遊戯王VRAINS 幻影の咆哮~青き天使との日常~   作:kajoker

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第20話です!

最近、自分でも驚くほどに更新速度が早くなっている気がします…このモチベーションを維持できればいいんですけどね…

今回から、いよいよPhantomとブルーエンジェルのデュエルが始まります!

果たして、どうなるのか?

それでは、本編をどうぞ!


第20話 絶望

「みんな~!いっちゃうよ~!」

 

ブルーエンジェルが恐らく、現実世界でこのデュエルを見ているであろうファン達にそう声を掛ける。

 

いよいよか…さて、気合い入れないとな…トリックスターは一瞬でも気を抜けばすぐにやられる。

 

「私の先攻!私は手札からフィールド魔法、『トリックスターライトステージ』を発動!さらにこのカードの効果でデッキからトリックスターモンスターを手札に加える!私は、『トリックスターリリーベル』を手札に加える!」

 

まじか…相変わらずとんでもない引き運だな。

 

「さらに、トリックスターリリーベルはドロー以外の方法で手札に加わった時特殊召喚できる!おいで!トリックスターリリーベル!」

 

トリックスターリリーベル攻撃表示(ATK800)

 

「さらに、私は手札から『トリックスターキャンディナ』を召喚!さらに、キャンディナの効果でデッキからトリックスターカードを手札に加える!」

 

トリックスターキャンディナ攻撃表示(ATK1800)

 

手札に加えたのは多分トリックスターリンカーネイションだろうな…というか葵の引き運って本当にすごいな。

 

「まだまだいくわよ!手札の『トリックスターマンジュシカ』の効果!私のフィールドのトリックスターモンスターを手札に戻し、このカードを特殊召喚できる!私はキャンディナを戻して、マンジュシカを特殊召喚!」

 

トリックスターマンジュシカ守備表示(DEF1200)

 

「さらに、私は手札から魔法カード、『トリックスターハルシネーション』を発動!手札のトリックスターキャンディナの効果を無効にし、特殊召喚できる!ただし、攻撃力は半分になる、戻ってきて!キャンディナ!」

 

トリックスターキャンディナ攻撃表示(ATK1800→900)

 

「そして、その後お互いにカードを1枚ドローする!」

 

「くっ…!」

 

Phantom手札4→5

 

ブルーエンジェル手札1→2

 

「Phantomならこの後、どうなるかわかってるわよね?」

 

「あぁ、よくわかってるよ…マンジュシカの効果で俺の手札にカードが加わる度にその枚数×200のダメージを与え、さらに、ライトステージの効果で追加で200ダメージを与える…だろ?」

 

「正解!よってPhantomに400ポイントのダメージを与えるわ!」

 

「くっ…!」

 

Phantom LP4000→3600

 

この地味バーンが効くんだよな…しかもリンカーネイションがあることも考えると、けっこうキツいな。

 

それに、この状況…

 

「さぁ、役者は出揃ったわ!最初から飛ばしていくわよ!」

 

「くるか!」

 

「現れて、夢と希望のサーキット!アローヘッド確認、召喚条件はトリックスターモンスター2体!私は『トリックスターキャンディナ』と『トリックスターリリーベル』をリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン、リンク召喚!出てきて!LINK2、『トリックスター・ホーリーエンジェル』!」

 

トリックスター・ホーリーエンジェルLINK2(ATK2000)リンクマーカー左下/右下

 

「さっそく出てきたか…さすがはブルーエンジェルだね!やっぱり、お前とのデュエルは楽しいよ!」

 

「そ、そう…?ありがとう…」

 

ブルーエンジェルは少し、照れたような表情をしながらそう言った。

 

「わ、私はカードを2枚伏せて、ターンエンド!」

 

 

ブルーエンジェル LP4000

手札0

 

場 EXモンスターゾーン トリックスター・ホーリーエンジェルLINK2(ATK2000)リンクマーカー左下/右下

 

