4月24日。
特別自習日。
テスタ朝起きて、リィンの心を聞いてみた。
テスタ「(リィン。お前、面白い仲直りをしているな。謝りも同時で、さらに聞くのも同時。あのまま恋っとかできたら、さらに面白くもなるか)」
テスタは、そう右手を左胸に当てて、リィンの心を聞いていた。
テスタは、リィンの気持ちも、一緒につながっているからな。
それから、テスタたちは、電車に乗って、特別自習の場所に向かった。
場所はケルディック。
商売繁盛が多い、のどかな町だった。
まだ付くのに時間が掛かるから、5人でどうしてこの学園に来たのかを話していた。
テスタの答えは、「ただ、つまらなかっただけ」。そのことだけを話した。
他の皆は、笑っていたけど、別によかった。
皆と話し合っている間に、サラ教官が現れ、皆は驚いたが、俺は驚いていたふりをしていた。
そしてサラ教官は隣の席で眠った。
そして、ケルディックに着いた。
着いたテスタたちは、宿に向かい、マゴットという女将さんに今夜泊まる部屋を案内してくれた。
テスタには分かっていたけど・・・確かに、女子と一緒に寝るのは確かに困るな。
それからテスタたちは、特別実習の封筒の中身を皆で判断し終えて、夜になる前に、宿に戻った。
戻ってきたテスタたちは野菜やらライ麦を使ったパンも食べて、夕食を終えた。
そしてテスタたちは部屋に戻ろうとするが、リィンとテスタは、ラウラに止められた。
ラウラは2人に、「そなた。どうして本気を出さない?」っと聞いてきた。
ラウラは、リィンの刀と太刀筋で、《八葉一刀流》という流派を見破った。
だが、テスタが今まで振ってきた剣筋には、まるで、全て本気を出さないと分っていた。
テスタはいつも道理に、
テスタ「別に良いだろ? 本気を出さなくても、勝てば良い話だ」
普通に答えた。
ラウラ「・・・何故本気を出さない?」
ラウラは睨んだ。
テスタ「それは俺の勝手だろ。本気を出したところで、何も役には立たないだろ」
テスタはその一言を言い、部屋に戻って寝た。
4月27日
テスタは、今日の特別自習の封筒を開け、今日の課題をやろうと皆は思い、外に出たらなにやら騒がしかった。
テスタ「(そろそろ始まるか)」
テスタは、次に起こることをわかっており、すぐさにエリオットに「ちょっとトイレに行って来るから」と言い、今いる場所から離れて《ルナリア自然公園》に向かった。
今頃
テスタ「(此処だな)」
テスタは隠れながら奥へ進み、犯罪者が4人いた。
テスタは誰にも見えないようにガシャットを銃を撃つかのようにスイッチを入れた。
[バンバンシューティング]
ガシャットが起動し、ゲームエリア展開とドラム缶があちこちに配置された。
テスタ「第弐戦術。変身!」
『ガッチャーン! レベルアップ!』
『ババンバン! バンババン! バンバンシューティング!』
テスタは【スナイプ】レベル2にアップし犯罪者4人の前に現れた。
【スナイプ】『ミッション開始!』