『災害』と呼ばれたドラゴンスレイヤー   作:長雪

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本編は原作のvs幽鬼の支配者のところから入るので
プロローグが何回か続きます。
なお、原作キャラ生存が多々ありますので、原作とは違った展開になるのが多いかもしれません


プロローグ2:彼は、母と共にフェアリーテイルに入る

~5年後とある山の奥~

 

バハムートside

 

「おーいリュウマどこにいるの朝ご飯よー!

はぁ~まったくこんなに朝早くどこにいったのかしらあの子は」

 

さっきから呼んでいる「リュウマ」というのは5年前私が壊した船にいた赤んぼうの名前である。

なぜ、リュウマなのかと言うと東方の国にある漢字というもので意味を合わせて名付けた名である

 

「龍が磨きしもの」それで龍磨である

龍という漢字は私は今、竜ではないのでこっちの龍をつかったのである

説明はこれぐらいにして、息子を探さなきゃ

 

「おーいリュウマどこにいるの~朝ごはんぬきよ~」

 

すると、後ろの草むらから男の子が飛び出してきた

「おかーさん見て見てこれ」

息子が差し出してきたのは花の冠である

「これ、おかあさんにあげる」

渡された花の冠を見て私は、育て方を間違ってなかったのだと少しウルっとしてしまったが……

 

 

 

 

 

 

 

 

「朝ごはんも食べずにどこに行ってたのかしら」

 

「うっ、そそれは…」

 

「また、下の町に一人でいってたんじゃないでしょうねぇ」

 

「うぅ…ごめんなさい」

 

「わかればよろしい」

 

「さぁ、ご飯食べましょう」

 

「うん!」

そう言って走っていく息子を見て思う。そろそろ人間との関わりかたを教えてあげないと今の年は好奇心旺盛で何でも知りたがる年なのだからなにかいい方法はないかなと考えるのであった

 

 

 

 

朝ごはんも食べ終わり、食料の残りが心もとないので買い物に行こうと思い息子に聞いてみる

 

「今から下の町に買い物に行こうと思うんだけどリュウマも来る?」

 

「うん!僕も母さんと一緒に買い物に行く」

 

~下の町~

 

 

下の町に来て一通り必要なものを買い山に戻ろうとしていたときふと目についた建物があった

 

「…フェアリーテイル」

聞いたことのある名前だった。名前に反した荒くれ集団と言われているが仲間のためにはどんな境遇でも立ち向かうという仲間思いのギルドらしい

 

ここならと思い、ドアを開けて中に入る

 

中はパーティーでもしているかのようなドンチャン騒ぎだった。喧嘩していたり、物を投げ合ったりと騒いでいたのだかそこに

 

 

「お前ら、静かにせんか‼お客がきてるだろうが」

 

と、怒鳴ったあとこちらに歩いてきて

「フェアリーテイルになにか依頼ですかなお嬢さん」

と、先ほど怒鳴ったとは思えない小さいおじいさんでした。

私は、呆然としてしまいました

 

「おじさんすごいね‼どうやってあんなに大きな声を出せるの」

とキラキラした目で見ていました

 

「うぅん?そうだろうわしはすごいんじゃぞ

モンスターなんて一発じゃ」

息子と話ているうちに落ち着いた私は

「あなたがフェアリーテイルのマスターです?」

 

「ん?そうじゃがなにか依頼かね」

 

「いえ、私たちをフェアリーテイルにいれてください」

 

「私たち?ということはこの坊主もか?」

 

「はい、そうです。どうかお願いします」

思いっきり頭を下げた私にマスターは、

 

「顔をあげい、何か理由があるのかね?」

 

「そ、それは…」

 

「それを話してもらわないと無理じゃな。

話してみてくれんかねどんな話だろうとわしはそれを拒絶はしないからのぅ」

 

「わかりました…ですがここでは…」

 

「わかった奥の客間に案内しよう」

そういわれ客間に通された私はマスターに全てを語った

 

「そうか、ドラゴンなのかしかもあの『災害』とよばれたのぅ」

 

「よし!わかったあんたらも今日からフェアリーテイルの一員じゃ」

衝撃的だった、はっきりいってドラゴンなんかをギルドにいれるとは思ってなかった

それでも嬉しかった私たちをギルドにいれてくれることを私たちの存在を認めてくれたみたいで

 

「はい、はい、ありがとうございます」

涙が溢れてくるのも気にせずひたすらお礼をいい続けた

 

 

 

 

 

「わしの名はマカロフじゃ今日からお前らもフェアリーテイルの一員じゃギルドのメンバーは家族みたいなもんじゃだから、困ったことがあったらわしにそうだんせい」

 

こうして、私たちはフェアリーテイルの一員となった

 




今回もあんまし主人公でてきませんでしたが次からは出てくると思う多分きっとメイビー

そんなわけでプロローグ2でした
読んでくださってありがとうございます

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