メインモンスターゾーン トリックスターマンジュシカ守備表示(DEF1200)

 

伏せ2

 

Pゾーンなし

 

フィールド魔法 トリックスターライトステージ

 

 

 

Phantom LP3600

手札5

 

場なし

 

伏せなし

 

Pゾーンなし

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

「この瞬間、マンジュシカの効果で200ダメージよ!」

 

「させないよ!手札から速攻魔法、『月の書』を発動!このカードの効果でマンジュシカを裏側守備表示にする!」

 

月の書の効果により、マンジュシカが裏側守備表示になった。

 

これでマンジュシカの効果は使えないはずだ。

 

「くっ…さすがはPhantomね…でも、ただではやられないわ!罠発動!『トリックスターリンカーネイション』!このカードの効果でPhantomの手札を全て除外し、除外した枚数と同じ枚数のカードをドローさせる!」

 

「ファッ!?ザナドゥ!」

 

思わず変な叫び声をあげてしまう。

 

俺のそんな叫びはむなしく消え、容赦なく手札が除外され、新たに手札に5枚のカードが加わる。

 

嘘だろ、オッドアイズペルソナドラゴンとオッドアイズミラージュドラゴン、そして、ドクロバットジョーカーがぁぁぁ!!

 

いや、わかってはいたけどね…でも、これはかなりキツいって…

 

「その様子だとよほど良いカードを除外されたみたいね…まぁ、ある意味狙い通りだけど…Phantomならきっと理想的な初手を引き込んでいる、そう信じてたから」

 

葵は少し、悪戯っぽい笑みを浮かべながらそう言った。

 

…さすがは葵だな、俺のことをよくわかってる…だからこそ、ダメージを与えられなくても、リンカーネイションを使ったってことか。

 

「…確かにその通りだよ、さすがとしか言い様がないね…まぁ、でもこういう状況を覆してこそのエンタメデュエリストってもんだからね!」

 

俺は自分を鼓舞するようにそう言葉を紡いだ。

 

「ふふっ、そうこなくっちゃ!もっと私を楽しませてよね、Phantom!」

 

「あぁ、お楽しみはこれからさ!俺は手札からSR《スピードロイド》バンブーホースを召喚!さらに、このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下のスピードロイドを特殊召喚できる!来い!『SR三つ目のダイス』!」

 

SRバンブーホース攻撃表示(ATK1100)

 

SR三つ目のダイス守備表示(DEF1500)

 

「さぁ、いくよ!俺はレベル4のバンブーホースにレベル3の三つ目のダイスをチューニング!神速の翼、光となりて天地を照らせ!シンクロ召喚!現れろ、レベル7!『クリアウイング・ファスト・ドラゴン』!!」

 

クリアウイング・ファスト・ドラゴン攻撃表示(ATK2500)

 

「シンクロ召喚!?使えるとは思っていたけど、まさか本当に使ってくるなんて…」

 

「そういえば、シンクロ召喚はまだ見せたことがなかったっけ…まぁ、そのおかげで驚いてくれたわけだから取って置いた甲斐があるってもんだね!」

 

それにしても、こうして見てみるとクリアウイングってキレイなモンスターだな…まぁ、それはクリアウイング系のシンクロモンスター全部に言えることかもしれないけど。

 

「さぁ、まだまだいくよ!俺はクリアウイング・ファスト・ドラゴンの効果発動!ターン終了時までEXデッキから特殊召喚された相手モンスター1体の効果を無効にし、攻撃力を0にする!俺はホーリーエンジェルの効果を無効にし、攻撃力を0にする!」

 

トリックスター・ホーリーエンジェルLINK2(ATK2000→0)リンクマーカー左下/右下

 

「ホーリーエンジェルの攻撃力が……これがPhantomのシンクロモンスター…!」

 

