スコーピス『ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!?!?』
突然空から現れたミレニアムゴジラを見てスコーピスたちは驚いて何体か後退した。
驚いているスコーピスたちの真上から大型のミサイル2つ接近していた。
スコーピス「「「ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!」」」
空中にいたスコーピスたちの内3体がポイゾニクトをロケットに向かって発射した。
しかしポイゾニクトが命中する前でミサイルはバラバラになって中からギアを纏った響たちが飛び出してきた。
クリス「こじ開けてやる!!!!」
飛び出してすぐにクリスが大型ミサイルを大量に発射した。
スコーピス『ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!』
発射されたミサイルにスコーピスたちは急いで回避するが何体かのスコーピスたちにミサイルが命中して空中で爆散する。
クリス「よし、突破口が開いたぞ!!!」
スコーピスたちが回避して散開して隙にクリスは全員分の大型ロケットを生成してミレニアムゴジラの横に並んだ。
その上に響たちが着地する。
切歌「およ~!同じ怪獣が何体もいるデス!」
響「こんなに沢山の怪獣が一斉に来るなんて…」
スコーピスたちを見て切歌と響は言う。
クリス「それにしても、こいつら何処かでみたよな?」
翼「あぁ。みなとみらい21でバトラとモスラの戦いに割って入ってきた怪獣だ!」
調「確か名前はスコーピス」
スコーピスのことをモスラの弟でバトルモスラことバトラの引き起こした『バトラ事変』で突如乱入してきたと共に思い出して言う。
マリア「それにしてもこの数、もしかして黒幕が動き始めたのかもしれないわね!」
20体はいるであろうスコーピスたちを見てマリアはそういう。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
話している響たちの言葉が聞こえていたのかミレニアムゴジラは急に声を上げる。
響「うん、そうだね。数が多くても、私たちならやれる!!」
ミレニアムゴジラの言っていることが分かったのか響がそう言うと全員が頷いて構えて臨戦した。
響「うおりゃーーーーっ!!!!」
響のドリルナックルがスコーピスの腹部を貫いた。
スコーピス「ピキイィィィシャアァァァァァァ…………」
貫かれたスコーピスは断末魔を上げて爆散する。
スコーピス「「「「ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!!」」」」
響の上から別のスコーピス4体がフラレジッドボムを発射使用としていた。
クリス「させるかよ!!!」
フラレジッドボムを放とうとするスコーピス4体にクリスが大型ミサイルを4基発射した。
スコーピス「「「「ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!」」」」
ミサイルに気づいて慌ててスコーピスたちはミサイルに向かってフラレジッドボムを発射した。
フラレジッドボムが命中して爆発するミサイル、だが…。
切歌・調「「やあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」」
爆発したミサイルの爆炎から切歌と調が飛び出してきて巨大化させた鎌型のアームドギアの先端にヨーヨー型のアームドギアが合体したコンビネーションアーツを放ってきた。
スコーピス「「「「ピキイィィィシャアァァァァァァ…………」」」」
切歌と調のコンビネーションアーツにスコーピスたちは体を横に両断されて地上へ落ちていく。
スコーピス『ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!!』
複数体のスコーピスたちが翼とマリアに向かってポイゾニクトを発射する。
マリア「やあぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
ポイゾニクトをマリアは2本の聖剣型のアームドギアからバリアである膜を展開して防いだ。
しかしポイゾニクトはマリアの展開した膜を砂に変えていく。
マリア「くっ!!!」
そうはさせまいと砂となる膜をマリアは再構成してポイゾニクトを防ぐ。
翼「でりゃあぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
マリアがポイゾニクトを防いでくれている隙に翼がロケットから跳躍して刀型のアームドギアを大型化させて蒼い斬撃―『蒼ノ一閃』を繰り出した。
スコーピス『ピキイィィィィィィシャアァァァァァァ…………』
2体程回避したが残りのスコーピスたちが体を切られて海へとその亡骸を落としていく。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
開戦の口火を切るようにミレニアムゴジラが赤い放射火炎を発射、同時に響たちはロケットを浮上させて空中にいるスコーピスたちへ向かっていく。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
スコーピス「「「ピキイィィィィィィシャアァァァァァァ…………」」」
ミレニアムゴジラの放った放射火炎で地上にいたスコーピス3体が飲み込まれて爆散する。
スコーピス「ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!」
だがミレニアムゴジラの側面から別のスコーピスがフラレジッドボムを発射する。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
発射されたフラレジッドボムをミレニアムゴジラは尻尾をバットの代わりにしてフラレジッドボムを打ち返した
。
スコーピス「ピキイィィィィィィシャアァァァァァァ…………」
フラレジッドボムを打ち返されたスコーピスは腹部に喰らって仰向けになって倒れると爆散した。
ミレニアムゴジラ「グルルルル……」
跳ね返った自身の攻撃で倒れたスコーピスを見てミレニアムゴジラはあっけなさを感じていた。
スコーピス『ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!!』
