転生したら転性した挙句に篠ノ之箒に成っていたISプラス2期 作:銭湯妖精 島風
私がグシオンと白式の整備を有る程度して寮に戻り部屋で作業をしていたら一夏が何やら悩んでいる様子だったので膝枕をしてあげていたら、いつの間にか一夏とイイ事をしていた
その後、クラス代表就任祝いに一夏と共に参加して、そろそろお開きな雰囲気になった頃、一夏が千冬さんに呼び出されてしまったので、私はクラスメイトと共に後片付けをして部屋へ戻ると一夏は まだ帰って来ていなかったので、再び仕事をする事にしてメガネを掛けてタブレットPCで作業を始めると微かに『もうすぐアイツが来るよ』と聞こえ、すぐ様 周りを見渡すが、グシオンも白式も私同様 周りを見渡していた
「・・・紅椿、お前か?」
ベッドの上に正座して古書の様な物を読んでいた紅椿へ尋ねるが、彼女は首を緩やかに横に振り、古書から目を離さなかった
「そうか・・・いや、まさかな」
私は紅椿の様子をして、もう一つの可能性を考えたが、直ぐに考えを改める
彼女が目醒めるには、あまりに早すぎるし
白式は兎も角、彼女が目醒めたので有れば、グシオンにも変化が無くてはおかしいからだ
故に私は考えを改め、白式を見て
「お前が見渡したという事は、白騎士でもないのだな?」
私の問いに白式は頷く
それを見て私は他の可能性を考える
まぁ最悪、幽霊や物の怪の類いなのだろうが、実家が神社をしていた訳で多少の心得はある
とりあえず一夏が帰って来る前に事を済ませる事にし、念の為に持ってきた道具一式を取り出し御札を製作し、一夏に分からない様に御札を部屋の各所に貼っておく
ついでに白式やグシオンに一夏とアキヒロへの口止めをしておいた
それから数分で一夏が帰ってきた。一夏の表情は何かスッキリした様子だったので、悩みはどうにかなった様で安心し、ナンヤカンヤした後に一夏と一緒に寝た。
翌朝、いつもの時間に起き一夏と剣道の朝練をしてシャワーで汗を流した後に朝食を食べる為に寮の食堂へ行くと、初対面だが私は勝手に知っている小柄な美少女がアキヒロと並んで朝食を食べていた
チラッと一夏を見ると、驚きと嬉しさを混ぜた表情をしていて、なんか幸せな気持ちになった
IS学園は朝はバイキングなので和食定食な感じな献立に仕上げて一夏と共に、中国代表候補生とアキヒロの元へ行き一夏が声をかける
「鈴、それとアキヒロ君、此処いいかな?」
「俺は構わない」
アキヒロは相変わらず無愛想に言い、私達に毒された結果か、山盛りのご飯とオカズをモリモリ食べる
「あ、アンタ、一夏!一夏じゃない!!」
「うん、久しぶり鈴。あ、勝手に座っちゃうね?」
鈴は一夏を見た瞬間に持っていた蓮華を食べていた中華粥の器の中に落とし、指を指して驚いた表情をしていた
とりあえず冷めてしまうと折角の食事も美味しさ半減してしまうので勝手に座り手を合わせてから食事を始める
しばらくは大人しくしておこう、鈴は手が早いから一夏が巻き添えで怪我をしたら大変だ
おまたせしました
ほんと、短くてすみません