転生して気が付いたらIS学園で教師やってました。   作:逆立ちバナナテキーラ添え

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 前回までのあらすじ

 ・簪「私にあなたを、愛させてくれ!ロッズ・フロォム……(以下略)」【布告】→簪「対話の始まりだ!!(物理)」【誤想】尚、時系列は遡る模様。

 ・藪カウンセラーとクソ不味い煙草

 ・百合(殴り愛)

 そんなこんなの姉妹喧嘩編、最終回。ほんへ。

 ドゾー。


憧壁

 

 

 

 

 四十八発のミサイルが同時に、何処までも追いかけてくる。回避しようが、フレアを撒こうがしつこく花火を打ち上げようと付き纏う。並の妨害手段では対処することは出来ない。従来のISに搭載されたミサイルは他の戦闘機等に搭載された物と同じく、機体からのデータリンクによる誘導と、内部に搭載されたシーカーによる終末誘導が用いられていた。しかし、打鉄弐式の最大兵装──山嵐は違う。パイロットである更識簪のウェアラブルデバイスとFCSをリンクさせ、視線によるミサイルの誘導を可能にした。彼女の視界に映る限り、目標を延々と追い続ける。これはセシリア・オルコットの専用機──ブルーティアーズに搭載された試作型ミサイルビットよりも有用性が高い物だと言える。脳に負担を掛けないで視界に映すだけで追尾する。これに加え、マルチロックオンシステムの搭載と、とシーカー部分の強化が学園開発部で成された。そこらのAAM(空対空ミサイル)よりも凶悪な代物だ。

 

 回避しても、フレアを撒いても意味が無い。成る程、追われる方からすれば厄介なこと極まりない兵装だ。だが、簪は追撃の手を止めない。肩部のチェインガンと荷電粒子砲を放つ。油断も慢心もしない。彼女が相対するのは自分の憧憬、遥か高みの存在。手を抜いたら此方がやられる。負けるわけにはいかない。今、自分が出せる全てをぶつけて打倒するべき相手。いや、それでも倒せるかは不明だ。ミサイルが全弾爆発する。衝撃と爆風が伝わる。しかし、終わらない。終わる筈が無い。何故なら──

 

 「あぁ……やっぱり、この程度じゃ墜ちないよね。分かってたよ。いや、そうじゃなきゃおかしい。あなたはこの程度じゃ墜ちない。墜ちる筈がないよね。だって、正義の味方(私のヒーロー)だもの……私を守ってくれていた、ヒーローだもの!!」

 

 黒煙の中から出でる碧。水流が渦巻き、機体をぐるりと取り囲む。更識楯無は健在だった。

 

 清き激情(クリア・パッション)。閉鎖空間にて液状(アクア)ナノマシンを散布、充満させ、それを一斉に熱に転換する事で爆発を引き起こす兵装。しかし、これは閉鎖空間でなくてもある程度の爆発を起こせる。若干、火力は落ちるが、それでも空間制圧兵器としては充分と言える。楯無はミサイルから逃げながら、アリーナ中に満遍なくナノマシンを散布した。凶悪な追尾性と厄介さ。楯無は早い段階で山嵐の性質を見抜いた。ならば、それにどうやって対処するか?清き激情(クリア・パッション)で四十八発全てを爆破させる事を選んだ。どのみち、爆ぜなければ止まらないのだ。それしか方法は無い。

 

 そして、爆発。更なる爆発が起きる。打鉄弐式を熱が包む。散布されたナノマシンは何の予兆も無く、熱へと変換され、起爆する。ある種のサイレントキル。潜水艦が何処にでもいるという遍在性を以て心理的効果を与えるのならば、更識楯無の機体──霧纒の淑女(ミステリアス・レイディ)はそこにいるだけでナノマシンを放出し、何時でも起爆させることが出来るという心理的優位性を持つ。相手は楯無がいるだけで警戒せざるを得ない。静かに生殺与奪を握る。

 