そんなミレニアムゴジラを休む間もなく今度は複数体のスコーピスが一斉にポイゾニクトを吐き出して襲ってきた。
素早く動いてポイゾニクトを回避するミレニアムゴジラ。
ミレニアムゴジラに回避されてポイゾニクトはサイパン島の木々や民家を赤い砂へと変えていく。
ミレニアムゴジラ「グルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
赤い砂へ変えてしまうスコーピスのポイゾニクトを見てミレニアムゴジラは怒りの放射火炎を発射した。
スコーピス『ピキイィィィィィィシャアァァァァァァ……‥‥…』
発射された放射火炎に飲まれてスコーピスたちは爆散するが何体か飛翔して回避した。
スコーピス『ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!!』
回避したスコーピスたちはポイゾニクトとフラレジッドボムをそれぞれ発射する。
ミレニアムゴジラ「グルルルル……!?」
回避しようとしたミレニアムゴジラだが自身がいる場所の近くに1人の少女が子犬を抱えて逃げていた。
今ミレニアムゴジラが避ければ少女と子犬はポイゾニクトとフラレジッドボムを受けて死んでしまう。
ミレニアムゴジラ「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
回避はせずにミレニアムゴジラは自身の体を盾にして少女と子犬を庇い、ポイゾニクトとフラレジッドボムの猛攻を受けた。
スコーピス『ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!』
ミレニアムゴジラが反撃できないのが分かったのかスコーピスたちはさらにポイゾニクトとフラレジッドボムによる猛攻を加える。
ミレニアムゴジラ「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
最初は大したダメージではなかったが攻撃を受け続けて流石のミレニアムゴジラでも耐えきれなくなって声を上げてしまう。
響「リルくん!!!」
ミレニアムゴジラが集中攻撃を喰らっていることに気づいた響は向かおうとした時だった。
突如、どこからか電車の汽笛の音が響き渡ったのである。
響「今の音、まさか!?」
汽笛を聞いてあるモノが響たちの頭を過った。
今は使われていない日本が制作した線路に一両のゴジラの体色と同じ塗装がされた0系新幹線が走ってきていた。
0系新幹線は速度を上げると線路に新たな光のレールが伸びてきた。
0系新幹線がその光のレールに乗った瞬間、運転席に乗っている人物―ガウは叫んだ。
ガウ「チェンジ・シンカリオン!!!!」
≪0_TYPE_GODZILLA!シンカリオンに変形しまーす!!≫
光のレールに0系新幹線が乗って、ガウはレバーを下げると0系新幹線はその姿を背鰭と尻尾があり、胸部の部分がゴジラとなっている獣人型のロボット『シンカリオン 0_TYPE_GODZILLA』へ変形した。
≪シンカリオン 0_TYPE_GODZILLA!!!!≫
変形が完了して0_TYPE_GODZILLAはすぐさま左腰に装備されている日本刀型の武器である『カイサツゴジラブレード』を引き抜いてミレニアムゴジラと攻撃しているスコーピスたちの間に入った。
ガウ「がうがうーがう!!!!!!」
間に入ってすぐにカイサツゴジラブレードでポイゾニクトとフラレジッドボムを跳ね返した。
スコーピス『ピキイィィィィィィシャアァァァァァァ……………』
跳ね返ったポイゾニクトとフラレジッドボムを喰らってスコーピスたちがその場で爆散する。
切歌「あれはガウくんのシンカリオンデス!!」
調「なんでガウくんがここに?」
0_TYPE_GODZILLAがここにいることに切歌と調は驚いていう。
響「あ、そういえばガウくん。エルザちゃんが臨月だから最後の新婚旅行をサイパン島に行くって言ってたような…」
同じところで暮らしているのでその辺りのことはちゃんと伝えているはずだが響はすっかりそのことを忘れてしまっていたよだった。
クリス「そういうことは早く言え、バカ!!!!!」
重要なことを忘れていた響にクリスの雷が落ちた。
そんな響たちの姿に0_TYPE_GODZILLAのコックピット内にてガウは頭に手をやって呆れていた。
スコーピス『ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!』
仲間は倒されて生き残ったのスコーピスたちが雄たけびを上げる。
その口にはポイゾニクトのエネルギーをためていた。
ガウ「がうーがうがうがうー!!!!」
ポイゾニクトのエネルギーをためるスコーピスたちを見てガウはミレニアムゴジラに何かを言うと0_TYPE_GODZILLAの胸部部分のゴジラの口が開いて3つの砲身が伸びてきた。
ミレニアムゴジラ「グルルルル!!!!!」
ガウに言われてミレニアムゴジラは起き上がって放射火炎を放った。
≪ポラリゾングランファイヤー!!!!!≫
同時に0_TYPE_GODZILLAの胸部から伸びた砲身から放たれた蒼白い光線―ゴジラの放射火炎を元にしている0_TYPE_GODZILLAの最大攻撃『ポラリゾングランファイヤー』を発射。
火炎と光線は途中で交わり、紫色の火炎を纏った光線となってスコーピスたちに向かっていく。
スコーピス『ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!』
遅れてスコーピスたちは一斉にポイゾニクトを発射した。
チャージ版で複数体のが合わさったポイゾニクトは太く勢いがあり向かっていく。
だが、親子合体技の前にはポイゾニクトは四散してスコーピスたちを飲み込んでだ。
スコーピス『ピキイィィィィィィシャアァァァァァァ………………』
ミレニアムゴジラと0_TYPE_GODZILLAの合体技を喰らってスコーピスたちは爆散した。
サイパン島を襲撃したスコーピスたち25頭は全滅…いや、爆炎に紛れて1体だけが難を逃れて宇宙へ逃げて行ったことに誰も気づいてはいなかったのだった。
ガウが強靭!無敵!最強!が出てくるカードゲームをするとしたら何族のテーマがいいですか?
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幻竜
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ドラゴン