転生して気が付いたらIS学園で教師やってました。   作:逆立ちバナナテキーラ添え

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じゃけん更新しましょうねー


この辺にぃ、四ヶ月ぐらい放置していた二次創作、あるらしいっすよ?

 石井だぜ。

 

 いやはや、辛いねぇ。何が辛いって?ガチャ爆死してんのよ。

 

 いやね、給料の半分を突っ込んで星5鯖が1枚も出なかった時の気持ちと言ったら。

 

 「納得がいきませんわ!!」

 

 そうそう、納得いかねぇよなぁ。給料の半分だぞ?マジでその月はヤバかった。生活とか諸々。つー訳で今からガチャ回すぜ!!十連回しちゃうにょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

 

 「決闘ですわ!!」

 

 そう、いざ尋常に!!

 

 

 

 

 

 

 (星5鯖は)ないです。

 

 うあああああああああああああああああああああああああ!?アイエエエエエエエエエエエ!?爆死!?爆死ナンデ!?

 

 「授業中に何をやっている!!」

 

 石井は目の前が真っ暗になった。

 

 

 

 閑話休題

 

 私が織斑先生の約束された勝利の出席簿(エクスカリバー・アテンダンスレコード)を喰らって、意識を失っている間にどうやら授業は終わってしまったようだ。ティーチャーが死んだ!!この人でなし!!とかやってもらえただろうか?

 

 まぁそれは置いといて、山田先生によると一夏君とオルコットさんが決闘するようだ。懐かしいね。俺のバトルフェイズはまだ終了してないぜってね。そう言うと、そっちじゃ無いですとなんかもう凄いのをたぷんたぷん揺らしながら訂正してきた。眼福すぎです。全て遠き理想郷(アヴァロン)はここにあったのか。

 

 なんでも、クラスの皆が一夏君をクラス代表に推薦したようだ。物珍しさとか男子だからとか、そんな感じなのだろう。しかしオルコットさんはそれが気にくわなかったらしい。結構な問題発言とかかましてたらしいが、決闘で決めることに落ち着いたという話だ。

 

 いやいや一夏君も入学早々に面白いことをしてくれる物だ。代表候補生にずぶの素人が挑むだなんて蛮勇にもほどがある。でも、それが若さで片付いてしまうのだから学生って良いよね。たまにはこういう男くさい展開も新鮮で悪くない。

 

 だから存分に殴り合いなよ、ガキども。日溜まりの中で束の間の青春を謳歌しやがれ。

 

 「石井先生!!」

 

 とか柄にもないことを考えていると、声を掛けられた。振り向くと一夏君だった。はて?何の用かしらん?何となく予想は付くんだけれど。

 

 「どうしたのかな、一夏君?それと廊下は極力走らないようにね」

 

 「あ、すいません。あの……それで先生に頼みたいことがあって……」

 

 「ふむ……私に頼み事ねぇ。まぁ、私に出来ることであれば協力するよ」

 

 「ホントですか!!」

 

 「まぁ私も一応教師だしね。授業中にガチャ回してても教師だし」

 

 「あはは……それで頼みなんですけど、俺にISの事を教えてください!!」

 

 ほら来た。私の予想通りだった。さすが直感Aは格が違った。持ってないけどね。

 

 まぁ別に私としては一向に構わない。生徒に分からない点を教えたり、お悩み相談に乗るのも教師の勤めと言えるだろう。学園長も支えてくれ的なサムシングを言ってたし。給料分の仕事はしなきゃならない。同じ男なのにIS動かしちゃったヤツ同士、放っておけないというのもある。

 

 だから周りの変態淑女ども。私と一夏君の薄い本を描こうとするな。夏コミに出すとかやめろください。ノイローゼ起こすわ。労災おりるといいな。

 

 よくよく考えたら、この学園は結構ヤバい。もう慣れてしまったが女の子同士のカップルはザラだ。まぁこれは環境的にもあり得るし、いると知った所で別に驚かなかった。全寮制の女子校だしね。お前のことが好きだったんだよとかね。大胆な告白は女の子の特権。

 

 そして腐女子ども。あいつら、腐ってやがる。私が打ち合わせのために整備科に出向いた時の話だ。打ち合わせを終えて、顔見知りの整備士──大内君と軽く立ち話をしていた。それで話の内容が筋肉の話になった。やっぱり整備畑もパイロットも体が資本ですからねぇ、鍛えておかないととかなんとか話してたらそれがネタにされて一時期私×大内君の薄い本が出回りかけたことがあった。勿論全て回収して燃やしました。十蔵さんと大内君と私で焼き芋食いながら燃やしました。

 

 そして最後。普通の人々だ。そう、普通なのだ。普通故に一番恐ろしい。更衣室で着替えてる時に視線を感じて振り返ると、そこに誰かいました。堂々と男の着替え覗きにくるんじゃないよ。その癖、上を脱いだだけで顔を赤くして倒れるんだからどうしようもない。そういう自爆特攻ばかりしてくる連中ばかりだ。シャワー室にカメラ仕掛けたり。おい、黛。お前だよ。今度やったら新聞部にシュールストレミングばら蒔くからな?

 

 こう考えるとこの学園には変態しかいないのか……。たまげたなぁ……。

 

 「私としては別に……」

 

 「一夏ァ!!」

 

 なんか一夏君をミカァ!!みたいに呼ぶ声がしたけど、オルガでもいるのかな?

 

 「一夏!!何をしている!?」

 

 「あ、箒。石井先生と話してたんだ」

 

 「それは分かっている!!どんな話をしていたんだと聞いているんだ!!」

 

 「いや、お前が教えてくれないって言うから石井先生にISについて教わろうと思ってな」

 

 「!?」

 

 声の主、もといオルガは束の妹だった。なんか血圧上がってヒステリー一歩手前だけど大丈夫だろうか?カルシウム足りてるのかしら?

 

 「先生も忙しいのにそんな事頼んだら迷惑だろう!!仕方ないから私が教えてやる!!」

 

 「え?でも、さっき自分でなんとかしろって言っただろ?」

 

 「いいから来るんだ!!」

 

 「え……おい、ちょっと!!あ、先生ありがとうございましたー」

 

 遠ざかっていく一夏君と箒ちゃん。

 

 いや、雑だよ。不器用すぎて色々と苦しいわ。「いいから来るんだ!!」とかじゃなくてだなぁ……。もっと自然に行けよ。てか、何故一度断ってるんだ。みすみすチャンスを棒に振る真似をする意味も意図も分からん。下手くそか!!誰かあの子に恋愛についてレクチャーしてやってくれ。なんなら俺の本貸そうかな?『猿でも分かる恋愛の全て』発行:タバネブックス。おや、また一人称が俺に戻ってたよ。気を付けなければ。

 

 まぁ、あれだよ。止まるんじゃねぇぞ……一夏。




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