 しかし、姉も姉なら、妹も妹である。煙を薙刀──夢現で切り裂き、簪は笑う。期待通りの強さと、目指す高みの強さに打ち震える。流石は学園最強、更識家当主、私の姉。生半可な手は通用せず、町一つを更地に出来る程の攻撃を容易く放つ。装甲の損傷は軽微だ。逆に言ってやろう。その程度か、と。まだまだ全力じゃない筈だ。あなたが私を守るために、その身を削って得た力はその程度では無いだろう?越えさせてくれ、あなたの全力を。これはある意味では姉離れでもある。守られるだけの自分では無い、という簪のメッセージでもある。

 

 楯無は困惑する。どうしてこうなった、と。確かに、自分は妹に恨まれてもおかしくは無い。現に憎しみを向けられていた。だからこそ、闘いを申し込まれた時何も言わずに受けた。そして、困惑する。何故、そのような笑みを浮かべているのだ?それではまるで、闘いを楽しんでいるようではないか。口角は吊り上がり、悦びを隠そうともしない。妹にこの闘いを楽しむ理由を上げるすれば、憎い姉を打倒するぐらいしか思い付かない。

 

 同時に気になることもある。どうも、簪は自分のやった事を理解しているような口振りだった。もし、妹が何らかの形で真実を知ったとしたら?それで正義の味方(ヒーロー)への憧憬を取り戻したのなら?楯無の頭の中が白くなる。まずい、考えうる事態の中で最も悪い状況だ。あらゆる物の変換点となる今、楯無は妹を含め、近しい者たちの安全を保証する為に動いていた。そんな中で、妹が自分もと出しゃばってきたらどうする?少なくとも、情勢が落ち着くまでは気を裂くことは出来ない。

 

 ──行くよ

 

 簪の唇が動き、弧を描く。

 

 両者とも得物は長柄。片や突撃槍、片や薙刀。リーチは同じ。薙刀はその形状から欧米のハルバードやグレイブと同じ分類に分けられることが多い。他の長柄武器(ポールウェポン)と比べ、斬撃に特化した刀身で、名の通り薙ぎ払うことに秀でている。逆に突撃槍は打突、敵の鎧を砕くことに秀でている。同じリーチでも運用は全く違う。

 

 互いにブースターを点火し、激突する。楯無のチャージを払い、返しでその身を斬りつける。しかし、刀身を水流が阻む。沼に嵌まったように沈み、引き抜くことが出来ない。その隙に背後から二撃目のチャージが迫る。簪は夢現を捨てた。使えない得物の代わりに構えるのは己の拳。鋭い刺突を半身で躱し、腹部に体重の乗った一撃を叩き込む。機体開発の際、簪は石井が何となしに溢した一言を覚えていた。

 

 『得物が無くなったからって諦めたら、死んでしまう。銃が無いならナイフで、ナイフが無いなら拳で。そうすれば何とかなる物だよ』

 

 ナノマシンの制御が弱まる。夢現の刀身を遠隔起動させ、高周波を発生させる。水流の拘束から解き離れた得物を手に、追撃を掛ける。だが、それは経験の浅さ故か、熱くなり先走ったせいか、悪手であった。妹に出来る事を姉が出来ないという道理は無い。体勢を崩し、得物を手放した楯無は迫る一閃を掴み取る。そして妹の得物を簒奪した。楯無は豊富な実戦経験を持つ。対人戦など幾らこなしてきた覚えていない。ナイフ相手に、ハンドガン相手に、ライフル相手に無手で制圧してきた。経験が違う。そんな一撃で簡単に得物を手放すと思ったのか?駆け引きも知らないルーキーに遅れは取らない。この間合い(近接格闘)で私と勝負するには、まだ早い。

 

