ONEPIECE~エピソード・オブ・クリューギュロス~ 作:与麻奴良 カクヤ
今日は色々と忙しくて夜まで更新できませんでした。
食事も終わり、俺とナミはデザートも食べ終わってゾロとウソップの代金を払った後、俺は一人店に残る事にした。
「残るってここに何か用でもあるのか」
「オーナーさんに相談してルフィの雑用期間を短くしてもらおうかと思ってさ」
「あたしのお宝を勝手に使わないでよ!」
「使うか!とりあえずお前らは船に戻っといてくれ」
「良し分かった、行って来い!」
「何でお前が偉そうに言うんだよ」
そんな会話があった後、一人レストランに残り佇んでいると厄介な男が来た。
「お~姉さ~ん♡お食事も終わってお仲間はお帰りになられたのに何かご用意ですか~?このサンジに何なりとお申し付けくださ~い♡」
テンション高いな、おい。
サンジっていうのか、こいつにオーナーさんにアポ取ってもらおう。
「あの、オーナーさんに会いたいんだ、此処に雑用係で入った奴の話がしたくてな。それとうちの船に入らないか?ルフィには誘われてるんだろ、オーナーさんも許可出してる見たことだけど」
「君の為に一緒に行きたいのはやまやまですが、僕はここから離れられない理由があるんです。それと、クソジジイには直ぐに問い合わせましょう」
俺が誘っても落ちてくれないか、時間はまだ沢山ある。ルフィが何とかするはずだ。
こちらにはどうぞ。と案内するサンジに付いて行くと三階の部屋だった。
確かここは方向的に大砲の当たった場所じゃないか?
「入るぞクソジジイ」
「失礼します」
俺の見立ては当たり、その部屋には大きな穴が開いていて、部屋中が散らばってあった。
唯一無事な部分にはベッドが置いていて、オーナーさんはそこに腰掛けていた。
「この度はお店を壊してしまい、申し訳ございませんでした」
俺は部屋に入り真っ先に頭を下げた。
ルフィが跳ね返した玉ってオーナーさんの部屋に当たったのかよ!!
どうすんだよ、これ。
ヤバい、許してもらえる自身が無くなった。
頭を下げたままの俺にオーナーさんは一言
「おい、サンジ。お前は厨房に戻ってろ!」
サンジはぶつくさと文句を言いながら降りて行った。
音が遠ざかるとオーナーさんは俺が謝る必要はないと言った。
「あの船のキャプテンは麦わらの小僧なんだろ?家に大砲の玉をあてやがったのもあの小僧、初めに潔く謝ったのも小僧、お前が今更頭を下げてどうする?」
最もですよ、オーナーさん。
だけど、この部屋を見せられちゃ、ねえ?
「頭を下げたのは反射的にで、一つお願いがあって」
俺は頭を上げてルフィの雑用係の期間を短くしてもらえるように頼んだ。
どうしよう、プロットになかった部分だ。