよう国民1人1人出国時に万全の身体検査をしていただろ。だからアマゾンが海外に逃げることはなかったが国内は別だったからな。新生駆除班を率いて今まで全国回ってたんだ。」
「そりゃお疲れさまだ。もう終わったんです?」
「また行くよ。今回は中間報告をしに戻ってきただけだ。こっちは任せたぞ。」
「…おっす。」
志藤の首にも5円玉のペンダントがつけられている。それを見た三崎は少し安心したように笑顔をみせた。
令華の予想通り、4Cの研究部門も商はアマゾンを喰らいたいという錯覚をする精神異常を持ったコッパタイプのアマゾンであることに気がついていた。
加納はすぐに橘にその旨を報告する。
「どうやらトラロックによって錯覚作用を脳に及ぼす成分が分泌されているようです。」
「素晴らしい成果だ、加納くん。それで研究部門はその技術は応用できそうだと?」
「その成分を人工的につくることは野座間の開発部の情報からトラロックの成分を分析すれば可能だそうです。しかし作りだせたとしてもそれを十二分に活用するには鷹山仁が開発したドライバーのような力をコントロールするものが必要になるはずとのことです。」
「問題ない。予算はいくらでもだそう。期間はどれぐらいかかりそうかね?」
「予想では4~5か月…と。」
「いいだろう。しかし必ず完成したまえ。」
「伝えておきます。」
加納はいつも通り軽く会釈をすると局長室を去っていった。そしてすぐにスマートフォンを取り出しシークレットフォルダに入った令華の連絡先に電話をかける。
「加納です。やはり橘局長も動きました。何を考えているのかはわかりませんが、4~5か月は目立った動きをすることはなさそうです。………………はい、失礼します。」
ジリジリと暑い日が続く。夏に入りしばらく経って気温は35℃を超えている。毎年テレビで聞く”例年以上の暑さ”というやつだろう。
ボロボロの山小屋ではあるが一応電気も通っているから悠はテレビから情報を得ることが出来た。こんな生活が出来ているのも近藤と仲の良かった剛のおかげだ。
剛は覚醒後のアマゾンに襲われていることを偶然近藤が助けたことがきっかけで仲良くなった人間だ。人間にしては珍しくアマゾンの中にも人間を喰わないものもいることを信じてくれた人でもある。
悠がテレビを消したタイミングでマモルたちが帰ってきた。
「マモルくん!」
「…!水澤くん…いたんだ。」
「マモルくん、また天城くんの情報を集めに行ってたの?」
「そうだよ、彼はチームの仲間だったからね。」
「もういなくなって何か月も経ってるんだ。もう…。」
悠の悲しそうな顔にマモルはむしろ腹をたてているようだった。
「やっぱり諦めてたんだね。そんな水澤くんに協力してもらおうだなんて思ってないから安心してよ。どうせ守ってはくれても戦ってはくれないんだからね。」
悠は何も言い返すことが出来ない。マモルは部屋の奥へ行こうとする。すると戸棚を修理しに来ていた剛とすれ違った。マモルは目を合わせることなく奥の部屋へ向かう。
「へへ、ご機嫌斜めみてえだな。」
「…すいません。」
「悠が謝ることじゃねえよ。」
「僕たちみたいなアマゾンに隠れ家まで貸して下さっているのに…。」
「これはぁ恩返しだからなぁ。まぁ助けてくれた近藤さんは…。」
悠は覚醒してしまった近藤をこの手で殺したことを思い出し俯く。
「おっと、すまねえ。戸棚は直しといたからあとは勝手にやんな。んじゃーな。」
昔ならではの父親の雰囲気を出しながら優しさも持ち合わせている剛はまさにアマゾンたちの父親のような存在になっていた。
悠はそんな後ろ姿に頭を下げて外に出た。仁の恩師である星埜始と日を改めて研究の段取りを決めると昨晩約束をしたのだ。