 奪い取った夢現を振るう。そのさばき方は簪の物よりも洗練されていた。鋭い一撃が簪を掠める。簪は胸を昂らせる。普段は逆の性質の武器を使っているにも関わらず、普段から薙刀を振るう自分よりも美しい軌跡を描いている。何処までも高い壁だ。だからこそ越えがいがある。所詮自分は追い掛ける身、姉の二番煎じかもしれない。だが、それがどうした? 元より分かっていた事だろう。二番煎じの末に辿り着く先が同じだなんて誰が決めた?同じ道程を辿り、その背を追い掛け、その背を越える為には違う果てが必要だ。天才を越える為の格上殺し(ジャイアントキリング)。簪には織斑一夏のようなジョーカー(零落白夜)は無い。切り札が何処まで通用するかは分からない。だが、それをやるには夢現が必要だ。ならば奪い返すまで。

 

 簪は右肩部のチェインガンと山嵐で弾幕を張る。二十三発のミサイルと四十ミリ口径の鉄の暴風雨。水流の傘が野蛮な雨を防ぎ、ミサイルは余さず爆破される。そしてアリーナ中に行き渡ったナノマシンが熱に変換される。地獄の釜のような業火。赤く燃えた景色の中に光が見えた。青白い雷光のようなそれは荷電粒子砲──春雷の砲撃。大規模な爆発に耐えての収束砲撃。極大の光の帯は楯無を滅殺しようとする。しかし、急上昇してそれを容易く回避する。

 

 それが簪の狙いだった。楯無は直下から接近する簪を感知した。手には自分の得物──蒼流旋。得物のトレード。愚直で、未熟な荒々しいランスチャージ。あまりにも単純な攻撃。楯無は少しずれるだけで回避出来る。だが、それは叶わない。チャージと共に発射される山嵐十二発。ロックもまともにしないロケット撃ち。自滅覚悟の特攻だった。ナノマシンによる起爆は間に合わない。自分も巻き込む。いや、それでも──

 

 そして、楯無は気付く。山嵐の信管が起動していないことに。その一瞬、簪は楯無の右腕を突いた。蒼流旋を手放し、手放された夢現を取り戻す。楯無も本来の得物を手に取る。そして互いに得物を横薙ぎに振るう。夢現の高周波ブレードが霧纒の淑女(ミステリアス・レイディ)装甲一層(流体装甲)を裂き、実装甲を削る。蒼流旋の先端に付着したナノマシンが起爆し、打撃と同時に打鉄弐式の腹部で爆発が起き、吹き飛ばされる。吹き飛ばした楯無は蒼流旋に内蔵された機関砲を、簪はチェインガンをばら蒔く。互いに距離が開き、相対する。

 

 得物を構える。姉妹故の共感か、両者は最大の一撃を繰り出そうとしていた。楯無は本気の一端を。簪は磨きあげた牙を。妹を潰し、遠ざけるため。姉に喰らい付き、自らの憧憬の正しさを証明し、自分を遠ざけようとする愛しい姉に追い付くため。

 

 だから、

 

 ──ここで潰す。

 

 ──愛を示す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◇◆◇

 

 「すげぇなぁ。あれが先輩の本気かぁ……」

 

 「なんだ?差の大きさに驚きでもしたか?自惚れるなよ?お前はまだまだだ。実戦を経験したとしても、ヒヨッ子であることに変わりは無い」

 

 「いやいや、そんなんじゃないよ千冬姉。俺は自惚れてなんか無い。ただ、単純にすごいって思ったんだよ。俺とは違うタイプの機体と闘い方だからさ。妹さんの方もすごいよな。巧いよ。そっちも俺とは違う。いや、あの二人の闘い方が根っこで似ているのかもなぁ……でも」

 

 管制室で観戦していた一夏は千冬に言う。事実と所感を織り混ぜた、忌憚の無い言葉。ビックマウスでは無い、楽観の無い宣言。

 

 「勝ち目は俺にもある。負けない事も出来る」

 

 「それこそ自惚れだ。余り、調子づくなよ」

 

 「いや、千冬姉。千冬姉のそれは俺を過小評価して出した物だぜ。俺だって何時までもおんぶに抱っこじゃない」

 

