ONEPIECE~エピソード・オブ・クリューギュロス~   作:与麻奴良 カクヤ

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特に何もしていないのに半分くらい大学が決まってしまった!
入ったはいいものの無事に卒業できるかどうかが一番の心配。
家から出たくないでござる。

という訳で(どういう訳だよ!?)更新頑張ります。


139 第六十二話 船長の到着

「クソッ、すれ違った!!」

「ウソップの奴、何が「おれ様の逃げ足は世界一!」だ。捕まってんじゃないか!!」

「お前も一度助けたんだったら、最後まで助けろよ!!!」

「いやだって、俺もやる事あったんだよ」

 

ゲンゾウさんの手当てとかナミの過去を使ってあれの検証とか!

ゾロの方が捕まって逃げ出しただけじゃないか!

 

お互いに言い争いながらダッシュ。

不意に大きな音がした。

 

「!……ん?何の音だ?」

「海岸の方からだな」

「しっかし、デケェ音だったなぁ。爆弾でも降って来たのかと思った」

「そんな訳ないだろ。海軍はなぜか動かないみたいだし。本部はこのことしらねぇのか!?」

 

この辺りにも基地はあるはずだし、見逃しているのか!?

それよりもさっきから物凄い音が近づいて来てるんですけど!!

 

「そんなことよりも急がねぇとウソップの奴が殺されちま………」

「「!!!?」」

 

ゾロが俺の無駄話を切り上げて更に急ぐように促そうとしたその瞬間、さっきから気になっていた地面が削れる音、木が折れていく音の正体が現れた。

俺達が走っている道の脇にある森の中から。

 

「うああああぁぁぁぁぁぁ」

「オォ!!ゾロ!それにジーク!!」

「アニキ達!!」

 

森の斜面を船で滑り落ちてくるルフィにヨサク、それにバラティエの副料理長サンジ。

 

「「ルフィ!!」」

 

気づいた時にはぶつかる直前。

俺は咄嗟に地面を後ろに蹴った。

 

紙一重とはこのことだろうか?

後ほんのコンマ一つでも回避が遅れていたら船に体を持って行かれたに違いない。

ゾロ、無事を祈る。

 

回避ができた俺に対してゾロは船と共に岩場に激突してしまった。

船は大破したものの一瞬でも岩と船に板挟みされたゾロ、俺は回避出来たことに心の底からホッとした。

 

ってゾロの傷、開いてないよな!

 

俺は急いであいつらの元に向かった。

 

「ゾロ!!大丈夫か!!!?」

「大丈夫もなにもまた一人だけ避けやがったな!!というかテメェらは一体何やってんだ!!!」

 

一人だけ回避出来た俺と元の原因であるルフィらに怒鳴るゾロ。

 

頭から血は出ているけど他は大丈夫そうだな。

あれだけ勢いよくぶつかってそれだけって、いよいよ人間離れした体してるよな!

 

「何って?ナミ迎えに来たんだよ」

 

ゾロに当たり前の答えを返すルフィ。

 

「まだ見つかんねぇのか?ウソップとジョニーは?」

 

そしてこの場にいない二人の存在を聞いたルフィのお陰で俺とゾロは思い出した。

ルフィらの登場にインパクトがありすぎて忘れかけていた本来の目的、ウソップがアーロンパークに連れて行かれた事を思い出した。




ps4二台目を買ったが同じメールアドレスが使えないだと!!
一体どうすればよいのだ!

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