転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期   作:銭湯妖精 島風

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金銀並び立つ

 

 

 

突撃、昼時の五反田家な日から数日、連休はアッと言う間に終わり白式も紅椿も万全の状態になって私達の手元に戻ってきた

 

そんな訳で再び学校生活が始まった訳だが、目の前に金と銀の美少女を引き連れた山田先生が立っている

 

まぁただ単にHRなだけなんだがな?

 

「えーでは皆さんに嬉しいお知らせです、見たら分かると思いますがクラスメイトが増えます。では、どうぞ」

 

相変わらず成人しているのか疑わしい笑顔で、隣に立つシャルロットに合図をする

 

「えー・・・シャルロット・デュノアです、一身上の都合で入学が遅くなってしまいましたが、よろしくお願いします」

 

相変わらず女子受けしそうな中性的な笑顔と仕草で自己紹介するシャルロットに呆れつつシャルロットの隣に立つラウラを見て警戒する

 

実は私はシャルロットと既に面識があり、数少ない友達の1人なのだが、ラウラとは今日が初対面なので原作通りにならないか警戒している

 

まぁ私の一夏は原作の一夏より大分強化されているからラウラの平手程度なら余裕で避けれるだろうが

 

「・・・ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

シャルロットが自己紹介してから少し間が空きラウラは名前だけ言い、教卓の真ん前に座る一夏を視界に収め

 

「貴様が織斑一夏だな?貴様さえいなければ!教官は!!」

 

無駄に洗練された無駄な平手を一夏へ繰り出し、一夏は難なく避けて

 

「君が何で私に平手を入れようとしているかが理解出来ないけど、初対面で平手は流石に失礼じゃないかな?」

 

折村の時とは違い、煽る様子は微塵も無く普通に抗議する一夏に、まるで避けられる事を想定していなかった様子のラウラは、再度平手を放とうとして腕を後ろから握られる

 

「そこまでだボーデヴィッヒ、これ以上は風紀的にも問題になる」

 

「きょ、教官・・・了解しました」

 

遅れて来た千冬さんは握っていたラウラの腕を離し二人へ空席に座る様に指示を出して山田先生に代わり教卓へ立ち

 

「今日は1限から2組と合同でIS実習だ、連休明けで気が緩んで怪我などしない様に気を引き締める様に、場所は第2グランドだ。織斑、それと篠ノ之、デュノアとボーデヴィッヒの面倒を見てやれ」

 

「はい」

 

「分かりました、織斑先生」

 

私達の返事を聴き千冬さんは山田先生を引き連れ教室を後にし、アキヒロも慣れた様子で着替えを手に持ち教室を出て行く

 

それを横目で見つつ一夏に近寄り

 

「ボーデヴィッヒの方は私が行くよ、お前が言っては噛み付かれそうだしな」

 

「そうだね、宜しく箒」

 

短く打ち合わせをして、シャルロットに小さく手でジェスチャーで一夏に付いて行く様に指示を出し私はラウラの方へ向かう

 

さて、どうやって改心させるべきだろうか?

 

 





今回はかなり短文ですみません


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