 極めてフラットな声と瞳で一夏は淡々と千冬の言葉を否定する。それは千冬が初めて見る顔で、織斑一夏の本質の一端だった。そして、その横顔はコーヒーを買いに管制室から出ていった男に何処か似ていた。

 

 「確かに、俺は弱い。機体が二次移行(セカンドシフト)したからって、俺の地力が上がったわけじゃない。まだ機体を十全に扱える訳でもない。そりゃあ試合をすれば百パーセント勝てるとは思わない。だけど闘いならば、目はある。三度、鉄火場を潜った。一回、死にかけた。それで分かった。あの人が見てきた物の一端を。あの人が此方に来るなと言った理由が。俺はあの人に憧れている。ともすれば千冬姉と同じくらいに。あの人は自分の事を破綻者だの、穢れた傭兵だの卑下するけど、そんなことは俺には関係ないんだ」

 

 更識姉妹の衝突。衝撃が管制室にまで響く。二人だけの管制室に言葉は無い。一夏に笑みが浮かぶ。

 

 「あの人は英雄だ。望む望まないに関わらず、あの人はその器なんだ。でも、ただの英雄じゃない。ゴメン、千冬姉。俺はあの人よりも強い人を見たことが無い。千冬姉よりも強いと思う。そんな馬鹿げた強さを、束さんを世界中から守れるだけの強さをあの人は俺たちの後ろから手に入れたんだ。確かにあの人は何でも出来る。対人戦は滅茶苦茶強いし、料理も上手い、頭も良い。だけど、I()S()()()()()()()()()()だった。そこからあの場所まで、頂点に辿り着いた。あぁ、すごいよ。そして、思ったよ。全ては心一つなんだって!!」

 

 触れて、見てしまった、黒い太陽。

 

 『君たちは下がっていなさい。後は私が引き受ける』

 

 あの時の言葉が頭から離れない。漆黒の、何もかも呑み込んでしまいそうな黒の機体。それは、どうしようもなく眩しかった。自分の憧れ、家族を──姉を何からも守れるだけの力。憧れ()は絶えず広がっていた。あの背中を、忘れることなど出来ない。安心した。全てが、万事納まるという確信。

 

 断頭台(シュープリス)。彼の機体の名は、彼自身が辿り着く先を付けた。しかし、一夏はそうは思わない。英雄の行く道を阻む者たちは皆断頭台にて首を刈られる。英雄の辿り着く先は断頭台では無い。

 

 だが、同時に確信する。織斑一夏は英雄と相対する、と。そう遠くない未来、自分は憧れと対峙しなくてはならない。例外(イレギュラー)と本来の資格の持ち主は最後に──。それがあの少女、ニクスの言わんとしていたことだろう。

 

 楯無とのレッスンの最中、自分が強くなっていくのを感じていた。それと並行して夢を見るようになった。不思議な少女、何時かの白昼夢で出会ったニクスの夢だ。そこで断片的に知り得た──流れ込んできた情報。可能性、黒と白、例外と特別、新しい形。

 

 ならば、至ろう。憧れが歩む道を俺も歩もう。全力で走るのなら、俺も全力で走る。男ならば、必ず分かるだろう。憧れを越えたいという気持ちを。その点で一夏は簪にシンパシーを感じていた。戦況を見れば何とも言えないが、心の中では簪を応援していた。

 

 「一夏……石井のISの才能がからっきしというのは……?」

 

 千冬は一夏に訊く。一夏の見たことも無いような──端から見れば狂信的な迄の──顔に戸惑いつつ、一夏の言葉で引っ掛かる部分を明らかにする為。あれほどの、天災の猟犬と呼ばれ、各勢力から交戦回避を提唱される男が凡才やからっきし?この馬鹿な弟に頭を殴り付けてやろうか、と思った。しかし、今の一夏はふざけや虚言を言っているようには見えない。

 

