戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

903 / 1219
シャベ〇ーマン「今日の朝10:00に『DOGENGERS NICEBDDY』が放送開始されましたぁ!!皆さん、見てくれましたか!?見たよね!?見ましたよね!?」

クリス「おい!?なんでローカルヒーローの敵がここにいるんだよ!!」

シャベ〇ーマン「いやー、社長が誘拐されてしまいまして暇なんですよ」

クリス「お前、悪の組織の怪人だよな?」

シャベ〇ーマン「失敬な!こう見えてもK〇Cで、しっかりMCやってます!!」

クリス「怪人がテレビ番組のMCとかするかよ!!」

シャベ〇ーマン「してますけど!?」

クリス「じゃあ、なんでここに来た!」

シャベ〇ーマン「それが作者さんにお呼ばれされまして…」

クリス「うおい、作者ぁ!!!!!」

作者「話題沸騰中だから!」

クリス「納得できるかぁ!!!!」←ミサイル発射

作者「ドゲンジャーッ!!!!!!!!!」←吹っ飛びました。

シャベ〇ーマン「っということで、次回の『DOGENGERS NICEBDDY』は何と戦記絶唱シンフォギアとコラボ…」

クリス「なんざするかぁ!!!!!!」

シャベ〇ーマン「皆様ー!『DOGENGERS NICEBDDY』をよろしくお願いしまぁす!!!!!!!!」←吹っ飛びました。

クリス「ったく、今から本編だからな!」

オー〇マン「薬飲んで、寝ろ!!」

クリス「おい!!!!!!」


第687.5話 第三の脅威

宇宙大怪獣帝国軍地球侵略軍大本営である冥王星基地 プラートにスペースは自身用の部屋にて書類を確認していた。

 

すると自動ドアが開き、ヴィズが入ってきた。

 

ヴィズ「閣下。北米大陸ニ決着ガ付キマシタ」

 

敬礼して、ヴィズはスペースに北米大陸での戦いに決着が付いたことを報告する。

 

スペース「ほう。地球怪獣が現れて苦戦していたのではないのか?」

 

北米大陸での戦況はスペースの耳にも入っており、地球怪獣軍団北米防衛連合部隊が参戦したために均衡状態になっていたことを聞く。

 

ヴィズ「ソレガ地球人類ガ発射シタ火ノ粉…地球名デ"反応兵器"ニヨリ、地球軍ガ自滅シタト」

 

スペース「ククク、そうか。やはり劣等種族は劣等種族だな。自らが自らの首を絞めているのにも気づかぬとは…引き続き第三次降下作戦を開始させろ。それと、地上部隊を本格的に送る。第三次降下作戦担当の2人には制圧した地区から地上部隊を送る転送装置を設置させるように伝えておけ」

 

(米国が無断で発射した)反応兵器改良型により地球軍が自滅したと聞いてスペースは笑いながら次なる作戦の指示を出した。

 

ヴィズ「ハッ!」

 

指示を聞いたヴィズは再度敬礼して部屋を出たのだった。

 

 

 

太陽系第6惑星土星。

 

太陽系の中では木星に次いで2番目に大きな惑星であり、巨大ガス惑星に属する。

 

平均半径は地球の約9倍に当たり、平均密度は地球の8分の1に過ぎないため、巨大な体積の割りに質量は地球の95倍程度である。

 

そんな土星に、広大なジャングルのような緑豊かな大地が浮遊していた。

 

宇宙大怪獣帝国の土星基地『タイターン』である。

 

このタイターンの司令官として赴任しているのは忍者のような装束に身を包み、肩にコウモリを乗せている男性は宇宙大怪獣帝国六王の一角『宇宙六王怪獣第三位大将』『宇宙大怪獣 ムルロア』の人間形態である。

 

ムルロアは司令官室で、壁に埋め込まれている大型画面にてヴィズと1番背が高く、両腕を組んで円卓に足を乗せている男性、同帝国六王の一角『宇宙六王怪獣第四位大将』で、太陽系第2惑星・金星の帝国軍基地『アイスヴィーナス』の司令官『殺戮怪獣 ガモス』の人間形態と通信していた。

 

ヴィズ『以上が閣下のご指示だ。貴殿たちは第三次降下作戦を成功させ、帝国軍地上部隊本隊を迎え入れる準備をせよ』

 

ムルロア「はっ、お任せください」

 

ガモス『やっと出番か!こっちは戦いたっくてうずうずしてたぜ!!』

 

ヴィズから第三次降下作戦実行指示を聞き、ガモスは嬉しそうに待ちわびたことを口にし、ムルロアも冷静にしているが内心はガモスと一緒で、高ぶりを見せていた。

 

ヴィズ『敵は先の北米戦の一件で仲違い寸前だ。その隙を上手く突けば、作戦完遂も容易だろう。期待しているぞ』

 

2人にそう言ってヴィズは通信を切った。

 

ムルロア「愚かな…同じ惑星の生き物でありながら協力すらできぬとは…」

 

ヴィズが映っていた画面が暗くなってムルロアは北米大陸戦での戦況の報告を思い出しながら呟く。

 

ガモス『所詮は劣等種族ってことだろ?自分ら唯一発展できる存在とか思ってやがるおめでたい連中だしよ、んな連中さっさと始末しまおうぜ!』

 

地球人を"劣等種族"であると言いながらガモスは言う。

 

ムルロア「無論だ。すぐに出撃準備に取り掛かるぞ」

 

ガモス『おうよ!!』

 

ムルロアも肯定しながら言うとガモスは気合いの入った声で返事をして、通信を切った。

 

ムルロア「副官のリベンを呼べ」

 

通信が全て終わり、ムルロアは机に設置された固定電話型の通信機を起動させて副官である『リベン』と呼ばれる人物を呼ぶように言う。

 

 

 

リベン「失礼します」

 

数分後、1人の宇宙人が入ってきた。

 

体色は赤く、頭部の目がかなり小さく、両手が三本の爪になっている宇宙人―宇宙大怪獣帝国先任参謀大佐『脳魂宇宙人 ザム星人』のリベンである。

 

ムルロア「来たか、リベン。閣下の命により、我々に出撃命令が下った」

 

リベン「遂にですか。すでに全ての将兵は今か今かと待ちわびていました」

 

ムルロア「頼もしいな。これより第三次降下作戦の準備に入る。参加艦艇の出撃準備をさせろ!」

 

リベンの言葉を聞き、ムルロアは指示を出す。

 

リベン「はっ!!」

 

ムルロアの指示を聞き、リベンは敬礼して部屋を出たのだった。

 

数時間後、第三次降下作戦に参加する艦隊がタイターンから発進し、地球へ向けてワープした。

 

同時にアイスヴィーナスからも第三次降下作戦に参加する艦隊が発進し、地球へ向けてワープしたのである。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。