「俺はカードを1枚伏せて、バトル!クリアウイング・ファスト・ドラゴンでトリックスター・ホーリーエンジェルに攻撃!神風のストライクスマッシャー!!」

 

「罠発動!『ハーフアンブレイク』!私はホーリーエンジェルを対象にこのカードの効果を発動!これにより、ホーリーエンジェルはこのターン、戦闘では破壊されず、ダメージも半分になる!」

 

「やっぱり、そういうカードはあるよな…でもダメージは受けてもらうよ!」

 

クリアウイングの攻撃がホーリーエンジェルに向かっていき、その攻撃からホーリーエンジェルを守るように泡のバリアが現れ、攻撃を防いだ。

 

「っ…!」

 

ブルーエンジェル LP4000→2750

 

「俺はこれでターンエンド!この瞬間、ホーリーエンジェルの攻撃力は元に戻る…」

 

トリックスター・ホーリーエンジェルLINK2(ATK0→2000)リンクマーカー左下/右下

 

 

 

ブルーエンジェル LP2750

手札0

 

場 EXモンスターゾーン トリックスター・ホーリーエンジェルLINK2(ATK2000)

 

メインモンスターゾーン セットモンスター(トリックスターマンジュシカ)

 

伏せなし

 

Pゾーンなし

 

フィールド魔法 トリックスターライトステージ

 

 

 

Phantom LP3600

手札2

 

場 EXモンスターゾーン クリアウイング・ファスト・ドラゴン攻撃表示(ATK2500)

 

メインモンスターゾーンなし

 

伏せ1

 

Pゾーンなし

 

 

 

「私のターン、ドロー!まずはマンジュシカを反転召喚!」

 

トリックスターマンジュシカ攻撃表示(ATK1600)

 

「さらに、魔法カード、『カップオブエース』を発動!このカードの効果でコイントスを行い、表なら私がデッキからカードを2枚ドローでき、裏なら相手が2枚ドローできる!」

 

「ブルーエンジェルもカップオブエースを使うのか…」

 

「Phantomがよく使ってるカードだから、私も使ってみようかなって思って…それに、こういうカードを使いこなしてこそのエンタメデュエリスト、でしょ?」

 

「確かにそうだとは思っているけど…ブルーエンジェルはエンタメデュエリスト、というよりはアイドルデュエリストじゃないか?」

 

「どっちも似たようなものよ、それにこういうカードを使った方が、観客のみんな、それに…Phantomが楽しんでくれるかなって…」

 

葵は少しはずかしそうに目を逸らしながら、そう言った。

 

まさか、そんな理由で使ってくれてたなんてな…正直、嬉しいな。

 

「そっか、ありがとう……さ、さぁコイントスをしよう!」

 

「そ、そうね!」

 

俺に促され、葵がコイントスを行う、その結果は表だった。

 

「結果は表!よって私はデッキからカードを2枚ドロー!」

 

ブルーエンジェル手札1→0→2

 

「……っ!!何だこの感じ…」

 

葵がカードをドローするのと同時に、嫌な感覚に襲われる。

 

「何…今の?」

 

どうやらそれは葵も同じらしく、困惑の表情を浮かべていた。

 

まさか…ハノイのカードか?確かにそれならこの感覚についても納得できる。

 

…だとしたら、早いとこ対処しないといけないな。

 

俺がそんなことを思っていると、葵は気持ちを切り替えるためか首を左右に振り、ターンを進めた。

 

「…私は手札から魔法カード、『地割れ』を発動!このカードの効果で相手フィールド上の攻撃力が一番低いモンスター1体を破壊する!私はクリアウイング・ファスト・ドラゴンを破壊!」

 

「なら、その前にクリアウイングの効果を発動するよ!クリアウイングの効果でホーリーエンジェルの効果を無効にし、攻撃力を0にする!」

 

トリックスター・ホーリーエンジェルLINK2(ATK2000→0)リンクマーカー左下/右下

 

