帝国軍が八王子整備駐屯地襲来1時間前。
未来「え、帝国軍が本土を攻撃してる!?」
祖父母の家にて未来は渡されていたS.O.N.G.の通信端末から弦十郎から帝国軍が日本本土を直接攻撃したことを聞いて驚く。
弦十郎『あぁ。本来ならS.O.N.G.の一員とはいえ、一般人である君に言うのも気が引けるが、我々が到着するまで時間を稼いでくれないか?』
神獣鏡の適合者である未来だが、正式な隊員でない。(理由としては未来の纏う神獣鏡の存在を日米以外が認知していないこと、ファウストローブ化したことでシンフォギアに近いが別物扱い、未来が神獣鏡を纏うことになった理由が事情をなだけなど)
未来「分かりました。私も、みんなと一緒に、響やリルくんと一緒に戦います!」
弦十郎から頼まれて未来は頷いた。
両親や祖父母には弦十郎自身から直接話が通してもらい、ファウストローブの神獣鏡を纏い、現場へ向かった。
戻って現在・八王子整備駐屯地上空。
未来「当たって!!」
周辺にある丸鏡からビームを一斉射して、まだ地底貫通ミサイルを抱えているドゥルンドを撃ち抜いて撃墜する。
未来「そこ!!」
さらに地底貫通ミサイルを投下しようとするドゥルンドを撃ち抜き撃墜した。
ゴース星人「くそ!なぜシンフォギアがここに!?」
予想外の存在にゴース星人は驚きながらも無線を開く。
ゴース星人「護衛部隊、救援を頼む!我が部隊の対空兵器ではシンフォギアの撃退は困難!」
重爆擊機であるドゥルンドは爆弾を抱えている分、施設破壊などではかなり優秀であるが、機動力や迎撃能力はかなり低い。
自衛用に両翼の中央部には四連装対空陽電子ビーム機関砲が搭載されてはいるが、未来の纏う神獣鏡の機動力、ましてや人のような小さい的では当てのるは難しかった。
ゴース星人の要請で護衛部隊のディノルヴァが一斉に未来へ向かっていく。
機首にある30mm機関砲を発砲しながら向かっていく。
未来「くっ、数が多い!?」
向かってくるディノルヴァの数が多いことに驚く。
未来(こんな所で負けたくない…私はみんなと…響の隣にずっといたい!もう背中ばかり見ていたくない!)
ディノルヴァに囲まれた未来がそう思った瞬間、周辺にある丸鏡が輝いた。
未来「私は響のお嫁さんなんだから!!」
覚悟を決めて、そう宣言するように叫んだ時、丸鏡が3つに増えて3倍の数の光線が一斉射され未来を取り囲んでいたディノルヴァの半数が撃ち抜かれて撃墜した。
「隊長、護衛部隊が半数消失!!」
ゴース星人「たった1人に…これがシンフォギアなのか!?」
たった1人で護衛部隊のディノルヴァを撃墜した未来を見てゴース星人は驚く。
ゴース星人「こちら爆撃機隊!シンフォギアと遭遇、これと交戦中!!護衛部隊はすでに壊滅、さらなる援護を求む!!」
本隊であるデルタとクワランにゴース星人は救援を求めた。
しかし機体後方に未来の放ったビームが命中、機体は回転しながら爆発した。
「隊長機との通信途絶!!」
クワラン「シンフォギアだと!?どうなっている、シンフォギアは6人ではなかったのか!?」
ゴース星人の報告を聞いて、クワランは情報が違うことに驚いていた。
デルタ『どうやらシンフォギアは我々が思っている以上の数がいると考えていいのやもしれんな』
逆にデルタは冷静に考えて言う。
クワラン「どうする?第三次を出すか?まだ機龍とMOGERAの半身が残っているぞ」
任務が遂行できていないことを悔やみながらクワランは言う。
デルタ『いいや。これ以上出撃させれれば、損害は多くなる。それは望ましくないだろう。第二次をすぐに帰投させ、次の作戦の準備に移るぞ』
クワラン「そうだな…引き上げさせるとしよう」
デルタに言われてクワランは冷静になり、引き上げに賛同する。
未来「はぁ…はぁ…はぁ…!」
息を切らしながら未来は構えているとドゥルンドとディノルヴァが引き上げ始めているのが見えた。
未来「退いていく…良かったぁ…」
ドゥルンドとディノルヴァが引き上げていくのを見て、未来は胸を撫で下ろして安心したのだった。
この戦いで、MOGERAの半身であるランドモゲラーは大破、スターファルコンと機龍は非常用地下整備区画へ移動したおかげで無事ではあるが、元々いた区画を破壊されてしまい、その瓦礫で出入り口を塞がれて出撃不能となった。
この帝国軍の日本本土奇襲攻撃は日本どころか、世界を震撼させる結果も加わった。
帝国軍の圧倒的戦力と科学力の差をまざまざと見せつけられてのだから。
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