戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第600話 防衛部隊壊滅

スコーピスの大群が襲来したことはS.O.N.G.の知るところにあった。

 

弦十郎「状況は!?」

 

サイパン島へ向けて潜航していたS.O.N.G.本部の発令室に入ってきた弦十郎が状況を聞く。

 

藤尭「現在、サイパン島に宇宙怪獣と思われる巨大生物が飛来!」

 

友里「怪獣軍団のサイパン島防衛部隊が交戦を開始!ですが数が多すぎて苦戦しています!!」

 

藤尭と友里がサイパン島の状況を伝える。

 

弦十郎「宇宙怪獣の大群が一斉に…装者たちとリルは?」

 

藤尭「すでに射出用ロケットに登場完了しています!ですが、すでに制空権は宇宙怪獣たちが…」

 

弦十郎「そこを何とかするのがシンフォギア装者と怪獣王だろ?」

 

制空権がすでにスコーピスたちの手に堕ちているがそれをどうにかするのがシンフォギアと怪獣王だと言われて藤尭は頷く。

 

友里「ロケット射出準備!」

 

藤尭「発射口開きます!!」

 

S.O.N.G.本部でもある潜水艦が浮上して艦首部分の発射口が3つ開いた。

 

発射口が開いたのと同時に3発のロケットが発射された。

 

 

 

スコーピス『ピキイィィィィィィィィィシャアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!』

 

複数のスコーピスたちが一斉にフラレジッドボムを発射した。

 

デットン「ガアァァァァァオォォォォォ……………」

 

フラレジッドボムを喰らってデットンは仰向けに倒れると爆散した。

 

ラゴラスエヴォ「ギルシャアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」

 

残されたラゴラスエヴォは冷凍光線とマグマ弾を放ってスコーピスたちを攻撃する。

 

しかし多勢に無勢である状況で長くはもちそうになかった。

 

そんなラゴラスエヴォを数体のスコーピスたちが取り囲むように着地した。

 

スコーピス『ピキイィィィィィィィシャアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!』

 

スコーピスたちがラゴラスエヴォを取り囲むと口からポイゾニクトを一斉に発射した。

 

ラゴラスエヴォ「ギルシャアァァァァァァ……………」

 

取り囲まれ、全方位からポイゾニクトを放たれて喰らったラゴラスエヴォは膝から崩れるようにうつぶせに倒れこんだ。

 

ラゴラスエヴォ「グガッ…ギルシャアァァァァァァァァァァァァ‥‥………」

 

まだ息があるのか立ち上がろとするが1体のスコーピスがラゴラスエヴォの頭を踏みつけて抑え込む。

 

なんとか踏みつけているスコーピスを退かそうとするがもはや力が残されていないのか退かせずにいた。

 

スコーピス「ピキキキキ!ピキキキキ!!」

 

もがくラゴラスエヴォを見てスコーピスは笑うような鳴き声を上げると口が赤黒く光り始めた。

 

至近距離からポイゾニクトを放つつもりなのである。

 

ラゴラスエヴォの命運が尽きたかと思われたその時だった。

 

?「Balwisyall Nescell gungnir tron………」

 

スコーピス『!?』

 

突然空から響いてきた歌声にスコーピスたちは驚いて見上げていると青い空に赤い炎が降り注ぐ。

 

スコーピス「ピキイィィィィィィィ……………」

 

ラゴラスエヴォを踏みつけていたスコーピスは降り注いだ火炎に飲まれて一瞬で灰となって消滅した。

 

同時に黒く巨大な影がラゴラスエヴォの前に落下してきた。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル………ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

喉を鳴らした後、土煙を払い、大気を揺るがす咆哮を上げる巨大な体躯を持った怪獣―現在の怪獣王『ミレニアムゴジラ』が勇猛なる姿を露わにしたのだった。

ガウが強靭!無敵!最強!が出てくるカードゲームをするとしたら何族のテーマがいいですか?

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  • 海竜
  • 幻竜
  • ドラゴン

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