「その効果は相手のターンでも発動できるのね…でも、地割れの効果でクリアウイングは破壊されるわ!」

 

地割れの効果により、クリアウイングが破壊される。

 

「くっ…でもこの瞬間、クリアウイングの効果発動!このカードが破壊された時、このカードをPゾーンに置くことができる!」

 

「そんな!?もしかしてクリアウイング・ファスト・ドラゴンはPモンスターでもあるの?」

 

葵が驚きの声を上げる、確かにPモンスターであり、シンクロモンスターでもあるクリアウイングは珍しいカードだもんな。

 

「でも、これでPhantomの場からモンスターは居なくなったわね!いくわよ!まずはトリックスターライトステージの効果発動!Phantomの場の伏せカード1枚をこのターン使用できなくする!」

 

「なら、その発動に対して罠発動!『強欲な瓶』!このカードの効果でデッキからカードを1枚ドローする!」

 

Phantom手札2→3

 

「この瞬間、マンジュシカの効果で200ダメージを与え、さらにライトステージの効果で追加の200ダメージを与える!」

 

「ぐっ…」

 

Phantom LP3600→3200

 

「まだまだいくわよ!私は墓地の『トリックスターリンカーネイション』の効果を発動!墓地のこのカードを除外することで墓地のトリックスターモンスターを特殊召喚できる!蘇れ、『トリックスターリリーベル』!」

 

トリックスターリリーベル攻撃表示(ATK800)

 

「また、厄介なカードが出てきたね…」

 

さて、どうしたもんかな…

 

「バトル!まずはトリックスターリリーベルでダイレクトアタック!」

 

ここは、通すか…

 

「ぐっ…!」

 

Phantom LP3200→2400

 

「さらに、ライトステージの効果で追加で200ダメージよ!」

 

「本当に、相変わらず鬼畜なデッキだね…」

 

Phantom LP2400→2200

 

 

「そして、リリーベルが戦闘ダメージを与えた時、墓地のトリックスターモンスターを手札に加えることができる!私は『トリックスターキャンディナ』を手札に加える!」

 

ブルーエンジェル手札1→2

 

「そして、マンジュシカでPhantomにダイレクトアタック!」

 

「墓地の三つ目のダイスの効果!このカードを除外し、攻撃を一度だけ無効にする!」

 

俺とマンジュシカの間に三つ目のダイスが出現し、攻撃を遮ってくれた。

 

ふぅ、なんとか首の皮一枚繋がったか…やっぱり最初の除外が効いてるな。

 

「やっぱり、簡単にはいかないわね…私はこれでターンエンドよ」

 

 

ブルーエンジェル LP2750

手札2(内1枚 トリックスターキャンディナ)

 

場 EXモンスターゾーン トリックスターホーリーエンジェルLINK2(ATK0→2000)リンクマーカー左下/右下

 

メインモンスターゾーン トリックスターマンジュシカ攻撃表示(ATK1600)

 

トリックスターリリーベル攻撃表示(ATK800)

 

伏せなし

 

Pゾーンなし

 

フィールド魔法 トリックスターライトステージ

 

 

 

Phantom LP2200

手札3

 

場なし

 

伏せなし

 

Pゾーン クリアウイング・ファスト・ドラゴン(スケール4)

 

 

「俺のターン…」

 

さて、ここからが本番だな…葵の手札にハノイのカードがあるとしたら、ここで対処しなくちゃならない。

 

そのために、ここであのカードを引く!

 

「ドロー!」

 

ドローしたカードを恐る恐る確認する、そこには俺の望んだカードがあった。

 

…最高のタイミングだ!