 「え、千冬姉聞いてないのか?」

 

 一夏は目を丸くして言った。

 

 「石井先生のIS適正ランクはCだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◇◆◇

 

 端的に結果を纏めれば、更識簪は敗れた。神話の矢の名を冠する兵装のぶつかり合いは、ミストルテインの槍に軍配が上がった。妹は姉に届かなかった。その壁は未だに高く聳え立っている。

 

 『高いなぁ……まだ、届かないや』

 

 簪はそう言うと気を失った。生弓矢発動の際に大きな負荷が掛かったようで、夢現が地に落ちると同時に倒れた。そのままピットで待機していた布仏虚に医務室へと運ばれた。

 

 しかし、全く歯が立たなかった訳ではない。ミストルテインの槍を発動させる媒体、蒼流旋の先端には大きな亀裂が走っていた。それは更識簪の牙は楯無に届きうるという事実を表していた。

 

 そして、勝者はアリーナの通路を歩く。無機質な通路と同じような無表情で冷たい床を鳴らす。余韻も、美酒も無い。ただただ、深い沼に嵌まってしまったような陰鬱な勝利。何処で失敗したか?いや、考える間でも無い。元凶が壁に背を預けて、そこにいる。

 

 「優勝おめでとう。どうだ?勝った感想は?」

 

 白衣と眼鏡を掛けた石井が缶コーヒーを投げてくる。左腕でそれをキャッチして、隣に背を預ける。

 

 「最悪ね。あなたが簪ちゃんにいらんこと吹き込んだせいでね。調べてみろとか言ったんでしょう?」

 

 「君みたいなシスコンが妹を毛嫌いするには理由があるだろう。だから、調べろと言っただけだ。あのまま、筋違いな怨み辛みを撒き散らされても困るからね。一夏君に喧嘩を吹っ掛けたりなんかしたら、目も当てられない」

 

 楯無も缶を開ける。寒々しい通路にはプルタブを開ける音がよく響いた。缶を口に運ぼうとすると、石井が白衣を渡してきた。寒いだろ、と。スーツ一枚。風は冷たい。照明と材質のせいか、通路にいると身体が冷えたように錯覚する。どうも、と言って楯無は白衣を羽織る。

 

 「ある程度は手は打ったんだろう?少し、話したらどうだ?」

 

 石井はふらりと言った。

 

 「まぁ、でもねぇ。踏ん切りがつかないっていうかねぇ……そういうそっちこそ、順調に進んでるのかしら?」

 

 「恙無く。あんなに拗らせているのに放っておくのか?」

 

 「まさか、あれもあなたが何か吹き込んだの?」

 

 「そんなわけないだろう。君、愛され過ぎじゃないか?」

 

 嗚呼、首が回らない。楯無は白衣のポケットに手を突っ込みながら溜め息を吐いた。一度、話さなければならない。しかし、幾ら手を打っても完全は無い。自分が招いた事だが、正直きつい。

 

 「それじゃあ、私は行くよ。十蔵さんに呼ばれてるんでね。白衣は私のデスクにでも置いておいてくれ」

 

 「えぇ、コーヒーありがとう。ごちそうさま」

 

 石井は通路脇のゴミ箱に缶を投げ入れて、アリーナを後にした。自分の周りにはろくな姉妹がいないな、と考えながら外に出ると日は沈み、星が顔を出していた。その夜に石井は溶けていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




???「要はおまえ、石井に弟を取られたんだな」

信じて送り出した弟が同僚(自分の想い人)にドハマリして恍惚昇天崇拝自慢話をしてくるなんて……


石井、トンチキ疑惑浮上。ホラ、アナトリアの傭兵とか某総統閣下も才能とかそこら辺はあまり良くなかったて言うし……?まだ大丈夫!!大丈夫だよね……?

一夏・簪「ナカーマ」



な ん だ こ れ 

本当地獄だぜ!!


御意見、御感想、評価お待ちしてナス!!

次回は文化祭。

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