仁の無事と七羽の妊娠に関して聞きたいことはあったが、今はアマゾン細胞に関することを少しでも知っておくことが優先事項だ。悠はヘルメットを被りジャングレイダーを走らせた。
福田は隣に変装した神山の実家からの帰り道を走っていた。保護対象にも関わらず注文の多い神山。今日は「久しぶりに母に会いたい、自分の身を案じているに違いない。」と言い、福田と共に東北にある家に向かったのだ。
結局神山の母親は神山が宗教を立ち上げてうまい汁を吸っている間に亡くなっていたことがわかり、家もなくなっていた。親孝行したいときには親はなしと言うが果たして神山は親孝行がしたかったのだろうか。
母のために自分を犠牲にしてきた福田は神山の人生を否定したい気持ちでいっぱいであったが保護対象を殴っては元も子もない。黙って車を走らせるしかなかった。
関東に入ったところで福田の元に通信が入る。
『福田、聞こえるか?』
「福田聞こえます、青山隊長ですか?」
『あぁ。ちょうど俺たちも××県付近にいる。お前の走ってるところあたりだろ?』
「そうですけど…一体どうして?」
『野座間の駆除班がアマゾンの隠れ家を見つけたらしくてな。俺たちも現場に向かってるが人員が足りん。すぐ来れるか?』
「行けますが…保護対象者はどうしましょう?」
『連れてきて構わん。俺が許可する。中島とバロンで守ってれば大丈夫だろう。』
バロンは最近4Cに来た軍用犬だ。ギスギスした4Cの中で唯一癒される存在と言っても過言ではない。
「了解しました。」
福田が通信を切っても神山はしょげたままで何も言わなかった。いつもだったら「アマゾンのところなんかに連れてくな!」なんて騒ぐのだろうが、母親の死がショックだったのか、自由になれる時間が終わってしまうのが悲しいのか、とにかく何も反応はしなかった。
先ほどまで悠がいた隠れ家は今や駆除班とアマゾンたちが戦う戦場となっていた。三崎は片手でサブマシンガンを撃ちまくりアリアマゾンたちを狩っている。望はランクCやDと呼ばれるアマゾンを得意の肉弾戦で確実にダメージを負わせていく。
「くっそ、結構多いな!」
「アマゾンの隠れ家らしいからな…!」
まだしゃべる余裕のある2人も奥の部屋からマモルが出てくると少しの隙が生まれる。
「マモちゃん…!」
「マモル!」
「よくも僕たちの家を…!」
マモル、そして彼の横にいる島田とカオリは熱を放出しアマゾン体へと変わった。島田の変わったハチアマゾンとカオリの変わったアリアマゾンはそれぞれ三崎と望に襲い掛かる。
モグラアマゾンは隙あらば2人のどちらかを襲うため硬化クローを研ぎ澄ます。
望がアリアマゾンの攻撃に足を引っかけ転んだのを見てモグラアマゾンが動いた瞬間、窓ガラスを割ってコッパが侵入しモグラアマゾンを襲った。
「君は…コッパタイプ!」
「お前…教会であったやつか!ここで喰ってやる!」
アマゾンズドライバーのバトラーグリップを引き抜きアマゾンブレイドを生成し、逆手に持ったそれでモグラアマゾンに斬りかかる。
しかしクローでアマゾンブレイドによる攻撃を弾き、左手のクローでコッパの腹部に反撃する。
「ぐっ…!」
「ハカちゃん!マモちゃんのこと殺さないでくれよ!」
戦闘モードに入ったアマゾンコッパに三崎の声は届いていない。興奮するコッパはアクセラーグリップを捻った。
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飛びかかってその勢いでモグラアマゾンに向けて斬りかかろうとするコッパ。斬りかかる直前、別の部屋から入ってきたクモアマゾンがその斬撃を受ける。
「山田くん!!」
「マモ…ル…みんな…逃げ…ろ!」
クモアマゾンは最期の言葉を残してバイオレントブレイクによって上半身と下半身が分裂した。
