ONEPIECE~エピソード・オブ・クリューギュロス~ 作:与麻奴良 カクヤ
カタクリさん、マジカッコイイ!!
今から八十七巻のプロットが頭の中で大暴走中。
ってやばっ、明日は受験だあぁぁ!!
ビッグ・マムと物凄い勢いでお菓子を食べ続けるお嬢。
ティカはため息をつくとお嬢に物申した。
「お嬢様。リンリン様とのお茶会もよろしいでしょうが、訪問の理由をお忘れではないでしょうか?」
「ん?俺とのお茶会がメインじゃないのかい!?」
「モグモグモグモグ、ゴックン。……?」
口の中のお菓子を飲み込んだお嬢は数秒ティカを見つめ返し、首を傾げた。
ティカは「やっぱり、お忘れでしたか……」と聞こえない様に呟くと、今回の目的を思い出させた。
「ケーキの材料を貰いに来たのではないのですか?」
「あ~~~、そうだっけ!?もう三ヶ月も経っちゃったから忘れちゃったよ!!」
「まだ一日も経ってはいませんが?」
「い~い~の!お嬢の中では経ったの!!」
一日をなぜか三ヶ月も経ったと言い張るお嬢はふてくされてテーブルにあるお菓子をやけ食いし始めた。
「ハァ・・・。ではリンリン様、と言う訳でケーキの材料を用意してもらえますか?ここの材料は最高級な物でして、お祝い事にはピッタリなのです」
「何かのお祝いなのかい?俺も出席はダメか?」
「えぇ、今回は私とお嬢様の二人でさせて頂きますので……残念ながら、ダメです」
四皇の願いを主人に相談もせずスッパリと切り捨てるティカ。
ビッグ・マムはあっさりと引き下がる。
「なら仕方ないね。オイ!話は聞いたね!!ケーキの材料を用意しな!!………ホントに残念だ、ティカの料理はシュトロイゼンと同等の美味しさなんだがね」
「またご機会がございましたら、用意致します」
飽くまでもティカはお嬢のメイドだ。
お嬢の指示が無い限り、勝手な行動はしない。
そのことを覚えて欲しい。
お嬢はお菓子食べただけで、ティカにほぼ任っせきりにして世界最高峰のケース材料をタダで手に入れた。
ティカは材料の用意が終わると、名残惜しそうにテーブルのお菓子に引っ付くお嬢を何とか引きはがしてホールケーキアイランドを去っていった。
来るときと同じく、一瞬で移動したことさえ認識させない移動方法で家に帰って来たお嬢とティカ。
「全く、お嬢様のお陰で今日しなければならないことが終わってないです」
「ホント!ごめんなさいなのです」
ティカの愚痴にしょんぼりとするお嬢。
その姿を見ているとティカは怒れない。
その天真爛漫な態度が計算されていない事祈るばかりだ。
「なので、明日一日ティカはお休みを上げます」
「ッ!!あ、ありがとうございます。それではケーキの作成に取り掛かりますね」
「それではもう一度ッ!!ワンピース連載二十周年、おめでとう~~~~!!!!!!」
何回目かになりますが、短編は本編では一切起こってない出来事ですので起きお付け下さい。
早くお嬢を書きたくなって始めたこの短編ですが、ここで終わりです。
お嬢とは一体何者なのか?
まぁ予想は付いてると思いますが、それプラスで物凄い設定を考えています。
オリキャラはまだまだ登場していきますがそれなりに作りこんでいます。
ただそれを文章に表せるかどうかの問題、文才が欲しい。