転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期 作:銭湯妖精 島風
春休み中は、アキヒロの専用機が完成するまでは基礎を反復して貰い、完成してからはフィッティングとパーソナライズをしファーストシフトをして貰う為に、少しスパルタ気味に訓練をして貰った
ついでに私について来た一夏がファーストシフトが完了していない白式でアキヒロを圧倒していたのは、少し驚いたが褒めると照れる一夏が可愛いかったので私は大満足している
そんな訳でIS学園への入学の日がやって来た
そもそも要人保護プログラムで引っ越しを繰り返していた私の荷物は、それほど多くなかったので荷物を纏め必要な物は寮へ送り、今すぐは必要ではない荷物は会社のスペースを借りて置いておき、部屋は引き払った
寮生活するのに家賃が無駄だし、連休や長期休みに無理して帰る必要も無い、会社には最低限の生活が出来るだけの設備が整っている
まぁ会社自体が姉さんの根城でも有る訳だが
そんな訳で姉さんと千冬さんが裏で色々と手を回してくれた お陰で私は一夏と同室になる事が出来た
思い返せば千冬さんが一夏と私が同室だと匂わせていた様な気がしなくもないかも知れない
とりあえず入学式が終わり、私達は割り振られた1年1組
の教室に入りHRが始まるまで少し時間が有るので雑談をする事にした
「同室で同じクラスとは、何者かのチカラを感じるな?」
「そうだね、私は1人しか思い浮かばないなぁ」
私の言葉が本気では無く、冗談の延長だと一夏も理解しているので、一夏はクスリと笑い答える
「あぁ私も1人しか思い浮かばない、それはそうと・・・」
私は一夏の言葉に乗ってから教室を、ゆっくり見渡す
実は教室に入ってから少し気になっている事がある
「・・・アキヒロの他に、もう1人 男子生徒がいる筈なんだが、このクラスでは無いのだろうか?」
「そうかも知れないし、遅れてるだけかもしれないよ?にしてもアキヒロ君は教室の隅で筋トレしてるけど、あのダンベル何処から持って来たのかな?」
一夏は私が もう1人の男子生徒が一夏に惚れないか心配だと言ってあるし、一夏も私が浮気をする様な人間では無いと信用してくれているので、純粋に私が予想していた男子生徒は2人まとめて管理する為に同じクラスにする。と言う予想に対して返答をした後、相変わらず無愛想な顔でダンベルを使って筋トレをしているアキヒロを見て言う
「あれは専用機のバススロットに登録してあるんだ、あの程度のダンベルなら容量も大した事も無いしな?」
「なるほど、それなら いつでもどこでも筋トレが出来るね?けど・・・アキヒロ君は、あれ以上ガチムチになってどうしたいんだろう?」
「さてな?私も予想出来ないな」
首を傾げて不思議そうにしながら言う一夏に肩をすくめて答える
正攻法な筋トレならアキヒロの専用機が自動で調整して動作に異常は出ないので大丈夫の筈だ
流石に、それ関連の薬に手を出したりはしないと思いたい
無いよな?
やっぱりアキヒロは脳筋w
困ったら筋肉の事だけ考えちゃいますw
教室で懸垂させようと思いましたが、出っ張りがなさそうなのでダンベルにしましたwwww