 

「この瞬間、マンジュシカの効果とライトステージの効果で合計400ポイントのダメージを与える!」

 

「くっ…」

 

Phantom LP2200→1800

 

再び、バーンダメージを受けて、ライフは2000を切ったか…まぁ、望み通りのカードを引けたからよしとしよう。

 

このカードを使えば、葵を助けられるかもしれないからな。

 

でも、まずその前にーーーー

 

「俺は手札から魔法カード、ブラックホールを発動!このカードの効果でフィールド上のモンスターを全て破壊する!」

 

フィールドに巨大な黒い渦が現れ、フィールド上のモンスターを全て破壊した。

 

「この土壇場でそんなカードを…!やっぱりPhantomは強いわね!」

 

「ありがとう…でも本番はこれからだよ!俺はカードを1枚伏せて、手札から魔法カード、『エクスチェンジ』を発動!」

 

「エクスチェンジ…?」

 

「このカードは、お互いに手札を公開し、相手の手札から好きなカードを1枚、自分の手札に加えるカードなんだ…要するに相手と自分の手札のカードを1枚ずつ入れ替えるカード、かな」

 

「そんなカードがあったなんて…」

 

葵は初めてエクスチェンジのカードを見たのか、驚いたような表情をしていた。

 

まぁ、確かにあんまり使ってる人は見たことないしな、知らなくてもおかしくないか…

 

「さて、ブルーエンジェルの手札を見せてもらうよ」

 

俺と葵は互いに手札交換をするために、距離を縮める。

 

そして、葵の手札を確認するとそこには…さっきリリーベルの効果で手札に加えたキャンディナと…

 

「ダークエンジェル?」

 

見るからに禍々しいオーラを放つ、1枚のカードがあった。

 

これがハノイのカードか…!見るからにとんでもないカードだな。

 

だって、見ているだけで嫌な気配が直に伝わってくる。

 

「…俺はダークエンジェルを手札に加えるよ!さぁ、次はブルーエンジェルが選ぶ番だよ、といっても俺の手札は1枚しかないけどね」

 

俺はそう言って、葵に手札を見せる。

 

「ちょっと待って…このカードはPhantomの…」

 

「そう、俺のエースモンスター…オッドアイズ・ファントム・ドラゴンだよ」

 

「何で、このカードを?」

 

「まぁ、ちょっとしたエンタメデュエルの仕込み、みたいなもんだよ…」

 

そうは言うものの、俺としてもオッドアイズを手放すのは気が引ける。

 

でも、葵を助けられるかもしれないなら、俺はそれに賭ける…それにもし、俺に何かあったとしても葵に預けてあるなら安心だしな。

 

それに、一応オッドアイズをこっちに戻す手段は用意してあるしね。

 

「…私は、オッドアイズ・ファントム・ドラゴンを手札に加えるわ」

 

俺が何かを狙っているのがわかったのか、葵は俺の手札からオッドアイズを自分の手札に加えた。

 

さて、これでとりあえずは安心かな?

 

自分の手札のダークエンジェルを見ながら、少し、安堵する。

 

これで、少なくとも葵には被害が及ばないはずだ…さて、後はーーー

 

「さらに俺はさっき伏せたカードを発動!『闇の誘惑』!このカードの効果でデッキからカードを2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する!」

 

俺は、そう言ってデッキからカードを2枚ドローする。

 

「そして、俺は手札のダークエンジェルをじょが……うっ!」

 

ダークエンジェルを除外しようとした、その刹那…嫌な感覚が全身を駆け巡る。

 

何だ、今の…?

 

「Phantom…?」

 

 

 

「……俺はダークエンジェルを除外する!」

 

気を取り直し、今度こそダークエンジェルを除外する。

 

ーーーーーだが

 

「ぐわぁぁぁぁ!!」

 

突如として、全身に電撃のような痛みが走る。

 

な、何、が、起こっ、て…

 

「Phantom!」

 

最後に俺を心配する葵の声が聞こえ、俺は意識を手放した。

 

 




といった感じの第20話でした!

ダークエンジェルをブルーエンジェルではなく、Phantomが使う展開に…果たして、どうなるのか?

それは次回までのお楽しみということで!

それでは今回はここまで、ここまでの拝読ありがとうございます!

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