戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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※今年のはサンドロス襲来前の話になります。

※リルと響たちの会話が成り立ってますが気にしないでください。

※先週まで更新が無かった理由は活動報告にある"1週間更新が無かった理由"をご覧ください。


幕間短編25
バレンタイン2021!!


響「バレンタインだー…」

 

クリス「だなー…」

 

翼「あぁ…」

 

切歌「甘い匂いしかしないデス…」

 

調「口の中も甘い…」

 

マリア「うっぷ…もう…ダメ…」

 

虚空の中、5人は茶色の物体を口に入れ、内マリアがぶっ倒れた。

 

翼「ま、マリア…し、しっかり…し…r…」

 

倒れたマリアに続くように翼も倒れてしまった。

 

クリス「せ、先輩…」

 

翼が倒れたのを見て、口元が茶色に汚れているクリスも力尽きて、テーブルに倒れ込む。

 

響「へ、へいき…へ…ちゃ…ら……」

 

後ろに顔にやって、ダラリとしてしまう響。

 

切歌「ひ、ひび…き…さん…まで…デス……」

 

ダラリとしてしまった響に切歌もテーブルにうつむくようにして倒れた。

 

調「き、切…ちゃ…ん……」

 

切歌に続き、調も倒れてしまった。

 

リル「いや、なにしてるの?」

 

次々に倒れていく装者たちとは対照的にパクパクと茶色の物体、チョコレートを食べながらリルは言う。

 

響「だって、リルく~ん…」

 

フルフルと震える指で、その先を指す響。

 

そこには山の如く積み上がった箱があった。

 

響「こんなに沢山あるチョコレートを食べきるなんて無茶だったんだよッ!!!!!!!!」

 

そう、これは全て毎年恒例の翼&マリアのファンが贈ってきたバレンタインチョコである。

 

しかもコロナ禍により手作り系のチョコが多く、食べなければならないという責任感から食べることになったが、量が量だけに、2人では食べきれないと判断して響たちに応援を頼んで食べていたが…。

 

緒川「翼さん、マリアさん!段ボール10箱分のチョコが届きました!!」

 

翼「緒川さん、それ全てクーリングオフで!」

 

マリア「出来るかッ!!」

 

このように後から、後から新たなチョコが届いて捌ききれないでいるのだ。

 

響「ぐふ…胃が受け付けない…」

 

切歌「うぅ…もうチョコをみたくもないデス…」

 

調「甘いチョコとビターなチョコの味の違いも分からなくなってきた…」

 

マリア「そうね…ん?クリス?」

 

クリス「アンパン…アンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパンアンパン…」

 

翼「どうした雪音!?しっかりしろ、雪音ーッ!!!!」

 

死にかけの面々はカオスと化していた。

 

リル「毎年恒例だよね、これも」

 

リル(あ、そう言えば…パパとエルザママ、今年は大丈夫かな?去年、薬盛られて危うく○○○(ピー)行きになるところだったけど)

 

面々が阿鼻叫喚カオス状態にあるのにも気にせず、チョコを食べながらガウとエルザを心配するリルだった。




その頃、ガウとエルザは…。

ガウ・エルザ「「…………」」

ガウ・エルザ((物凄く、気まずい……))

バレンタインチョコを用意はしたが、去年の事案があったために気まずさが漂っていたのだった。

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