モグラアマゾンとハチアマゾン、アリアマゾンは悔しそうに裏口から外に出ようとするも玄関から入ってきた青山隊から銃撃を受ける。
「…!4Cか!」
三崎と望も青山隊に気が付いた。その青山はちょうど今到着した福田から車に置いてきた神山を警護するために中島を車に行かせるように伝えていた。
マモルたちが銃撃の嵐から逃れるとしょぼくれた神山が乗った車が目に映る。
「あれだ!」
島田はすぐにその車の運転席に乗り込む。神山は驚いて逃げようとするが手だけをアマゾン化させたマモルに後部座席から脅されじっとせざるを得なくなった。
同じく後部座席に腰を下ろしたカオリは剛のことを案じる。
「あの家から剛さんのこと、バレたりしないかな?」
「持ち主は分からないようになってるって言ってたよ。剛さんだって自分の家に帰ったしね。まぁそんなことはどうでもいい。コイツは4Cのやつと一緒にいたからな。貴重な情報源になってもらう。」
ガタガタと震える神山の首筋にクローを当てるマモルはその場で尋問を始める。
「4Cによってカラスのアマゾンが狩られたという事実はあるか?」
「カ…カラス…?あ…お…俺は4Cじゃなくて…。」
「なら死ぬか?」
「ひゃ…!で…でも…4Cの誰かが言ってた…気がする…カラスアマゾンを…捕獲している…って…。」
悠はジャングレイダーで啓践大学の校門を通って隠れ家に帰ろうとしていた。付属の病院に始の計らいで極秘に入院している七羽の見舞いにも行くことが出来た。そのせいで遅くなってしまったのだ。
(みんな心配してるかな。)
カーブを曲がり、後は山の方まで上がっていくだけ。ジャングレイダーのアクセルをさらに回した瞬間、今走っているところの数百メートル先に男が飛び出してきた。
すぐに減速しジャングレイダーを止める悠。道に飛び出してきた男は顔なじみのアマゾンだった。
「天城くん…!生きてたんだね!良かった!心配してたんだ!マモルくんなんて特に…」
「水澤くん…ごめん…俺…お腹が空いてるんだ…。」
「え?」
天城はバックル部のネオコンドラーコアがオレンジ色のネオアマゾンズドライバーを腰に巻き、左手に持ったアマゾンズインジェクターをインジェクタースロットに装填して右手でその部分を上に傾ける。
左手でアマゾンズインジェクターの中のロウ成分を注入すると天城の目がオレンジに光った。
-
「…アマゾン…」
天城からアマゾンズドライバー使用時以上の熱とともに何度も爆発するように熱風が吹き荒れる。思わず悠も顔を抑えた。
その風がおさまり前を向くとそこにはカラスアマゾンに不完全な強化装甲が施されたアマゾンロウが立っていた。
こんにちは、エクシです。
商の正体、それはトラロックによって「アマゾンを喰いたい」と錯覚するようになってしまった実験体でした。
アマゾンをいくら喰らっても大した回復は出来ないので結局アマゾンズインジェクターによってたんぱく質を摂取するしかないんです。
そして後半に出てきたロウ成分と仮面ライダーアマゾンロウ。
ロウ成分は4Cが商の体を調べて発見した成分です。
これが「アマゾンを喰いたい」と思わせているんですね。
仮面ライダーアマゾンロウはカラスアマゾンに変身する天城クロトがネオアマゾンズドライバーを用いて変身した姿です。
見た目としてはカラスアマゾンにアマゾンネオやアマゾンニューオメガの装甲が付いた感じですね。
ただアマゾンニューオメガ以上に装甲が不完全なので顔にはバイザー等はなく、胸部も中の機械が全部丸出しになってます。
右手の武器生成の機能などはあります。
ところでなんでニューオメガのは不完全なんだろ…最終話で分かるのかな?
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