ONEPIECE~エピソード・オブ・クリューギュロス~   作:与麻奴良 カクヤ

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112 第三十八話 食事

ウソップの提案でルフィの様子見を兼ねてレストランで食事をする事になり早速、船を着けてレストランに入った。

 

「っらしゃいませー。空いてる席に座って待っててくださいー。」

 

別の客に料理を運んでいたコックが店に入って来た俺達を見ると言ってきた。

言われた通り空いてる席を探して座った。

 

「あれコックだよな、ウエイターはいないのか?」

「見た感じだと……いないな」

「とりあえず、なんか食べるか」

 

 

 俺が頼んだのは普通のミートパスタ、しっかりした麺の歯ごたえにミートソースがまた美味しい。

ドリンクは勿論、カフェオレをチェイスした。

まずは出されたのをそのまま口に含む、…………なんか少し違うな。

ついてきたミルクを少し足す、そしてもう一度口に含む。

これだな、店によって出される割合が少し微妙に違う、そこで一口含んで割合を確認し付いて来るミルクを足りない分だけ入れる、そうして俺好みの味を作ってパスタと共にはあじわわない。

料理に乳飲料は合わないんだよなぁ、食後に飲むにはいいんだけど。

 

「げ、お前ら!」

「よっ、雑用」

「一年も働くんだってなぁ」

「船も旗、書き直してもいいか?」

「流石に一年は長すぎる。後でオーナーに相談してやるよ。雑用係」

 

ルフィが腰にエプロンを巻いて登場した。

なぜ、ルフィが雑用係を一年やらされるかを知っているかと言えば注文した料理を持って来てくれたコックさんに聞いた。

 

「あの、さっき此処に被害を与えて連れて行かれた奴、どうなったかわかりますか?」

「あぁ?あいつの仲間か。雑用係を一年だよ、一年。お金がないんじゃあ働くしかないしな」

 

「お前らおれを差し置いてこんないいウマいもんとは食うとはひでぇじゃねえか!!」

 

そっちかよ?もう相談してやらないぞ。

 

「別に俺達の勝ってだよなジーク」

「そ、そうだな」

 

ひきつった顔で答える俺はゾロの後ろで起った行為を見た。

ゾロが俺の方に向いているので後ろ側を見れない隙にルフィがソロのお冷に鼻くそをぽいって入れた。

「喰らえ」ってなんだよそれ。

ウソップとナミは必死に笑を声に出さないように耐えている。

そしてゾロはコップを持ってそれを

 

「これはテメェが飲め!」

 

ルフィの口に突っ込んだと当時にウソップとナミが噴出した。

自業自得と言うんだルフィっていう周りの視線を集めて注目されるぞ。

そこで目がハートになっている黒服の男か急に来た。

 

「ああ、今日と言う日をありがとう。」

 

なんかまた面倒な奴がやって来た。

俺も周りってこういう奴しかいないのか?

 


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